五等分の花嫁 -上杉風子の場合-   作:悠魔

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どこに需要があるのか分からないけど
剣盾旅パ晒しコーナー

エースバーン♂(キングバーン)
アーマーガア♀(ナイトアイ)
ストリンダー♂(トゥモロー)
オーロンゲ♂(マガツガハラ)
アップリュー♀(ChuLip)
ウオノラゴン(タチャンカ)

控え
ムゲンダイナ(ユメノアトノ)
パルスワン♀(たけだてつや)

感想:物理多すぎねえ?


スクランブルエッグ 四玉目

「皆んな遅いなー。一花と二乃もどっか行っちゃったし。五月はどこにいるんだろ?お腹すいた……」

「……うーん、お腹が空きました!………ちょっと違うなぁ」

「お腹が空きましたぁ〜!うんうん、五月はこんな感じ!」

 

「そ、それでカーテンを買いにいった時の話なのですが何色にしようかと姉妹で話し合いまして。しかし好みは十人十色ならぬ五人五色、全員が違うものを選び一時は険悪な雰囲気に……」

「………」

(上杉さん…私はいつまでここにいればいいのでしょう!?まだ朝ご飯も食べてないのに!そろそろお腹が空きましたぁ〜!)

(何の話か分からないけど、可愛いなぁ…)

 

 

 

 

 

 

 

 

『スクランブルエッグ 四玉目』

 

 

 

 

 

 

 

 

──時は少し遡る。

 

 

 

 

 

二乃から朝風呂に誘われた。

嫌な予感はしていた。

あの子はいつだって何だって一人でやれてしまう。そんなあの子が私を頼るなんて、早々ない事だったから。

 

「一花、恋愛相談なんだけど」

 

二乃、お願い。

 

「出会いは最悪だったわ。でも気付いちゃったのよ。あいつが好きだって」

 

それ以上言わないで。

 

「……それ、友達の話だよね?」

「私の話よ。相手は……ああっ、駄目!こればっかりは言えないわ!秘密!」

(いや私じゃなくても分かるくらいあからさまだったけれど。フー子ちゃんだよね)

「つい先日そいつに告白しちゃったけれどそれが正解だったか自分でも分からない」

「………」

「そこで聞きたいわ。告白されたら多少は意識したりするのかしら」

 

ここは、なにも、自分の意見を言うばかりじゃ駄目だ。二乃をどうしたらセーブできるのか、問題はそこにある。

──どうすれば二乃の恋路を邪魔できるのだろう。足を引っ張れるのだろう。

それが、私にとって重要なこと。

 

「私の経験では、だけど。……ごめん」

本当に、ごめん。

「そういうことは無かったかな」

私だってフー子ちゃんのこと……。

だから、まだ、お願い。

どうかこのままでいさせて。

 

「そう、告白だけじゃ足らないと」

……何でそうなるのぉ!?

 

「で、出会いは最悪だったんでしょ?もう一度振り返ってみて。その人のこと、本当に好きなのかな?」

ああ、でも、私も何言ってるんだろ。

こんなことしても意味ないのに。

 

「あいつは私の大切なものを壊す存在として現れたわ。だけどあの夜、王子様みたいなあいつを別人と思い込んだまま好きになっちゃったの。……そして理解しちゃったのよ。……いいえ、元々理解はしていたけれど心の底から納得はしていなかった。私が拒絶していたのは彼女の役割であって彼女自身ではなかったことを」

「……………そんな」

「王子様が彼女だと気付いてからは、もう歯止めが利かなかったわ」

「……………だから好きになったって……そんなの都合が良すぎない」

 

胸の底の苛立ちが表層に浮かび上がった。

今、私は、笑えているだろうか。

 

「そうよねー。こればかりは自分でも引いてるわ。だからって諦めるつもりも更々無いけれど」

「えっ」

「だってこれは私の恋だもの。私が幸せにならなくちゃ意味ないわ」

「……も、もし!同じ人を好きな人がいたら?その子の方が、自分よりずっと彼の事を想ってるとしたら?」

「それは……そうね。悪いけど、蹴落としてでも叶えたい。そう思っちゃうわ」

(……と、止まらない!二乃は今、恋の暴走機関車だ!話も聞いてくれないし!相談って言ったくせに!嘘つき!)

