イナズマイレブン~円堂守と新生サッカー部~   作:ハマT

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すみませんサブタイトルテキトーにつけました・・

話数に関してですが試合が始まる話は漢数字、それ以外は数字にします。サブタイトルだけだと分かりづらくなると思うので・・・

そう言えば観察試合の頃から悩んでたんですが一回雷門って負けた方がいいのですかね?そうなるとルール上練習試合くらいしか負けさせられないし・・また皆さんに頼ることになるんですが意見を下さい・・←またか・・

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https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=212518&uid=58942



第六話アレスの天秤

王帝月ノ宮戦前日

皆がそれぞれ練習する中、友紀は一人で鉄塔に来ていた。ゆっくりと沈み行く夕日を見ながら先日野坂に言われた事を思い出していた。

『君のチームは爆弾を抱えている』

勿論それが何を意味しているかは分かっている。だからと言ってそれをすぐに取り除くことは出来ない。でもそれが敗北に繋がる可能性も高い。

「・・仕方ないよね・・」

そう言って立ち上がり学校に戻ろうとする友紀。そこに一人の男が近づいてくる。

「舞姫友紀さんだね・・」

「えっとあなたは・・」

「私は御堂院。王帝月ノ宮の学校スポンサーです」

そう言って名刺を取り出す御堂院。友紀が受けとるとそのまま話を続ける。

「あなたはアレスの天秤というのを知っていますか?今私達が開発している教育システムです。特殊なコンピューターで対象者のDNAを解析し一番最適な教育を個別に施すというものです。これがあれば今より更に優秀な人材を育てる事が出来ます」

「・・もしかしてボクにその計画に協力してほしいの?」

「と、とんでもない!!あなたは既にアレスがなくても優秀です!!・・ただアレスはまだ皆に認知されていません。そこでこのフットボールフロンティアなのです」

曰くフットボールフロンティアでアレスで教育したチームが優勝すれば、アレスがかなり優秀なシステムであることを実証できるらしい。

「今の王帝月ノ宮は帝国にすら勝てます・・ただどうしても不安要素があります・・それが雷門です・・雷門はサッカーとしては優秀な選手が多い・・そこで司令塔であるあなたに次の試合『負ける』ように指示してほしいのです。勿論・・」

「悪いけどそれは出来ないよ・・」

御堂院の言葉を遮りキッパリと断る友紀。そのまま柵を飛び越え下に降りると学校に向かって歩き始める。

「・・あなたは優秀ですが世の中の渡り方を知らないようだ・・」

 

「あ、優菜!!皆は?」

学校の帰り道友紀は優菜と出会った。ゼェゼェと息を切らしているところから恐らくジョギングをしていたようだ。

「友紀・・皆もう帰ったわよ・・全く『今日は早めに帰って休もう』って提案しといて・・」

「ごめん、ごめん・・それより優菜は自主練? 」

「まぁね・・それより一つ聞きたいことがあるんだけど・・」

優菜が聞きたいこと、それは自身と切那についてだ。スタミナの少ない優菜とパスの出せない切那、他の皆と違って与えられた練習は戦力外に等しいもの。本当に友紀が自分達を戦力外としてとらえているのか。

「・・人は普段八十パーセントの力しか出せないのは知ってる?」

有名な話だ。人が百パーセントの力を出せば肉体が持たない。その為、脳がリミッターをかけている。だが命の危機を感じればそのリミッターが外れ一時的に百パーセントの力を出すことができる。

「・・ボクはね人の心も同じだと思うんだ・・」

そして友紀から告げられた言葉を聞き優菜は驚く。

「・・そんな賭けみたいなこと・・」

「・・うん次の試合・・全ては二人にかかってるんだ・・」

 

フットボールフロンティア地区予選第一回戦当日

地区予選の試合は全て同時に行われ、次の対戦相手は全てランダムに発表される。多くの部員を持っていたり学校を上げてサッカー部を応援しているなら他のチームの試合を偵察できる。もっとも今の雷門には無理な話だが・・

「・・それにしても凄い人だな・・」

「全員王帝月ノ宮の偵察だな・・流石優勝候補だ」

場所は王帝月ノ宮グラウンド。既に準備を終えた雷門は試合に向けてのウォーミングアップをしていた。

「ようこそ雷門サッカー部の皆さん僕は王帝月ノ宮のキャプテン、野坂悠馬です。今日はよろしくお願いします」

「雷門サッカー部、円堂守です」

互いに握手をかわす円堂と野坂。見ると試合開始の時間が迫っていた。互いに並んで挨拶をかわすとそれぞれ散開しポジションにつく両チーム。

 

FW 豪炎寺 黒牙

WF誠也 友紀 切那 白浪

DF 古島 アリス 大山 三日月

GK 円堂

 

これが雷門のフォーメーションだ。

(・・確か古島はSBじゃなくてCBだったはず・・)

雷門のメンバーの一部はどのチームでも特定のポジションにつく事が多かった。古島もその一人で基本的にはCB、観察試合でもそれを守っていた。しかし友紀はそれに関係なくポジションにつかせた。

「・・皆相手は未知数だ!!気をつけるんだ!!」

笛がなり雷門ボールで試合が始まる。始まると共に上がって行く豪炎寺と黒牙。その前に道場が立ち塞がるもワンツーでかわしそのままシュートの体制に入る。

「『ファイアトルネード!!』」

練習の為か帝国の時より威力が上がったシュート。

「『王家の盾!!』」

しかしそれを西陰は必殺技で止める。止めたボールを道場にパス。すぐに奪いに来た豪炎寺をかわすとそのまま野坂にパスする。

「おっと・・いかせない」

野坂の前に白浪が立ちはだかる。野坂もフェイントでかわそうとするもそれを完璧に見抜き全く抜かせない。

「・・流石、常識外れのファンタジスタ・・でも」

野坂はバックパス、それを受け取ったのは草加。

「サッカー皆でするものだからね」

草加共に上がって行く野坂。すぐに大山がスライディングを仕掛けるもかわされ必殺シュートの体制に入る。

「『キングス・ランス!!』」

「『ゴッドハンド!!』」

野坂のシュートを止めようと必殺技を出すも止められずゴールを許してしまう。

 

1-0

 

これが王帝月ノ宮の実力。恐らく最初にシュートを打たせたのは挑発の意味を込めてだろう。

「・・こんなの・・」

「強すぎる・・」

あまりの実力差に絶望する皆。

「・・やっぱり・・王帝月ノ宮の弱点は・・」

ただ一人友紀だけが不敵に笑っていた。

 





フットボールフロンティアの女子選手の参加に関して
・学校が男子校であること
・初参加であること
・十年以内に優勝経験があること
上記の条件のどれかに当てはまる学校は免除とする
また
・創部から二年以上たっていること
・一番近い練習試合から数えて五回の試合において2勝していること
この二つの条件を満たしている場合特別な審査を設けそれに合格した場合免除とする

これからもし男子のみのチームが出てくれば上の条件を満たしたチームということになります。



実は参加規定の一つにとある抜け道が・・・
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