根絶少女   作:栗山飛鳥

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Ex.9「ブシロード戦略発表会2019 後期」

●序幕

 

アリサ「夏だーーーーっ!!」

 

ユキ「夏ねえ」

 

ミオ「夏ですね」

 

アリサ「そんなわけで、今日の『えくすとら』は浴衣姿でお送り致します! 挿絵はもちろん、『えくすとら』だから描写も無いけどね!」

 

ユキ「ああ……浴衣姿のミオの可愛らしいこと。あなたなら絶対に和服が似合うと思っていたわ。これを読者の皆様にお見せすることができないだなんて、なんてもったいない」

 

ミオ「はあ」

 

アリサ「そういうユキは全く代わり映えがしないんだけど」

 

コキュートス(こっきゅん)「我も浴衣なり」

 

アリサ「誰に向けたサービスよ!?」

 

ミオ「そんなことより、こっきゅんさんがレギュラーになりかけているのですが」

 

アリサ「さて! そんな暑い夏にぴったりな、熱いニュースが舞い込んできました!」

 

ミオ「ブシロード戦略発表会ですね」

 

アリサ「うん! さっそく見ていきましょう!」

 

 

●カードファイト!!ヴァンガード 新右衛門編

 

アリサ「今度のアニメは、シンさんこと新田新衛門が主人公!! 当然使用クランは…………」

 

ユキ(わくわく そわそわ)

 

アリサ「……………………ジェ、ジェネシス」

 

ユキ「…………は?」

 

アリサ「待って! お願い! 落ちついて! 穏便に! 何とぞ、えくすとら(この場)では穏便に!」

 

ミオ「作者は携帯電話を地面に叩きつけてましたが」

 

アリサ「な ん で? シンさんと言えば、むらくもでしょう? ヤスイエでしょう?」

 

アリサ「だ、大丈夫! ライブさんの使用クランもノヴァになってるから!」

 

ユキ「余計に悪いわ。ヴァンガードGファンに媚を売りたいのか、喧嘩を売りたいのか、はっきりしたらどうなの?

皆がむらくものことを嫌いなのは、ようく伝わったけど」

 

黒ユキ「マーク先生はぬばたまやけどねえ」

 

アリサ「火に油を注ぐな! この話題はここまで! ユキも作者もちょっとヤバい!」

 

 

●カード展開

 

アリサ「次は今後のカード展開よ!」

 

ユキ「……ふう」

 

アリサ「落ちついた?」

 

ユキ「ええ。怒りが収まったわけではないけれど」

 

ミオ「何で私を凝視しながら言うんですか」

 

ユキ「ごめんなさい。浴衣ミオを見て心を静めてるの」

 

ミオ「はあ。それでしたら、好きなだけどうぞ」

 

ユキ「まず、2018、2019シーズンのテーマなのだけど。わざわざ24クラン収録って書かれているのが怖いわね」

 

アリサ「うん……」

 

ユキ「これが2020シーズンでは23クラン収録に……」

 

アリサ「自虐ネタはやめて! むらくもを消さないで!」

 

ユキ「え? 消したのはメガコロだけど」

 

アリサ「この野郎!!!」

 

ミオ「続けて、新ユニット『煌天神 ウラヌス』の紹介ですが」

 

アリサ「どうする? とばす?」

 

ユキ「続けてちょうだい。私は参加しませんけど」

 

アリサ「おっけー。効果は単純明快。フォースがVサークルに5つあれば、V後列にパワー70000のユニットをコールできるようになる!」

 

ユキ「つまり、『セントラル・アレスター』ね!」

 

アリサ「いきなり参加してきた!」

 

ミオ「それも最新カードです」

 

アリサ「パワー70000の『絶界巨神 ヴァルケリオン』は、さらに効果を持っているようね。それどころか、『星域』にも何らかの効果がありそう」

 

ミオ「もっとも、ウラヌスに3連続でライドしなければなりませんが」

 

アリサ「今の環境、G3にライドしてから3ターン生き残るのも厳しいのにね」

 

ミオ「加えてヴァルケリオンも手札に残したままでなければ……」

 

アリサ「もうヴァルケリオンの効果、『ファイトに勝利する』でいいんじゃない!?」

 

ミオ「あ、ヴァルケリオンってクレイエレメンタルなんですね」

 

