Ex.1「救世の光 破滅の理」
●ごあいさつ~リンクジョーカー
ユキ「読者の皆さん、ごきげんよう。まずは改めて自己紹介を申し上げます。私は私立
使用クランはむらくも。以後、お見知り置きを」
アリサ「あたしは響星学園カードファイト部の副部長、2年の
使用クランはメガコロニー! よろしくねー」
ミオ「響星学園カードファイト部、1年の
使用クランはリンクジョーカー(根絶者)です。よろしくお願いします」
ユキ「あら、ミオったら。主人公なのに硬いわねえ」
ミオ「え? ここってメタ的な話もしていく感じですか?」
アリサ「もちろん! この『えくすとら』では、私達が部室で最新パックについて話す様子を書く事で、『根絶少女』の登場人物を身近に感じてもらおうという企画よ」
ユキ「そのようなわけで、基本的にお喋りをしているだけで動きに乏しいので、対話形式でお送りさせて頂きます」
アリサ「では、今日のテーマは『救世の光 破滅の理』!! 収録クランは、ロイヤルパラディン、かげろう、ノヴァグラップラー、リンクジョーカーね」
ユキ「…………」
アリサ「…………」
ユキ「…………」
アリサ「…………」
ユキ「…………」
アリサ「…………」
ユキ「…………」
アリサ「…………」
ユキ「何か喋りなさいな」
アリサ「あんたこそ」
ユキ「……こほん。実は、この『えくすとら』を見て頂く方に、一つ注意点があるの。それは、話題が偏ること!」
ミオ「どういうことですか?」
ユキ「私やアリサは、設定上は上級者で、全クランに造詣が深いわ」
ミオ「はい」
ユキ「けど、実際の私達は作者以上の知識は持てないの」
ミオ「それはまあ、そうですね」
ユキ「そして、今回のロイヤルパラディン、かげろう、ノヴァグラップラーは、作者が詳しくない3強と言えるのよ」
ミオ「え? 私も少し調べましたけど、どれもメジャーなクランですよね」
ユキ「それ故よ。作者はひねくれものなの」
アリサ「けど、作者ってメガコロ使いよね? スタンド封じなんて、敵の特性理解してナンボでしょ? 特にダークフェイスなんてマストカウンターを理解してないと、力を発揮できないはずだけど」
ユキ「……とある日、作者は叫んだらしいわ」
作者「ショップ大会で、3回に2回は『このカード何ですか?』って聞かれるのに、何でこっちは相手のカードを全て把握してやらなダメなんじゃー!!」
アリサ「あー。メガコロあるあるねー」
ユキ「けど、そんなわだかまりも捨てて、今は『根絶少女』を少しでもよくしようと、全クランの勉強をしているわ。ここだけの話、ロイパラは本編で年内に登場する予定だから、それはもう必死に」
アリサ「おお、さらりと予告まで。『えくすとら』お得!」
ユキ「そのようなわけだから、もう少し長い目で見守って頂けると嬉しいわ。いきなりこの3クランというのは、さすがに荷が重かったみたい」
ミオ「調べたところ、5月のパックもかげろう、ノヴァグラップラー、リンクジョーカーのようですが」
ユキ「…………」
アリサ「…………」
ユキ「…………」
アリサ「……今日はどうする?」
ユキ「とりあえず、リンクジョーカーの話から始めましょうか。今回のパックに根絶者は収録されていないけれど、ミオは根絶者以外のリンクジョーカーを使う予定はあるのかしら?」
ミオ「いいえ」
アリサ「それなら、あたしに任せて! リンクジョーカーなら詳しいから」
ユキ「悪役ならメガコロニー以外も好きなのよね、アリサは」
アリサ「うん。G環境の『遊星骸王者 ブラント』だって、ちゃんと使ってたよ。強いとか弱いとかじゃなくて、大変だったっていう印象が強かったかなあ」
ミオ「大変、ですか?」
アリサ「当時のリンクジョーカーは、星輝兵、根絶者、メサイアで派閥が分かれていたの。そのどれにも属していないブラントは、大半のカードがバニラも同然だったわけ。それどころか、ブラントが毎ターン
最終的に完成したデッキたるや、『輪転華 ダークチャクラム』が不動のエースとして君臨し、脇を固めるのはクレイエレメンタルという鉄壁の布陣」
ユキ「それで、肝心のブラントは?」
アリサ「それが、意外と悪くなかったのよね。ダメージ4からでも安心してノーガード宣言できるし、相手の
ミオ「では、今回のブラントも?」
アリサ「それがね、当時とは結構環境が違うのよ。まず、当時はトリプルドライブだった」
ミオ「あ……」
アリサ「そして、今回のブラントは
ユキ「引トリガーは、どんなデッキでも最低4枚は採用されてるわね」
アリサ「そう。ブラントが強かったのは、『トリプルドライブがあって』なおかつ『
