シェリー・ポッターと神に愛された少年【完結】   作:悠魔

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11.シェリー・ポッターと愚者の行進 II

──その日、ネロという少年は全てを失い、そして与えられた。

 紅い力に目覚めた魔法使いが、実験と称して一夜にしてネロのいた村を襲い、親代わりだった村人達を殺して回り、杖すら持たない彼は妹を連れて逃げ回ることしかできず──しかし何の因果か、封印の解けたダンテに命を救われた。

 ダンテはネロ達に禁術まがいの術式を刻みこんだけれども、それはあくまで命を助けるためのものだったし、何よりネロとリラを人間として扱ってくれた。

 美味しい食事も、温かいベッドも、それなりに家族らしい会話も、ダンテは用意してくれたのだ。

 

 その実、ダンテがネロ達を助けたのは単なる気まぐれでしかなく、彼の野望を実現させるための駒として利用していただけだったようなのだが……それでも良い、とネロは思っていた。

 

 生きてさえいれば、何度でも機会は巡ってくるもの。

 生きてさえいれば、何度だってやり直せる。

 

 村の友達や優しくしてくれた人達が死んでしまったことや、リラが塞ぎ込むようになったことはとても悲しいけれど、きっといつか、心の穴が埋まる時が来る。

 ……と、そんな風に考えていたのはどうやら自分だけだったらしい。

 

「死喰い人と手を組む……?あの闇の帝王の手下だった奴等と取引するってのカ?」

「ああそうさ。俺の調べによるとヴォルデモートは完全に死んだわけではなく、魂だけの存在となってこの世を彷徨っている状態らしくてな。死喰い人達はヴォルデモート復活のために各地に潜伏しているらしい。

 そこで俺は死喰い人達に資金を提供し、闇の帝王復活の手助けをするってわけだ。お前達にもできる範囲で協力してもらうぞ」

 

 何を言っているんだ、と思った。

 父親が裏で何やら動いているのは知っていたけれど、それは立派なテロ行為だろう。……クズがクズ同士殺し合うのは勝手だが、クズが一般人を殺すようになったら終わりだ。

 汚いカネで育ってる以上、あまり偉そうなことは言えないが、それでも何も関係のない人達に対して最低限の良識は持たねばならないと思うのだ。

 それを、こいつは。

 

「……前から思ってたが、あんたは何がしたいんダ?」

「?何度も言ってるだろ、最強の魔法使いになるという野望を叶えて……」

「そうじゃねえヨ。強くなりたいんだったら普通に魔法を鍛えて勝手に最強になればいいじゃねぇカ。何で死喰い人なんかと手を組む必要があるんだヨ。

 ……いや、そもそも、北方魔法界の重鎮になる必要すらなかっただロ。あんたのおかげで良い暮らしができてるから文句は言えねえけど……地位や権力を得ても、別にあんたの強さ自体には何ら関係ないだロ!?」

「分かってねえな。俺が最強になった時にそれを語り継ぐ人間がいねえと意味がねえだろ」

 

 絶句した。

 信じていたものが揺らいでいく感覚は、言葉では到底言い表せないものだった。

 

「ヴォルデモートが復活すれば、当然ダンブルドアやアレンといった名だたる魔法使いは奴を倒すために動き出すだろう。たちまち第二次魔法大戦の勃発だ。

 その戦争でそいつら全員ぶっ殺せば、誰もが俺を『最強の魔法使い』と認めることになる……」

「……な……」

「北方魔法界の重鎮もそのための箔付けよ。見ず知らずの魔法使いがいきなり現れてダンブルドアやヴォルデモートを倒しましたなんて言われて、世間がそれを信じると思うか?」

 

 十数年という時を共にしていながら、ネロはダンテという男をまるで理解できていなかった。

 ダンテは強さそのものに興味があるわけではない。

 『最強』という名のトロフィーが欲しいだけなのだ。

 

「フゥン、お前が協力したくねえってんなら無理にやれとは言わねえさ。ヴォルデモート復活計画はこうしている間にも着々と進んでる。お前達が止めようと思って止められるものじゃねえからな。

