根絶者にディフライドされている無表情・無感情の少女。高校2年生。
使用クランはもちろん「リンクジョーカー(根絶者)」
虫に興味は無いと嘯きつつ、ムカデやゲジは根絶者っぽいので気になってる。
・天道アリサ
いつでも元気いっぱい。明るく楽しいミオの先輩。高校3年生。
使用クランは「メガコロニー」
虫はもちろん大好き。部室でタランチュラを買おうとして、ユキに本気で止められた。
・鬼塚オウガ
ケガが原因でアメフト部を引退。ミオに誘われカードファイト部に入部した高校1年生。
初心者だが、熱いハートの持ち主。
使用クランは「スパイクブラザーズ」
カブトやクワガタは好き。
・藤村サキ
臆病で気の弱いメガネっ娘。ファイトは初心者だが、知識は深い高校1年生。
使用クランは「たちかぜ」
虫は苦手だが、三葉虫にはロマンを感じるタイプ。
・御厨ムドウ
容赦の無いファイトで対戦相手を打ち負かす、謎多き強豪ファイター。
使用クランは「シャドウパラディン」
Gが現れると何処かへと姿を隠す。
●序
アリサ「メッガコロ! メッガコロ!」
サキ「め、メッガコロ! メッガコロ!」
ミオ「メッガコロ。メッガコロ」
オウガ「……スーパイク。スーパイク」
アリサ「そんなわけで、今年も無事にやって参りました!!
メガコロ収録パック『虚幻竜刻』!! メガコロ収録パックとしては2度目のえくすとら!!
約1名、裏切り者がいたような気もするけど、気にせず始めまっしょい!」
オウガ「いや、そりゃ当然でしょ!? 今回は部長のメガコロだけじゃなく、俺のスパイクや、サキのたちかぜもいるんすよ」
アリサ「……そうよね。あたしが間違っていたわ。もはやこれは『The Destructive Roar』勢にとってのお祭りだもんね!
テコ入れとばかりにシャドパラまでついてきてるけど!
とりあえず、不公平感を無くすために、ゲストにムドウも呼んでおいたよ」
ムドウ「紹介が適当だな」
アリサ「……何かあんたのゲスト率高くない?」
ムドウ「プレミアムコレクションも担当したしな。あとは単純にシャドパラの収録機会が多いだけだろう」
アリサ「ズルいなー」
ミオ「それでは、さっそく収録カードを見ていきましょう」
●『覚醒を待つ竜 ルアード』 『天空を舞う竜 ルアード』
オウガ「食らいつけ! 求める世界を掴むまで!
ルアードがスタンダードにも登場だぜ! 俺はよく知らんけど!」
アリサ「正直ねー」
ムドウ「ルアードは超越環境の後期に登場したユニットだな。G1の扱いに優れ、本家であるギアクロニクル以上に超越を使いこなす魔導士だ。今回も、その特徴が生かされたデザインになっている」
オウガ「……ところで、あんた誰だ?」
アリサ「そう言えば、初対面だった!!」
サキ「わ、私は知ってます! 聖ローゼの
オウガ「へー。すごい人なんだな」
ムドウ「そういうことだ」
ミオ「ルアードに話を戻しましょう。
まずはシンプルな除去能力。グレード1のリアガードを2枚退却させることで、1枚引き、相手リアガードを1枚退却させます。
効率はあまりよくありませんが、スタンダードのシャドウパラディンとしては珍しく、こちらから除去するユニットを指定することができます。
また、コストとしてドロップゾーンに送ったカードは、下の効果の布石にもなっています」
サキ「もう一つのスキルは、ギアクロニクルでお馴染みの疑似超越です!
コストはCB3と重いですが、ドロップゾーンのG1のカード1枚につきコストが1ずつ軽くなります!」
アリサ「
ミオ「構築やプレイングを意識して、上のスキルも駆使すれば、毎ターンノーコストで超越することも難しくありません」
ムドウ「効果処理でドロップゾーンから2枚山札に戻す必要があるが、それはG1である必要はない。FVやG2以上を戻すといいだろう。
ただし、シャドウパラディンのユニットの多くは、山札からしかユニットをスペリオルコールできない。山札から尽きたG1があるなら、それを戻すのもありだ」
アリサ「そんなこんなで超越するユニットは『天空を舞う竜 ルアード』!!
まずは登場時に、ソウルの『ルアード』+1枚、山札からG1をスペリオルコール!
普通にライドしても使えるけど、ルアードからスペリオルライドした方が実入りが多くなるというわけね」
ミオ「最後のスキルは永続能力です。グレード1のリアガード1枚につき、このユニットのパワーを+5000し、ソウルにG3が2枚以上あるなら、G1の元々の★が2になります。
こちらもルアードからスペリオルコールすることで、達成を早めることができますね」
アリサ「ルアードで特筆すべきは、そのフォースの展開速度! ギアクロニクルと違って、疑似超越先もフォースを所持しているから
ルアードライド⇒ルアード超越⇒超越解除
のタイミングで、毎ターン2~3枚ずつフォースが増えていく!!
フォースⅡも意味が無いわけじゃないけど、これはさすがにフォースⅠを選ぶべき!」
サキ「G1を扱う都合上、リアガードのパワーはそこまで高いわけじゃないですしね」
アリサ「攻撃回数の少なさは気になるけれど、毎ターン倍々以上のペースで高まっていくパワーとアドバンテージ獲得能力はまさに規格外!
力で環境を掴み取ることはできるのか!? 乞うご期待!」
●『竜刻魔導士 モルフェッサ』
サキ「ルアードの弱点をカバーしてくれる、今回も素敵なお姉さんです!」
ムドウ「まずはリアガードと山札でG1として扱う能力。
ルアードの各能力に対応するのはもちろんだが、G2としてライドもできるので、G1を増やしても、ライド事故の可能性を軽減してくれるのも嬉しいところだ」
ミオ「もうひとつが、アタックしたバトルの終了時、このユニットを退却させることでドロップゾーンからG1をスペリオルコールします。
元々のグレードが1のユニットが、4体以上いる必要があるため、2体並べて使うことはできませんが、それでもシャドウパラディンのリアガードとしては貴重な連続攻撃です。
このユニットが隣にあって、はじめてルアードは完成すると言ってよいでしょう」
アリサ「本当、『いつまでも世話の焼ける未熟者』よねー」
●『ファントム・ブラスター・オーバーロード』
オウガ「『ファントム・ブラスター・ドラゴン』がパワーアップして復活!! 各部に追加された金の装飾がカッコいいぜ!」
ムドウ「ソウルにファントムブラスターがあれば、パワー+10000、元々の★を2にする。
最近のVRにしては珍しく、本格始動に1クッション挟むタイプのカードだが……」
アリサ「当然、抜け道が用意されてるのよねー。併せて紹介しちゃいましょ」
サキ「はい! G1でパワー5000の『結氷の魔女 ベンデ』は、ヴァンガードが『ブラスター・ダーク』なら、このユニットを退却させることで、山札からファントムブラスターへとスペリオルライドさせることができます!
