根絶少女   作:栗山飛鳥

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Ex.17「竜牙独尊」

ユキ「読者の皆様。新年あけましておめでとうございます。

本年も根絶少女登場人物一同、読者の皆様に楽しんで頂けるよう努めて参りますので……」

 

アリサ「はいはーい、あけましておめでとうございまーす! 今年もよろしくお願いしまーす!」

 

ミオ「あけましておめでとうございます」

 

アリサ「じゃ、今年1発目のえくすとらはじめるよー!」

 

ユキ「ちょっと。新年のあいさつくらい、きちんとしなさいな」

 

アリサ「ユキのは長すぎるのよ。

そもそも20日も過ぎて新年の挨拶も何も無いでしょうに。

そんなわけで、えくすとら『Team 竜牙独尊!』編、はじまりまーす!」

 

ミオ「収録クランはシャドウパラディン、アクアフォース、なるかみですね」

 

アリサ「今日はシャドウパラディンに造詣の深いアイツをゲストとして呼んでいるんだけど……うう、呼びたくないなあ」

 

ユキ「わがまま言わないの」

 

アリサ「はいはい。『根絶少女』作中のシャドパラ使い、御厨(みくりや)ムドウでーす!!」

 

ムドウ「……ただいま紹介に預かった、呼びたくないゲストの御厨ムドウだ。よろしく頼む」

 

ユキ「ほらヘソ曲げちゃったじゃない」

 

アリサ「知らないから! むしろいい年して、この程度でスネないでよ!」

 

ムドウ「好きなユニットは『漆黒の乙女 マーハ』と『髑髏の魔女 ネヴァン』と『黒翼のソードブレイカー』と……」

 

ミオ「本能に忠実なラインナップですね」

 

アリサ「もうあんたバミューダ△使いなさいよ!」

 

ムドウ「ふっ。未熟なり、天道アリサ」

 

アリサ「何がよ!?」

 

ムドウ「花畑に咲き誇る花ばかりが美しいわけではあるまい。荒野にただ一輪、砂塵の中で咲いているからこそ美しい花もあろう」

 

アリサ「うっ……」

 

ミオ「アリサさんが言い負かされたところで、本日のえくすとらはじまります」

 

アリサ「ま、負けてないから!」

 

 

●なるかみ 『ドラゴニック・ヴァンキッシャー』

 

アリサ「一点突破型の多いなるかみのヴァンガードに新戦力! 『ドラゴニック・ヴァンキッシャー』が前列強化能力を携えて帰還!

なるかみにはすでに絶対的エースのガントレッド・バスターがいるけれど、その牙城を崩せるかが注目ね」

 

ミオ「フィニッシャーであることを考えれば、ガントレッドとの混合デッキもありえるような気がしますが」

 

ムドウ「ガントレッド・デトニクス混合型の、デトニクスの枠になるわけだな」

 

ユキ「けど、ガントレッドとヴァンキッシャーだけだと、リアガードを残さず戦えるクランと戦いにくくないかしら。

そう考えると、ヴァンキッシャー・デトニクス混合型の方が隙が無さそうよ」

 

アリサ「なるかみのVRはどれも強いから悩むよねえ」

 

ムドウ「ヴァンキッシャーが他より優位な点は、相手にトリガーが乗った場合の立ち回りだな。

前列除去を得意とするなるかみは、リアガードでリアガードを攻撃できることがまず無いので、相手ヴァンガードにトリガーが乗ってしまった場合、他のアタックが通らなくなることも多い。

だが、+10000の強化ができるヴァンキッシャーなら、トリガーを相殺できるので、安定性は高いだろうな」

 

ユキ「他と比べて不利な点を挙げるなら、ユニットの展開が必須な点かしら。

展開力やアドバンテージ獲得能力にも欠けるなるかみで前列を揃えるのは結構大変よ」

 

ムドウ「だが裏を返せば、誰が前列だろうと、ユニットの質を問わず一定のパワーを担保できる能力であるとも言える。

ここまで触れなかったが、ハンデス能力もあることを考慮すると、なるかみをさらなる高みに押し上げる原動力となるのは間違いなかろう」

 