ミオ「では……」
アリサ「おおっと! だからと言って、今回のブラントが弱いと結論付けるのは早計よ。当時のブラントがやらなかった事が、今回はできるんだもの」
ミオ「やらなかった? できなかったではなくですか?」
アリサ「そう。それは、攻撃時のトリガー反転。一応、G環境のブラントもできたのだけど、超越環境では、さすがのあたしもやらなかったよ」
ミオ「ああ、なるほどです」
アリサ「アニメのように2ダメージから6ダメージは滅多に無いだろうけど、3ダメージから6ダメージは結構あると思うのよね。それどころか、今回は4ダメージからリアガードの攻撃をノーガード宣言しても殺される可能性があるのよ? プレッシャーは全リアガード
むしろ、過去の環境で使ってた人ほど誤解してしまいそうだけど、今回のブラントは超攻撃的よ」
ユキ「では、この調子で『遊星骸神 ブラントリンガー』も見ていきましょうか」
アリサ「ほーい。G4になった分、弱点が克服されてる感じね。
さらに! 引トリガーの反転効果が昔とは違うのよ!」
ユキ「どれどれ……あら、昔はリアガードを1体退却させたのね」
アリサ「そうよ。相手としては攻撃した後のユニットを退却させればいいだけだったから、影響力が低かったの。G環境末期の展開力は異常だったしね。
今回はハンデスになったことで、相手が活用する前のカードを捨てさせられるし、何よりカードが引けるはずだった場面で発生するハンデスは、精神的ダメージも計り知れないと思うわ。
ああ、こんな素敵な効果を及ぼすトリガーが相手のデッキに最低4枚は入っているなんて」
ユキ「まさしく、ブラントの欠点が長所に反転されたわけね」
アリサ「そして、今回はそんなブラントをサポートするカードがいっぱい! もうひとりじゃない! 昔のあたしにあげたかった!」
ミオ「星骸以外のリンクジョーカーは、ガードの制限がテーマみたいですね」
アリサ「そうそう。今回は根絶者の収録は無いけれど、根絶者で使えそうなリンクジョーカーはちゃんと収録されているわよ。1枚挙げるとしたら『絶命の衝撃 ジェットシャフト』かしら。ミオみたいな『根絶者だけで構築したい』というこだわりが無い人は試してみてねー」
●ノヴァグラップラー
ユキ「この調子で、他のクランも見ていきましょうか」
アリサ「あたし、今回の『獣神』は興味あるな」
ミオ「エクストラアタックですね」
アリサ「うん。新しい環境になってから、ルールを壊してくるカード増えたのは面白いよね。同じノヴァで言えば『ライザーカスタム』とか」
ユキ「先攻1ターン目アタックね。あれは確かに、初めて見た時は衝撃だったわね」
アリサ「ラフファイトって感じで。どちらもゴング前に仕掛けてるようなイメージがちゃんと浮かぶっていうか。あとは……懐かしいヤツらの復活かな」
ユキ「『ドグー・メカニック』、『叫んで踊れる実況 シャウト』、『ジェノサイド・ジャック』あたりかしら?」
アリサ「そうそれ! 特に『ジェノサイド・ジャック』は、ノヴァ使いじゃないあたしでも嬉しいわね。今回の能力も強いんだろうけど、もっと盛られてても『ジェノサイド・ジャック』なら許せた!」
ユキ「ふふ。何だかんだ言って、思い入れはあるのね」
アリサ「まあ、ノヴァはヒール要素もあるからね。あたしは好きよ?」
ユキ「実は、私も『ヒロイック・ハニー』の復活を願っているわ」
アリサ「するかなあ!?」
●かげろう
ユキ「さて、残り2クランも
アリサ「正直、その2つは、強い、以上。で終わっちゃうのよね。わざわざ、あたし達が付け足すところも無いというか」
ユキ「んー、私としては『ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート』は
アリサ「そうか! 双闘ユニットがスタンダードに再登場するのは、今回が初めてだよね」
ユキ「ええ。この性能なら、今後の双闘ユニットの復活にも期待できないかしら?」
アリサ「タランチュラmkⅡ&ホーネットmkⅡも!」
ミオ「ゼヰールゲヰールも」
ユキ「あら、ミオ。もうそんな昔のカードも勉強してるのね」
ミオ「はい。根絶者は古いカードも全て覚えました。まるで、昔から知っていたかのように、自然と頭に入ってきます」
アリサ「あたしと初めてファイトした時もそうだけど、根絶者に対する理解力がすごいよねー。これも愛の成せる業かな?」
ミオ「というか、古いカードは通信販売で4枚ずつ購入しましたが」
アリサ「愛が重い!」
ミオ「ファルヲンが特にかわいいです」
