コードギアス 我が名はユウキ・フェレスト、ブリタニアの剣なり!! 作:桐野 ユウ
ユウキたちはエリア11へ到着、カラレス提督が黒の騎士団幹部の処刑という連絡を受けて急遽向かっている。
なおあとにスザクたちは向かってくるということで、なお期待に関してはガレイスたちはランスロットベースに作られた新たなナイトメアフレームヴィンセントに乗り換えており、それぞれのカスタム機へとなっている。
ユウキの機体はスザクが搭乗をするランスロットの同様の改良をされておりハドロンブラスターが追加されたランスロット・サムライ・コンクエスターへと改良を受けている。
そして現在彼らは黒の騎士団処刑場にいた、カラレス提督が何をしでかすかわからないためユウキとモニカはモニターをチェックをしている。
「アゲソルト、辺りにナイトメアフレームの反応は?」
『はい、今のところ異常ありません。』
レクスシアは女性である、ほかの二人は男性でありユウキの部隊の中では古い方になっている三人の部下たち。
彼らは警戒をしながら部下たちに指示を出している、ユウキは総部隊の隊長でありほかの三人にも小隊長を任せている。
彼らはあたりを見ながら黒の騎士団の処刑の時間まで待機をしている、レクスシアが反応をした。
『隊長!!ナイトメアフレーム反応です!!』
「・・・・・・・来たか。」
彼は斬艦刀を構えており、前期に指示を出す。
「全機!!攻撃態勢をとれ!!敵は黒の騎士団!!我に続け!!」
『『『『うおおおおおおおおおおおおおお!!』』』』
『ならんぞ!!ユウキ卿!!これは提督命令だ!!全機動くではないぞ!!』
「だが敵は来ている、それをわざわざ見逃せというのか!!」
『黒の騎士団の幹部たちを処刑をすればいいのだ!!いいな絶対に動くなよ!!』
そういってカラレス提督は通信を切り、彼はぎりっとレバーに力を入れている。
「愚かな・・・ゼロのこと知らない男が・・・仕方がない、全機・・・攻撃中止だ。」
『ユウキ・・・・・・・・』
「カラレス提督の命令だ・・・・・」
『『『隊長・・・・・・』』』
「お前たちの気持ちはよーくわかっている、俺も悔しい思いだからな・・・・」
そして紅蓮弐式などが現れたので、ランスロット・サムライ・コンクエスターたちは動きだした。
これ以上見ているわけにはいかないのだ。
「でえええええええええええええええい!!」
『黒カブト!!ぐ!!」
紅蓮弐式の右手はかつてスザクが乗ったランスロットエアキャヴァルリーとの戦いで破壊されたのか小さくなっており彼が放つ斬艦刀を完全に受け止めることができなかった。
「貴様にやられた、仲間たちの敵・・・今取らせてもらう!!ちぇすとおおおおおおおおおおおおおおお!!」
斬艦刀を大剣モードに変えて一気に振り下ろして紅蓮弐式の右手を切断させる、彼は追撃をしようとしたが・・・射撃が飛んできたのでブレイズ・ルミナスを展開をしてガードをする。
「ぬ!!」
彼はすぐに飛んできた弾の方向を見る。そこには金色のヴィンセントがいた。
「あれは・・・確か先行量産型のヴィンセント・・・なぜあれが・・・」
ユウキは斬艦刀を構えているが、砲撃などが来て苦戦をしている。ほかの部隊はかつてブラックリベリオンで起こしたゼロの作戦に引っかかりグロースターを始め海面に落ちていた。
ユウキ達の機体はフロートユニットなどが装備されて空中に退避したためなんとかなったが、ほかの部隊は混乱をしている。
「・・・・・・・・・・・・・」
ユウキはこの様子を見ながら、ゼロたちが幹部を連れ去った後を見ていた。あれほどの部隊が降りながら黒の騎士団の動きを止めれたのはわずかな部隊のみ・・・という結果に終わってしまった。
「撤退をする、この責任はカラレス提督の判断ミスだな・・・・」
『隊長の言う通りです、カラレス提督は処刑を急がすあまり部隊などを集結させ過ぎました、本国にはそう連絡をしておきますね?』
「頼む、レクスシア・・・・・」
ユウキはガレイスたちに救出の指示を出してほかの部隊の救助に当たる。再び戦いは始まろうとしている。
ゼロの復活、そして黒の騎士団の復活をした意味などを含めて・・・再び戦乱が日本・・・いやエリア11で行われる。
ユウキ・フェレストの新たな戦いも今始まる。
次回 ユウキたちはイレヴンにて新たな総督がナナリーだと知らされて護衛部隊が出撃をしたそうだ、ユウキたちも出撃をする。
そこに新たな機体となったスザク。ジノとアーニャと合流をする。
次回「新総督を護衛せよ、新たな武器登場の巻!!」