アリサ「……意外と真面目に考察するじゃない」

 

ムドウ「俺はいつだって大真面目だ」

 

 

●『ドラゴンダンサー アナスタシア』

 

ムドウ「美人だ」

 

アリサ「いきなり不真面目になりやがった!」

 

ミオ「なるかみには珍しい守りのカードです」

 

ユキ「本来負けてしまうターンにこのカードのおかげで生き残ることができれば、それは追加ターンを得られたのと同じこと。

強力な守備は、時に強力な攻撃へと変じるのよ」

 

ミオ「守りの要として、是非とも入れておきたいカードになりそうですね」

 

ムドウ「かわいいしな」

 

 

●『ブリッツキャリバー・ドラゴン』

 

アリサ「ほらまたシャドパラ以外でこういうの出してくるー」

 

ユキ「要するに、VR以外のヴァンガード専用ユニットね」

 

ミオ「ものすごく簡単な要件でパワー+20000。けして弱くはありませんが、単体で除去と高パワーを実現するガントレッド・バスターと比較すると、明らかに色々と足りていません」

 

アリサ「要件もヴァンキッシャーの全体強化と似ているし、ヴァンキッシャーデッキの一点突破型サブヴァンガードとしてデザインされた感じかしら? ガントレッドを持っているなら、必要無さそうなのは確かだけど」

 

ユキ「作者の求める『レアリティは低いけど、他がマネできない光るものは持っている』系のG3とは少し違う感じねえ」

 

ムドウ「要するに旧環境で言う『呪札の魔女 エーディン』や『魔界城 トートツィーゲル』のようなカードを待っているわけだな」

 

 

●アクアフォース 『終末の切り札 レヴォン』

 

アリサ「何でヴァレオスじゃないのよ!!」

 

ユキ「クラレットソード、ヴァンキッシャーときて、これですからねえ」

 

アリサ「アニメの設定を考えれば、こここそヴァレオスであるべきじゃないの? ルウガはヴァレオスと深い繋がりがあったからこそ、ヴァレオスにディフライドされたわけでしょ?」

 

ムドウ「そして、その代わりとなったのが、まさかのレヴォン」

 

アリサ「蒼波ですらない!」

 

ユキ「ゴールドパラディンのアグラヴェイルといい、たまに意表をついてくるわよねえ。

レヴォンはまだ最高レアリティのカードだったから、まさかというほどではないけれど」

 

アリサ「そのスペックは、ヴァレオスとレヴォンを踏襲しつつ、両者を大幅強化した感じに!

おかげで妙に盛られている感じがするわね」

 

ユキ「ユニットを1体レストしての弱体化はヴァレオスのイメージかしら。前みたいに固定はできないけれど、単純に弱体数値が大きくなって強力ね。

攻撃数を稼ぐことに長けたアクアフォースにとっては、強化よりも相性がいいわ」

 

アリサ「攻撃回数ではなくレストしたユニットを数えるのはレヴォンの特性ね。スタンド封じされても要件を満たすのに支障が出ない、貴重なユニットよ。

ま、今のメガコロはほとんどスタンド封じしないんだけどね。

他にも、★+1なんかもちゃっかり引き継いでいるわ」

 

ユキ「アリサが言った通り、明らかに効果が盛られているから、その強さを語るのは不要な気がするわね。

あえて弱点を指摘するなら、アクアフォースでレストしているユニットを5体集めるのはなかなか大変なことかしら。

アクアフォースも、なるかみと同じようにアドバンテージを稼ぐのは苦手なクラン。レヴォンが登場した段階で盤面を埋めるには、ほぼすべての手札を消費することになりそう」

 

ムドウ「ソウルにG3がいる時の効果もあるにはあるが、2枚目の自身は後列にコールされて、コストとして寝かされることも多くなりそうだな」

 

 

●『ブレスストリーム・ドラゴン』 『アナライズ・シューター』

 

アリサ「蒼嵐艦隊だって、まだまだ現役! メイルストロームのサポートカードよ」

 