起動能力こそ失われますが、高いパワーに加えて、ギフトとツインドライブは健在ですので、オーバーロードへの布石としては十分すぎますね!」
ムドウ「それだけではない。G2でパワー5000のダンプフッド・ドラゴンは、このユニットを退却させることで山札から『ブラスター・ダーク』をサーチすることができる」
アリサ「つまり、1ターン目でネヴァンをコールして、ダンプフッド、ベンデと繋ぐことで、確実に『ファントム・ブラスター・オーバーロード』のパワーアップに繋ぐことができるのよ!!」
オウガ「結局ネヴァンかよ!!!」
アリサ「ほんとそれ!!! この前のフェスティバルコレクションで再録したつもりになってるのかしら。まだまだ全然足りてないっての!」
ムドウ「ちなみに、このコンボはルアードでも応用することができる」
アリサ「あ、前もってファントムブラスターにスペリオルライドしておけば、改めて『天空を舞う竜 ルアード』にスペリオルライドする頃には、ソウルのG3が2枚という条件が達成されているわけね。って、ルアードにもネヴァン入ってくるわけ……?」
ムドウ「ルアードデッキの主砲となる『厳達の騎士 スーエルス』もパワー5000だしな。
……600円くらいのうちに、あと4枚揃えておくべきだったか」
アリサ「あんたは、ちゃんと揃えときなさいよ!?」
サキ「このコンボは本家『ファントム・ブラスター・ドラゴン』のスキルの補助にもなりそうですね。オーバーロードとパワーや★は変わりませんし、相手のリアガードがぴったり3体いる場合などは、狙ってみるのも面白そうです」
ムドウ「『ガスト・ブラスター・ドラゴン』も忘れてもらっては困るな。特化すれば、相手がG2の間にゲームを終わらせることも難しくない」
ミオ「それでは、そろそろオーバーロードの方にも話を戻しましょうか。
『ファントム・ブラスター・オーバーロード』は、アタック時に好きな数だけユニットを退却させて、対戦相手にも同じ数の退却を要求します」
ムドウ「シャドウパラディンより展開力のあるクランなど、せいぜいネオネクタールくらいのものだ。ここは強気に、毎ターン相手を全滅させられるようにコストを払えばいい」
ミオ「さらに『ブラスター』をスペリオルコールして、そのユニットに+10000します。
ベンデのコンボパーツが両方とも『ブラスター』名称を持っているので、呼び出すユニットはそれらが基本になるでしょう。パワーの高い『ファントム・ブラスター・ドラゴン』か、インターセプトのできる『ブラスター・ダーク』か。それらのカードが山札から尽きていても、最悪オーバロード本人もコールできるので、弾切れの心配はまずありません」
アリサ「こっちも強いけど、ネヴァンを引けるかでややムラは出てきそうよねー」
●『竜刻魔導士 リア・ファル』
アリサ「ありそうでなかった、G1のリクルート!」
サキ「カロンをコールすれば、消費したカウンターコストも即回復できますね。ルアードに限らず、様々なシャドウパラディンデッキで採用できそうです」
アリサ「逆にルアードには、リア・ファルの代わりに『ダークプライド・ドラゴン』を採用してみるのもアリかな。ルアードで重要な序盤のドロップゾーンを確保しつつ、1枚ドロー!」
サキ「クラレットソードもG1テーマですから、組み合わせてみるのも面白そうですね」
●『ベリアルオウル』
アリサ「カ、カファーさーん!?」
ムドウ「まあ、分からなくもない人選もとい鳥選ではあるが……」
ミオ「シャドウパラディンの★守護者ですね。採用の余地はあるのでしょうか」
ムドウ「ルアードは手札に来た『天空を舞う竜 ルアード』を処理する手段が欲しいので、完全ガードが優先されるだろうか。それどころかG2も盤面に出す機会は少ないだろうしな」
アリサ「やっぱり採用するならクラレットソードかな。もともとG3は4枚、★12枚になりがちなデッキだから、無理なく投入できそう。G1守護者のベーラも相性がいいから悩ましいんだけど。半々ずつ採用してもいいかも」
ムドウ「それ以外のシャドウパラディンでも、リアガードでアド稼ぎもドローもできるので、わざわざ引トリガーを採用する必要は無くなっている。完ガより★守護者が好きなら入れる、でいいだろう」
●『群像の魔女 アンネリン』
ムドウ「スーパー無敵な、スーパー美人だ。
しかも、リアガードにG1が4枚以上あれば+20000される」
サキ(自ターンだけ+20000じゃ、無敵とは言わないような……)
ムドウ「ルアードのリアガード要員に見えるが、実はヴァンガード適正も高い。
リアガードとして運用するなら、アンネリンはどう足掻いても1体しか+20000できないが、ヴァンガードとしても採用するなら……」
オウガ「VとR含めて、2体のアンネリンが33000で運用できる!!」
ムドウ「そうだ。この時点で『ザ・ダーク・ディクテイター』を軽く二回りは越えている。だからと言って今の環境に太刀打ちできるかは疑問だが、遊べることには遊べるので、かつて魔女を愛用していたファイターはメインヴァンガードとして使ってみるのも一興か」
アリサ「これもインフレによって誕生し、インフレに泣かされた系のカードよねー」
●『険難の賢者 デクロン』
ムドウ「ルアードデッキ、影の主役と言っていいだろう。
ルアードデッキは必ずと言っていいほど、前列にG1が並んだ状態でターンを終える。
それらがインターセプトを得ることができれば、毎ターン20000ガードを工面できると同義だ。
展開力が高すぎて、すぐ盤面が埋まってしまうルアードのスキルも若干無駄が無くなるし、サーチも容易なので採用枚数自体は少なくて済む。
除去だけはどうしようもないが、そもそもシャドウパラディン自体が除去には強いデッキだ。大抵の除去デッキには、ルアードの地力で勝てるだろう」
アリサ「そんなことより、どこぞのイエローが哀れすぎる……!!」
●たちかぜ 『帝竜 ガイアエンペラー』
サキ「たちかぜからは『帝竜 ガイアエンペラー』が復活です!
