絶剣の少女と怪物狩りの少年   作:小説大工の源三

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今回は短めです


砕けた理由

ユウキとフィリアでシュバルトとテリーの二人にダメージを与えて復活するのに一時間半が経過した。

 

シュバ「うーん、少し記憶が飛んでる気がする……」

 

テリー「フィリア……せめて『首グキッ』にしてくれ。この世界で目潰しは何故かギャグ補正でしばらく目眩ましデバフがかかる」

 

ユウキ「ごめんねシュバルトボクが先に片付けて置けば良かったよ」

 

フィリア「テリーごめん、とっさの判断で……」

 

シュバ「とりあえず何で砕けた剣が戻って来たのかを説明するけど……そろそろくるかな」

 

すると宿屋の扉が開く。入ってきたのはいつも通り黒ずくめのキリトと赤いフードを深く被ったアスナだった。

 

キリト「すまん遅れた」

 

そう言いながらシュバルトのとなりの席に座りその隣にアスナが座る。

 

シュバ「で、今回の話は強化詐欺についてだね。キリト達の方も被害があったみたいだしね。それでその鍛冶屋の情報とかあったら教えて欲しい」

 

チラリとシュバルトはキリトの方を見る。

 

キリト「ああ、俺の方もアスナのウィンドフルーレがやられた。方法はまだわからない」

 

シュバ「うーん情報が少ないからね……」

 

テリー「ネズハの関係者を探すか」

 

ユウキ「それで何でボクのアニールブレイドがストレージに入っていて戻ってきたの?」

 

シュバ「それがこの強化詐欺のキモなんだよね」

 

テリー「まぁ俺もβの時に同じ目にあったんだがな。まぁそのときはその鍛冶師が糾弾されまくって二度とログインしなかったって話なんだがな」

 

キリト「知らなかったんだけど」

 

シュバ「そりゃ君はNPCに頼んでいたからね。で、どうやって盗んだのかというと単純に武器スキル派生Modの《クイックチェンジ》なんだよね」

 

するとキリトは驚いた表情をした。

 

キリト「クイックチェンジ!?しかし何で鍛冶職の彼が使えるんだ?」

 

アスナ「それは彼に聞かないとわからないでしょう」

 

テリー「方法はクイックチェンジのコマンド画面をベンダーズカーペットで隠してエンド品とすり替えそのまま叩く、したら砕けてはい終わり」

 

アスナ「そんなに単純なのね……」

 

フィリア「単純だからこそっていうのもあるけど鍛冶屋職だからクイックチェンジにたどり着けなかったんだろうね」

 

シュバ「で何でユウキのストレージの中にあったのかというとね──」

 

シュバルトはロジックを説明する。するとβテスト組は納得した表情をし非βテスト組は驚いた表情をする。

 

キリト「なるほどなネズハはこの新アインクラッド初の《強化詐欺師》だったわけだ」

 

テリー「さすがに明日は出てこないだろうな」

 

シュバ「そうだね今日は解散、明日はどうする?」

 

キリト「明日って確かフィールドボス攻略だな」

 

アスナ「私は偵察隊に加わったけど、ただのでっかい牛だったわ。ラストアタックボーナスのことで頭ごなしな言い方されて参加しないって言っちゃった」

 

テリー「フィールドボスはそこまで苦戦しないだろう。ただなフロアボスはな……」

 

フィリア「問題があるの?」

 

テリー「特殊なスキルがあってな。それがかなり厄介なんだ」

 

ユウキ「なら明日はそれの練習にしよっか」

 

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