リリカルなのはの世界に転生したと思ったらSAOの中でした 作:aaa
結果だけ先に言おう。
ボスは倒せた。まぁ流石に一撃って訳にはいかなかったが別にソードスキルとかしなくとも通用する事が分かった。そして何より御神流の技がここでも使えることが分かったのは大きい。理由は知らん、なんかやったら出来た。
まぁシステムの都合上どんだけ完璧に相手の攻撃を受け流せてもこっちのHPはちょっとずつ減ってくしふざけんじゃねぇ茅場晶彦と半ギレだったんだが御神流が使えたから許そう。
正直仮想世界のアバターより現実世界の俺の方が早く動けるし今のところ不自由しかなくて最初は攻めきれなかったんだが2本片手剣持ってからは早かったよね。小太刀だったら文句はなかったがないものはしょうがない、今回は片手剣で我慢した。
俺の使う御神流、正式名称は「永全不動八門一派・御神真刀流、小太刀二刀術」という。まぁそんなの滅多に名乗らないんだけど気分が乗った時は名乗る。強敵との戦いの前の名乗り上げってカッコイイよね。俺も二本握ってから昂っちゃってきてさ、思わず名乗りあげてしまったけどレナに引かれてないよな?
まぁ男にしか分からないカッコ良さがあるって事で(白目)
何度も言ってきているが御神流は最強だ。
御神流は基礎で既に完成されていて奥義を使わなくとも同じ武器を扱う戦いにおいて負けはない。
その基礎は斬、徹、貫の3つ。
斬は普通の斬撃ではなく、引くように引きながら切り裂くようにするという剣の振り方。これにより御神流は鋼さえ斬り裂き、如何なるものでも一刀の元両断する。
カッコイイ(断言)
徹は表面に衝撃を伝えずに、内面を破壊する技。これがまたチートでたとえ相手の武器や盾、鎧に斬撃を止められようとも直接相手に攻撃をぶち込む事が出来るのだ。マスターすれば多少相手との距離が離れていたとしても衝撃を与えることが可能だ。なんとこれがボスにも通じて一方的にボコれた。
やっぱりカッコイイ(確信)
そして貫は相手の防御や回避パターンを見切り、その隙を付いて攻撃を与える。相手はまるで攻撃がすり抜けて来るような感覚に陥るのだ。データの塊相手に非常に貫は相性がよくボス部屋に辿り着くまでこれ一本でどうにかなった程。魔剣グラムとか目じゃないよね、やっぱカッコイイ(ドヤ顔)
何より予想外に嬉しかったのは神速も問題なく扱えた事だ。しかもここじゃなんの不可も掛からないから無制限、とはいかなくてもの解除したら頭がすっごいふらふらした。まぁそりゃ無制限で使えたらチートだもんね分かってた。けど身体のリミッター解除して身体に負担が掛かる神速が脳に負担掛かるってどういう了見だろうか。まぁゲーム内で自分だけ加速してるみたいな感じになったらそりゃ脳も疲れるか。そういう事にしておこう。
いやしかしここでなら後遺症が残ることも無い、もしかしたら師匠達が至れなかった境地。あの奥義の習得が可能かも知れない。そう思ったらなんだかテンション上がってきた。死ぬ気で頑張ろう。
そんな訳で神速使えて貫、更に徹ときたもんだ。それはそれはフルボッコだった。なんか途中で武器変えてたけどまるで意味が無かったよね(笑)
お前はもう死んでいる、的な?
