根絶者にディフライドされている無表情・無感情の少女。高校2年生。
使用クランはもちろん「リンクジョーカー(根絶者)」
ゲームはほとんどしない。
・天道アリサ
いつでも元気いっぱい。明るく楽しいミオの先輩。高校3年生。
使用クランは「メガコロニー」
ゲーム好きで、ジャンル問わず色んなゲームに手を出すタイプ。
・鬼塚オウガ
ケガが原因でアメフト部を引退。ミオに誘われカードファイト部に入部した高校1年生。
初心者だが、熱いハートの持ち主。
使用クランは「スパイクブラザーズ」
スポーツゲームはたまにする。
・藤村サキ
臆病で気の弱いメガネっ娘。ファイトは初心者だが、知識は深い高校1年生。
使用クランは「たちかぜ」
ゲームにも詳しく、RPGが特に好物。
●はじめに
アリサ「ZERO……何と美しい数字だろうか」
ミオ「軽々しくゼヰール様のマネをしないでください。それとも根絶教に入りたいんですか?」
アリサ「意外と使用権が厳しい!?」
オウガ「そんなことより、急になんすか? えくすとらやるから全員集合って?」
アリサ「今日はね、ヴァンガードZEROを採り上げるわよ!!」
サキ「ヴァンガードZEROっていうと……ヴァンガードのアプリゲームですよね?」
アリサ「そう! スマホやPCでもヴァンガードができるようになったの! いい時代になったものよね」
サキ「その割には採り上げるのが遅くないですか? サービス開始したのって、去年の12月ですよね?」
アリサ「ぎくっ」
ミオ「どうせ、メガコロニーが実装されるとかそういうのでしょう」
アリサ「……そうよ!! 7月22日、ついにメガコロ参戦!! ひゃっほー! おめでとー!!」
オウガ「開き直った!!」
アリサ「メガコロもむらくももいない。作者にとっては何の価値も無いアプリだったけど、これで真のサービス開始!!
これを機に、えくすとらでも宣伝しておかなくちゃと」
サキ「そういえば、たちかぜも最近実装されたんですよね!?」
アリサ「そうだよー。どう? サキちゃんも。スパイクだっているわよー?」
オウガ「むう。ちょっと惹かれるっすね」
ミオ「根絶者は」
アリサ「ごめん。いない」
ミオ「帰宅します。お疲れ様でした」
アリサ「ちょーい!! 待って! 行かないで!」
サキ「メガコロ出るまでスルーしてたアリサさんに止める権利は無いですよー」
アリサ「どうせ根絶者なんていずれ登場するんだから! 今のうちに始めて、ジェム(※ゲーム内通貨)を貯めておくのだってアリよ!?
ていうか、作者だってそうしてたから!!」
ミオ「根絶者が登場したら、その時にヲクシズのSPが4枚揃うまで課金するので大丈夫です」
アリサ「大丈夫じゃない!! そんな生き方だから、お金が貯まらないのよ!?」
●よいところ1 「あんなカードや、こんなカードに思わぬ強化が!」
アリサ「ヴァンガードZEROの最大の魅力は、懐かしいカードを使ってファイトできることなんだけど、一部のカードにはスキルにメスが入れられているわ。
アプリの仕様に合わせて仕方なくって感じのもあるけど、その多くは当時微妙だったユニットの上方修正!
一例が作者都合でグランブルーばっかりになって申し訳ないんだけど……」
こっきゅん「よかろう。では、この後の説明は我が引き受けた」
アリサ「いたの!? ていうか、やってたの!?」
こっきゅん「無論。ヴァンガードZEROには、我も実装済みだからな」
アリサ「そう言えばそうだったわね」
こっきゅん「グランブルーで強化されたユニットの紹介だったな。
まずは『モンスター・フランク』。
説明するのも億劫な、どうしようもなく愚かなスキルはそのままだが、その下に、とある一文が追加されている。
このカードを手札から捨てる。『チャイルド・フランク』を手札に加える。とな」
アリサ「便利!!」
こっきゅん「次に『スピリット・イクシード』だ。
『サムライ・スピリット』と『ナイト・スピリット』をソウルに置くことで、ドロップゾーンからG2のユニットにスペリオルライドができるユニットだが、その後はバニラという、当時は哀れなユニットの1体であった」
アリサ「あんたはいちいち仲間に対してトゲがあるわね……」
こっきゅん「だが、ZEROでは、スペリオルライド時に1ドローがあり、ソウルにサムライがいればパワー+1000、ソウルにナイトがいれば自分ターンパワー+3000の永続スキルを得た」
サキ「自分ターンに14000、相手ターン11000は、当時の感覚だと強いですよ!?」
こっきゅん「しかも、ナイトスピリットはファーストヴァンガードになっているので、手札にサムライ、ドロップゾーンにイクシードがいれば、コンボが成立する。
実質、サムライと『お化けのちゃっぴー』が手札にあればいいわけだな」
サキ「すごい、これなら本当に強そうです!」
こっきゅん「ちなみに、このアプリでソウルブラストするカードは選べないので、カットラスを出したら、ナイトとサムライがまとめて引っこ抜かれた」
アリサ「よりによって、グランブルーのキーカードとアンチシナジー!?」
こっきゅん「所詮、あやつも志半ばに果てた亡者に過ぎぬよ。
だが、我を揃える金も運も無き、持たざる者には心強い味方となることだろう。
まあ、我を4積みしたデッキの足元にも及ばぬがな」
アリサ(今が全盛期だから、メチャ調子のってる……)
こっきゅん「ちなみに作者は『スピリット・イクシード』を4枚当てたにも関わらず、『お化けのちゃっぴー』が1枚も当たらなかったので、一度もスペリオルライドできたことがない」 ※レアリティは同じR