 

「あんたに話せてよかったわ」

どこが?

頑張って振り向かせますって決意表明聞かされただけのような気がするんだけど。

「やっぱ告白だけじゃ足りないのね」

「何するつもり……?」

「手を………ううん、抱きしめて………いいえ、それでも分からないなら……」

……嫌な予感が。

 

「キスするわ」

飛躍し過ぎでは!?

「それはまずいよ!いきなりキスって」

「そ、そうよね。冷静に考えて、下手糞だったら嫌われちゃうわ」

「ん〜論点そこじゃない!」

温泉の中なのに冷や汗をかいた。

この子、本当、止まらない。

こんなに積極的だなんて知らなかったよ。

怖いよ寧ろ。

 

「!……誰か、いるの?」

「……ごめん、私」

「あ、三玖」

よりにもよって、だ。

三玖もまさかお風呂に入ってくるなんて。

顔が暗い。……聞いたのかな?今のを。

 

「……今の話、本当?二乃も、フー子が好きだって」

「えっ!直接名前は出してなかったのに」

「バレバレ……それに、前々からおかしいとは思ってたから。フー子を見る目が、どこかおかしいって。……まさかとは、思ったけれど」

「………まあ、いいわ。どうせいずれはバレる事だもの。それにあんたには言っておくべきだったわね。私の好きな人があいつだって」

「っ」

 

表情が分かりやすいくらい曇った。

気持ちは、分かる。

告白の機会をなくしたかと思えば、新たなライバルの出現。

焦るだろう。

辛いだろう。

 

「フー子は魅力的な女性だもの。男子にもよく告白されていたようだし。だから、私以外にも好きになる人がいてもおかしくはない……と、思ってたけれど」

「まさかそれが姉妹の私なんて思わなかったのかしらね」

「……これは皮肉とかじゃなくって。なんでそこまで自信が持てるの、二乃は。断られるかもしれないのに」

「断られるのが怖くて告白なんてできるかっての。恋なんて攻めた者勝ちよ。あんたはそうじゃないみたいだけどね」

「………私が姉妹の中で一番の生徒になればしようと思ってた。でも今は、そんな自信湧いてこない。怖い」

 

痛いほど、分かる。

分かってしまう。

三玖の苦しみが。傷が。

少しずつ変われば良いと思っていたのに、世界の移り変わりは速すぎる。現状維持すらもままならなくなって、あっという間に終わったしまう。

だから、せめて、テストで一番になれればと、枷を付けたのに。

 

「はあ?そんなこと言ったら、私なんてゼロからのスタートよ。あいつの前でロクに勉強なんてしてこなかったんだから。それでも私はやる。勝つ人は勝つし、負ける人は負ける。それだけよ」

「…………!」

「仮にも私のライバルなら、勉強なんかに頼らずに、もっと素敵な女になってあいつを惚れさせれば良いじゃない」

「わ、私だって……!」

「そ。まあ、いいわ。やってやるわ、誰からの手も借りずにね」

 

……なにが、三玖の痛みが分かるだ。

二人とも私とは次元が違う。

私みたいにずるくない。

本気で恋してるんだ。

私には入る余地も、資格もない。

私がしていた事なんてちっぽけだ。

人の脚を引っ張って、自己満足して、ずっとこの関係が続けばいいと思ってた。

私にできるのは。

人の恋路を邪魔する事だけ。

自分に自信がなかったから、せめて、姉妹の脚を止めて、お姉さんぶりたかっただけなんだ。

 

「私、今まで何してたんだろう」

死ねと言われた気分だった。

 

 

 

▽▽▽▽▽▽

 

 

 

夜になると、二乃は行ってしまった。

フー子を呼び出して、何をするのか分からないけれど、おそらく何かアタックを仕掛けにいくんだと思う。

私の方が先に好きになった。

私の方がずっと前から好きだった。

そんな言い訳は通用しない。

自分のやってきたこれまで全てが否定された気分だった。

怖い。

怖い怖い怖い。

二乃がフー子と恋人になるのも。

私がフー子に拒絶されるのも。

二乃に変わるよう促しておいて、自分はこの体たらくだなんて。

誰とも会いたくない。

──私はどこで間違えた?