ミオ「『ブレスストリーム・ドラゴン』は、手札のメイルストロームをコストに、メイルストロームのドライブ数を増やします」

 

ムドウ「1枚の前トリガーで勝負を決することができるグローリーにとって、ドライブ数が増えるのは悪くない」

 

アリサ「『アナライズ・シューター』はブーストしたアタックがヒットするたび、メイルストロームを荒稼ぎ! クロスライドのサポートはもちろん、ブレスストリームのコストだって確保できちゃう」

 

ミオ「蒼嵐と蒼波。どちらがアクアフォースを制するか、注目ですね」

 

 

●『フォートヴェセル・ドラゴン』

 

アリサ「レヴォンの不在を埋める副官ポジション」

 

ムドウ「V登場時にギフトを取得し、相手ヴァンガードに-5000の弱体化をかけることもできる。

レヴォンの方が数段強力ではあるが、レヴォンデッキで最低限しておきたいことはしてくれる有能なサブヴァンガードだ

もちろんリアガードとしても、高パワーに耐性に隙が無い」

 

ユキ「レヴォンの弱体化と違って、自動効果なのが隠れた利点よね」

 

ムドウ「そうだな。今はそれを生かせるカードは無いが、タイミングの違いは後に大きな差となって現れることもある。

分かりやすい例が超越だな」

 

アリサ「仮にスタンダードでも超越が実装されたとして、レヴォンは弱体化させる前に超越しちゃうけど、フォートヴェセルなら超越前に弱体化できるわけね」

 

ミオ「わかりやすく言うと、ヲクシズとケヰヲスの関係ですね」

 

アリサ「根絶者使い以外、わかりやすくないからね!?」

 

 

●『戦場の歌姫 ステファナ』

 

ムドウ「美人だ」

 

アリサ「それしか言えんのか、あんたは!」

 

ミオ「コモンでたまに登場する、ギフト無しヴァンガード専用G3です。安くデッキを組むのに向いている、入門用カードと言えるでしょう」

 

アリサ「スペックを補うために、リアガードには高レアリティを揃える必要がでてくるんだけどね!」

 

ミオ「そんなステファナの効果は、同名カードに後列からアタックできる効果を与えます」

 

アリサ「けど、アタック回数を増やすだけなら、アクセルサークルでもできるのよね。ステファナを1体コールするだけなら、リアガード用の能力しか持たないけど、ギフトは持っているG3の方がまだ優秀」

 

ミオ「差別化をするなら、最低でも後列に2枚はステファナを揃えなければならないということですね」

 

アリサ「うん。けど、むらくもやバミューダと違って、同名カードを揃える基盤がアクアフォースには無いからね。現状、活躍させてあげるのは、かなり厳しそう」

 

ムドウ「戦場の歌姫では初のG3なのだがな。もったいない」

 

ユキ「あら、そうなの?」

 

アリサ「うん。せっかくだから戦場の歌姫サポートとかにして、もっと強くして欲しかったよねー」

 

 

●シャドウパラディン 『クラレットソード・ドラゴン』

 

ムドウ「弱い! 弱すぎる……!!」

 

アリサ「こいつ、いきなりディスりやがった!」

 

ムドウ「というのが単体で見た感想だな。

ドロップゾーンからグレード1を7枚バインドという条件は、はっきり言って気が遠くなる。

山札をドロップしながら攻撃力を上げる効果もあるが、こちらがまたクラレットソードの特性と絶妙に噛み合っていない」

 

ミオ「ふむ」

 

ムドウ「まず、G3に初ライドした段階では、ドロップゾーンのG1が7枚という条件を満たすことが難しいということだな。せっかく強化されたところで、それで2回攻撃ができなければ宝の持ち腐れもいいところだ。

そして、ギフト取得より後に解決されるという点も地味に不便だ。フォースⅡを選んだところでパワーが上がらなければ効果は薄く、フォースⅠを選んだところで、さらにパワーが上がってしまったら、やはり意味が無い。

ルール上仕方の無いことではあるが、効果を発動してからギフトを選択できるか、ギフトを選択してから効果を発動できるかだけでも、使い勝手はだいぶ変わったはずなのだが」

 