武装ゲージ持つユニットのパワー+5000! 相手がG3以上なら代わりに+10000します!」
アリサ「前回がやりすぎたからか、今回は連続攻撃じゃなくパンプに寄せてるわねー。『相手がG3以上なら~』とか安全弁まで付けられてるし」
サキ「さらに、アタック時に味方を1体退却させて、そのパワーを、相手がG3以上なら★まで得ます!」
オウガ「……味方しか食えなくなったブルブファス?」
サキ「う、うるさいな!」
アリサ「そこはブルブファスがどれだけ異次元なこと書いていたかって話にも通じるんだけどねー」
サキ「それにたちかぜは、犠牲になることで力を発揮するユニットもいるんだから!
特に、味方を退却させることのできるVRユニットは今回が初です!」
オウガ「それって凄いのか?」
サキ「もちろん! これまでは例えば
オウガ「なるほど! デッキ全体の安定性が大きく底上げできるわけだな」
サキ「けど、ガイアエンペラーで最優先に食べたいのはブライトプスじゃないの。
今回追加された『連隊竜 レジオドン』に『激走竜 ブルースプリント』! この2体は、食べられたら武装ゲージのユニットをそのままスペリオルコールしてくれるの!
バトルフェイズ中に捕食すれば、そのまま連続アタックだよ!」
オウガ「武装ゲージのユニットは調整しにくいけど、誰が出てきても+5000~10000のパンプがかかってるから戦力にはなってくれるな」
ムドウ「捕食者はガイアエンペラー1体に対し、被捕食者は2体。最大アタック数を狙うなら、まだまだ『暴君 デスレックス』や『餓竜 メガレックス』は必要になってくるだろうな」
サキ「はい。これまでとは違って、ガイアエンペラー側に武装ゲージを乗せる能力が無いので、自身に武装ゲージを乗せつつ捕食もできるメガレックスは必須カードになると思います。
新しいカードでは『斬裂竜 テラーテリジーノ』が、デスレックスとメガレックスを併せた感じのスキルになっていて使いやすそうですよ」
アリサ「そっかー。ヴァンガードが武装ゲージが置けないのかー。これまでとは構築も戦い方も、まったく違った形になりそうね」
サキ「これまでは武装ゲージを数か所に集中させていましたけど、今回は各ユニットに満遍なく置いていくことになると思いますね。登場時やアタック時に武装ゲージを置けるユニットや、武装ゲージを毎ターン配布できる『光刃竜 ザンディロフォ』が活躍してくれそうです」
●『古代竜』
アリサ「たちかぜに続き、古代竜も復活……って、真!?」
サキ「武装がこれまでの古代竜より控えめな印象があるので、地中で眠りについて武装が強化される前の古代竜かも知れませんね」
アリサ「そこらへんの補完のためにもユニット設定が欲しいよねー」
ムドウ「むしろユニット設定が無いのなら、思わせぶりな名前にするなという話だな」
サキ「今回の古代竜ももちろんかっこいいんですけど、やっぱりスピノドライバーやティラノレジェンドを使ってみたかったという思いはありますね」
アリサ「そんな真古代竜には『ドライブチェックで前トリガーが出た時、★+1』という共通効果が。……やってることはバンドリの『Poppin'Party』とほとんど一緒!
あっちは★トリガーを前トリガー化してたけど、こっちは前トリガーを★トリガーにしてるだけ!」
ムドウ「ついでに『オッドパンチャー ゼルノイン』とも同じだな」
アリサ「真古代竜のリーダーは、一番デカい武器(自己申告)を背負っている『真古代竜 ブレドロメウス』君!
リアガードを1体退却させることで、相手を1体退却させ、山札から古代竜をリクルート!
古代竜はデッキのノーマルユニットすべてを古代竜にできるほど数がいないので、このスキルで非古代竜と古代竜を入れ替えていくことになるかな」
オウガ「となると、退却した時に発動するスキルを持ったユニットが相性いいってことだな」
サキ「そうだね。『烈爪竜 ラサレイトレックス』なら、そのままアドバンテージに繋がるし、『翼竜 スカイプテラ』はそれ1枚を延々と使いまわせるよ。ユニット3体を+3000できる『翼竜 ビームプテラ』も、アタックを当てたい古代竜では面白い選択肢かな」
ムドウ「前列はすべて古代竜が基本になるので、重要なのはブーストを担当するノーマルユニットのG1だろうな。G2は古代竜の8枚のみに留めておいて、G1を多めに採用すべきか。
ああ、あと前トリガーは当然12積みになるから、★守護者や引守護者を採用している余裕は無い。G1完ガも忘れずにな」
アリサ「他の古代竜は、サーチだのドローだのパンプだのシンプルな能力が多いから割愛するわね。
それでも全体的にアドバンテージを取れるユニットが多くて、かなりやり手な印象よ」
ムドウ「弱点は、ドライブ数を増やすことはできず、前トリガーをデッキトップに仕込むこともできない点だ。前トリガーがめくれるか否かは完全に運任せになる。『蒼翼』よりはマシにしても、安定性には難があるな」
アリサ「……ところで、ブレドロメウスよりプテラフィードの方が武装山盛りな気がするんだけど」
サキ「あくまで大きさを競ってるんじゃないでしょうか……」
●プリズムバード
アリサ「G1RRRいつものサイクルのたちかぜ版!
武装ゲージが新しく置かれていたら+5000!
簡単そうに見えるけど、それは大きなミステイク!」
オウガ「たちかぜなら余裕なんじゃないすか? ギガレックスはもちろん、ガイアエンペラーだって、リアガードはほとんど武装ゲージを置けるユニットになるんすよね?」
アリサ「じゃあ、その『プリズムバード』には、どうやって武装ゲージを置くの?」
オウガ「…………あ!」
アリサ「気付いたわね。ガイアエンペラーは武装ゲージが乗っているユニットに+10000してくれる。+5000するけど武装ゲージが置けない『プリズムバード』より、登場時に武装ゲージを置ける『烈爪竜 ラサレイトレックス』の方がよっぽど強いのよ!