 

「私、怖い、怖いよ。嫌だよ。他人と蹴落としあって競争するのって、こんなに怖い事だったの。恋愛って、こんなに辛いものだったの」

 

必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ?

必死に生きるって、どれほど苦しい事なのだろう。想像した事すらなかった。

泥の中を歩いているような気がする。

停滞すれば、その瞬間、足元を掬われるような恐怖が襲う。

そんな恐怖に身を委ねるくらいなら、一層のこと、泥の中に沈んで眠ってしまった方が楽だったんだ。

吐き出すような絶望の奔流が流れていた。

 

「──フー子のことを、知らなきゃよかったのかも。知らなきゃこんな苦しみも…」

「三玖?」

 

顔を上げた。

四葉、だった。

 

「どうしたの?泣かないで、三玖」

 

瞳はいつの間にか潤んでいた。

指摘されるまで気が付かなかった。

 

「……聞いてたの」

「あー、うん、ごめん。上杉ちゃんの事を知らなきゃよかったー、みたいなところは聞こえたけれど」

「………、そうなの、四葉。私はフー子が好き。でも他にフー子が好きな人が出来てしまったら、とか、フラれてしまったら、とか。そんなくだらない事が、私をずっと苦しめるんだ」

 

だから、出会わなければよかった。

「本当?本当に、そう思ってるの?」

 

──思ってる。

だって。フー子と出会って手に入れた感情全てが、私を苦しめるのなら。

いっそ全て断ち切ってしまえ、と、思う。

 

「昔の三玖と今の三玖は別物でしょ?」

「………」

「二乃に、変わってもいい、って言ったのは三玖でしょう?」

言った。

けれど言葉に責任が伴っていなかった。

 

「きっと三玖は、今、心が疲れているだけなんだと思うなあ」

「……………わた、し」

「大丈夫。大丈夫だよ。三玖があの日上杉ちゃんと出会ったのは、絶望するためなんかじゃないよ」

「わたしは……」

「上杉ちゃんと出会わなければよかった、なんて言わないで。否定しないで。三玖の人生は間違いなんかじゃないよ。今までもこれからも──」

「二人とも」

 

月が照らした人影があった。

お父さん。その後ろにいるのは二乃だ。

 

「こんな夜中に外出とは感心しないよ。さあ、部屋に戻ろう」

「げ、あんた達……」

「あれ?二乃も?」

「そーよ。夜に出歩いたけどパパに捕まって今から戻るとこ」

え?

……じゃあ、不発?

まだフー子は誰のものでもない……。

安堵が広がると同時、このままではいけない、という焦燥感に駆られた。

己が課した枷に引き摺られていた。

今日は失敗したかもしれないけれど。これからも二乃はアタックし続ける。

フー子が振り向かない保証なんて、何処にもないんだ。

 

「……結局あいつとは二人きりで会えずじまいだわ。こんな事なら、意地張らないで誰かに見張りしてもらうべきだったかしら……はあ、あんな事言った手前、恥ずかしいわね」

「……その話、ほんと?」

「嘘なんて吐くもんですか。まあ、春休みが終わればまたアタックしてやるけど」

フー子は誰のものでもないけれど、同時に私のものでもないんだ。

 

「覚悟しときなさいよ。あんたにあの子はやらないから。油断していたら足元なんてすぐに掬ってやるんだから」

「………」

嬉しい、のか。

私にまだチャンスがある事が。

……いや。チャンスがなければ、作ればいいだけだ。元よりその覚悟でなければ、到底及ばないのだ。

(私はまだ諦められない。私はまだ挫けてなんかいない)