フフ、レナもびっくりしてたな。どうやったのか全く分かってなかったみたいで説明したけど首を傾げていた。まぁ俺は感覚的に覚えてる部分が大きいし説明すんのは苦手なんだよなぁ。ちなみに御神流を教えて欲しいってレナに言われたが申し訳ないが断っておいた。
これは本来暗殺剣で殺しに特価し過ぎている。使い方を謝れば簡単に人を殺せる。故に士郎さんは最後まで俺に御神流を教えるのを渋っていたというかものすっごい考えてたし。だからごめんな、これは簡単に人に教えていいもんじゃないんだ。
成り行きとは言えこんな可愛い女の子とパーティ組むことになるとはなぁ。なのは達もものすっごい可愛いがレナも相当だ。けどこの子はSAOで出てなかったよな?ならモブって事か。モブやのにレベル高すぎやないですかね。
まぁパーティ組んだ経緯はすげぇ情けなかったけど。だって
俺「僕一人じゃなにも出来ないんだ俺はダメな子だぁ、おしまいだぁ」
レ「私が背中を守ってやる(イケボ)」
あれ、これ俺がヒロインっすか。
え、ていうか部屋も一緒ですか?
これってあれですか。過ち犯してもおっけーな感じですか。全然過ちっちゃうけど俺。なのは達は主人公というかこう……触れてはいけない神聖な人って感じだからどうしてもセーブが掛かっちまってそういう目で見れないんだよなぁ。なのに向こうからは良く接触してくるしでムラムラはするんよ。だからここは行くしか……ってもう寝てるしっ!?
俺男として見られてないのかも知れない。何それショック、俺も寝よう。
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最後の1匹になったボスの取り巻き、ルイン・コボルト・センチネルを槍で引き裂きポリゴンへと姿を変化させる。
Lvは心許ないが装備は運良くレアドロップ品で何より慣れ親しんだ槍、というより薙刀なら私でも上手く扱える。
こんな所であんなにも嫌がっていた習い事の1つがここまで役に立つだなんて人生何があるか分かったものじゃない。
さて彼は1人でボスを倒せるのだろうか。
普通に考えれば不可能。どんなゲームでも初見でひたすら真っ直ぐにゴールに突き進んでボスをノーミスで倒すだなんて所業が出来るのはTASさんぐらいしか思い付かない。
けど私はなんの心配もしていない。
彼が戦っている場所を見詰める。
暴れるように野太刀をふるボス、その挙動は振り回される赤子のようでシステムでも混乱するのだろうかと少し笑ってしまう。そして肝心の彼だが姿は見えない。しかし確かにボスに刻まれるダメージエフェクトと金属と金属がぶつかる甲高い音が彼がそこで戦っているのだと教えてくれる。
βの時はタルワールだったのにだとか、あれだけ何度も死に戻りして苦戦して倒したのにとか思わなくもないが彼がやっているのなら仕方ない。
私は知っている彼を。私は知っている彼の秘密を。
「御神不破流の前に立った事を、不幸と思え」
そう言ってボスへ殴り込んだ彼を私は前にも見た事がある。
実は私は彼を見たのは初めてではない。いやこのSAOの世界では初めてかもしれない。けど現実世界では違う。
私は見た、いや見えてしまったと言うべきか。クリスマスイヴの夜。彼が羽の生えた女性と空で戦っていたのを。
私は唖然として尻もちを着いた。当然だ、だって空を飛んで方やとてつもないビームを撃つし方や物凄いスピードで動いてビーム斬ってるし。なんだか怖くなって走って逃げた。それを私は誰かに伝えようとはしなかった。当たり前だ、そんな世迷言のような事誰が信じてくれるのだろうか。取り敢えず私は全力で忘れる事にした。
あんな光景を目の当たりにして実はCGでしたと言われた方が納得するだろう。やっぱりあれは夢だったんだろうなって思い始めた頃、それから暫くしてから私は街で彼を見掛けたのだ。
黒髪にくせ毛が強い前髪。間違いなく彼だった。夢ではなかったのだ。それなりの権力ある家の娘である私は彼について調べさせた。それで彼がある剣術を学んでいてほぼ毎日その剣術の修行に時間を使っているとの事。なるほど、その剣術というのはビームも斬れる凄まじいものなんだなと月並みな感想を抱いてそんな訳ないじゃんてか空飛べるとか人間やめてるじゃんと頭を抱えた。彼には絶対何かある。