アリサ「悲惨!!」
こっきゅん「『神喰いのゾンビシャーク』と『剣豪ナイトストーム』でチクチク殴る毎日であった」
アリサ「もはやグランブルーである必要性が無いメンツ!!」
こっきゅん「そして、極めつけは『キャプテン・ナイトミスト』の若造よ。
ヴァンガードの時、ドロップゾーンにナイトミストがあれば+3000などという意味不明なスキルで醜態を晒していた小僧だが、そのスキルがリアでも適用されるようになった」
サキ「え? それって……」
こっきゅん「ドロップゾーンから蘇る効果はそのままなので、CB1で毎ターン蘇っては、単体11000でアタックできる優秀な下僕となった」
アリサ「もともとが印刷ミスを疑うレベルの謎スキルだったからね。
ちなみにこのアプリ、インターセプトがメチャクチャ優秀(インターセプトできるユニットがいる限り、相手はヴァンガードにアタックできない)だから、G2を常に用意できるっていうだけでも圧倒的アドバンテージなのよ。
まさしく、キャプテンの面目躍如!!」
こっきゅん「ちなみに作者は当たったRRR3枚すべてが『ルイン・シェイド』だったので、ナイトミストを使ったことはない」 ※ZEROではナイトミストもRRR
サキ「さっきから運悪くないですか!?
……というか、『ルイン・シェイド』がハズレになるんですね」
アリサ「もちろんルインも強いし、4枚揃えておくべきカードではあるんだけどね。ただ、まずはナイトミスト。あれがあってこそのグランブルー」
こっきゅん「そして、我あってのグランブルーよ」
アリサ「グランブルー以外では、結構パワー11000に上方修正されてるユニットは多いわね。
ブロンドエイゼルとか、ルキエとか、ポラリスとか、アジアサーキット編で活躍したユニットは、だいたいパワー11000になってると思って間違いないわ。
エイゼルなんてリミットブレイクで4枚めくれるようにもなってるし」
サキ「へー、そうなんですねー」
アリサ「あっ、ギガレックスもパワー11000になってるわよ」
サキ「本当ですか!?!?」
アリサ「食いつきが違う!」
サキ「まあ、パワー11000になったところで、どうにかなるスキルでもないんですけどね……」
アリサ「うん。変えるべきはそっちだと思うんだけどね。
かげろうが敵を除去してパワー+3000がデフォなのに、どうして味方を除去してパワー+1000になるのよ!?
どういう計算式で出した査定なの!? 算数できてる!?」
サキ「9年越しの恨み節!!」
●よいところ2 「アニメファン垂涎の高い再現率!!」
アリサ「キャラクターがとにかくよく動く! しゃべる!
原作に好きなキャラクターがいるなら、見ているだけでも飽きないと思うわ。
そしてストーリーモードでは、非常に高い再現率で原作の追体験ができるのよ。
これまで出たヴァンガードのゲームは、オリジナル展開が多かったから、意外と無かったポジションなのよね。
アニメファンは、きっと懐かしい気持ちで楽しめると思うわ」
サキ「私、闇に囚われたアイチ君を、櫂君が救い出すファイト! あそこが大好きなんですよ!
あとはもちろんジュラシック・アーミー! 脇役なのにカッコよすぎません!?」
アリサ「わかるー! 無駄に印象強かったよね、あの人達!
あたしはミサキさんの過去回が好きだわー。テレビの前でボロ泣きしたもん」
オウガ「あのー。俺は見たこと無いんすけど」
アリサ「そんな人には、なおさらオススメするわ! 初期のアニメは万人が楽しめる名作よ! 絶対に損はさせないから!」
オウガ「ふーん。まあ、確かに興味はあったんすよね。
けど、アニメを全部見てると時間も取られるし。アプリゲームなら、自分のペースで見ていけそうすね」
アリサ「作者のデータでは、アイチと櫂の感動の激戦も、アイチとレンの因縁の決戦も、ファイトが始まったら何故かゴウキが乱入して対戦相手をボコボコに倒しちゃうんだけどね」
サキ「台無し!!」
アリサ「みんなも使うキャラは十分に注意して、ストーリーを楽しんでねー」
●わるいところ 「ファイトの再現度はいまひとつ」
オウガ「悪いところもやるんすか!?」
アリサ「もちろんよ。そこは公平にね。
表題にも挙げた通り、ファイトの再現度はもはや別物と言ってもいいくらい、非常に低いわ。
ファイトシミュレーターにはならない……以前の問題ね。まずもってルールが違いすぎる。
具体的にどんな点が違うのか、ざっとリストアップしてみたよ」
・デッキは40枚、G1、G2、G3が13枚ずつ固定で、1枚がFV
・G3がトリガーになっており、どのカードを何のトリガーにするかはプレイヤーが設定可能。もちろん治は4枚まで。
・ガードはできない
・守護者は致死ダメージの攻撃を受けた時、自動で発動
・相手の場にG2がいる限り、ヴァンガードにアタックできない=インターセプト
・アタックによるダメージを受けた時、トリガーの有無に関わらずパワーが+5000される。
オウガ「もはや何を言っているのかわからねえ……!!」
アリサ「でしょ? そうでしょ!? ここまで来ると、もはやヴァンガードらしき何かよね。
けど、この大胆な簡略化のおかげで、思わぬ強化を受けたカードがあるのも面白いところよ。
とにかくG2が強いゲームシステムだから、自己再生できるナイトミストが強いのは前述した通りだけど。
例えば、『アシュラ・カイザー』!