 何ならダンブルドアのところに行ってもいいぞ。俺の邪魔さえしなけりゃあ、何をしようが自由さ。邪魔さえしなけりゃあな」

 

 その話を聞いて、ネロはただただ愕然としていた。表情にこそ出さなかったものの、ともすればダンテには気付かれていたかもしれない。

 それは失望にも近い感情だ。ダンテにも落胆したし、ダンテを変えることのできなかった自分にも嫌気が差した。父と共に過ごした十数年間は、父を変える要因にはなり得なかったのだ。

 

「…………あんたにもう一つ聞きたいことがある」

 

 ネロが抱えていた、もう一つの疑問。

 ダンテは強くなるために禁術含めあらゆる魔法を研究し、近代魔術も超スピードで吸収していったが、たった一つだけ、練習でさえ使っていない魔法がある。

 あの老魔法使いでさえ目覚めることができたのだ、ダンテほど力のある魔法使いならば使えないなんてことは有り得ない筈なのに。

 

 

 

「──どうしてあんたは、紅い力を使わない?」

 

 

 

 

 

 

▽▽▽▽▽▽

 

 

 

──ネロ・ダームストラングは守護霊を複数操ることのできる特殊な能力を持っている。

 そして彼が使える守護霊の中の一つに犬がある。この犬を使えば対象を追跡することが可能だ。リラとロックハートの匂いを嗅いで早く合流したかったのだが……

 

「こればっかりは仕方ねえナ」

 

 相対するは、ダンテ。

 北方魔法界における最強の父子が再会を果たすも、その表情は暗い。子は氷のような能面を、ダンテは劣化の如き修羅の貌を。

 

「お前だけか……?ネロ……シェリーとマルフォイんとこの嬢ちゃんはどうした」

「教える義理は無えナ」

「ガキが……」

 

 ダンテは訝しげにネロを見据える。

 ネロにはあらゆる魔術や戦い方を教えてきた。それは都合の良い手駒が欲しかったからで、その手駒が万が一にも敵側に奪われることがあってはならないからだ。

 まあ、結局ネロとリラは不死鳥の騎士団側に与するようになったわけだが……。それはもう過ぎたこと。

 そうやって手塩にかけて育てた駒が、自分を止めるつもりでやって来た。正気の沙汰ではない。彼我の実力差は彼が一番よく分かっているだろうに。

 強大な魔力が迸る。

 愚か者め、思い上がった者にはこの強さを思い知らさねばなるまい。

 

「……グッ!チィ……」

 

 筋肉に亀裂が走ったかのような激痛。

 フラメルにつけられた魔力痕が痛みを訴える。超巨大ゴーレムの維持に魔力を回しているのもあって、かつての超魔力はもはや見る影もない。

 魔力が、足りない。

 実のところ、ゴーレムが周囲一帯を呑み込みながら進んでいるのも魔力や生命力を吸収して、ダンテの傷を癒やすためだ。

 

「……ネロネロネロネロ!!ザマァねえなァダンテ!!動くことすらままならねェんじゃねえカ!?大方、三年前の傷がまだ癒えてねえんだろうナァ!!こりゃ楽に倒せそうだゼェ!!何か言い残すことはあるかよォ!」

「うるせぇ、黙らねえか!俺はまだやれるんだよ!!世界最強の魔法使いの座にもいずれ手が届く!!お前はその瞬間を指咥えて見てりゃいいんだ!!」

「………………まだそんなもん目指してたのカ?」

 

 もはや何に怒っているかすら定かではないダンテに、ネロは底冷えするような落胆の表情を返した。

 淡い期待が裏切られて、見たくなかった現実をまざまざと見せつけられたかのような、悲しそうな声と顔。そんなネロの様子に気付くこともなく、ダンテは憤怒に駆られて唾を飛ばす。

 

「思えばお前は昔っからそうだったよなあ!俺の言うことだけ聞いてりゃいいものを、自分の都合を最優先にして動きやがる可愛げの無いガキだった!俺の研究や北方魔法界の掌握にケチばかりつけやがって、俺の思惑なんざくだらねえって目で俺を見やがる!!

