朝焼けよりも赤く   作:エビまよねーず。

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みなさん初めまして、エビまよねーず。と申します!
この度、ツイッターにあげたツイートをもっと広げて書いてみたくなり、この小説を書き始めた次第です(140文字は短すぎるよ…)
タグにもつけましたが、筆者がまだ学生で知識が浅いということもあり、設定がガバガバだったり、ネーミングセンスがなかったりすることもあると思いますが、どうか温かい目で見ていただければ幸いです!
それではどうぞ〜


第1話 改元

「新元号は、『共産』です」

そう告げたのは、総理でも官房長官でもない男であった。

そのまま、その男は日本の国旗を外し始める。

代わりに掲げられたのは、日の丸より明らかに赤みが多い、紛れもなく共産主義を示す旗であった。

俺も含め、その場にいた記者達全員が、革命は裏でじわじわと進行していたことを悟った。

その男…いや、「大東亞社会主義共和国」最高指導者、田村伝之助はこう言い残していった。

「まずは韓国です」

短い一言だったが、その内容を理解しえないものはいなかった。

第三次世界大戦の火蓋はこうして切られたのであった…

 

…ことの発端は、元号発表の数ヶ月前、まだ平成31年が始まったばかりの頃に遡る。

かのロシア連邦内で、突如として革命が起こったのであった。衰退しゆくロシアの経済と国の行く末を憂いた左翼の過激派が、サンクトペテルブルクから始めたその革命は瞬く間にロシア全土に広がり、ついにはプーチン政権が失脚に追い込まれ、代わりに最高指導者「アンドレイ・ロマニコフ」なる人物が新政権のトップに立った。

アンドレイが壇上で放った言葉は、テレビを通じて全世界に生中継された。

「…私はこの放送を聞いている、世界中の飢えたるものに伝えたい。もしパンが欲しいのならば、我が国に加わり、配給の列に並ぶが良い。我々ロシア新政権は喜んでこれを迎えるであろう。われらの国に加わる時には、そこにはパスポートも通行許可証もいらない。ただ痩せこけた腕を見せて、『パンが欲しい』と伝えるだけで良いのだ。…」

この演説の影響で、世界中で社会主義・共産主義革命が勃発した。アメリカではルイジアナ・ミシシッピ・アラバマ州が独立を宣言し、三つの州が合体して「アメリカ共産主義人民国(共産アメリカ)」となり、ポーランドでは革命強硬派と保守派の対立が続いた。

そんな中、日本が共産主義を宣言したのである。

新元号「共産」が発表されてから、改革は一気に表面化した。その最たるものが、「天皇の平民化」であった。『国民の象徴』としての名前はまだあるが、扱いが一般市民と同様になったのだ。これには一部の尊皇派が激怒し、反乱を起こそうとしたが、これは自衛隊(新国家内での名称は『国内治安保持軍、国保軍』)の介入により事前に代表者が逮捕されるなどして収まった。

こうして一気に共産主義国家となった大東亞社会主義共和国は、まず同じ共産主義国家である中華人民共和国、ロシア(新国家の名称はロシア・ソヴィエト社会主義連邦(新生ソ連))、次いで朝鮮人民共和国、共産アメリカと国交を結び、共産元年の7月には共産主義諸国の同盟、「世界労働者同盟(UoWW) 」を結成した。

こうして着々と社会主義国家が団結していく中、もちろん資本主義陣営がただ指をくわえて見ているはずもなかった。アメリカ合衆国は共産アメリカに対する資源の輸出入を一切禁止し、国連でもこうした社会主義国家に対してあらゆる制裁を下すとの声明を発表した。

そんな中、共産元年8月15日に大東亞社会主義共和国は大韓民国に対し正式に宣戦布告、これに続いて新生ソ連が16日に、共産アメリカが17日にそれぞれ欧米諸国、アメリカ合衆国に対して宣戦布告をした。

第二次大戦の終結から実に74年、奇しくも太平洋戦争終戦の日に、人類史上最悪の戦いがこうして幕をあけることとなったのであった…




いかがでしたでしょうか!
書き終わってから気がついたんですけど、これ主人公ぜんぜん登場させられてないですねw
次回からは主人公主体で書いていこう…(戒め)
それではまた次の作品でお会いしましょう!
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