イナズマイレブン~円堂守と新生サッカー部~   作:ハマT

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今回も短い・・というか季節外れの水着回。
作中ではまだ5月中旬です。

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全国大会開幕!!渦巻く陰謀と衝撃の過去!!
第22話合宿しようぜ!!


夕方、雷門病院

ベッドに座った状態で友紀は一人今日の試合の録画を見ていた。帝国戦前半終了間際、友紀は軽い脳震盪を起こし戦線を離脱、目を覚ましたときには試合雷門が勝利していた。

「・・あー!!もうなんでボクはこうなるの?!」

激しい試合を途中で離脱してしまった事を悔やむ友紀。海王や綺羅星の時といい酷い目に会う事の多い友紀。一体誰の仕業やら・・

「・・こうなったら!!」

何かを決意した友紀は病室を後にして・・

 

次の日

円堂達は何処かの島にいた。こうなったのは昨日の夜、突然友紀から『合宿しよう』と連絡を受け、指定された場所に向かうと船に乗せられ気が付くとここにいた。

「・・なぁ一つ聞きたいがここは何処だ?」

「島だな・・多分今建設中のサッカーアイランドだろ・・」

「・・合宿ってここでやるのか?」

突然の事態とはいえちゃっかりと水着に着替えている男性陣。海では黒牙や三日月、白浪が泳いでおり、砂浜では大那と円堂、大山に古島がサッカーボールを蹴って軽く運動をしている。

「にしてもあいつらはまだか?」

船酔いでダウンした友菜を連れていった友紀達女性陣。恐らく近くの宿泊施設で懐抱している為かなかなか戻ってこない。

「お待たせー」

「お、噂をすれば・・」

友紀達の声のする方を見ると水着姿の友紀達がいた。その姿に男子達は見とれて言葉を失う。

「舞崎先輩!!俊足の皇帝・・その力を見せて差し上げますよ!」

「あ、ちょ!!」

友紀の手を取り海に向かっていく黒牙。慌てている友紀だがお構い無し。

「お、おい!!友紀は・・」

泳げない。という誠也の言葉を最後まで聞かずに海に入る二人。案の定溺れ近くの影で懐抱される友紀。

「・・話が全く進まない・・」

 

友紀が皆をここに連れてきたのは全国大会に向けての特訓の為だ。予選では帝国と互角以上に戦い抜いたものの苦戦した試合の方が多い。だからこそ開会式までここで合宿をする事にしたのだが・・

「・・・相変わらず特訓の意味が分からないんだよなぁ・・」

黒牙と誠也は泳げない友紀の手伝い。古島達DF陣はビーチバレー、水瀬達MFは川でボート、豪炎寺と天宮は岩山でロッククライミング。最早意味が分からない。

「・・友紀・・全国大会の初戦の相手って分かるのか?」

「発表されるのは開会式の後、ボク達の試合は開幕試合だから・・」

ーー対策が出来ない。

全国大会のルールはスイスドロー三回戦。勝っても負けても三試合行った後、勝ち点の多い四チームが決勝トーナメントに進むと言うものだ。前回優勝校の帝国と関東代表の雷門は初戦で当たることは無いため強制的に開幕試合と最終試合に分けられる。いきなり開幕試合を引き当てたのが監督の友菜なのだが・・

「・・だからといって何も考えて無い訳じゃないだろ?」

「・・まぁね・・特訓の意味が分かればかなり違うからね・・」

 

その日の特訓を終え皆が寝静まった頃

天宮は一人で森の中に来ていた。帝国との試合、自分の必殺技が通用しなかった。確かに不規則なシュートは一点を守る技には有効だが範囲を守る技には弱い。全国で戦うにはもっと強力な必殺技を産み出さなければならない。そう考え個人練習のために森に来たのだが・・

「・・ここどこ・・」

昼間と違う森に完全に迷っていた。月明かりだけが辺りを照らしているがそれも森の木によって遮られ殆ど真っ暗。とりあえず広い場所を探して進んでみると洞窟が見つかる。取り敢えず素通りしようとするもよく見ると明かりが見える。恐る恐る進む天宮。洞窟のあかりは人工のものでかなり奥まで続いている。奥に進むに連れて少しずつ気温が下がっていくのを肌で感じる天宮。開けた場所に着くと地面には氷が張っておりその中心では誰かが滑っていた。

ーー友紀だ。

近くにあるラジカセから流れる音楽に合わせ滑っていた。『氷上の妖精』のように優雅に舞う友紀に見とれる天宮。

「あ、天宮!!どうしたの?」

音楽がなり終わると共に友紀が天宮に気づいて近づいて来る。

「友紀は何でここに・・」

「何となくスケートリンクの匂いが仕手ね・・う~寒々・・」

確かに氷の影響か冷える為か、かなり震える友紀。すぐに近くに置いていた毛布に身をくるむ。少し不安に感じながらもここに来た目的を話す天宮。

「・・なるほどね・・ならさ・・ちょっと特殊な特訓をしてみない?」

 

全国大会開会式

多くの観客が集まるフロンティアスタジアム。 円堂達も間もなく始まる入場行進に向けて整列している。

『さぁ、フットボールフロンティア全国大会!!いよいよ選手の入場が始まります!!最初に入ってきたのは千羽山!!予選では無失点で勝ち進んできました、全国大会でもその鉄壁の守りを見せてくれるのでしょうか!!』

実況の説明に合わせ各チームが入場していく。

「おい!!友紀はまだかよ!!」

「・・それが寝坊・・らしくて・・」

もうすぐ雷門の番なのだが友紀がまだ来ていない。先程家に電話するとどうやら寝坊らしい。

「・・あいつ遅刻癖は酷いが寝坊はしなかったはずなんだがなぁ・」

友紀が来てないがらもやむを得ず入場する雷門。その後に帝国、そして特別推薦枠として世宇子が入場してくるも世宇子は調整中の為開会式は欠場するらしい。

 

 

同時刻舞崎邸

「う~ん・・後四時間半~」

 

雷門の初戦開始まで後一時間の事だった。

 





次回悪魔が暴れます
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