それどころか、古代竜とも何一つ噛み合っていないから、今弾収録のたちかぜとはことごとく相性が悪いわ」
サキ「むしろ相性がいいのはギガレックスやアンガーブレーダーですね。特に制限カードであるアンガーブレーダーを不確定ながらサーチできるのは嬉しいです!」
●スパイクブラザーズ 『逸材 ライジング・ノヴァ』
オウガ「何だこれ!? 超カッケェ!!」
アリサ「ふふふ……そうでしょう、そうでしょう。
これぞスパイクが誇るカリスマ! 『逸材 ライジング・ノヴァ』よ!!
さ、そろそろオウガ君もスパイクの解説くらいできるでしょ。やってみて」
オウガ「うす!!
まずは登場時にフォースⅠ・Ⅱの両方を得る効果!
『デッドヒート・ブルスパイク』は、フォースを手渡すことでフォースの効率を3倍にしていたけど、今回は効果の違うフォースを組み合わせることで、単なる2倍以上の可能性を得ることができる!
スポーツにおいては、1+1=2じゃねえぜ!」
ムドウ「ここまででも十分常識はずれな効果だが、ライジングノヴァにとっては序の口にすぎない」
オウガ「もうひとつの効果は、さらに規格外!!
グレード3のリアガードを2体選び、ライジングノヴァはその能力をすべて得るぜ!!!」
アリサ「な、なんだってえー」
ムドウ「白々しいぞ」
オウガ「例えば『デッドヒート・ブルスパイク』のスキルを得ることで、ライジングノヴァが得たフォースⅠ・Ⅱを他のユニットに受け渡しすることができる!
ただ、それだとライジングノヴァとブルスパイクのスキルですぐにソウルが枯渇しちまうので、『将軍 ザイフリート』のスキルを併せて得れば……」
サキ「ソウルを補充しつつ、リアガードとしては平凡なブルスパイクやザイフリートのパワーも補うことができるわけだね!」
オウガ「ああ!」
アリサ「さすがにどのカードもVRなだけあって、組み合わせるとさらに迫力満点! 基本的にコピーするのは、その2体で決まりかな?」
オウガ「今弾で新たに追加されたG3も強いっすよ!
『スパイキング・サイクロン』はフォースマーカー1つにつき、パワーが5000ずつアップ! ライドするたび、フォースマーカーを2つ置くライジングノヴァとの相性は言わずもがな。
さらにアタック時にCB1でユニットを1体スタンドさせるぜ!
他のカードでソウルが十分に足りているなら、ザイフリートよりこっちでアタック回数を増やす方が有利な場面も多くなるはずだぜ!」
アリサ「他にはー?」
オウガ「『ビッグバック・ウォーロード』は、おなじみ2枚以上でしかコールできないガード制限!
スパイクの重たい一撃は、相手としても完全ガードで止めたいところなので、噛み合わせはバッチリだぜ!
インターセプトとガード値を得るスキルも持ってるので、守りに貢献してくれる点も見逃せねーな!」
アリサ「他にはー?」
オウガ「既存カードでは『バッドエンド・ドラッガー』!
スパイクのヴァンガードで★を増やすことができるのはコイツだけ! 3点から一気にフィニッシュも狙えるし、V/R兼用なのでリアガードとしても強力だぜ! ブルスパイクもいれば、ヴァンガードを含めた2ラインが実質パワー33000、★3に!
『ガンワイルド・ウルフ』は最大5枚のガード制限を狙える大技枠! G3をソウルに入れられるカードも今回で増えたし、他のスキルと併せて使えるので破壊力も増してるぜ!」
アリサ「他にはー?」
オウガ「ブ、『ブレットライナー』は、ヴァンガードもリアガードもほどよくパンプされるし、『ユナイト・アタッカー』は、何かすっげー展開できる……」
ムドウ「無理するな」
オウガ「とにかく! 今は使い道が見当たらないユニットも、今後出るカードの組み合わせ次第では思わぬ使い道ができる可能性もある!!
無限の可能性を秘めたチームの中心人物! それが『逸材 ライジング・ノヴァ』だぜ!!」
アリサ「はい、よくできましたー。もうあたしがいなくても大丈夫そうだね。
オウガ君はこのカードをイメージしてキャラデザされてるんだから、大切に使ってあげてね」
オウガ「うす!」
アリサ「ところで、こんなカードが出てきてしまった以上、今後登場するスパイクのVRは皆、ライジング・ノヴァに統合されちゃうわけなんだけど大丈夫かな?
絵的にも最新VRがリアガードでしか活躍しないのはマズいと思うし」
サキ「G4にするとか、ソウルの消費を激しくするとか、むりやり解決する手段はありますけど……」
アリサ「いよいよ、超越みたいにヴァンガードの上に重ねるカードが登場するのかも知れないわね。
オーバードレスとか言うタイトルも、いかにもそれっぽいし」
●『アウトサイド・ラビット』
アリサ「オーガやサイボーグが駆け巡るギャロウズボールの世界に突如として乱入してきたウサギさん!! マジか!?」
サキ「だけど、こう見えて結構なやり手です。カードの効果で登場した時、SB1することでパワー+5000しつつ後列からアタックできますよ」
オウガ「ザイフリートでスペリオルコールして、条件を達成しつつパワーの低さを補うのが基本っすね。
ブルスパイクも組み合わせる場合、フォースを渡すサークルがひとつ増えるのでソウルの消費も半端ないすけど、『スパイキング・サイクロン』に頼らずアタック回数を増やせるのは魅力っす」
アリサ「総じて、ブルスパイク・ザイフリート型における小さなフィニッシャーって感じね。
ヴァンガードのウサギって、どいつもこいつも強いよねー」
ムドウ「『稲葉の白兎』、『悪夢の国のマーチラビット』、『マスカレード・バニー』……」
アリサ「ちょっと待て! 最後のはウサギじゃない!」
●『チアガール アダレード』
ムドウ「美人だ」
アリサ「見境無しか!!」
ムドウ「馬鹿を言うな。女は皆美人。それだけだ」
アリサ「あ、ありがと……」
ムドウ「お前は例外だ」
アリサ「何でよ!?」
オウガ「いやー、でも面白いし、俺は好きっすよ。このカード」
アリサ「おお。意外な反応」
●オーダーカード『絆の光輪 ソリダルバングル』
アリサ「いよいよメガコロ……!!」
ミオ「その前にオーダーカードです」
アリサ「ええー!?」
サキ「『絆の光輪 ソリダルバングル』は、手札からG2以下をソウルに置き、山札から3枚見て、1枚を手札に加えます。
ディスアドを負うのは相変わらずですが、任意のカードでソウルを増やしつつ、手札の質をよくすることができます。
グレードが低いので、序盤から使えるのも魅力ですね」
ムドウ「『ソウルバレット・ルーレット』とは何だったのか……」
アリサ「G3も入れられたら古いカードの救済になったのにねー。ルアードやファントム・ブラスターの強化にもなっちゃうから難しいのかも知れないけど」
ミオ「ディスアドが重い点から、ソウルでアドを稼ぐデッキには向いていませんが、ソウル1枚でアタック回数が増えるようなデッキには向いていると言えるでしょう。
他には、特定のユニットにライドしたいデッキ、特定のユニットを序盤からコールしたいデッキですね。
特にシャドウパラディンでは、1ターン目にネヴァンをコールできる可能性を高めつつ、ドロップゾーンのG1を増やすことができます。
ネヴァンさえコールできるのであれば、1枚の損失も気になりませんからね」
アリサ「またネヴァンか!!!」
●メガコロニー 『百害女王 ダークフェイス・グレドーラ』
アリサ「メガコロニーを統べる女王陛下が、早くもスタンダードに御光来!!