G3=トリガーのおかげで、能力は原作そのままなのに、トリガーがめくれたらリアガードを1体スタンドさせるという超強力ユニットに大化けしてるわよ。
アルフレッド、オーバーロード、アマテラスと十分張り合える、爆発力なら随一のカードに!」
サキ「それはアツいですね!」
アリサ「ガードされないシステムのおかげで、ヒット時能力も軒並み使いやすくなってるわね。
一方で、ダメージを受けたらパワー+5000システムのおかげで、スタンドは少し使いにくいかな。
だからこそ、トリガー強化とスタンドを同時に行える『アシュラ・カイザー』の強さが際立つんだけどね。
とまあ、こんな風にオモシロ現象もあるにはあるんだけど、熟練ファイターなら物足りないというか、普通にファイトしたいっていうのが正直なところね。
せっかく久しぶりに『デスワーデン・アントリオン』や『マスター・フロード』が使えるわけなんだし」
オウガ「そうっすよねー」
アリサ「けどね! ヴァンガードらしきものだからこそのメリットもあるの。
そうね……『いいところ2』では、アニメファンなら楽しめるって挙げたけど、そのアニメファンってどんな人がいると思う?」
オウガ「へ? そりゃヴァンガードが好きなやつ……は当然として」
サキ「ファイトはしたことが無いけど、アニメは好きっていう人も多いですよね。対戦相手がいなかったり、カードゲームは敷居が高いと感じていたり、理由は様々ですけど」
アリサ「サキちゃん、正解! 明け透けに言ってしまえば、キャラはカッコいいから好きだけど、カードはそんな興味無いなんて層もいるわけよ。
極限まで簡略化されたファイトは、カードに触れたことのない初心者でもそれっぽいことができて、原作のストーリーに程よい没入感を与えてくれること間違い無し!
熟練ファイターが物足りないのは当たり前。このアプリのメインターゲットは、アニメファンでファイト初心者の方々よ!!」
サキ「言いきった!!」
オウガ「まあ本格派のファイターなら、最初からスマホでファイトせず、リアルでファイトしてるっすね」
アリサ「そんなわけで、この『わるいところ』は、『よいところ2』に繋がってるの!
アニメファンには、改めて超オススメ! 手に取ってもらえたら嬉しいな!」
●おわりに
アリサ「で、ミオちゃんのセリフがさっきから無いんだけど、まさか本当に帰っちゃった?」
ミオ「ここにいますよ。少しデリートされていただけです」
アリサ「大事件が発生してた!!」
ミオ「貴重な体験でした」
サキ「本人は満足そうですけど……」
オウガ「おっ、アプリのダウンロードが終わったぜ」
アリサ「こっちはもう始めてるし!」
ミオ「オウガさんは即断即決の人ですからね」
サキ「……オウガ君が始めるなら、私も始めてみようかな」
オウガ「おっ、いいね!」
サキ「だ、だから、この後、私とフレンド登ろ……」
こっきゅん「我とフレンド登録する栄誉を与えよう!!」
アリサ「馬に蹴られて死んじまえ!!!」
ミオ「どうしたんですか急に? こっきゅんさんは、もう死んでますよ」
アリサ「いや、そういうことじゃなくてね……」
オウガ「おう! よろしくな、こっきゅん!」
アリサ「こっちはこっちで鈍感だし! 主人公か!? 主人公なの!?」
サキ「…………」
ミオ「サキさんが部屋の隅で、どこか寂しそうにアプリをダウンロードしています」
アリサ「ああもう! こっきゅんとオウガ君は後で説教ね!」
オウガ「何で!?」
ミオ「それでは、今日はこのあたりで」
こっきゅん「さらばだ……」
まずは補足を。
・作中で触れていた、たちかぜ、スパイク、グランブルーは、現在入手不可能です。
いずれまた手に入るようにはなると思いますが。
・ソウルブラストするカードは、最近のアップデートで、選べるように改善されたそうです。
ヴァンガードZEROが面白くなってきたので、今更ながらZEROの「えくすとら」でした。
やっぱりメガコロニーを通すと、世界が輝いて見えますね。