根絶少女   作:栗山飛鳥

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Ex.4「The Heroic Evolution」

ユキ「ごきげんよう。響星(きょうせい)学園カードファイト部、部長のユキです」

 

アリサ「副部長のアリサでーす! 今日はミオちゃんもいるよー」

 

ミオ「ミオです。この前は早退してすみませんでした」

 

アリサ「いいのよー」

 

ユキ「さて、今日のお題は『The Heroic Evolution』! 収録クランは、リンクジョーカー、かげろう、ノヴァグラップラーね」

 

アリサ「先月のパックからロイパラ抜いただけじゃない!」

 

ユキ「……思うところは色々とあるけれど、ここは愚痴を言う場所ではないので本題に行きましょう」

 

アリサ「そうそう。運試しに5パック買って見たんだけどさ。『ハーモニクス・メサイア』当たっちゃった」

 

ユキ「あら、運がいいわね」

 

アリサ「ほら、見てー。せっかくだから、ミオちゃん使ってみる?」

 

ミオ「ひっ」

 

ユキ「?」

 

アリサ「え、ミオちゃん、怯えてる?」

 

ミオ「な、ななな何を言ってるるのですか。わ、わわ私が、こんなカカシみたいなやつに、お、怯えてるるるわけがないじゃないですか」

 

アリサ「カカシて」

 

ミオ「わ、わわわ私は根絶者(デリーター)がいれば十分なので、そ、そそそのカードは、わ、わわわ私の見えないところにしまっておいてくだささい」

 

ユキ(これは本気で怖がってるわねえ。メサイアに嫌な思い出でもあるのかしら)

 

アリサ(はじめて1か月なのに?)

 

ミオ「さ、さあ、今日の『えくすとら』を始めてしまいましょう。輩のいるリンクジョーカーはとばして、かげろうから」

 

アリサ「輩て」

 

 

●かげろう

 

アリサ「本当にとばしちゃった」

 

ユキ「最後には取り上げるので、リンクジョーカーファンの方は安心してくださいね」

 

アリサ「かげろうと言えば、ドラゴニック・オーバーロード! 今回はついにジ・エンドが登場ね!」

 

ユキ「強いわね」

 

アリサ「うん、強いね」

 

ユキ「…………」

 

アリサ「…………」

 

ミオ「それだけですか?」

 

アリサ「それ以上、何を語れと言うの!? もう、オーバーロード嫌い! 強いことしか書いてないんだもん!」

 

ユキ「まあまあ。ここは落ち着いて、もう一度まじめに考察してみましょう」

 

アリサ「アタック終了後、手札を3枚捨てるだけで、パワー+10000してスタンドできるから強い!」

 

ユキ「アタック終了後、手札が4枚以下というだけでスタンドできるから強いわね」

 

ミオ「…………」

 

アリサ「あ、ミオちゃんの視線が冷たい」

 

ユキ「この前、えくすとらで『ドラゴニック・ブレードマスター』に触れてしまったのは失敗だったわね」

 

アリサ「それね。まあ、こっちはこっちでトンデモなんだけど。

ああ、そうだ。アニメのOPで出てたわね、マモルさん」

 

ユキ「そうねえ。唐突なブレードマスターの登場にも納得ね」

 

アリサ「マモルさんの名セリフと言えば『ヴァンガードを始めるならかげろうがおすすめだよ。ドラゴンが強くて格好いい』だけれど……」

 

ユキ「そうなの!?」

 

アリサ「いいよね。自分のクラン愛に溢れてるキャラクターって。私達も見習わなくちゃ」

 

ユキ「ヴァンガードを始めるならむらくもがおすすめよ。忍者が強くて格好いい」

 

アリサ「ヴァンガードを始めるならメガコロニーがおすすめだよ。昆虫が強くて格好いい」

 

ミオ「ヴァンガードを始めるなら根絶者がおすすめですよ。どの子も可愛くて格好いい」

 

アリサ「まあ、このセリフでヴァンガードを勧められた(トコハ)は、ネオネクタールでヴァンガードを始めるわけだけど」

 

ミオ「ダメじゃないですか」

 

 

●ノヴァグラップラー

 

ユキ「ノヴァの注目カードはもちろんスピニン……」

 

アリサ「『ファームド・ガイアス』ね!!」

 

ユキ「そっち!?」

 

アリサ「はい、こちらに実物を用意しております。さあ、ミオちゃん。このカードの凄いところを当ててみて? 制限時間は3分!」

 

ミオ「え? パワー3000の……バニラですか?? ノヴァグラップラーにネヴァンのようなカードってありました?」

 

アリサ「ふふふ。悩んでる悩んでる」

 

ユキ「ちなみに3分というのは、作者が気付くのにかかった時間らしいわ」

 

ミオ「……あ、(クリティカル)がさりげなく2ですね」

 

アリサ「早い! やっぱり先入観が無いのかな。

そう、8年間不動だった★値が、ついに変動したのよ! これはヴァンガードに起こった大革命!