●ロイヤルパラディン
ユキ「さて、名残惜しいですが『えくすとら』第1回はこれにて……」
アリサ「待ちなさい! さらりと『メサイアニック・ロード・ブラスター』をスルーしようとしたでしょ!」
ユキ「もう下校時間よ。生徒会副会長として、居残りは許しません」
アリサ「帰り道でも話せるでしょ!? とにかく、第1回でそれはダメよ!」
ユキ「そうねえ……危険な香りはするけど、ロイパラが(作者が)どれだけブラスターを並べられるかが分からないので未知、と言ったところかしら」
アリサ「けど、ダメージを与えてこないプレイングもしてくるだろうし、ブラスターなんて今後いくらでも増えるだろうし……」
ユキ「……危険ねぇ」
アリサ「危険なのよ」
ユキ「……帰りましょうか」
アリサ「はーい」
●おわりのごあいさつ
ユキ「はい。そのようなわけで、いきなりグダグダだった『えくすとら』だったわけですが」
アリサ「次回は『プレミアムコレクション2019』もあるわけだし、話すネタには困らないかな。むしろ、取捨選択が大変そう」
ユキ「それに関しては、作者が今の
アリサ「無知すぎるでしょ!?」
ユキ「Pスタンの勉強をしても、スタンダード環境である『根絶少女』に生かせる部分が少ないので、悩んでいるらしいわ」
アリサ「ああもう、行き当たりばったりなわけね」
ユキ「イラストだけで100000文字は語れそうなパックになる可能性もあるけど」
アリサ「コンセプトは、G環境で活躍したユニットのG4化なのよね。もともとG4だったヤツもいるみたいだけど。
そうなると、メガコロなら、パラスピアー、オブティランドス、マシニング・デストロイヤーあたりかな? グレドーラ登場前は、一際目立つリアガードって思い浮かばないし、グレドーラ登場後はどれも強すぎて、逆にピンと来ないのよね」
ユキ「むらくもなら、オニフンドウ、ルーンスター、オオボシかしら。Gユニットは……活躍してるのって、ほとんどがヤスイエなのよねえ」
アリサ「カガミジシも強かったけどね」
ユキ「シバラックバスターもいるけど、あれははっちゃけたことしてしまっているせいで、リデザインのハードルは高そうよね。って、いけない。シメに入ろうとしていたのに、新しい話が始まっているじゃないの」
アリサ「えー、もっと話そうよー」
ユキ「はいはい、帰り道でね」
アリサ「こんなことなら、はじめから『プレミアムコレクション2019』大予想! の方が盛り上がったかもねー」
ユキ「そうねえ。パックに拘らない方向性を模索してみるのもいいかもね」
アリサ「ミオちゃん、今日はごめんねー。古いカードの話はわからないよね?」
ミオ「いえ。私もアヲダヰヱンの登場を楽しみに待っています」
ユキ「…………」
アリサ「…………」
ミオ「どうしました?」
ユキ(言えない……)
アリサ(リンクジョーカーはすでにグルーボールで決定しているなんて……)
ミオ「?」
ユキ「はい! そんなわけで『えくすとら』第1回は、これにてお開き!」
アリサ(ごまかした!)
ユキ「次回はいったいどうなってしまうのか!? 『えくすとら』第2回をお楽しみにして頂ければ幸いです」
ミオ「本編もよろしくお願いします」
アリサ「それでは皆さん……」
アリサ&ユキ「さようならーー!!」 ミオ「さようなら」
ユキ「大ヴァンガ祭潜入レポートとかどうかしら?」
アリサ「いいねそれ」
栗山飛鳥です。
はい、作中で語った通りではございますが。
私はクラン知識が偏っております。
実際のところ、かげろう、ノヴァグラップラーについては、友人が使ってくれるため無知ではなく、今回は大袈裟に書いたきらいもあるのですが。
ロイヤルパラディンは対戦相手にもいないため、本当に詳しくありません。
ただこれは、あくまで「ヴァンガードの新弾を題材にお喋りしている女の子たち」を書いた小説であり、カードの考察では無いということはご理解ください。
その割にはトークが少なかった事は、今後の課題です。
本編以上に手探り感が強い「えくすとら」ですが、いかがでしたでしょうか。
作中でも示唆していた通り、パックに拘らず、大ヴァンガ祭のレポートとか、その月にあったイベントに触れられたら、もっとよくなるのかなと考えています。さすがに急なので、5月のは行けませんが。
『プレミアムコレクション2019』は5月2日に先行販売されますが、次回の「えくすとら」は一般販売が予定されている5月17日前後に公開予定です。
その前に「本編」が5月上旬に公開予定ですので、そちらもよろしくお願い致します。