こんな時くらい息子に順番を譲ってあげて、陛下!!」
ムドウ「意外だな。てっきり『女王陛下万歳!』とか騒ぎ立てるかと思ったが」
アリサ「いやー、そりゃもちろん嬉しいけどね。
超越環境の約4年間ずっと使い続けた無印ダークフェイスの方がやっぱり愛着があると言うか、皆がヤスイエだのシャルハロートだの言ってる中、自分だけグレドーラなのは何か違う! ぶっちゃけ、皆が羨ましい!
もちろん女王陛下も好きよ? 大好きなのよ? 自分の全てを捧げてもいいほどには忠誠を誓ってるのよ?
けど、単純な『好き』と『敬愛』って、どこか違うのよ!」
ムドウ「わかるようでわからん」
アリサ「いいの。ダークフェイスを使い続けたメガコロ使いの皆にだけ分かってもらえれば。
おかげでまたダークフェイスはスリーブ化を逃すし。女王陛下スリーブは、もう持ってるの!」
ミオ「そんなグレドーラ率いるメガコロニーは、新たなマーカーを扱います」
アリサ「その名も『暗黒繭』マーカー!!
これまでのマーカーは味方に乗せるものばかりだったけど、このマーカーは相手に乗せるの!
暗黒繭を乗せられたユニットは、
元々のパワーが0になり! 全ての能力を失い! ブーストもインターセプトもできなくなる!
さらに暗黒繭を乗せられたユニットが退却した時、同じグレードのユニットを山札から1枚手札に加えることができる!
死体の腹を食い破って、愛しき我が子が『ピギーッ!』って誕生するイメージね」
オウガ「ギャーッ!!」
アリサ「死体も残さず焼き尽くすなるかみすら裸足で逃げ出す、ヴァンガード屈指のグロスキルだけど、バミューダ△やバンドリ勢に使って怒られないかしら、これ?」
ムドウ「オーダーカードも取ってこれるが?」
オウガ「繭から本が!!」
アリサ「そんな妨害とアド取りを兼ね備えた暗黒繭を、CB1で2つも配布するのが女王陛下!!
爆アドは約束されたようもの……なんだけど、それも相手依存なのがいつものメガコロニー。
ここからは、あえて暗黒繭の弱点を解説していくよ」
オウガ「こんなスキルに弱点なんてあるんすか?」
アリサ「それが結構あるのよねー。まず、繭に包まれたユニットは、スタンドはもちろん、移動やアタックは普通にできる!」
オウガ「意外とフットワークが軽い!?」
アリサ「繭に包まれたままで、一番できない行動だと思うんだけどねー。まあ、そこはルールなので仕方ない!」
ムドウ「マユルドのたいあたり」
アリサ「例えばガイアエンペラーがグレドーラと対戦していたとして、ガイア側は前列だけにユニットを展開して総アタック。
次のグレドーラは前列ユニット全てに暗黒繭を置くとする。
次のガイアは全ての繭を後列に下げて、再び前列全てにユニットを展開。
唯一、繭の乗ったアクセルサークルは移動こそできないけど、アクセルサークルとガイアのパンプでパワー15000はあるから、普通にアタックは届くのよね。
こうなったら、グレドーラ側はまず耐えられないよ。何故なら、グレドーラはアド取りを繭の破壊に依存してるから!」
サキ「アクセル側が多少加減することになっても、繭さえ割らないように気を付ければ、十分射程圏内というわけですね」
オウガ「ふーむ。移動とアタックができるだけで、結構、打てる手はあるんすねー」
アリサ「そ。だから、基本的に繭を繭のまま放置しておくのはナンセーンス! 繭に包んで無力化したと過信せずに、こっちから積極的に割っていきましょ。
とは言え、さすがにアタックで割るのはもったいないからスキルを活用してね。繭を割るスキルについては後で紹介するから、次はグレドーラ第2のスキルを見ていくわよ」
サキ「アタック時、ユニット1体退却をコストに、山札からG3をスペリオルコールして、そのユニットと自身のパワーを+10000するスキルですね。罪魁女帝のスキルを、より洗練させた感じです!」
アリサ「さて、このユニットで呼んでくるG3は何がいいでしょう?」
オウガ「当然、パワーの高いユニットだぜ! 『無双剣鬼 サイクロマトゥース』とかどうっすか?」
アリサ「ブッブー。まだまだスパイク以外は甘いわね。このスキルで連れてくるユニットは『強毒怪人 ヘルデマイズ』ほぼ一択よ!
登場時にユニットをスタンドさせる地味な能力の持ち主だけど、そのタイミングがバトルフェイズになると話は違う!
もう片方のリアガードもスタンドさせて、メガコロらしからぬ5連続アタック!!」
ムドウ「手札に来ても『小隊長 バタフライ・オフィサー』の補助になり、相手を強制的にレストさせるスキルは『新星怪人 リトルドルカス』らの補助になる。
後列のスタンド封じは、暗黒繭に包めなかったユニットを無力化する保険の役割を果たしてくれる。
小粒なはずのスキルが、何かとグレドーラの動きと噛み合っているな」
アリサ「本当、何なのかしら、このおっさん。息子よりよっぽど女王陛下に愛されてるんだけど」
サキ「ダークフェイスのスキルを、ヘルデマイズの発展形にして欲しかったですよねー」
アリサ「ヘルデマイズ以外に呼ぶ価値があるとすれば、スタンダードに入ってから不動のフィニッシャーとなった『デスワーデン・アントリオン』ね。
女王陛下のスキルで+10000されるから、最低でも32000の守護者封じ。
それどころかコンボパーツが暗黒繭で揃えやすくなってるから、『ファントム・ブラック』もピン挿しでOK!