G環境になって、フレームのデザインが少し変わった時は、もうこの欄いらないんじゃない? なんてことも思ったものだけど」

 

ユキ「第1弾からヴァンガードを続けてきた身としては感動するのも分かるけれど、VRより優先するほどかしら」

 

アリサ「ユキにとっては他人事じゃないわよ? これがアクセルの全クランに配られる可能性もあるんだから」

 

ユキ「そうねえ……実際、むらくもでなら活躍できそうなのよね」

 

アリサ「でしょ?」

 

ユキ「むらくもはガード強要と相性がいいし、分身させて並べることで、価値はさらに跳ね上がるもの。ええ、リアガードとしてなら、とても優秀よ」

 

アリサ「でしょでしょ!?」

 

ユキ「ライドしてしまったらどうするの?」

 

アリサ「…………」

 

ミオ「そこまで考えていなかったみたいですね」

 

アリサ「アクセルクランに与えられたブシロードからの挑戦状! ノヴァ使いの皆も、他のアクセルクラン使いの皆も、真剣に向き合ってみて! きっと活躍の場は見つかるはず!」

 

ユキ「ごまかした!?」

 

アリサ「この調子で★0のカードも出て欲しいね!」

 

ユキ「何に使うの、それは」

 

 

●リンクジョーカー

 

ユキ「リンクジョーカーもきちんとやるわよ。好き嫌いはダメですからね」

 

ミオ「はい……」

 

アリサ「ついにメサイア登場! ついに呪縛(ロック)登場!! が今回のテーマかな」

 

ユキ「けれど、敵を呪縛するカードは無いのね。引っぱるわねえ」

 

アリサ「遅かれ早かれ、星輝兵なりカオスブレイカーなりが登場して、対戦相手を呪縛するカードは登場するんだろうけどね。フヒャハハハ」

 

ユキ「今回はメサイアだらけになると思いきや、『ネオンメサイア』と、『ハーモニクス・メサイア』のみ。これもまた引っぱるわねえ」

 

アリサ「『アローザル・メサイア』や、『アレスター・メサイア』くらいは来るかと思ったけどね」

 

ミオ「あのカカシ、そんなに種類がいるんですか?」

 

アリサ「根絶者には言われたくないと思うけど、いっぱいいるよー」

 

ユキ「全部が登場していたら、ミオは卒倒していたかもね」

 

ミオ「そ、そそそそんなわけないじゃないですか。べ、べべべ別にメサイアなんて怖くないって、言っているじゃないでですか」

 

アリサ「メサイアの代わりに収録されたのは、『重力井戸のレディバトラー』や、『デスティニー・ディーラー』と言った、お馴染みの面々!」

 

ユキ「戦い方も変わらず。呪縛を絡めて展開し、呪縛を交えて連続攻撃。相手を呪縛できない以外は、昔と同じ感覚で使えそうね」

 

アリサ「……ここでいきなり大喜利大会」

 

ミオ「?」

 

ユキ「お題をどうぞ」

 

アリサ「こんなダスクブレードは嫌だ!」

 

ユキ「笑い声が『フヒャハハハ!』」

 

ミオ「パワー3000で、★2」

 

ユキ「フレーバーテキストが『3分だ! 3分で貴様を倒す!』」

 

ミオ「グレード1」

 

アリサ「そうそれ! せっかくイラストが強くて格好いいのにー!!」

 

ユキ「言葉の意味はよく分からないけれど、アリサには愛着のあるユニットだったのね」

 

アリサ「ボーボが登場するまでは、ブラントデッキにも入ってたもん!」

 

 

●おわりに

 

アリサ「次回の『えくすとら』はどうするー? 順番で言うと、『スタートデッキ』よね。再録ばっかだけど、やる必要ある?」

 

ユキ「やります」

 

アリサ「おお、即答」

 

ユキ「私達はともかく、作者がね。シャドウパラディンのスタートデッキを、結構楽しみにしているらしいわ」

 

ミオ「『シャドパラは安く組む』がモットーらしいです」

 

ユキ「そんな作者は『呪札の魔女 エーディン』と、魔界城が大好きよ」

 

アリサ「じゃあ、おさらい!

6月は、1日前後に『本編』、8日前後に『スタートデッキ』の『えくすとら』、22日前後に『My Glorious Justice』の『えくすとら』を公開予定でーす!」

 

ミオ「『My Glorious Justice』は発売から一週間後なんですね」

 

ユキ「15日、16日は偉大なる死霊術師(コキュートス)の復活を祝して、再誕祭(ファイト)が執り行われるから、作者が忙しいんですって」

 

アリサ「何よそれ!?」

 

ミオ「では、6月の本編で……」

 

アリサ「え、もうシメ!? ちょっと待って!」

 

ユキ「また、お会いしましょう」

 

アリサ「しょーう!」




栗山飛鳥です。
今回の『えくすとら』はいかがでしたでしょうか?

私の、今回のお気に入りカードは『ディープスコルピウス』です。
これとガストリィネイルは、初期のリンクジョーカーっぽくて好みです。
古いカードでは、『連星のツインガンナー』とか大好きでした。

ちなみに、知っている人もいるかとは思いますが、★0のユニットは月ブシで連載されている「星導のアスカ」で登場していたりもします。
単行本の付録カードになってくれることを期待していたのですが、まさかの電子書籍。
それでも、ヴァンガードマンガ大賞から連載を勝ち取った漫画として、心より尊敬し、応援しています。

では、6月の『本編』で、またお会いしましょう。

『シェルタービートル』の「ノープロブレム」が聞けて、テンション上がっている栗山飛鳥でした。
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