彼の学んでいる所は警護、ボディガードの仕事を請け負っているらしく無理を言って彼を指名した。向こうは恭也という正当後継者である息子を、と言ってきたが最終的には頷いてくれた。作戦通り、私はほくそ笑んだ。
適当にでっち上げた仕事で連れ出した彼に更に雇った人員に襲わせた。所謂自作自演というものだ。彼の実力はいかほどのものかと聞けば全員が重火器や爆弾でも装備していない限り、100人でかかっても、倒すことはできない、とのこと。
なので私は100人の人員に銃等の火器を装備させて襲わせた。そこまで言うなら見せてもらおう。ビームだって斬ってみせたのだ、なら銃弾ぐらい余裕だろう。
結果は彼の圧勝だった。時間にして1分にも満たない内に100人いた人員は一瞬で倒されたのだ。その100人もただの素人ではない、だというのにこの結果。やはり私は夢を見ていたのではなかった。しかし難易度設定が甘かったか。ビームすら斬ってみせたのだミサイルや戦車ぐらい用意せねばなるまい。
そんな感じで次はどんな事をさせようと考えている矢先にあるゲームが販売、サービス開始された。
こんな家柄だからか友達も多くない私はゲーマーだ。その出来事があって暫くしてβにも参加したあるゲーム、SAOに参加。そして閉じ込められた。
怖かった。楽しいはずのゲームはいつの間にかデスゲームになっていてここで死ねば本当に死ぬんだと思ったら私は身体が震えて立つこともまもならない。
絶望した。βの時だって半分所か2桁の層にすら辿り着いていない。それを100層。とてもじゃないがそこまでHPを全損させずに辿り着くなんて所業不可能。
怖くて怖くて涙が止まらなくて。
震える身体を支えるように自分を抱くように丸くなっている時だった。彼、あのトンデモ人間の彼を見付けた。
今は手鏡というアイテムによって現実の顔と全く同じになったアバター、故に間違える筈がない。不思議と身体の震えは止まっていた。無我夢中で私は彼を追った。道中でモンスターにもあったし何度も危なくなったけど希望が目の前にあるのだこんな所で死ぬ訳にはいかない。1番慣れ親しんだ槍を振り回し私は彼に追い縋るように追い掛けた。
彼ならきっとこのゲームをクリア出来る。確証はないし根拠もない。けど彼は普通じゃなくてそれを可能にする「力」を持っている。
希望を見た。ならば自分でも戦える。私はこんな所で死にたくない、けど何も出来ないで死ぬなんてもっとゴメンだ。
ボスの咆哮が部屋に響き渡る。しかしそれは悲鳴のようにも聞こえて次の瞬間派手なライトエフェクト共にポリゴンの欠片へと姿を変えた。佇むようにCongratulationの文字を見上げる彼は喜んでいる、ようには見えない。きっと彼はこの程度は出来て当たり前で見据えている目標はもっと高みにある。こんな所で立ち止まってられないと言っているかのように振り返ることも無く歩みを進めていく。
私は弱い。彼の前であれだけの啖呵をきった私だけどその本質はとても脆くてちょっとした衝撃で崩れてしまうような貧弱なものでしかない。そんな私が彼の背中を支える?ちゃんちゃらおかしい話だ。彼はきっと1人でも戦える。こんなに強くて理不尽の塊である彼の背中を支えていたという人物は一体何者何だろう。私にこの大きな背中を支える事が出来るのだろうか?
いや、やるしかない。きっと彼はこのデスゲームとなったSAOをクリアする。だから私が支えてなくちゃ。
私たちの関係はきっと歪んでいる。
だって支えるって言った私が彼に縋っているのだから。彼の強さに縋って、クリアしろと重圧を押し付けて。彼の近くにいれば守って貰えると打算的な考えさえあって。
でも、それでも。
そうでもしなければきっと私は耐えられないから。
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あれから半年ぐらいたった。
1層をクリアしてさっさと2層もクリアしてしまおうとしたらレナに止められた。何でもそんなパッパとクリアしてしまったらレベルや装備、スキルが追い付いていないプレイヤーが上層に行ったら瞬殺されるから時間を置いてクリアした方がいいとの事。
なるほど天才かな?