アリサ「いいところに気付いたわね。他のクランでも星域に準じたマーカーを置けるようにするつもりかしら。ギアクロとかやりそうだけど」

 

ユキ「ハートを独り占め……」

 

アリサ「またアイドルか!!」

 

ユキ「オチもついたところで、本番に行きましょうか」

 

アリサ「そだね。ヴァンガードファイターなら、ここを一番楽しみにしている人も多いんじゃないかしら」

 

ミオ「2020年2月までの商品展開スケジュールです」

 

アリサ「ここからは1つずつ見ていくよ!」

 

 

●9月 トライアルデッキ:ジェネシス

 

ミオ「ここはあらかた話しましたね」

 

アリサ「ついに『Ex.12「新田新衛門」』という珍妙なタイトルの『えくすとら』が爆誕するのね!」

 

ユキ「厨二病タイトルって大事ねえ」

 

 

●10月 ブースターパック:ジェネシス ぬばたま エンジェルフェザー ノヴァグラップラー

 

アリサ「ジェネシスは、ウラヌスを手厚くサポートしてあげないとだし、ミネルヴァとかフェンリルとか人気ユニットを出してる余裕は無さそう」

 

黒ユキ「ぬばたまは、これまたえらいイケてはる忍竜どすなぁ」

 

アリサ「エンジェルフェザーからはエルゴディエル! 使うキャラクターは男の子! 非常に珍しい組み合わせ!

エンジェルフェザー使いの男子は初……よね?」

 

ミオ「作者が先にやられたーとか言って悔しがってます」

 

アリサ「男性キャラのエースユニットが女性なのもアニメでは初めてよね? コミック版では美和君のMISSスプレンダー事件があるけど」

 

ユキ「逆は意外と多いのよね。エイゼルとか、ハリーとか」

 

アリサ「ノヴァは全く新しいユニットが登場! 『闘争竜 ゴッドハンド・ドラゴン』!」

 

ミオ「公式ページによるとフロントトリガーを超強化らしいです」

 

アリサ「★トリガーの方がクセが無くて使いやすい印象だったし、いい調整ね!」

 

ミオ「ぬばたまはトークンを生み出す」

 

黒ユキ「ちょっ、マガツ全否定……」

 

ミオ「エンジェルフェザーは既存のデッキと相性がいい」

 

アリサ「エンフェだけ適当!!」

 

ミオ「スタイリッシュ・ハスラーやアラバキなど、再録も豪華ですよ」

 

 

●11月 エクストラブースター:グレートネイチャー ネオネクタール ゴールドパラディン

 

アリサ「グレートネイチャーは妖艶なキツネの先生! 使い手もボス候補のお姉さんで期待が持てそう!

グレートネイチャーがボス格になるのは久しぶりだし、女性ファイターがラスボスになったら、アニメ史上初の快挙よ!」

 

ユキ「今回も中ボスくらいで終わりそうですけどね。後ろに神埼さんも控えているわけだし。

その神埼さんもスパイクあたりに宗旨替えしているかも知れないけど」

 

アリサ「ネオネクタールからはアルボロスドラゴンが再誕! 当時としては珍しいグレートネイチャーのドラゴンで、アドバンテージ獲得能力に長けた連携ライドを持つ、人気の高い1枚! 納得の復活ね」

 

ユキ「一方、意外なのはゴールドパラディン。メガブラスト要員のアグラヴェイルがまさかの下剋上」

 

アリサ「アグラヴェイルと言えば、騎士らしからぬイタいフレーバーも魅力よね。つけ上がるのはそれ位にしとけや……」

 

ユキ「借りは一兆倍にして返すぜっ!」

 

アリサ「今回はどんなフレーバーで私達を楽しませてくれるのか! SVRの箔押しフレーバーにも超期待!」

 

 

●12月 エクストラブースター:バミューダ△

 

アリサ「ここできた、バミューダ△! 年内でバミューダパックが2度発売されるのは、とっても珍しいわね。発売時期的に、テーマは『聖夜の歌姫』かしら」

 

ユキ「聖夜?」

 

ミオ「クリスマスです」

 

ユキ「くりすま……?」

 

アリサ「ユキは気にしないでいいよ。洋モノのイベントには、一切の興味を示さないから」

 