 お前が俺の知らねえところで何をしようが勝手だが、俺を止めようってんなら容赦はしねえぞ!!」

「言いたいことはそれだけかヨ」

 

 ダンテの怒鳴り声をネロはぴしゃりと遮った。

 シェリーがちらりと彼の顔を伺うと、そこには、脳面のように表情が消えたネロの姿があった。

 背筋が凍る。荒ぶっているダンテとは反対に、ネロは静かな怒りが内心で渦巻いているのだ。

 

「いつまでも甘ったれたこと言いやがって。俺はお前を止めに来たんじゃねえヨ。殺しに来たんダ」

「……フゥン!言うようになったじゃねえか、お前」

「騎士団の人達が何人死んだと思ってる」

「知ったことじゃ──」

「確認できるだけで五十人は死んダ。死喰い人も含めれば七十人。お前がゴーレムで攻めてきたから死んダ。お前が殺したんだヨ」

「……ガキが、この俺に説教垂れようってのか?人を殺すのは悪いことだとでも言うつもりかよ?」

「別に」

 

 人の命を奪うことは悪である、などとネロは言うつもりはない。時代や環境次第で殺人が当たり前になることだってあるだろう。人を殺さねば生きていけないことだってあるだろう。

 ましてやダンテは千年前の人間だ。聞いた話だと食うにも困る貧困層の出身らしい。食い扶持を稼ぐためにあらゆる犯罪に手を染めたことだってあるそうだ。

 だから彼に生死の観念を問うつもりもないし、悔い改めろと言う権利もない。ただあるのは──…

 

「お前が殺した、ただ普通に生きたかった人達の落とし前はここでつけさせル」

「……べちゃくちゃと……」

 

 ダンテの杖の波動は、どうしようもなく極悪だった。

 

「俺に文句があるなら力尽くで止めてみせろ!!」

 

 周囲の岩石が、ネロ目掛けて飛来する。それらをネロは電撃放出で全て弾くと、牽制のための魔力弾を放つ。

 しかし、いくら弱体化していようが相手はダンテ。

 濃密な魔力で弾を叩き落とし、ネロへと駆ける。

 

輪廻(サンサラ)!!」

「チィ……!!」

 

 形成された魔力の渦は、まさしくブラックホールと呼ぶに相応しい。

 吸引魔法。立っていることすら困難な強烈な魔力の渦に引き込まれる。ネロは射程範囲外に逃げようと、大きく距離を取るも、それしきでこの魔法から逃れることは不可能だ。

 繊細な魔力コントロールによって、対象を物理的に無力化するのがダンテの十八番であるが故に。

 

「ハン──アンタに近付けるのなら好都合だゼェ!!」

「あん……?」

 

 逆にネロが取った手段は、ダンテに向かっての全力疾走だ。破れかぶれの特攻というわけではない、彼は足の裏に雷を走らせていた。

 簡易的に磁場を乱し、吸引魔法に多少なりとも影響を与えることで、負荷を軽減したのだ。

 とても足取りがしっかりしている。このまま接近戦に持ち込む腹積りだ。

 空間を歪ませる魔法使い相手にリーチの差などあってないようなもの。ならば、近付いて純粋なスピード勝負に持ち込むしかない。加減など微塵もない、雷の咆哮がダンテに叩き込まれんとして──…

 

(!?消え──いや!)

