ようこそ実力至上主義の教室へ×魔法科高校の劣等生 作:XxVENTUSxX
渡辺「ちょっといいかな?風紀委員の生徒会選任枠のうち前年度卒業生の二枠がまだ埋まっていない。」
面倒な話の流れになってきたな。早くここを出た方がよさそうだな。生徒会に目をつけられたことが失敗だったな。渡辺とかいう先輩は明らかにオレと司波を引入れようとしているからな。
「すいません。オレはこれから用事があるので失礼させていただきます。」
渡辺「そんなに焦ることでもないだろう。あと、少しぐらい話していけないだろうか」
「はっきり言ったらどうですか。オレと司波を風紀委員に加えたいと」
達也「渡辺先輩。それは本当ですか?」
渡辺「ああ。優秀な人材をみすみす逃すのは惜しいからな。私としてはぜひ委員会に入ってもらいたい。」
こんなことに時間を使うだけ無駄だな。
「話になりませんね。オレは面倒ごとが嫌いなので拒否させてもらいます。どうか、別の人に当たってください。それでは、失礼します。」
七草「まって!綾小路君。不快な思いをしたのなら謝るから話だけでも聞いてほしいの。」
「は~ぁ。わかりました。あくまでも、話を聞くだけですよ。」
渡辺「風紀委員の主な仕事は学校内の風紀を取り締まることだ。もし、生徒同士のいざこざが起きた場合には速やかに鎮圧かすることだ。」
「・・・・・・」
達也「それでは俺にも向いていませんね。俺は実技の成績が好ましくないので適任とは言えません。」
七草「それなら、達也君。この入試の成績はどうやって説明するのかな。」
こんなものまで生徒会に筒向けなのか。この様子だとオレが入学式の時からマークされていたことがわかるな。
「それは、残念ながら参考にはならないことですね。測定不可能と書かれている項目なので調べようがありませんね。」
渡辺「そこでだな、今日の放課後に私と模擬戦をしてもらう。]
「だから…『会長失礼します。』」
七草「見回りお疲れ様。半蔵君。」
半蔵「いえ。それと、こんにちは深雪さん。」
深雪「それだけですか?」
半蔵「はい?」
深雪「お兄様と綾小路君へのあいさつは行わないのですか!」
半蔵「深雪さん。ブルームとウィードは違うんだ。その辺の認識はしっかりとするべきだ。」
「面白くないですね。それに、穏やかでもないですね。ここは、生徒会室ですよ。生徒会のしかも副会長様直々に差別宣言ですか。ここは、そんなにブルームが偉いんですかね?会長」
七草「半蔵君。今の発言は私たちの行いに反しています。2人に謝ってください。」
「七草先輩。別に謝ってもらわなくて結構ですよ。要約すると副会長様は自分の実力がウィードのオレたちよりも優れていると思って止まないみたいですね。せっかくですから模擬戦は副会長様とやります。」
半蔵「なっ!…いいだろう。教えてやるよ。会長よろしいですか?」
七草「綾小路君本当にいいの?」
結局この人も差別しないと言ってながら差別をしている。この学校から差別をなくしたかったら序列上位の奴らを倒して目立つしかなさそうだな。まあ、この学校に来たのも単なる暇つぶしだし大丈夫だろう。
「ええ。早速移動しましょうか。」
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渡辺「それではルールを説明する。相手を死に至らしめる術式、並びに回復を不可能とする術式は禁止、直接攻撃は相手に捻挫以上の負傷を負わせないものとする。武器の使用は禁止、素手による攻撃は許可する。勝敗は一方が負けを認めるか、審判が続行不可能と判断した場合のみ決する。ルール違反は私が力づくで処理するから覚悟しろ。以上だ。」
CADを使うまでもないかもな。形だけ拳銃状のCADでも持っとくか?いらないな。
半蔵【魔法師同士の戦いは先に魔法を当てた方が勝つ。そして、CADの魔法発動速度でブルームがウィードに負けるはずがない。始まる前から勝負はついている。開始直後、綾小路より先に単純に術式構成の早い魔法の展開を完成させる。魔法は基礎単一系移動魔法。相手を10m後方に吹き飛ばし衝撃で戦闘不能にする。これで俺の勝ちだ。」
渡辺「準備はいいか。それでは、始め!」
やっぱり展開が一番早い基礎単一系魔法か。失望だな。この学校のレベルはたかが知れているとは思っていたがまさかここまでとはな。遅すぎてオレならCAD無しで軽く43回は殺せるぞ。これで生徒会?笑わせるには悪い冗談だな。オレがいたあの場所の人間ならタイムラグほぼ無しで展開できたぞ。これは、あくびが出てくるな。そろそろ終わらせるか。
オレはただ無造作に歩いて近づき手をはたく。
パッン!
半蔵「なっ!……」
「渡辺先輩これでもう副会長様は動くどころかしゃべることすらできません。オレの勝ちですよね」
渡辺「……勝者綾小路清隆!」
渡辺「待て!今の攻撃はあらかじめ相手の精神に干渉することが出来る術式を展開させていたのか?」
改めて思うが面倒だな。こんなことすらわからない生徒会とか終わったな。
「魔法ではありませんね。簡単な話、暗殺技術。技名は、クラップスパナーです。」
司波「クラップスパナー。相手の脳の波長の最大の周波数のところに合わせて最大の音を打ちこみ相手の神経を一時的にマヒさせる業だな。」
「正解だ。」
七草「ということは、CADを使用していなかったということですね。」
「それも、正解です。」
七草「なら、その箱の中のものは……」
「もちろん、CADですよ。まあ、相手のCADを見た瞬間に使わなくても勝てると確信したので意味はありませんでしたが。オレも正直これだとつまらないんですよ。そこでです、司波とも模擬戦をたくなりました。いいか?司波。」
司波「そうだな。オレもお前と戦いたいと思っていたところだ。」
「渡辺先輩。審判をよろしくお願いします。」
渡辺「わかった。ルールは先ほどと同じだ。それでは、始め!」
「先にいいぞ」
司波「そうか。なら先に行かせてもらうぞ。」
CADを構えてから……はやっ!もう、後ろに回りこまれたし。これは、流石にやばいな。仕方ないな。
「ハイドサイト」
司波「なっ!半透明の魔法無効迷彩だと。」
「惜しいな。これは確かに迷彩だがオレの持っているオドを周りの空間に溶かして空間に干渉し相手に見えないようにしているだけだ。さてと、今度はオレの反撃だな。」
オレは左手で銃の形を作り
「バン」
司波「かはっ!」
「終わりだ。パッン!」
渡辺「……勝者綾小路清隆」
司波「綾小路、最初の攻撃はCADを使用していないな。」
「そうだ。オレはただ周りの空間に存在するオド小さく3つ作りお前に向けて撃っただけだ。お前の目でもこれは予測できなかっただろ。」
司波「完敗だ。」
「オレも、久しぶりに楽しい試合が出来た。次戦うときは、お互い全力でぶつかるだろうな。」
七草「綾小路。今の攻撃は、CAD無しでオドに干渉してオドを圧縮していましたね。この攻撃を世界で最初に実行できた人に私は過去に1人しか会っていません。それに、5年前。あれは、おなたですね。綾小路君。」
「オレはあんたにあったことはない。人違いだろう。」
七草「そんなはずは……」
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