★2+守護者封じ+ノーマルユニット封じによる一点突破は、さすがにヘルデマイズではマネできない!!」
サキ「アントリオンはまだまだ現役ですか」
アリサ「ちなみに、オウガ君の挙げた『無双剣鬼 サイクロマトゥース』は、ヘルデマイズでスタンドさせる側として、既存カードでは筆頭候補よ。
サイクロマトゥースのスキルはパンプも★もターン中持続するわ。それどころかターン1回の制限すら無いから、パワー22000、★2でアタック。スタンドさせて、パワー32000、★3で再アタックなんて夢まで見れちゃう!」
ムドウ「とんだロマンチストだな」
アリサ「それ以外では、どうしても次善策にはなってしまうけれども、メガコロはヒット時能力持ちが多いから、それらをスタンドさせればプレッシャーになるわ。
特に『ブラッディ・ヘラクレス』は、自身をスタンドさせてもよし。スタンドさせたいユニットをパンプさせてもよしの芸達者!」
ミオ「では、そろそろまとめに入りましょう」
アリサ「妨害というメガコロらしい武器を軸に、アド+連続攻撃という、現環境での必須要素を備えた安定のエース!!
1年後、これを越えるメガコロって出てくるの? インフレに潰される女王陛下も嫌だけど!
次こそはアルキデスがVRになって欲しいなあと思いつつ、コレオのような抜群にカッコいい新規VRもそろそろ見たい。
あーもう、やっぱりメガコロは最っ高っ!!!」
●『威圧怪人 ダークフェイス』
ムドウ「そして、母親にVRの座を奪われた哀れな息子だ」
アリサ「それどころかRRRですらない!」
ムドウ「できることは2つ。
1つは手札を1枚捨てての暗黒繭の付与。
1つはアタック時に暗黒繭を破壊し、そのグレードに応じたパンプだ。それぞれコストも重く、繭を破壊して得たカードを使えるのは相手ターンを経由してからになるため、効率面には欠ける印象だが」
アリサ「繭を作れるユニットも、繭を破壊できるユニットもたくさんいるけど、その動きを単体で完結させているのはコイツだけ! その点は、陛下すら上回ってるわね」
ムドウ「グレドーラで使う場合は、ヘルデマイズでスタンドさせるポジションになるだろう。
サイクロマトゥースのようにパンプが持続しない点は惜しいが、1ターン1回制限は無いので、コストに余裕があればグレドーラの暗黒繭をすべて処理しつつ、高パワーで連続攻撃することができる」
アリサ「陛下と相性がいいのはもちろんだけど、他の軸のサブヴァンガードとしても優秀よ。
特にコレオなら、相手のリアガードにG3がいればという条件付きではあるけど、次のコレオをサーチする手段としても使えちゃう!
あと、暗黒繭を使う場合はデッキにG1完ガを入れておいた方がいいよ」
ムドウ「相手ターンを経由しないと使えないのなら、相手ターンで使えるカードを仕込んでおけばいいという理屈だな」
アリサ「それもあるけど、相手からG1暗黒繭を壊す時っていうのは『相手に10000ガードを取られても問題無い』と判断した時が多くなるはずなの。
その計算を崩すのが完全ガードというわけ。要は計算を崩せればいいわけだから、引トリガーを減らしたくない場合は、『強酸怪人 ゲルドスラッグ』や『カルマ・クイーン』でも十分よ」
ムドウ「完全ガードは基本すぎて、相手としても想定しやすいだろうしな」
●『マシニング・メテオバレット』
アリサ「あまりにもあんまりなポンコツマシニング『マシニング・オーナメンタル』から1年、マシニング開発局がRRRの開発予算を得て送る新型マシニング!!
汚名挽回(誤用)なるか!?」
サキ「まずはリアガードが5枚以上なら、全マシニングにブーストを与える能力です」
アリサ「スターグビートルさえ引いて入れば、マシニングは盤面を埋めること自体は簡単。むしろ、本体がG3なうえ、展開力がありすぎるせいで、G2以上が盤面に3体以上いるとか無駄の多い盤面にもなりやすかったから、この能力はマシニングに噛み合っている印象ね。やるじゃん!」
サキ「もうひとつはマシニングを1体レストすることで、そのターンこのユニットのパワー+10000する能力です」
アリサ「問題はこっちよねー。相変わらずスパークヘラクレスのスキルが使える前提でデザインされてるけど、スパークヘラクレスは相手を弱体化させる都合上、自分のCBが貯まらないことがあるし、フォースⅡや乱発されてる★持ちのヴァンガードのおかげで3点、4点止めも怖い。
決して、毎ターン安定して使えるスキルじゃないから、その隙をどうにかしてくれるユニットが欲しかったっていうのは前に言ったんだけど」
ムドウ「だが、この1年で環境はより高速化してきている。スパークヘラクレスと言えど、ライドしてから3ターン以上生き残ることは稀ではないか?
4点止めはどうにもならんが、ライド時に1度、次のターンに1度、何らかでCCしてさらに次のターンでもう1度使えれば、十分という気もするがな。
そして、その3ターンの間に相手を仕留めきるパワーはメテオバレットでもらえている」
アリサ「確かにねー。マシニングの地力を考えれば、リアガードは毎ターンスカルドラゴン級のパワーで殴ることはできるようになったのよ。ようやく旋律には追いついた感じかな。★無いけど。
とまあ、マシニングにとってはぼちぼち強化止まりのメテオバレットだけど、その魅力はむしろマシニング外で発揮されるわ。
このユニット最大の注目点は、マンティス&ホーネット&リトルドルカスでサーチできるブースト要員という点よ!」
ムドウ「なるほどな。ただでさえメガコロニーは採用できるG1の枚数が少なくなるうえに、ホーネットやミリピードなど、盤面から消えるG1も多かったのでブースト要員に悩まされていたが、これを投入すればG3とブースト要員を併せて増やせるというわけか」
アリサ「そう! マンティスもブースト要員にできたり、マンティスやホーネットをレストして22000にできたり、今なお現役の初期マシニングと自然に連携できる点も大きな魅力よ。
CBやSBを使わず単体22000で殴れる点は、グレドーラ軸のヘルデマイズでスタンドさせるユニットとしてもベターな選択肢!
マシニングのみならず、コレオ軸や、グレドーラ軸にだって採用できる汎用決戦兵器!