ユキ「では、クラレットソードはガッカリVRになるのかしら?」

 

ムドウ「超越もできないクラレットソードなど、この程度のものだろう。

と言いたいところだが、フォローできなくも無い点もある。

クラレットソードは、全体で見ても数少ない、手札コストを消費せずスタンドするヴァンガードという点だ。

もし、サポートカードが充実して毎ターン安定してスタンドができるようになれば、化ける可能性もある。

とは言え、よほど運がよく、よほど構築を歪めでもしない限り、1ゲームに2度が限界だろうがな。

それで仕留め切れなければ、漏れなくデッキ切れで敗北だ」

 

こっきゅん「呼んだか?」

 

アリサ「呼んでない! デッキ切れに反応すな!」

 

ムドウ「こいつは……」

 

ユキ「あ、紹介するわね。彼は惑星クレイから来てくださった『氷獄の死霊術士 コキュートス』よ。何故か地球に居着いちゃっているの」

 

ムドウ(…………)

 

こっきゅん(…………)

 

ムドウ(……こいつ)

 

こっきゅん(……似ている)

 

ミオ「何かシンパシーを感じ合っているみたいです」

 

ユキ「そう言えば、言動は格好よさげだけど中身がまったく無い点は、2人ともそっくりね」

 

ムドウ「なっ、笑止!」

 

こっきゅん「無礼なり、小娘!」

 

アリサ「そういうところよ!?」

 

 

●『モリオンスピア・ドラゴン』『ダークプライド・ドラゴン』『ブルーエスパーダ・ドラゴン』

 

ユキ「では、クラレットソードの命運を占うサポートカード達も見ていきましょうか」

 

アリサ「これはまた……作者好みのイケ(メン)揃いね」

 

ミオ「作者が過去にクラレットソードを使っていた理由は、クラレットソードというよりかは、ダークプライドやダーククォーツが使いたかったかららしいですしね」

 

ムドウ「モリオンスピアは、手札とソウルのG1をドロップする役割のカードだな。他と違い枚数は稼げないが、確実にG1を落とせるのが魅力だ。やっていることの割にはコストが重く、1度使ってソウルを吐けば役目は果たしたようなものなので、採用枚数は少なくてもいいだろうが、ブルーエスパーダに指定されているのが悩みどころだ。

ダークプライドは3枚のカードをドロップ送りにできるので、運がよければ2枚以上のG1を稼ぐことができる。最低でもパワーの上昇は担保されているし、G1が落ちればコストを支払うことでドローも可能だ。安定性に加え、ロマンもある。クラレットソード軸以外の採用も一考の余地がある。

ブルーエスパーダも同じく3枚のカードをドロップ送りにできるカードだ。こちらはノーコストでアドを取ることすらできる。指定のカードが落ちれば当たり、G1が落ちても当たりと考えれば、はずれを落とす可能性は低い。G1であることも相まって必須カードと言えるだろう」

 

アリサ「トリガーが3枚落ちた場合は?」

 

ムドウ「その日はヴァンガードをやめて、家で布団にくるまって寝ていた方がいい」

 

ミオ「では、この3枚を考慮したうえで、クラレットソードの評価はどうなりますか?」

 

ムドウ「……微妙じゃないか?」

 

ミオ「むう」

 

ムドウ「『グリード・シェイド』、『ルイン・シェイド』、『伊達男 ロマリオ』、『悲哀の銃弾 ナイトゲベール』をフル投入したバスカーク軸のグランブルーが、先行でG3にライドした際に墓地10枚達成できている確率が、作者体感で約8割。

これらよりドロップする枚数こそ多いものの、継続して効果を使用できるルインや、そのルインをドロップから回収できるグリードより安定してドロップを増やせるとは到底思えん。

まして、クラレットソードは数だけでなく質も要求してきている。デッキにG1を20枚入れたとて、山札を15~17枚はドロップ送りにしなければ、G1を7枚は達成できんだろう」

 

こっきゅん「ふん。我の率いるグランブルーが、生死を操る業で劣るはずもあるまい」

 