 

「二乃、四葉、ありがとう」

たとえこの恋が実らなかったとしても。

私がフー子のことを好きなのは無駄だったなんて、言わせない。

知っていたはずだ。

恋を諦めるのと、失恋するのとでは、意味が全く違うことなのだと。

 

「私、もう少し、もう少しだけ、頑張ってみる。機会は未だ公平に与えられている。全てが終わってからだ、私が諦めるのは。……負けないから」

「……………」

「ふふっ。こっちこそ」

 

与えられるチャンスは公平。

それでも足りないなら生み出してやる。

──私の恋はまだ終わってなんかない。

 

 

 

(……え?何の話?)

 

 

 

▽▽▽▽▽▽

 

 

 

「そっか、この脚の傷残ってたんだ」

「一花、なぜあなたが、上杉さんとの関係を絶とうとしてるのですか?あなたはかなり協力的だった筈……」

「その前に五月ちゃん、ごめんね。あの時はお爺ちゃんがいたから咄嗟に五月ちゃんの格好のまま……いや、それも言い訳。私、一花として言う度胸がなかったんだ。フー子ちゃんが大好きなのに、あんな…」

ああ。

謝ってばっかりだ、私。

ダサいなあ。

 

「ええっ!?」

「えっ」

「一花って上杉さんのことが好きなのですか!?」

「あー…」

「どうしましょう!こんなこと皆んなが知ったら驚きます!」

(三玖は知ってるけどね)

「で、でも、いいのでしょうか!私達は仮にも生徒と教師なのに……!」

「……だから、だよ」

 

二乃も言ってたことだ。

一番の成績になれたから告白する。

それは、言い訳でしかない。

三玖を告白させないために、私が告白してもしなくてもいいように、都合良く調整しただけの結果。

「私が一番の生徒になったところで、何の意味もなかったんだ。フー子ちゃんが振り向いてくれるわけでもない。意味なんてないんだって。辛いだけなんだって」

二乃はそんなルールなど無視した。

二乃がそういう手を使うなら、私だって。

どうせ失うくらいなら、捨ててやる。

 

「一花の気持ちは分かりました。その上でお願いです。最後に上杉さんに会ってあげてください」

「……分かったよ」

 

何をしに行くのだろう。

惨めになりに行くのか。

いっそ、もう、今、捨ててやろうか。

 

 

 

▽▽▽▽▽▽

 

 

 

障子は同時に開かれた。

いるのは五月。

の、フリをした誰か。

ここが最終決戦場だ。正真正銘、上杉風子の正念場。

 

「あんたは初日の夜、私と話した五月ってことでいいんだよね」

「はい」

「……五つ子ゲームを、結局私は正解出来なかった。降参。でもせめて、あんただけは私から正体を暴くよ」

それが私の、覚悟だから。

 

 

 

「まず、あんたは二乃じゃない。一昨日、あの子と同じお風呂に入ったんだけど、その時あの子はペディキュアを落とし損ねていたのね。今確認した」

「正解です。では二乃の悩みというのは」

「……それは、うん。ごめん、彼女のプライバシーのために黙秘させてもらうね」

「………、いいでしょう」

(十中八九、フー子ちゃん絡みの事なんだろうけど……)

 

「続いて、あんたは四葉でもない。あの子は嘘が下手っぴだから。四葉の悩みは恐らく、あのお爺ちゃんの前で上手く変装できるかどうかでしょう」

「………正解です」

「……よかった。実はあの子の変装したところを見たことがなかったから、自信は無かったんだけど」

「これで私は一花と三玖に絞られたわけですが……」

「そうだね。五月も嘘や演技が下手なタイプだから、あんたが実は五月という可能性は無い、と思う」

「ええ。その可能性は無いと断言します」

「…………」

 

「ごめん。今、私は、あんたが一花なのか三玖なのか、判別つかないの」

「……」

(私は何を期待してるんだろう)

 

「あー…っと、ねえ、私のこと、呼んでくれない」

「……その手にはかかりませんよ、『上杉さん』」

「と、徳川四天王って酒井と本多と榊原とあと誰だっけ」

「分かりません」

「な、内緒話があるから耳貸して!」

「左耳ならどうぞ」

 

なかなかボロを出さない……!

