魔法少女リリカルなのは外伝 魔法戦士ウィザーヴァルキリー   作:G- Infinity

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初心者ですがよろしくお願いします


第1話「魔法騎士の少女」

私は全てのを奪われた…。

あの日から全てが始まった…あの壊れ燃えさかる家、私の目の前には柱の下敷きになった母がいた。

 

「お母さん!」

 

私はすぐさま母の所に掛けよった。

その時、父のことも探していた。見つけたときには父は既に死んでいた。

私は悲しみかったがその前にまだ生きている母を柱の下敷きから助けなければならない、その想いでいっぱいいっぱいだった。

下敷きになった柱を別の柱で持ち上げ、母を抜け出せようとしたがその上からコンクリートが今でも私と母に降ってきそうだった。

 

「フラム…貴方だけでも逃げなさい…」

 

母は私にそう言った。でも私は

 

 

「嫌だ!お母さんを置いていけない!!」

 

私は懸命に力を持っている柱に力を込めたでもビクともしなかった…。

 

「フラム…これを…」

 

母は私に一つの剣の形をしたペンダントを渡した。

 

「これは…私たちの家系に伝わる物…あなたを守り、あなたを強くしてくれる力がある…」

 

コンクリートはついに耐えられなくなり、私と母に倒れてくる

 

「さぁ…行きなさい!!」

 

母は私を残り力で押し飛ばした。

 

「フラム……強く…生きなさい…」

 

その言葉を最後に母はコンクリートの下敷きになり、死んだ。

目の前にはコンクリートからにじみ出てくる母の血が今でも忘れない…

 

「うっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

私はこの時誓った……。

 

 

それから…2年後。

 

管理世界第36世界

 

そこには、数多くの管理局の魔導師がある建物を封鎖していた。

 

管理局魔導師A「こちら偵察班。ただいま未確認の魔力反応を追跡中。今大きな動きはありません」

 

「了解。でもあまり無理はしないで」

 

管理局魔導師B「レティ提督。どう思われますか?」

 

「そうね…。この反応は普通の魔導師ではあり得ない。もしかすると、ロストロギア…」

 

すると、通信から何者かに襲われる音がした。

 

「うぎゃぁぁぁぁ!!」

 

レティ提督とその場にいた魔導師達は焦り出す。

 

「どうしたの!?」

 

管理局魔導師C「偵察中の魔導師が何者かに襲われたもよう!!」

 

管理局魔導師D「魔力反応は未確認の者と思われます!」

 

建物に偵察していた魔導師達は未確認の魔物か魔導師かわからないもの交戦に入る。

デバイスなど様々な攻撃をするが、魔力攻撃をすへで体内吸収してしまうのだ。

 

管理局A「くそっ!これならどうだ!」

 

管理局Aは建物の中に閃光弾を上げ、敵の姿を確認した。

なんとそこにいるのはこの世の物とは思えない見にくい化け物だった。

 

チェンソーヒューマン「ギェェェェェェ!」

 

化け物は奇声をあげ管理局に襲いかかる。

 

モニターでも確認したレティ提督は、

 

「みんな危険よ!!直ちに建物に結果を強めて撤退を!!」

 

と偵察の管理局達に伝える。

そんな中別の建物屋上からフラムが立ってた。

 

「ロストロギア クリエイトより生まれたヒューマンを発見」

 

「うん…。わかってる、私も確認した…行こう、ミネルヴァ」

 

「はい。マスター」

 

フラムは仮面を付けその建物から飛び降り、管理局と怪物のいる建物に屋上壁を壊し侵入した。

 

管理局A「なっ、なんだ!?」

 

「あなたたちではこいつは倒せない。離れて」

 

チェンソーヒューマン「ギェェェェェェ!」

 

チェンソーはフラムに襲いかかる。だがフラムは家族の形見のペンダントを取り出し、ペンダントは剣へと変形する。

剣はチェンソーヒューマンのチェンソーを受け止め、一振りで吹き飛ばした。

 

フラムは、剣を床に刺し…

 

「我の声に応えよう…闇を切り裂き、光を照らす天の翼を…ヴァルキリーの鎧を我の元に!!」

 

起動パスワードとともに魔方陣が出現。管理局のレーダーにもその魔力反応を察知する

 

管理局D「また新たに大きな魔力反応を察知!術式は…ミッドチルダ式でもベルカ式でもありません!!」

 

「なんですって!?ミッドチルダでもベルカ式でもない新たな術式…彼女は…一体…」

 

フラムの体中に鎧が装着された。それの姿は美しく白銀に輝く天使の騎士だった

 

「私は…魔法騎士 ヴァルキリー…光を照らす騎士…。」

 

チェンソーヒューマン「ギェェェェェェ!」

 

チェンソーヒューマンは再びヴァルキリーに襲いかかる。

 

「のぞまむ姿で生まれた魔物を…この剣で静かに眠れ!」

 

「ヴァルキリーレーザー!!!」

 

剣の一振りでチェンソーヒューマンは一刀両断した。

チェンソーヒューマンは魔力の小さな破片となり消滅した。

 

私は…あの時誓った…、私の家族を奪ったあいつを…、全てを壊したあいつを…家族が残してくれたこの力であいつを殺すと。

 

 

 

第1話「魔法騎士の少女」完




次回予告

フラムのすべては、指名手配魔法犯罪者 ギル・ハザードから始まった。
彼女の目的は家族の命とクリエイトのロストロギアを奪ったギルを殺すために…
そんな時、管理局から一人の男がやってくる。
その男とフラムは出会いは新たなる物語が動き出す!

次回「管理局からやってきた男」
運命は偶然なのか…必然なのか…


どうだったでしょうか?
また2話を書く予定なのでよろしくお願いします

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