「後ろだナ!!」

「ほぅ……よく防いだな。吼えるだけのことはある」

 

 雷迅はネロの背後へと放たれ、ダンテの涅槃を相殺せしめる。ほぅ、とダンテは僅かに驚愕するも、ネロはそれを斟酌する余裕はない。すかさず空を裂かんばかりの雷撃を刻む。

 上段からの雷。

 それを、ダンテは杖で軽々と弾いてしまう。

 尚も踏み込み、絶え間なく攻撃魔法の数々を杖先から放っていくネロ。

 一撃、二撃、三撃、四撃。

 繰り出す程に速度は上がり、劈くような響音が子騙していく。それら一切に遠慮も容赦も存在しない。

 

「身体強化──いや、雷魔法による身体活性か!魔力路を刺激することで速度を高めたのか。考えたな、紅い力の真似事ってわけか」

 

 通常攻撃がずばり、ネロ自身の速度上昇に直結する。

 長期戦はまずい。格上相手に出し惜しみなど有り得ないし、魔力量でダンテに敵う筈もないのだ。

 奴の目が慣れてくる前に仕掛ける──。

 ピリ、と肌を突くような感覚に、ダンテは身構えた。

 

(これは……魔法糸か!)

「喰らえ『トニトルス』!!雷撃伝導!!」

涅槃・竅(ニーグルム)!!」

 

 三六〇度から伝わる雷の魔力を、ダンテは空間を削る魔法である涅槃を身に纏うことで防御した。

 いつの間に魔法糸を……と思ったが、最初に会話している時に既に布石を打っていたか。

 通常、魔法糸は特殊な眼でなければ視認することはできないが、このゴーレム自体が一つの結界と化しているため感知できた、というわけだ。

 飛んで来た蹴りをガードし、ネロは地面を転がる。

 

「猪口才な真似を……魔力でできた導火線か。お前らしいやり口だ。お前は生まれついての魔力が多い方じゃないものなあ、ネロ」

「………よくご存知で」

 

 内心で舌打ちしつつ、逸る心を抑える。

──攻め時を見失うな。

 勝ち筋はどこかで一撃必殺を決めるしかない。そのタイミングは一度きり、逃せば二度とやって来ない。千載一遇を掴んで離すな。

 自分に才能が無いとは思わないけれど。

 自分が届く強さの上限は決して高くないのだという、嫌な実感が確かにある。

 だが、それも無理からぬ話。

 

(最強の魔法使いなんて馬鹿げた夢を本気で叶えようとする男の背中を見てきたんだからヨ……)

 

 ダンテには、それができるかもしれないと思わせるだけの存在感と厚みがある。

 父親だけではない。

 対抗試合ではベガという生まれながらの天才も目の当たりにしたし、マホウトコロの連中はふざけた技術で裏技ありの自分に肉薄してきた。他にも光る芽は多々芽吹いていた。

 それに妹のリラだって、あの性格じゃなければ自分以上の魔法使いになることも簡単だったろうに。才能だけなら彼女が上だ。

 

(俺は皆んなみたく上手くはやれねぇ。

……けどきっと俺の力が必要になる時が来る。今がその時だよナ、リラ)

「打ち合って分かった。やっぱりアンタの魔力は落ちてる!でなけりゃ俺如きがまともに勝負できるわきゃねェからナァ!!」

「黙れクソガキ!!」

「──来る!」

 

 正面から向かってきているのに、まるで不意を突かれたかのような疾さ。姿表し以上のスピードで迫られるのだからたまったものではない。

 ダンテの極端なまでの踏み込みは、空間を歪ませてしまえば確実なりし一撃へと変貌する。

 彼の一手先を読もうとすること自体が無駄、二手先を想定した動きをしなければいけないのだ。経験を積んだ魔法使いであるほど、変則的な動きをするダンテには騙されやすい。

 ダンテの動きに対応できたのは、彼の生涯において二人だけ。本職が研究者のフラメルと、体捌きの癖をよく知っているネロだけだ。

 

涅槃(ニルバナ)!!」

(……!!数が多いナ)

 

 ダンテは、空中に何十発もの消滅魔弾を浮かべた。

 一度当たればあらゆる防御を突破して“消滅”させてしまう、ある意味シェリー以上の攻撃力を誇る魔法だが、ダンテはそれを敢えて断速を落とし、数を増やした。

 狙いは、ネロの動きを止めるため。

 消滅魔弾があっては、碌に身体も動かせないだろう。

 そして中距離からの撃ち合いに持ち込む!