ユキ「そんなワケのわからないものより、『正月の歌姫』を出しましょう。SPはみんな着物姿よ」

 

アリサ「それはそれで人気が出そうだから、安易に否定できないけど!」

 

ユキ「当然、歌うのは演歌」

 

アリサ「それはどうかと!」

 

ユキ「コブシの歌姫」

 

アリサ「ユキの妄想はともかく、メインビジュアルはリヴィエール! 他にもパシフィカ、コーラル、カラフルパストラーレの登場が示唆されているわね」

 

ユキ「レインディアは?」

 

アリサ「そうよねー。リヴィエール、パシフィカときたら、レインディアも期待したいところだけど。あの子が人気出た経緯を考えると、安く組めるコモンヴァンガードとしての復活も面白いと思うけどね」

 

 

●1月 エクストラブースター:シャドウパラディン なるかみ アクアフォース

 

アリサ「神埼さん、支部長(神埼もだけど)、ヴァレオスの外の人がアニメに登場するらしいので、その3人のデッキはほぼ確定かしら」

 

ユキ「チッ」

 

アリサ「舌打ちすな」

 

ユキ「そうなると、クラレットソード、ヴァンキッシャー、ヴァレオスの登場も堅いかしらねえ」

 

アリサ「その中でも、注目は海津ルウガ&ヴァレオスよね。このシリーズでは難しいけど、後のアニメではゲイリ・クートの登場も期待できるかも」

 

ミオ「どちらさまですか?」

 

アリサ「女王陛下(グレドーラ)にディフライドされていた女の子よ。メガコロ使いな香港の女子高生! この子とは友達になれそうな気がする!」

 

 

●2月 エクストラブースター:ギアクロニクル ?????? ??????

 

アリサ「戦略発表会で隠してどうするのよ!? 発表しなさいよ!」

 

ユキ「流れからして、ロイヤルパラディン、ネオネクタールが妥当なところでしょうけどね」

 

アリサ「トライスリーだよねえ。仮に、メガコロとむらくもだったとしたら、隠す理由は無いもんね。つまりここから半年……」

 

ユキ「むらくもは無いわね」

 

アリサ「メガコロは無いわね」

 

ミオ「根絶者は無いですね」

 

こっきゅん「グランブルーもだ」

 

アリサ「はあ……。

けど、こうして半年先を教えてくれるだけでも、だいぶマシになったんだよ?」

 

ユキ「昔は本当に先が見えなかったものねえ。終わりの無いトンネルにいるみたいだったわ」

 

こっきゅん「今のうちにお小遣いを溜めねばな」

 

アリサ「地上を滅ぼすのはどうしたのよ!? いや、されても困るけど!」

 

こっきゅん「ブラスター・ブレードとか言う、やたら尖った輩に阻止された」

 

ミオ「ああ。あのトンガリ、人のこと、すぐ邪魔してきますね」

 

こっきゅん「うむ。いっぱいビームとか出してきた。我も深海へ戦略的撤退よ。

海底はいいぞ。愚鈍な人間は追ってこれぬからな。

『くっ、逃がしたか!』とか悔しがっているあやつの惨めな姿を、水底から眺めるのも乙なものよ」

 

ミオ「尊敬します」

 

アリサ「復讐者と侵略者で気があってる!」

 

 

●終幕

 

ユキ「……むらくも使いには得るものがなかった発表会だったわね」

 

アリサ「メガコロもだけどね。まあ、ユキにとっては、むしろマイナスだったわけだけど」

 

ミオ「それでも、気を取り直していきましょう。気落ちしているお二人は、あまり見たくありません」

 

ユキ「ミオの言う通りね。今のむらくもでも10年は遊べるもの」

 

アリサ「そうだね! 次回の更新は8月3日前後に本編8月分の公開となりまーす! よろしくねー」

 

ミオ「それでは、皆さん……」

 

こっきゅん「さらばだ」

 

アリサ「あんたがシメるな!!」




栗山飛鳥です。

今日はBCF2019へメオーマルをもらいに行ってきましたが(住んでるところバレそう)、『えくすとら』でイベントレポートを書くのも面白そうですね。
ミオ達に中継させる形にするとか。
WGP2019では一考してみます。

では、8月の本編もよろしくお願い致します。
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