なんか書いたものがしっくりこなかったり、話の流れを見直したりしていたら遅くなってしまいました!!
それではどうぞ。
雄也視点
はぁ、昨日は散々だった……
あの娘のやったことで頭痛くなって、言いたい事をいっても八つ当たりみたいになって逆に憂鬱になって、おまけに走り続けたせいでヘトヘトだ。
だかられい姉とも話さず帰ってそのまま寝たら、なんか夢に母さんが出てきて難癖を……
お陰で全然休めた気がしない……いい天気だけどやっぱり今日も家で過ごそう。外に出る気がしないや……
と、考えていると玄関のチャイムが鳴って───
「雄也。来たわよ!」
と、いきなり私服のあの子が上がり込んできた。え?どうして僕の名前知ってるの?あとなんで住所分かるの?
「あ、いらっしゃいこころちゃん。まってたよ。」
れい姉が出てきた。ますます訳がわからない。
「ちょ、ちょっと待ってて……れい姉、これどういうこと?」
出てきたれい姉を奥に連れていき問い詰める。
「あのあとこころちゃんと話して連絡先を交換したの。そしたら、あんたの楽しい事を探したいってチャットで言われてね。」
「なにそれ、勝手なことしないでよ…!」
「いいから行ってきなよ。いざというときは私も止めるから。それにあんたがこころちゃんに言ったことは本当に気にしてないみたいだし。」
「でも……」
「どうせあんた暇でしょ?あんまりごねてんじゃないよ?」
「……」
納得できなくて言い淀んでいると、れい姉の表情が圧力たっぷりの笑顔に変わっていた。その手元には
「これ以上駄々こねるんならぶん殴るよ?いいの?」
というオーラがひしひしと感じられる。あの数珠を持ってると幽霊に触れるようになるのだ。
「行ってきます……」
れい姉に逆らえず、とぼとぼと玄関に戻るとあの娘がまっていた。少しげんなりとした僕とは対照的で早く出かけたそうにうずうずしている。
「行くことにしたよ……あ、えーっと……」
あなたの名前……なんだっけ?
「弦巻こころよ。お出かけの準備はできたかしら?」
「つ、弦巻…
あ、準備は別にないけど……弦巻さんはどこか行きたいところが?」
追いかけ回されてた時、お金持ちなの!?みたいなこと思ったりしたけど弦巻って…すっごい人に見つかっちゃったよ僕…
「うーん……そうだわ!あそこにいきましょう!」
いや何処。
心のなかでツッコミを入れると、近くにリムジンが停まり…
「こころ様、駒沢様。お乗りください。」
黒服さんが出てきた。なんであそこだけで黒服さんも行き先わかるのさ?とか、2人だけでなんでリムジンなのさ?とか思うことはたくさんあったけど…
「は、はあ、お邪魔します。」
言い出すとキリがない気がするので言う通りにしたのだった。
そして目的地へ向かう道中で我に帰って…
「昨日はその、あんなこといってごめんなさい。」
と流石に言いすぎたことを弦巻さんに謝ったんだけど…
「気にしてないわ。それより…」
彼女は全く気にしていなかった。
そのまま車で揺られること十分程───
「さあ!雄也の楽しいことを探しましょう!」
弦巻さんに連られてきたのは花咲川スマイル遊園地だった。子供の頃お父さんと一緒に行ったりはしてたけど、高校生になって来るとは……
というか…郊外の遊園地にこんな高級車で乗り込んでくる人初めて見たよ。リムジンがバス用の駐車スペースで変な存在感放ってるんだけど……
「そもそも、こんな体でアトラクションなんか楽しめるのかなぁ……」
「そんなの、やってみなくちゃわからないじゃない。」
ぼやいていたら弦巻さんがいきなり手を掴んできた。手元には数珠が握られている。
「そ、それどうしたの!?」
「昨日美麗から借りたの。」
とっても綺麗ね。と手につけた数珠を広げて見せてくる弦巻さん。スペアあるとか聞いてないよれい姉ぇ……
「ほら、行くわよ雄也!」
再び僕の手を引っぱる。こうなったら観念して付き合うしかないか……
手を握られても彼女の体温は感じられなかった。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
冒頭で書いた通り、書いたものがしっくりこなくてプロットから色々見直していました。大まかな流れはできているからと慢心してた結果がこれだよ!!
でも、色々な方がこのお話を読んでくださっていると考えると励みにもなりますし、できる限り雑なものは作りたくないという気持ちにもさせてもらえました。投稿後も書き直してばっかりですが…
そして次回でハロハピメンバーが全員集合する予定です。薫さんの言い回しが難しいけど違和感なく仕上げられるようにやってみます。