●序
ユキ「ヴァンガード戦略発表会2020冬!」
アリサ「…………」
ミオ「はじまります」
アリサ「…………」
ユキ「……やっぱり、最初はアリサからはじめてくれないかしら? 私もミオも声を張り上げるのは苦手なのだけれど」
アリサ「…………」
ミオ「だめですね。完全に放心状態です」
???「我にまかせよ」
ミオ「?」
こっきゅん「ヴァンガード戦略発表会2020冬!! 今ここに『えくすとら』の開催を宣言せん!!!!」
アリサ「…………な」
ミオ「な?」
アリサ「何であんたが開始の音頭をとってるのよ!!」
ミオ「アリサさんが復活しました」
アリサ「……はあ。分かってるわよ。7月ではまだ前回の強化から10カ月だからヘコむほどじゃないって。ひどい時は、2年近く待ったんだから、まだマシな方だって。ギアクロだって去年は相当待たされてたことだって知ってるし。
でもね! 今のメガコロって物凄く面白いの! 今の勢いのままもっと! もっとカードが増えたらって思うと……!」
ユキ「はいはい。よしよし。わかってる。わかってるわよ」
ミオ「アリサさんも正気に戻ったところで、改めて『えくすとら』はじまります」
●シーズンスケジュール
ユキ「アニメ展開に関しては不明瞭な部分が多いからとばしましょうか」
アリサ「うん。いいよ」
ミオ「では、シーズンスケジュールからですね」
アリサ「今年度、2020シーズンのテーマは……」
ミオ「クランタイプ継続/既存カード強化/24クラン収録 です」
アリサ「2019シーズンと何も変わってないじゃない!」
ユキ「とりあえず、今シーズンも無事24クランが収録されることが判明したのは収穫よね」
アリサ「遅くても来年の3月にはメガコロが収録されるということね! ……うっ、思ったより遠い」
ミオ「実際にそうなれば、作者の気力面で『根絶少女』が続いているかも怪しいですけどね」
ユキ「メガコロニーの動向に左右される、根絶者が主人公のヴァンガード小説って……」
アリサ「前にも言ったけれど、わざわざ24クラン収録って書いてるのも怖いのよね。いつこれが『厳選した12クランを収録!』に変わるかと思うと」
●商品展開スケジュール 3月 トライアルデッキ:ロイヤルパラディン ギアクロニクル ネオネクタール
アリサ「ここからは楽しみと緊張の瞬間! 商品展開スケジュールよ」
ミオ「3月はトライアルデッキ。ロイヤルパラディン、ギアクロニクル、ネオネクタールです」
アリサ「アニメの情報こそ無かったけど、これでだいたいアニメの展開は分かるよね」
ユキ「ヴァンガードGの再展開ね」
アリサ「カードの方でもいよいよ超越が再実装されるのか、超越無しでヴァンガードGの物語がはじまるのか」
ユキ「後で詳しく取り上げる予定だけど、超越が実装されるなら後攻サポートを実装する必要はなくて?」
アリサ「それもそうかー」
ミオ「ちなみに3クランともクランタイプはフォースです」
アリサ「トライアルデッキとして適切なのか不適切なのか微妙なラインね」
●4月 エクストラブースター:ロイヤルパラディン ギアクロニクル ネオネクタール
ミオ「そして、トライアルデッキ3クランの強化です」
アリサ「まず気になるのがパッケージ3体のグレードよねー。グレード4のノーマルユニットなのか。無難にグレード3にするのか。それともやっぱりグレード4のGユニットなのか」
ユキ「ネクステージだけはグレード4でも問題無いけれどもね」
アリサ「リベリオンもグレード4だったしね」
●5月 プレミアムコレクション:全クラン スペシャルデッキセット:ロイヤルパラディン
アリサ「5月には恒例のプレミアムコレクション!」
ユキ「今回もPスタンダード向けなのかしら」
アリサ「見た目の派手さはGユニットっぽいけど、スタンダードにGユニットが来てもおかしくない状況だし。どうなるんだろうね」
ミオ「加えて、『マジェスティ・ロードブラスター』のデッキセットも発売されます。私は知らないユニットですが、実は作者もちょっぴり使ってた時期があるそうです。作者曰く『若気の至り』だとか」
アリサ「やっぱり光と闇の融合は手堅く王道でアツいよねえ」
ユキ「かつて、このカードの登場後、ロイヤルパラディンデッキには、シャドウパラディンを10枚混ぜていいというルールが施行されたのだけど、それが後に悪用されることになるのよ……」
アリサ「あたしは好きだったけどねー、あの発想は」
ユキ「さらに大ヴァンガ祭限定で『フェスティバルコレクション』なるパックが発売されるわ」
ミオ「1パック1枚、引守護者確定。新テキストFV封入、他再録48枚の豪華パックです」
アリサ「うっ、ほしい……」
ユキ「収録数は130枚以上と、目当てのカードを当てるのは大変そう。皆でトレードするのに向いているパックね」
アリサ「各1BOXずつ買うだけでも、15200円の出費かあ。大ヴァンガ祭に遠征することも考えたら、5月は大変ね……ていうかマジェスティ・ロードブラスター高すぎない!?