アリサ「いや、あんたが率いてるわけじゃないでしょ」

 

ムドウ「もっとも、作者はプロキシを使って実際に試したわけでもなく、計算式を立てたわけでもない。

グランブルーを使っている体感から適当に割り出しただけだ。モリオンスピア等、ピンポイントでG1を落とせるカードのおかげで意外と楽に達成できるのかも知れん。

その場合は、俺ではなく、作者を嘲笑(わら)え」

 

アリサ「責任転嫁!」

 

ムドウ「あと、これまではあくまでクラレットソードを軸にしたパターンを想定したが、ファイト終盤にライドし直すフィニッシャーとしての起用であれば、間違い無く強力な部類だ」

 

ユキ「終盤なら、ドロップゾーンにG1が7枚は自然に満たせる条件だものね」

 

ムドウ「そうだ。序盤から無理をして条件を満たそうとするから、構築や戦法が歪み、弱く見える。

ディクテイター軸にクラレットソードを2~3枚挿しておくのが、単純に強そうな気もするな」

 

 

●『哀慕の騎士 ブランウェン』

 

ムドウ「これはひどい」

 

アリサ「え? そこは『美人だ』じゃないの」

 

ムドウ「美人は美人だ」

 

アリサ「あ、そう」

 

ミオ「今弾のG1RRRは、3クランとも能力が共通しています」

 

ユキ「クラン特性に見合った+5000の強化と、山札の上から5枚見て、G3と手札交換する共通能力の2つね」

 

ムドウ「要するに手抜きだ」

 

アリサ「オブラート!」

 

ムドウ「その手抜きの煽りを最も受けたのがシャドウパラディンなのだ。

まず、共通能力がクラレットソードと相性が悪すぎる。G3の数を切り詰めてでもG1を増やさなければならないのがクラレットソードだと言うのに、山札の上から5枚見るだけの不確定サーチで当てられると思っているのか」

 

アリサ「G3を10枚以上入れてるデッキで6枚めくれる『マシニング・マンティス』ですら、しょっちゅうハズすしね」

 

ムドウ「G3がめくれなければ、手札からG1を落とすこともできない。クラレットソード軸では入れたくならないのが分かるだろう」

 

ミオ「G1がドロップに3枚あれば+5000の方はどうですか?」

 

ムドウ「ドロップのカードを7枚バインドするクラレットソードと相性がいいわけないだろう。

確かにドロップを増やす術に長けたクラレットソード軸とは相性がよく見えるかも知れんが、G1を3枚落とすくらい、従来のシャドウパラディンでもわけはない。なんなら、まとめて3枚を落とせる『ファントム・ブラスター・ドラゴン』の方がよっぽど相性がいい。

そもそもブランウェンと相性がいいのは、ダークプライドやブルーエスパーダであって、ブランウェンとクラレットソードだけを見比べたらアンチシナジーもいいところだ。

誰よりもクラレットソードを支えなければならないG1のRRR枠が、クラレットソードのコンセプトと真逆のことを書いている。これをひどいと言わず、何と言えばいい」

 

アリサ「う、うーん。まあ、そう、かな……?」

 

ムドウ「もっともこれは、あくまでクラレットソード軸を想定した場合の話だ。それ以外のシャドウパラディンならば、戦闘面とライド面の両方で貢献してくれる心強いカードとなるだろう」

 

ユキ「それにしても……このG1のRRRは他のクランにも実装されるのかしら?」

 

アリサ「RRR枠が準互換カードになると、楽しみが減っちゃうよね。

かと言って強いのは確かだから、もらえなければもらえないで不公平だし」

 

 

●『オニキスダスト・ドラゴン』『忘我の騎士 ケイラウト』『一徹の矢 ムオルダ』

 

ミオ「『ブラスター・ダーク』のサポート。即ちモルドレッドのサポートカードですね」

 

ムドウ「そうだ。『オニキスダスト・ドラゴン』は、山札から『ブラスター・ダーク』をサーチし、自身はブーストに回る。前列はすべて『ブラスター・ダーク』にしたいモルドレッド軸にとって、これ以上無いG3だな。

