中央二次元描写世界管理会社   作:プット酢

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あらすじ

魔王の許嫁が三人いたことを知った俺は修羅場を覚悟して話を進めることにした。

一気に書くと、手が疲れるわ~


8 魔王と小人と許嫁と

最近、何故かは知らないが『女魔王』が増えている。

魔王が男だとしても、『女勇者』というのがもう一般的だ。

おかしくない?勇者は、『勇敢なる者』とかだから、わかるけど、魔王はおかしいでしょ。

だって、女性が魔王なら『魔の女王』とか『魔女王』とかでいいんじゃない。

・・・・あ、二つ目は『魔女』と重なるからダメか。

そんなことを考えていると、ふと思ってしまった。

男の俺が魔王なら、勇者は女ってことなのか?やったね!

・・・・。

違うことに少し期待しながら、今の状況に落胆している。

それは何故かと申しますと、前話に親友と会話をした後、親友さんが『お前が記憶を無くしたのをみんなに言いに行くから、ソイツよろしく』と言われ逃げられたのだ。

その『ソイツ』とは、俺の許嫁のカテーナである。

親友こと黒騎士が『ディールと結婚出来る訳ないだろ』的なことを言い、絶望真最中なのだ。

他人事のように言っているが今は、俺がその『ディール』であるため被害は、俺に来る。

・・・さすがに嫌なので声をかけることにした。

「おーい、カテーナ?」

こんな、状態ってこう何回もあるといやだな・・・。

丸まって背中を向けうつむいていたカテーナの顔を覗き込む、何かつぶやきながら『花占い』をしていた。

へぇ~この世界にも『花占い』ってあるんだと驚いたが、占いをやっている花を見てもっと驚く。その花『小人図鑑』に出てくる・・・花のある奴じゃないですか!

え?何?それでやるわけ・・・・。

「ディールは私が好き」

【ぴぎゃあ】

「・・・嫌い」

【ぴぎゃあぁぁぁ】

「好き!」

【ぴぎゃ】

「大好き!」

【ぴぎゃあああぁぁぁぁ・・・】

小人は、最後の花びらを抜かれ・・・息絶えた。

こ、こびとぉぉぉぉ。

あと、途中から嫌いなくなっているんだけど!お約束だけども、ちゃんとやろう、そこは!

「何してんの!」

「何って、ディールが私のこと好きなのか知りたくて・・・花占い」

「花ってそんなのデシタッケ?!」

「うん!」

嬉しそうに笑っているが、手には小人の亡骸がある。あ、動いた、生きている!

小人どうするんだろうと、ふと思い、聞いてみた。

「これ食用だよ・・・あ、唐揚げにすると美味しいよ!」

うぇ・・・マジか・・・駄目だ、想像するな俺。おぇ、吐きそう。

「それで・・・ディールは、私の事・・・嫌い?」

ちょっとまて、今、吐きそうなんだけど、話し戻すの待って。

「今は、ちょっとそういう話は、やめよう・・・」

俺は、吐き気を抑えるために、その花(小人)から、顔をそむける。

「ね~、答えてよ~」

まて、こっちに持ってくるな!俺は、顔をまた背ける羽目になった。

「・・・(ディール、恥ずかしくて私と目合わせられないんだ///)」

カテーナは何故か、顔が明るい。なんかイラつく。

人が吐きそうなのに、なぜそんな顔ができるんだ?

「ディールって恥ずかしがり屋さんだもんね」

?なぜそうなる!イラつくパートtwo。

「あっ!そうだ、ディールにもこの花の居る場所教えてあげる!」

はぁ!イラつくパートthree!

こんなの昼に、放送している某テレビ番組の小○さんもびっくりだよ!

『すごいですね~』とか言ってライオン製品とかくれそうだよ!

「こっち!こっち―」

「うわ、ちょっと待って・・・」

カテーナは、人の話も聞かずに腕をひっぱってきた。どうやらこいつの辞書には『待つ』という類の語が記されて無いようだ。

クソ・・・マンガとかアニメとかで見る積極的な女子ってかわいいと思えるけど、いざ対面してみると俺みたいな消極的な奴にとっては天敵みたいなものだな・・・。

そして、引っ張られて(というか、引きずられて)小人がいる場所に向かう・・・。

 

 

俺の腕を引っ張っていたカテーナが立ち止まる。

どうやら、目的地に着いたみたいだった。俺は、背中のマントをつかまれて引きずられていたので進行方向は見えなかった。(いつからマントがあったのかわからないけど気にしない)

俺は、立ち上がると、カテーナが見ている方向に視線を向けた。

そこには、自然というべきか、家庭菜園というべきか、悩むが大きな庭があった。

そこには、プランターのようなものに、花が一列並んでいる。よく見たら小人だった。

色々な色の小人が咲いている?不思議に思い、カテーナに聞いてみる。

「あの小人って、種類どの位いるの?」

「・・・・」

カテーナは、こちらを向かない。無視かよ・・・。

「カテーナ?・・・」

カテーナは、庭の方をすごい形相で一点を見ている。何か居るのか、あるのか。

その方向を見た。あ、木の枝で見えない・・・かがまないと。

そこには、女性がいた。

「マーレの姫様だ・・・・」

カテーナが呟いた。

おお、前の方で話に出てきた奴か、わあ、登場するのが早いな~。

 

 

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