デッキとスリーブなんてたかが知れていること考えると、プレミアムデッキホルダーとやらは、どれほどプレミアムなのよ!?」
ユキ「純金製よ」
アリサ「うそっ!?」
●6月 ブースターパック:オラクルシンクタンク かげろう ディメンジョンポリス リンクジョーカー
ミオ「怒涛の5月を終え、6月にはブースターパックが発売です」
アリサ「これはまた手堅いラインナップね」
ユキ「アニメで言うと、オラクル=クミちゃん&ツネト、かげろう=マモルさん、リンクジョーカー=伊吹あたりかしら」
アリサ「ディメポは謎だけど、新キャラクターが登場しててもおかしくないしね。ヴァンガードGが新しく始まるにしても、全く同じキャストではやらないでしょ」
ユキ「ブレードマスターは既に登場しているけれど、早くも“紅焔”の収録かしら」
アリサ「案外、“The Legend”とかだったりして。他はバトルシスター&スサノオ、グランギャロップ、オルターエゴ・メサイアあたりかな」
ユキ「そして『根絶少女』として見逃せないのが、リンクジョーカーの収録ね」
ミオ「はい。根絶者が出ると決まったわけではありませんが、楽しみです」
アリサ「6月に主人公のデッキが強化されるのは非常にタイミング的によいので、是非とも収録して欲しいところ。
根絶者が収録されなかった場合のことも、作者はちゃんと考えているらしいけどね」
ミオ「作者は最近星骸も使いはじめたので、そちらの収録も期待しているようですね。とりあえず、G2星骸はあと1種類欲しいそうです」
●7月 むらくも ペイルムーン ダークイレギュラーズ グランブルー
ユキ「7月にはついにむらくもが登場よ!」
アリサ「とは言え、アニメ的に気になるのは残りの3クランなのよね。この並びはどう見ても、ラミーラビリンス&江西さんしか……」
ユキ「猊下もいるわよ?」
アリサ「そうだけど!」
ユキ「むしろ、使い手が想像つく3クランより、使い手がピンとこないむらくもの方が気になるわ」
アリサ「え? 普通にシンさんじゃないの?」
ユキ「彼はもうジェネシス使いになりました」
アリサ「でも……」
ユキ「戻ってこなくて結構です」
アリサ「き、厳しい……」
ユキ「まあ、アニメでの使い手が誰になろうと、私としても作者としてもヤスイエが収録してくれればそれで満足なのだけれど」
アリサ「カッコいいもんねー。あれはユキが惚れても仕方ないわ。
シャルハロートやハリーまで収録されることになったら、いまだかつてないほどのイケメンパックになりそう」
こっきゅん「そこにグランブルーである我も含まれるのだ」
アリサ「それはない! 何の自信があって、ナイトローゼや七海覇王を押しのけて、自分が収録されると思ってるのよ!?」
こっきゅん「知れたこと。我には『氷獄の冥海神 コキュートス・ネガティブ』なる真の姿がある。ナイトローゼやナイトミストのような若造に劣るはずがあるまい」
アリサ「こいつ……コキュートス・ポジティブすぎる……」
ユキ「まあ、クラレットソード、ヴァンキッシャーときてレヴォンの例もあったから、どのクランも油断できないけれどね」
アリサ「そうね。ハリー、ナイトローゼ、シャルハロートときて『足軽大将 HYO-TA』になる可能性だってあるもんね」
ユキ「誰よそれ!? せめて既存のユニットにして!」
アリサ「真の足軽はただ一人。俺様を措いて他にいない!」
ユキ「なんという謙虚な自惚れ……」
ミオ「お楽しみのところ失礼します」
ユキ「あら、何かしら?」
ミオ「このパックの発売日は7月なんですよね?」
ユキ「そうだけれど……」
ミオ「3年生のユキさんは、とっくに卒業しているのでは?」
ユキ「!?!?」
アリサ「し、7月の『えくすとら』には呼んであげるから……」
ミオ「むらくも、グランブルーは、作者が特に愛用する2クランです。メガコロニーはいないにしても、作者にとっては熱い夏のはじまりになりそうですね」
アリサ「ユキを傷つけておいて、勝手にシメに入らないの!」
●オーダーカード
ミオ「ヴァンガードの新たな可能性。オーダーカードの登場です」
アリサ「他のカードゲームで言うソーサリー/インスタント、魔法/罠にあたるポジションのカードね!」
アリサ「とはいえ、ヴァンガードにはライド事故の危険性があるから、オーダーはあんまり多く入れられなさそうだよねえ」
ユキ「通常のデッキでも4枚前後が限界かしら。G4やG5を入れなければならないギアクロニクルや、星詠軸のジェネシスはもっと厳しいかも知れないわね」
アリサ「今こそ際立つ個性が輝く時!」
ユキ「そうなるといいわねえ」
ミオ「他には、デッキトップからのスペリオルコールを得意とするゴールドパラディンは、オーダーを入れにくいクランの代表格かも知れませんね」
