機動戦士ガンダムSEED 貫く意志   作:賢者

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今週のビルドファイターズを見て思った事……

取り敢えず眼福だった。

原作じゃ結ばれなかったキャラが結ばれてるとこをみたら不意に泣きそうになったのは秘密だ。


真実を映す瞳

今回出撃した中でも特に長く戦場へ身を投じているニールは周りからほとばしる殺気にいち早く

気付いた。

 

「避けろガキども‼狙われてる‼‼」

 

言うが早いが自身のメビウスカスタムtype-R(タイプロックオン)の操縦桿を横へ傾け回避運動

を起こした。

 

ニールの愛機メビウスカスタムtype-Rは通常のメビウスと比べれば運動性は落ちるものの

メビウスゼロに搭載されているリニアガンを一丁、レールカノンを一丁搭載しているため

ジンであれば出鱈目に打ったとしても5機は撃破できるほどの火力を有している。

 

しかしMSと比べれば機動力は比べるまでもないので回避行動は相手の射線を読んですぐ避けても

間に合わないのだ。

 

だからこそ彼は相手の殺気を読む技術を有することが出来た。

 

この技術があるからこそ彼は狙撃の最高峰である『ロックオン・ストラトス』を取れたと言っても

過言ではない。

 

だからこそニールはレーダーに写らない相手の存在を知らせることが出来たのだ。

 

ニールの注意を受け3人は散開し敵の攻撃へ備える。

 

それと同時にさっきまでたっていた場所に赤い光が通った。

 

『ホォ……スゲェじゃねぇか、今のは褒めてやるぜ』

 

目の前に現れたのは血に濡れたような天使のようにも悪魔の様にも見える機体だった。

 

赤い光はその機体に吸い込まれ消えていく。

 

『楽しもうじゃねェか……これから始まる大きな戦争ってやつをよォ‼えぇ?地球連邦の士官さん方よォ‼』

 

ロックオンは目の前に現れた機体が自身の記憶の片隅にあった欠陥機と同じだと言う事に気づき

注意を喚起した。

 

「刹那、レイ、アレルヤあの機体はオールレンジ兵器を積んでる気をつけろ‼」

 

『了解』 『分かりました』 『オーケー、理解しました』

 

ニールは3人の返事を聞き今後の戦闘に対して短くそして明瞭に伝わりやすい方針を伝える。

 

「その代わりあれは異様にバッテリーの減りが早い、持久戦に持ち込め‼」

 

3機は指示通りに動くべく遠距離の兵装と近くに漂うデブリを利用しながらヒット&アウェイ

の戦法を取る。

 

しかし、今回ばかりは相手が悪かった。

 

『オイオイ、そんな逃げてたら当たるモンも当たらねェぞォ‼』

 

機体を巧みに操りビームを、実弾を蝶のように舞い避けていく。

 

この機体ースローネツヴァイーは元々指揮官機として設計されたもので、専用機として設計された

エクシア達にはスペックでは劣っているのである。

 

こうも弄ばれているのはパイロットの腕の問題なのだろう。

 

『ハハハッ‼やっぱり戦争は白兵でなきャなァ‼‼』

 

大きな実体剣―バスターソード―がエクシア、キュリオス、イオフィルのコックピットを揺らす。

 

それと同時にオールレンジ兵器であるファングが牙を突き立てようとするがそれはメビウス

カスタムtype-Rの正確な射撃によって弾かれる。

 

『チィ‼ちょこまかと動きやがって……これならどうだァ!?』

 

バスターソードをエクシアに投げつけ体勢を崩させる。

 

体勢が治りきる前にツヴァイが肉薄し腰のビームサーベルで斬りつけた。

 

しかし、その斬撃は割って入ったイオフィルのビームサーベルによって防がれる。

 

その光景を見てニールは驚きを隠せなかった。

 

(何故ビームサーベルで鍔迫り合いが出来ている‼)

 

そうミラージュコロイドによって安定したビームサーベルは鍔迫り合いが出来ないはずなのだ。

 

実はこの機体―エクシア、キュリオス、イオフィル、ツヴァイは試作型のGシリーズとは少し

仕様が違うのだ。

 

実は、試作型のビーム兵器のテスト中ビームの質量が何度か濃密になり鍔迫り合いが出来るまで

高まった時があった。

 

その時、研究者たちはその現象を撮影したビデオを見返したが結局なにも出ず『偶々』と言う

言葉で済ませようとしたのだがある研究員が興奮した様子でこういったのだ。

 

新たな粒子を発見した、大発見だ!と

 

研究員たちは大声を上げた研究員が見ていたビデオを確認する。

 

そこには粒子スキャナと呼ばれるもので撮影された赤い粒子と緑の粒子が存在していた。

 

新たに発見された粒子の名はTM粒子と呼ばれるものでそれにはコロイド粒子に反応してビームや色々なものの質量を増幅させると言う性質があったのだ。

 

これを搭載したのが初期型専用MS―通称『ソレスタルビーイング』である。

 

しかもこのTM粒子、研究していくごとに新たな性質が見つけ出された。

 

それを転用したシステムがエクシア、キュリオス、イオフィルに搭載されていた。

 

「なんだ……これは?」

 

エクシアのパイロットである刹那はデブリに身を隠しながらコックピットの上にあるボタンを

発見した。

 

MSのカタログに載っていなかったそれを訝しげに思いながら好奇心に負けそれを押した。

 

すると目の前のOS画面が赤く光ると目まぐるしく文字の羅列が躍っていく。

 

それを目で追う刹那、目で追いながら自然と笑みがこぼれていった。

 

そしてOSの画面から文字の羅列が消えるととある単語と共に電子的な声が聞こえた。

 

『TRANS-AMヲ起動シマス』

 

瞬間赤い閃光となってそこから文字通り『消えた』




OOの機体ってやっぱトランザムないとしっくりこないわ
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