もしこれが一花なら、姉妹も知らない三玖の歴史好きで攻めていけば(最近二乃には話したようだけど)違和感を感じるかもしれないけれど……。

反対にこれが三玖なら、私と一花しか知らない情報で攻めていけばいずれはボロを出していくかも………

………いや。

それじゃあ意味がないんだ。

 

(もうやめて、フー子ちゃん。君の口からもうそれ以上聞きたくない)

 

でも、もう不可能だ。

分からない。

最低最悪の方法でしか、分からない。

 

「ああ、お手上げだよ」

「………そうですよね………」

「あの子を呼んでちょうだい」

「?」

「ほら、あんた達の末っ子の。今あんたが変装してる……えーと……名前は、五…」

「……五月のこと?」

「!かかったね!一花は五月をちゃん付けで呼ぶ!だから逆にあんたは三玖だよ!」

 

ああ、本当に、最低だ。

(フー子ちゃんと距離が縮まった気がしていた。それは妄言で勘違いで独りよがりでしかなかった。全部終わりにしよう)

 

「フー子、謀ったね。やられたよ」

「ったくもー手間かけさせるんだから。それであんたの悩みって何?おおよそ見当はついてるけどさ」

「ま、そんなとこ。じゃあ私もう行くね」

「……え?いや、」

「帰り支度があるから、またね」

 

(終わった。なにもかも)

 

……何だったんだろう??

まあ、いいか。

ギリギリだった。

偽五月、あんたの正体は……

 

 

 

 

 

 

『長い月日を経て 相手の仕草 声 ふとした癖を知ること』

 

『それはもはや愛と呼べる』

 

『小娘』

 

『お前が見分けるようになってしたい事はなんだ』

 

『向き合う覚悟はあるのか』

 

 

 

 

私は、見分けられるようになって、もっとずっと一緒にいたい────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一花?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なんで?三玖、だって」

「いや………ごめん。気のせいかもしれないけれど、一瞬、あんたが……一花に見えてさ……」

 

「────当たり」

 

ウィッグがずり落ちた。

自分自身、信じられなかった。

涙が落ちるより先に抱き付かれた。

後ろに倒れて、天を仰ぐ形になる。

驚天動地とはこのことか。

 

「ずるいよ、フー子ちゃん」

「だって、同じだったんだもの」

 

あの、寂しそうな笑顔は、同じだった。

あんたの笑顔だったんだもの。

 

「──花火大会の、誤魔化し笑いの時と同じ顔だっんだもの。──またそんな顔させちゃって、ごめんね」

「………」

「ああ、もう。泣かないで、一花。あんたには笑顔が似合うんだから」

「反則、だよ。もう……。ふふっ」

「なんで辞めてほしかったの?」

「あ、やっぱそれなし」

「えっ!?じゃ、じゃあ一花、結局何に悩んでたの!?」

「それももう解決しましたー!」

「ちょっと!?」

 

 

 

(か細い、けれど、芽はまだ摘まれてない)

 

(ほんと、現金だ。私って。勝手に悲しんで勝手に喜んじゃって。馬鹿みたい)

 

(────でも)

 

 

 

 

私。

好きになってもいいのかな。

 

いいや、違う。

 

好きになってたんだ。

 

ずっと前から。

ずっと、昔から。

 

この人のことが──。

 

 

 

「私を見つけてくれてありがとう」

 

 

 

 




こないだ友達にマリオパーティー買ってもらって嬉しいなー!やろうぜー!ってなりましたけど最近友達がやっぱマリオカートにしようぜとか言い出してきた。
いや別にいいんだけど!オォイ!
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