アリサ「そういうクランには、そういうクランに向いたオーダーが収録されるだろうから、心配無いとは思うけどね」
ミオ「一方で、グレードを指定したサーチカードなんかは選択肢が広がりますね」
アリサ「メガコロの『マシニング・ホーネット』や『マシニング・マンティス』なんかがそうよね♪
エースユニットだけじゃなく、戦局をひっくり返すG3オーダーもサーチできるとなると、ますます夢が広がるわ」
こっきゅん「極めつけは、グランブルーよ。我がしもべたる『グリード・シェイド』は、ドロップゾーンから好きなカードを回収できる」
アリサ「『グリード・シェイド』を蘇生できるバスカークやこっきゅんなら、毎ターン、オーダーを使い放題なわけね。うわ、ますます強くなりそう」
こっきゅん「また買いに行かねばな」
●クイックシールド
ユキ「さらに、現存するスタンダードの全ファーストヴァンガードがエラッタされるわ。
ライドされた時に1枚引く能力はそのまま、相手がすでにG1の時には『クイックシールド』のチケットを手札に加えることができるの」
ミオ「チケットとは、オーダーの擬似カードですね。プロテクトⅠ同様、使用するとゲームからは消失します」
アリサ「『クイックシールド』のスペックは、ガード値5000。カードの質としては最低クラスよね。現環境の後攻の厳しさを考えれば、少し物足りないんじゃない?」
ユキ「では、有効な利用法を考えていきましょう。
真っ先に思いつくのは手札コストね。手札交換を使えば、貧弱なクイックシールドも、デッキ内の強力カードに早変わり……するかも知れないし」
ミオ「完全ガードのコストにしてもいいですね。ヴァンガードをスタンドさせる効果も、手札コストを要求されることが多いので狙い目です」
アリサ「相手ヴァンガードがG3で本領を発揮する=先行後攻でスペックに差ができにくい系のユニットも相性がよさそうね。プロテクトの暁・ハンゾウなんかは特に。ぬばたまなら手札交換も豊富だし、どうとでも利用できちゃいそう」
ユキ「『クイックシールド』としての活用法も考えていきましょうか。まず、ガーディアンでは無いのでガード制限にはことごとく強いわ」
アリサ「『盛装怪人 アルゴビルバグ』のような、2枚以上でしかガーディアンをコールできない効果や、『真魔銃鬼 ガンニングコレオ』のような、特定グレードのガーディアンのコールを封じる効果ね」
ミオ「グローリー・メイルストロームも、このカードとガーディアンで、擬似的にですが2枚のカードで防ぐことができるようになりますね」
●了
アリサ「先行有利にメスが入り、オーダーという新たなルールも追加され、今後のヴァンガードが楽しみになる発表会だったわね! メガコロがいないこと以外は!」
ユキ「G3に強力なオーダーが追加されるようなことがあれば、ますます先行有利が加速することになるけれどね」
アリサ「それもそうだけど!」
ユキ「今にして思えば、オーダーのプレイ条件は『グレードがヴァンガードのグレード以下であること』ではなく『グレードが相手ヴァンガードのグレード以下であること』の方がよくなかったかしら。
またG2止めみたいなゲームを停滞させるプレイングが発生してしまう懸念があるのはわかるけれど、ギフトがある以上、先にG3にライドするメリットも今はあるわけだし」
アリサ「ま、まあ! 公式も今は先行が強いって理解しているみたいだし、悪いようにはならないと……」
ユキ「レヴォンも、ヴァンキッシャーも、クラレットソードも、先行取り得なユニットでしたけどね」
アリサ「…………」
ユキ「とはいえ、私達もヴァンガードファイターである以上、規則には従うしかないわ。これからヴァンガードがよりよくなることを信じて、今楽しめることを楽しみましょう」
アリサ「……そだね」
ミオ「カードファイト部の方針もまとまったところで、今日はここまでにしましょうか」
こっきゅん「うむ」
アリサ「あんたは部員じゃないでしょ!」
ユキ「それではみなさん」
アリサ「さよーならー!」
ヴァンガードに新たな可能性が示されましたね!
オーダーの描写を今からどう書こうか悩んでいます。
栗山飛鳥です。
オーダーはもちろん楽しみなのですが、それ以上に、ヤスイエやダークフェイス等、G環境で愛着のあったユニットの再登場が、いよいよ現実的なものになってきたのが嬉しくてたまりません。
それでは次回は2月の本編でお会いしましょう。
できる限り2月1日には公開する予定ですが、2日になってしまう可能性もございます。
ご了承くださいませ。
※2月2日 追記
色々と感違いがあったので、一部書き直しました。お恥ずかしい……