一誠は救世主   作:ハラパンダ像

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 どうも、今回は時間が無くて結構、大ざっぱなので申し訳ありません。


閑話

自分の世界の状況や仕組みなどをある程度知った一誠は、グレイフィアからの話で悪魔世界の事情や天使や堕天使のことを思い知らされ、いつか向こうから牙を向いて来るのではないかと思い、このままではと悟り、それに対抗する組織を創ろうと決意を固め、再び異世界へ旅立ち組織創りに協力してくれそうな人材を探す事にした。

 

 

 

【魔導兵器と呼ばれる侵略者が世界を襲う異世界】で、人類は女性が殆んどで反撃の時を伺い、侵略者への対抗手段としてパワードスーツ・魔導装甲(ハート・ハイブリッド・ギア)を開発した。戦略防衛学園アタラクシアに通う女子生徒で彼女たちが装着する魔導装甲の能力は、飛行能力や攻撃武装を持ち魔導兵器と同等に戦えるようになっているようだが、扱うのが人間で敵は強者な上に敵は戦い方や戦略を熟知しているため蟻が象に挑むようなものだった。そこへ、一誠はやって来て人々に戦闘訓練を詰ませ、戦略の軍師を教育し周りの者達と共に、敵と戦い長きに渡る戦いに人類は勝利を収めた。そして、一番の功労者の一誠は人々から称えられ、別の異世界へ旅立つと言い出したら、彼に付いて行こうという者達もいた。

 

 

【謎の生命体の襲撃を受ける異世界】。対抗手段は未知の鉱石から造られた強化鎧装(キョウカガイソウ)ハンドレッドだった。ある事情からハンドレッドの使い手たる武芸者(スレイヤー)を育成する機関・海上学園都市リトルガーデンで、人々は戦いへと身を投じていく。そんな時に一誠は現れ、その世界の状況や事情を教えてもらい共に協力させて欲しいと願い、今まで行った異世界の中で文明は高レベルな世界だと評価し、彼は異世界の人に自分の世界のこと他にも別の世界があると話した、信じる者笑って冗談に思う者もいたが、人と触れ合い仲良くなる事の楽しさは異世界だろうと異次元だろうと変わらない気がした。謎の生命体との長い戦いは、ついに終止符を打ち世界に平和が戻り、一誠は今までの事を振り返りたくさんのものを得たのだ。教えるだけではなく、その度に何かを得ることの大切さを知り、全ての人を信じるのではなく信じられる者信じてはいけない者の区別をし考え行動する事を胸に、今こそやるべきだと思い組織名が頭に過り、自分の世界に帰還すると別れを告げるが、一誠と離れたくない者や彼は慕う者も一緒に連れていくことになった。

 

 

 そうして、一誠は自分の世界に戻り父イザナギ母イザナミに異世界と交流し、この世界で皆が協力出来る組織創りに協力してほしいと頼んだ。傍から見ると夢物語に聞こえるが一誠の眼は真剣そのものであった。イザナギもイザナミもお互いに顔を合わせ、ついに『わかった』と言ってくれたのだ。

 

 

 それから、いろいろあったがたくさんの人達とも出会い、戦争地域の貧民街や生活の為に親に売られた子供を保護し、アジアの内戦で家を焼かれた人々や飢えに苦しむ者達と共に組織を創った。【異世界との共和ができる他種族共成機密機関】である。異世界の魔法や能力を持ちいれば、病気などで苦しむ人々を救えると考えていたのだ。回復薬や魔法で治らない病気も治せるから、生れつき体が弱かったり生きたくて生きられない人々をイヤという程見て来た一誠は、異世界の知識や科学者なら人間の体を良くしてくれるのではないかと考えていたのだ。こうして組織を拡大し世界だけでなく異世界にも支部を設けることにも成功し、闇の世界や裏の奴等からも敵視されているが、それにはちゃんとした対策用の人材や隠密も完備し、悪魔や堕天使のスパイからも洗脳や催眠で二重スパイにして、情報が漏れないよう万全なガードを固めていた。時間は経ち組織は世界各地に支部を設けて、砂漠の地下や雲の上にも外部から見えないように魔法で結界を展開した移動要塞を設立した。人員も自分の世界だけではなく、異世界から連れて来たエルフやドワーフに科学者や他にも多数の異世界人を招いた。そして、皆はこの世界の料理や酒、文化や学門に興味を覚え気に入っているようなのだ。特にドワーフはビールが大好きで、刀や日本の鎧に心奪われまくりであった。エルフ達はワインや日本酒の虜になりアウトドアやキャンプ道具などに興味がわき勉強し始めた。豚頭族(オーク)蜥蜴族(リザードマン)大鬼族(オオガ)、猫族、鳥獣族、牙狼族様々な種族が移住して来て、知識や文化を覚え頼れる労力に変わって来た。こちらの世界の一誠からすれば、それほどではないことばかりだが、皆が楽しんでくれるのなら、彼は満足だった。

 

 

 

つづく

 




次回は、いよいよ原作開始です。

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