──という、ダンテの目論見を鼻で笑うように、ネロは魔弾の中を全速で駆け抜けていく。

 

(正気か?消滅魔弾を避けながら俺のところに──

──いやこいつ、避け切れてねえじゃねえか!魔弾のいくつかを喰らいながら突っ込んできてやがる!)

 

 まともではない。痛みを堪えながら走るといっても、消滅魔弾は肉体を貫通しているのだ。そんな状態で走れるわけが──

 

(……ッ、そうだな、お前ならできるよな。

 身代わり鴉で(リラ)へ降り掛かるダメージを、今まで全部受け止めてたんだものなぁ……!!)

(涅槃・竅(ニーグルム)で全身防御されても大丈夫なくらいのダメージを……至近距離から……!!)

 

 近距離からの決戦に拘ったのは、一番決定打があるのがそれだったからだ。ネロの弱点は、決め手の選択肢に欠けること──。

 

 

 

 そしてその弱点を、ダンテが知らない筈がない。

 

 

 

輪廻(サンサラ)

「……ッ!吸い込まれて……」

「……フゥン、消えたか。多少手こずったが問題ねェ。

 近距離で雷撃を喰らわせるつもりだったんだろうが、寄ってくればこっちのもんだ。

 涅槃と輪廻の同時使用……皮肉なことに、魔力量が減少して、魔力コントロールにリソースを割くようになった今の俺なら、それができちまうんだよ」

 

 フラメルとの激闘で、多少なりとも魔力の真髄に触れたことで得たものもあったのだろう。

 ともあれ。

 ネロはダンテの作ったブラックホールの中に吸引されてしまった。中は無限の闇が詰まった異界──一度吸収されれば、出る術はない。

 何、死ぬわけではない。

 事が終われば、異界の中からネロを出す。その時にはきっと考えを改めていることだろう。いや改めていなくとも、分からせてやる。

 ひとまずは──

 

──バチッ。

 

「何……が……起きた?」

 

 呆然と、口元を拭う。

 赤黒い液体を血だと認識するまでしばらくかかった。

 痛い──痛い痛い、あまりにも痛い。

 不意を突かれた。どこから?誰が?どうやって!?

 骨が軋む。フラついて膝をついた。焦燥で上手く思考回路が働かない。

 急に体内に魔力が迸って肉体を損傷した。

 どういう理屈だ、どんな原理でこんなことを──!

 

「……ネロ!!何かしやがったなああああ!!」

(──ご名答)

 

 輪廻の中に引き摺り込まれるのは計算の内。

 ダンテの術式をよく知るネロが、スラグホーンとの研究で作り上げた『魔力そのものに作用する魔法』。

 それを輪廻の中で使用するとダンテに直接ダメージが行く……という仕組み!

 雷魔法はフェイク。本当の狙いはこっちだ──!

 

「クソ、このガキ……ぐぁぁぁぁぁああああ!!!」

(舐めてんなよナァ!!言った筈だゼェ、俺はお前を殺すためにここに来たって!!

 死に晒せ、ダンテ・ダームストラング!!)

 




おまけその1
ネロ「うおお〜遅刻遅刻ぅ!」
シェリー「空き時間だし魔法の練習しようかな…エクスペクトパトローナム!」
ネロ「ぐあああ!?」
シェリー「ああああ!?」

フリットウィック「今日は守護霊の呪文を勉強します」
ネロ「あっ…お前今朝の!?」
フリットウィック「何だもう知り合いですか」
ネロ「ああ!あの時俺にぶつかってきた奴!何!?俺の席の隣だって!?クッソォ〜今朝のことは謝らねえからナ!」
フリットウィック(一人でなんかいってる…)


おまけその2
ベガ「飲み物?俺が買ってくるわ。夏の海で女子が一人なんて不用心過ぎるしな。シド、シェリー頼むな」
シド「はいはい」

シェリー「……遅いね……」
シド「……遅いな……」
シェリー「……ちょっと様子見に行ってみよっか?」

モブ女「キャーカッコイイキャー!」
ベガ「いや…人待たせてるから…」
シェリー(やっぱり)
シド(やっぱりなぁ…)
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