パワーラインも狙いすましたかのように23000だ。

『忘我の騎士 ケイラウト』は、高いガード値に目が行く。アタックで狙われた『ブラスター・ダーク』をこのカードで守るのが理想だろう。

『一徹の矢 ムオルダ』は、スタンドする『ブラスター・ダーク』を2度ブーストすることが可能だ。ネヴァンで呼んでこれるパワーは魅力だが、もともとモルドレッド軸の『ブラスター・ダーク』は2撃目の方がパワーが高い。ややオーバーキル感はあるな。使うならギフトはフォースⅡを選ぶべきか」

 

ユキ「これでモルドレッド軸はさらに強くなりそうね」

 

ムドウ「ああ。ブランウェンもいるしな。

もともと大会でも活躍しているデッキだったが、今回の強化で更なるステージに進んだと言っても過言では無いだろう。

……モルドレッドと比べられなければならないという点だけ言えば、クラレットソードは哀れではあるな」

 

 

●『滅却の魔女 ベーラ』

 

アリサ「え? 完全ガード? それも再録の?」

 

ムドウ「過去には使えなかったカードも、状況の変化によって使えるようになる可能性がある。このカードもそのひとつだ。

まず、クラレットソードは多少無理にガードをしてでもG1を落としたい。それはわかるな?」

 

アリサ「うん。あ、そっか! ベーラはG1だから……」

 

ムドウ「そうだ。『完全ガードを使う』という行為で、G1を2枚落とせるようになる」

 

ミオ「登場時の手札交換も、クラレットソードとは相性がよさそうですしね」

 

ムドウ「ああ。クラレットソード軸で、守護者にしかライドできない状況も稀だろうが、ネヴァンやソードブレイカーにライドするよりはマシな状況もあるだろうし、あって困る能力ではない。

シャドウパラディンは引トリガーを減らしても戦える地力(ドロー)もあるしな」

 

 

●了

 

ユキ「今日はわざわざ『えくすとら』に来てくださってありがとうございました」

 

こっきゅん「構わぬ。またいつでも呼ぶがいい」

 

アリサ「あんたは呼んでないからね!?」

 

ムドウ「ふん。思いのほか楽しめた。とでも言っておこう」

 

アリサ「こっちはこっちでそういうこと言う!」

 

ミオ「次は2月の本編。そして『The Astral Force』のえくすとらでお会いしましょう」

 

ユキ「それでは、皆さん……」

 

ムドウ「さらばだ」 こっきゅん「さらばだ」

 

アリサ「格好よさげだけど中身がまったく無い挨拶が被った!」




安さは罪!!(挨拶)
いやまあ正義なんですが。
5000円くらいで組めました、クラレットソード軸。

実際にクラレットソード軸を使ってみた感想ですが、意外と最速のタイミング(G3ライド時)でドロップ7枚の条件は満たせました。
それこそ私のバスカーク軸と同じか少し低いくらいの7~8割くらいの成功率だったと思います。
そうなればさすがに強く、けっして弱くはなかったです。
G1はやや少なめの19枚構築で試してみたので、もう少し尖らせれば、成功率はさらに上がるのではないでしょうか。

ただ、ブルーエスパーダやダークプライドが引けないとバニラ同然なので、やっぱり安定性には欠ける印象です。
そして、デッキの減りがグランブルーと同じかそれ以上なので、相手に治を2回引かれたらほぼ負けです。
手札はガンガン貯まるので守備力も高いのですが、それを全く生かせないあたりもグランブルーに近いものを感じます。
特にこっきゅん。

ちなみに『えくすとら』自体は例の如くプレイ前に書いているので……まあ、さすがに想像していたよりはずっと強かった感じですね。

さて、今週はブシロード戦略発表会がありました。
半年以内にメガコロが無いと分かった時点でテンションはガタ落ちなのですが、面白い情報もいっぱいあったので、今日明日中に臨時えくすとらは書き上げたいと思います。

それでは、またすぐにお会いできれば幸いです。
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