なので俺達は迷宮区の攻略はそこそこに他の人達に任せてボスを2人で殴りこんでぶっ倒すという方法を取った。なんかお山の大将みたいで気分は乗らないがこれならプレイヤーの皆のレベルが低過ぎて、なんてなる事はないだろう。
しかし2人でボスを倒すだなんててめーチート使ってんだろ、てか運営側の人間じゃね?と後ろ指さされて軽蔑される始末。まぁ俺でもそう思うよ。けど残念だったな俺は1プレイヤーだよちくしょう。
俺はそれ自体余り気にしていなかった。だってそう思うのは何より自然な事だしデスゲームに閉じこめられて不安になった人達がぶつける事の出来ない気持ちをこうやって何処かで発散させるのはきっといい事だから。
ふっ、俺ってもしかして良い奴?
なんて内心ドヤ顔していたらレナがキレた。お前……良い奴だな(涙)俺の代わりにキレてくれるなんて良い奴過ぎかよ。
けどいいんやで。分かってくれる人がいればそれで。そもそも俺は尊敬されたりするような人物じゃない。どこまでも自分のエゴを押し通してきたテンプレなオリ主だ。しかしだな俺はオリ主でもありこのSAOという作品の1ファンでもある。ハッピーエンド厨の俺は誰かが救われた所を見れればそれで満足なのだ。
昔は画面の中で不幸になるキャラ達を眺める事しか出来なかったが今は違う。なんたって俺はオリ主だからな。やりたいようにやってやるぜ。
というわけで相変わらず良いように思われてない俺達はボス部屋が発見されるまで暇なわけで。
とどのつまりほぼレベリングという名の修行をしている。
バッサバサとワンパンで倒せていた敵も何故か6層辺りで極端に硬くなりワンパンじゃ倒せなくなった。レナは与えるダメージあんま変わんないって言ってるのに明らかに俺だけ緊急メンテで下方修正されたかのようなダメージの減少だった。
おのれ茅場晶彦、絶対あいつ俺の事嫌いだろ。けどめっちゃ殺意込めて斬ればワンパンで倒せる。まぁくっっそ疲れるけど。多分これやり過ぎたら廃人になるんじゃね?ってぐらいしんどい。やっぱ茅場晶彦お前だけは許さない。2ちゃんであることない事書いてやる。
というわけでワンパン戦法は使えない。使ってもいいけどクソしんどいし何よりレナがものすっごい怯えた表情で俺の事見てくるもん。こんな可愛い子にそんな顔で見られたら俺もう立ち直れないです……
ひっ、って尻もちついて後ずさるぐらいだから。初めて俺はSAOに来てHP(心の)がレッドゾーンまでいった。くっそ!おのれ茅場晶彦!(違う)
そんな訳で下方修正された俺は取り敢えず攻略ペースを落とすことをやむなくされ当初予定されていた層より下層である35層が今の最前線である。しっかしゴリ押しだけじゃなくて頭使わないとクリア出来ないギミックも多くあって正直俺一人じゃ絶対このSAOクリア出来なかったわ。その辺はもうレナや周りのプレイヤーに丸投げした。持つべきものは相棒だよね!
そんな相棒だが最近なんだか狂気迫るって感じでレベリングしている。なんか見てるこっちが痛々しいぐらいに。いや可愛い女の子なんだからたまには休憩しよ、ね?見てるこっちが辛くて強引に休ませる為にデートに誘った。いや単純にデートしたかったからとかそういう訳じゃないからね!