それが『マシニング・メテオバレット』よ」
●『鹵獲怪人 スティッキーボーラス』
アリサ「ダークフェイスと暗黒繭を強力にサポートする1枚よ!
まずはCB1で山札から6枚見て、『ダークフェイス』を含む別名カードを2枚までサーチ!」
オウガ「『ダークフェイス』限定になった代わりに、2アドを稼げるようになったマンティスだな!」
アリサ「そうね。単体ではちょっと頼りないダークフェイスだけど、こんなカードがあるなら話は別! 爆発力に特化したサイクロマトゥースか、アド稼ぎに長けたダークフェイスか悩ましいわね。
もちろん『ダークフェイス』は今後も増え続ける可能性があるので、将来性もあるわ。まずはアルキデスに期待かな」
オウガ「もうひとつの能力は、アタック時にSB1することで、暗黒繭の数だけ+6000! パワーが20000を越えたら1枚ドローもできるぜ!」
アリサ「グレドーラとはもちろん相性抜群! 単体でパワー21000は簡単に狙えるから、ヘルデマイズでスタンドさせればドローも2倍!
パワーはちょっと物足りないから、何らかであと+6000はしてあげたいところね」
サキ「暗黒繭を足してもいいですけど、メガコロニーにはリアガードをパンプしてあげられるユニットも多いですね」
アリサ「グレドーラと一緒に紹介した『小隊長 バタフライ・オフィサー』や『ブラッディ・ヘラクレス』はもちろん、CCと6000パンプを同時にこなせる『スパイトフル・ホッパー』も相性は抜群!
ホッパーを採用する場合、ソウルの消費が激しくなるので、別途ソウルチャージの手段を用意しておくか、ソウルを全消費する1発きりの大技と割り切って考える必要はあるかもね」
サキ「暗黒繭が無くても、11000以上のブーストをしてあげるか、6000パンプをして5000以上のブーストしてあげるかさえすればドローはできるので、グレドーラ軸以外でも採用できそうですね」
アリサ「そうよねー。サーチ能力は最悪無視してもいいし、ダークフェイスならどんなデッキにも採用できる汎用性があるから、それを入れてもいい。
パンプは前述した通りだけど、高パワーのブーストは、今弾にはメテオバレットや、リトルドルカス。過去弾にも『ブローニィ・ジャーク』やら『砲塔怪人 タワーホーン』やら『フラワリィ・ティアラー』やら粒揃い
特にマシニングで採用する場合は、適当にブーストしてあげるだけで20000は余裕で越えるので相性がよさそうね」
●『新生怪人 リトルドルカス』
アリサ「G1RRRサイクルのメガコロ版! おかえり、リトルドルカス!! ……なんだけど、正直微妙」
ムドウ「ほう? 何故だ」
アリサ「まず、G3サーチはメガコロでは飽和状態っていう点。同じG1にも、ライドしたらアドになり、ソウルインもできるホーネットがいるし、アドも稼がずにデッキ内のG3を減らしちゃうリトルドルカスは、マンティスやスティッキーボーラスからしたらジャマなのよね。
ただ、メガコロにG3サーチが多いってことは、それだけメガコロには重要なG3が多いってことだから、こっちはまだいいのよ。
問題は、+5000のほう」
サキ「相手ユニットがすべてレストしていたら+5000。メガコロニーではおなじみの、大抵の場合は満たされている簡単な条件ですよね?」
アリサ「大抵の場合は条件が満たされている? 本当にそうかしら。
ちょっと暗黒繭を置かれた時のことを想像してみて。特にグレドーラの項で説明した、暗黒繭の対処の仕方を踏まえてね」
サキ「えっと……暗黒繭を自分から割ってしまうとアド損なので、ひとまず暗黒繭は後ろへ移動させて……あっ!?」
アリサ「気付いた? アタックしてもパワー0、ブーストもできない暗黒繭はスタンドしたまま放置される可能性が高いのよ!
リトルドルカスなのに、暗黒繭を操る『ダークフェイス』と相性最悪なのはどういうこと!?
それを差し引いても、13000ブーストは強力すぎるから、これが2体も3体も並んでいると、相手としてはユニットを1体スタンドで置いておきたくなっちゃう。最近は単体で十分なパワーを出せるユニットも多いしね。
『ドロップゾーン5枚』とか『G3がいる時』とか、どんなデッキでも当たり前のように条件を満たせるユニットが多いこのサイクルで、相手のさじ加減ひとつで条件が達成できなくなるのは正直辛い!
せめて、暗躍と同じ条件にしてくれたり、相手のドロップが5枚以上とか言ってくれればよかったのに……」
サキ「プリズムバードといい、デスロア勢の同サイクルは使いにくかったり、VRと相性悪かったりするの多いですよね」
オウガ「そう言えば『アクロバット・ベルディ』も、ライジング・ノヴァ単体では満たせない条件だよな」
アリサ「そもそもこのサイクル自体が、前にも言ったけど、クランによって差が出やすいのよね。
G3サーチの手段が少なく、永続的に高パワーでブーストできるユニットもいなかったシャドパラやなるかみにとっては、そりゃあRRRでしょうけど、どっちも足りてるメガコロじゃせいぜいRRレベルなのよ。
とまあ、色々ケチはつけたけど、サーチと高いパワーでデッキの安定性を高めてくれるカードであることはおおむね間違いないわ。
手放しにフル投入できるカードでは無いけれど、空いたスペースに1~2枚滑り込ませるには十分じゃないかしら。
ただ、相手を強制的にレストさせられるマシニングなら、迷うことなく全力投入よ!」
●『マシニング・スキャッターホーン』
アリサ「3世代型マシニングの2号機! RRRのメテオバレットは良機体と呼ぶに相応しいマシンだったけど、RRのコイツはいかに?」
サキ「手札から登場した時――」
アリサ「待って。マシニングなのに、何で手札からとか言ってんの?」
サキ「第一声でケチつけられた!?」
アリサ「マシニングなら、ライドして1回、スターグビートルで射出して1回、合計2回スキル使わせてこそでしょ? おいそれと2回使わせるわけにはいかない強力なスキルなんでしょうね。
続けて」
サキ「は、はい。手札から登場した時、山札の上から6枚見て、その中からグレード2以外の『マシニング』を手札に加え、手札に加えたら、手札から1枚ソウルに置きます」
アリサ「……別に2回使わせてもよくない? グレード2以外とか書いて、明らかに連続使用を警戒してるけど、むしろ数撃ってナンボでしょ、この程度のスキル!」
ムドウ「奇しくも本人が同じことを言っているな」
サキ「ソウルブラストと、マシニングを1体レストすることでスタンド封じもできますが……」
アリサ「これまで頑なにスタンダードで起動能力のスタンド封じを出してこなかったのに、いきなり!?
