図書館
そこは、はやてと初めて出会った場所でもある
俺は、その場所で一つの連絡を受けた
内容は
“なのはがリンカーコアを蒐集され倒れた”
頭から血の気が引いていく
気が付けば俺は走り出していた
雨が降っていた
俺は濡れながら走った
俺の心を支配しているのは、一つの感情
無力。
無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力無力
ただ、その感情だけが心の中を渦巻く
気が付けば、初めてなのはと出会った公園に来ていた
彼女が一人で遊んでいたブランコ
それを見ると急に膝から力が抜ける
なのはを魔法の世界に引きずり込んだのは誰だ
プレシアやアリシアを救えなかったのは誰だ
誰も、何もかも救えないのは誰だ
全て、俺じゃないか……
空を見上げる
「もしかしたら、この空は俺の心かもしれないな」
俺の言葉に反応するように強く降り出す雨
この雨は俺を蔑んでいるのか
「う、うわぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああ」
俺は叫ぶ。
空を殴りつけるように、俺の心に罰を与える為に
叫び終えた俺は糸が切れたように倒れこむ
最期に見たのは金色の髪に赤い目をした少女の姿と俺を呼ぶ声だった
俺が目を覚ますと、見た事のある医務室に居た
「ここは…?」
「あっ!やっと、目を覚ましたんだね!」
「なの、は?」
「うん、私だよ」
「なのは、体の調子は?」
「う~ん、まだ結構動きにくいけど平気だよ」
その言葉を聞いた俺は、なのはに抱き着く
「ふえぇぇええ!?」
「良かった、良かった。なのはが無事で」
「…ありがとう、私を心配してくれて」
突然、扉が開かれる
「なのは!なにかあった・の…ごゆっくり」
「にゃぁぁああ!?ち、違うのフェイトちゃん!」
良かった、なのはが無事で
俺はその光景を見て微笑んでいた
その後、俺達のデバイスにカートリッジシステムをつけた
そして、クリスマスイブ
思わぬ出会いから戦いへ
残りの魔力が必要だと聞いた俺は一つの提案をする
俺を蒐集して闇の書を覚醒したうえで、はやてが乗っ取れ、と
最初は反対されたが俺の説得により決定した
「さぁ、早く蒐集しろ!」
「ハ、ハイ!いきます!」
「ぐ、がぁぁああああああああああ!」
「ゆっくん!/ユウ!/裕君!」
「だ、大丈夫だ。…はやて、皆た・の・・んだ」
そこで俺は気を失った
どうやら、闇の書の闇は彼女たちが何とかしたようだ
俺が起きた時には、終わっていた
リインフォースも二日後には消えた
俺は、誰も救えないんだろうか……
そして最後は『JS事件』
俺が最後の決戦に参加できなかった事件だ