というか脈なしだからこんなん虚しいだけなんだけどな。だってこの半年ずっと同じ部屋で寝泊まりしてんのに何にもなかったんだぜ?下着姿でバッティングしても微塵も焦んないし。ふっ、泣けるぜ。
けど可愛い女の子には笑顔でいてもらいたい。レナにはいつもお世話になってるし……いや俺がお世話してるのか?だってご飯も俺が作ったり(料理スキル持ち)部屋は直ぐに散らかして俺がいつも整理するし。てかゲームの中で部屋散らかすとか器用すぎるだろ、ストレージって知ってますか?
まぁデートって言っても食い歩きしたり適当に刀を振り回してた時に見付けたお気に入りのスポットとか回ってただけだが。仕方がないだろ、花より御神流の俺が乙女心なんて分かるはずがない。取り敢えず俺が好きだなー、とか綺麗だなーとか思った場所に連れ回した。
そんな時ある気配を感じた俺は一言レナに謝ってその気配のある方へ向かった。そこにいたのはポンチョ被った変態熊さんのプーさん。お前そんなナリだったらクリストファー・ロビンに愛想つかされるぞ。てか俺だけに分かるように殺気のラブコール送ってんじゃねぇぞはっ倒すぞ。
実は俺はこの森のプーさんにストーカーを良くされている。なんか「お前は俺たちと同類だ」「仲間になれ」「ヤラないか?」としつこく迫ってくる阿部さんびっくりの俺の尻を付け狙う変態。ずっとキモイからやめろって言っても笑って「いいゾ」とか言っちゃう変態。もうほんとやめてくんないかなぁ……
適当にあしらってどっかに行ってもらおうそうしようと脳内会議が全員一致で決まった時に違和感に気が付いた。そういやコイツの取り巻きのザクと紙袋はどこ行ったんだ?
それに気が付いた時、奴は嬉しそうに笑いだした。……くそっそういう事かよ!
奴の思惑に気が付いた俺は直ぐにやってきた道を全速力で引き返した。1層から比べたら軽く速くなったこの仮想世界のアバター。けど足りない、現実の俺の身体のスペックには遠く及ばない。何故ならここには魔法が、デバイスがないから。
けどそんな事は知った事ではない。神速を使う。まだ足りない、もっとだもっと速く。
ズキズキと痛む頭。やめろと理性が訴えてくるがそんな事知ったことじゃない。まだ足りないもっとだもっと速く!
世界がモノクロに自分意外がスローモーションに映る世界で俺はそこを更に倍速で動く。現実世界でもずっと、ずっと上手くいかなかった神速の重ねがけ。それが出来たというのに俺の心は何処か冷めきっていて冷徹なまでに落ち着いている。
違う、そうじゃない。
そして俺の目に映るのは地面に倒れ目をギュッと瞑る俺の相棒と、エストックを突き刺そうとしているザク。頭が真っ白になった。覚えているのは蓋をしていた何かがマグマのように奥底から噴き出しそれを抑えられなくなった感覚。
気が付けば嗚咽を洩らし涙を流して背中から俺に抱き着いているレナ。ザクと紙袋はもうここにはいなかった。
とてもこれじゃデートの続きなんて出来そうもないな、なんて場違いな事を考えていて。普段じゃ考えられない程しおらしいレナの手を引いて宿に帰った。その間会話なんて一言もなくてただその繋いだ手だけは絶対に離すもんかという意思が強く感じられるほど強く握られていた。
今日はもう寝てろとベッドにレナを寝かせ離れようとするが手は依然として強く繋がれたまま。今日だけはお願い、とうるうると甘えた口調で言われてしまえばもう俺に拒否するという選択肢はなかった。取り敢えず寝るまで握ってやるかとベッドの端に座る。じゃあ俺は座りながら寝るかな。SAOじゃどんな姿勢で寝れるからこれはこれで便利だ。
そうやって目を閉じて……
起きるとベッドの中にいて全裸のレナが俺に抱き着くように眠っていた。
……え。事後ですか?やだー