マシニングはスタンド封じ。ノーマルのメガコロはそれ以外での妨害と住み分けするつもりかな?
ま、ギガパラライズでもない、インターセプト封じすらない、単なるスタンド封じにソウルを使う価値はあまり無いわね。
マシニングでソウルを使うなら、スティッキーボーラスで1枚引いた方がよっぽど有意義な気がするわ」
ムドウ「ドローは正義だからな」
アリサ「メガコロは悪だけどね」
ミオ「比較的容易にソウルチャージできるユニットなので、他のマシニングと一緒にソウルチャージ要員として、コレオ軸やグレドーラ軸に入れてみるのは面白いかも知れません。
特にメテオバレットやスターグビートルと共に採用すれば、G3をソウルチャージすることもできます」
サキ「コレオとアントリオンのコンボを手軽に狙うことができるようになるわけですね」
●『鋏弾怪人 ボムシザー』
ミオ「メガコロニーの★守護者です。
プロテクトという点は相性がいいものの、手札にG3が飽和しやすいメガコロニーでは相性が悪いというのが、★守護者登場時の、アリサさんの評価でした」
アリサ「そこらへん、メテオバレットの登場で少し変わった感じかなー。前列にも後列にもG3を置けるようになった分、手札にG3が余りにくくなったのよ。
メテオバレットを投入したマシニングやコレオ軸なら採用する価値はあるかな。むしろボムシザーを採用するために、メテオバレットを入れたいぐらい」
サキ「★守護者、強いですもんね」
アリサ「グレドーラ軸だけは微妙かな。スティッキーボーラスのおかげでG3は増えやすいし、特にヘルデマイズは、引いてしまったら特別な状況を除いてリアガードにも出したくない貧弱ユニット。
これらのG3はプロテクトだけじゃ処理しきれない可能性があるし、引守護者を優先したいかも」
●『滅槍怪人 ドヴェスピード』
アリサ「1年前とは比較にならないほど高速化する環境に適応するかのようにして現れた、新たなるデッキデスの刺客!
消費はCB1にして、削れるデッキは2枚!」
サキ「肝心の効果は、相手の山札から2枚ドロップゾーンに置き、1枚でもグレード1以上のカードが置かれたらドヴェスピードのアタックは2枚以上のカードでしかガードできない制限がつきます」
アリサ「このガード制限もコレオと相性抜群! 相手をダメージ4~5まで追い詰めればコレオは強かったけど、全体的にパワーが低めだから、そこまで辿りつくのも一苦労。
その点、ドヴェスピードなら相手がガードを嫌がるので、ダメージをしっかり与えていける。
いざコレオの起動スキルを使用した段階でも相性がよくて、例えG3がドロップされても無駄にはならない!」
サキ「メガコロニーにはG2にも同様のガード制限が可能な『盛装怪人 アルゴビルバグ』もいるので、併用するのも面白そうですね」
ムドウ「これまでデッキデスにはソウルを消費するカードが多く、ソウルの数までしかデッキを削れない傾向にあったが、これならばその心配も無いな。実際は書いてある数値以上に、相手のデッキを削れるようになったのだろう」
オウガ「けど確率が低いとは言え、この効果はギャンブル効果っしょ? 肝心な時にハズしたら……」
アリサ「それって、相手のデッキからトリガーを2枚抜きだしたってことでしょ? そんな効果があるなら、そっちの方が欲しいわ」
オウガ「ああー、なるほど」
アリサ「じわじわとデッキを破壊するにしても、ガード制限で相手を封殺するにしても、コレオのやりたい動きをやらせてくれる良質サポート!
これからもよろしくね、『
●『旋律怪人 ネルニムファ』
サキ「暗黒繭がある時にパワー+6000されるシンプルな効果と、味方のスキルで退却した際に暗黒繭を生成するユニットです」
アリサ「ちなみに、味方を退却できるメガコロのユニットは、現状グレドーラのみ! 実質、グレドーラ専用カードかな。
グレドーラなら安いコストで暗黒繭を追加することができるわよ」
ミオ「採用するかどうかは、3枚目の暗黒繭にどれほどの価値を見出すかですね。
相手が展開力の高いデッキであれば、暗黒繭はいくらあっても困りませんが、ナイトローゼのように全くユニットを残さないデッキもありますし」
オウガ「対戦相手によってムラが出てきちまうってことっすね」
アリサ「グレドーラが2枚も暗黒繭を生成してくれるのはもちろんだけど、ヘルデマイズもリアガードを1体抑えてくれることを考えると、オーバーキル感が少しあるかな。
相手がグレドーラと見るだけで展開を控えてくる人もいるだろうし。
メガコロのG2は粒揃いだし、大会で使うなら、採用は環境をよく見てってところかな。
ネオネクやロイパラみたいな、盤面を埋めることが大前提みたいなデッキにはかなり効くはずだしね」
●『擾乱怪人 モルシロロ』
アリサ「自分を退却させるだけで、暗黒繭の乗ったユニットを退却させ、暗黒繭の効果とは別に、破壊したユニットと同じグレードのユニットをスペリオルコール!! マジか!?」
オウガ「その場でスペリオルコールするという違いはあるものの、暗黒繭の破壊報酬が倍になる効果と見てよさそうだな!」
アリサ「ダークフェイスと違って、繭でサーチしたカードを即使えるのも偉いわね。G1を破壊すれば、次のモルシロロも持ってこれるし。同名含めて1ターン1回制限はついているけれど、毎ターン安定して使えるだけで十分すぎるわ」
サキ「『ブローニィ・ジャーク』を2枚サーチして、2枚ハンデスするのも強そうです」
アリサ「相手依存だろうと万能サーチがヤバいのは、どこぞのウルフな御大将が証明済み! グレドーラ軸なら採用しない理由が無い!」
●『クリヤード・ブリーズ』
アリサ「シンプルな手札交換ユニット……なんだけど、G3を捨てるだけで何故か暗黒繭が!」
サキ「メガコロニーなら捨てるG3には困りませんしね」
アリサ「グレドーラ以外で暗黒繭を使いたい場合は筆頭候補かな?」
ムドウ「コストを払わない除去という点にも注目だな。手札にG3さえあれば、先行ネヴァンすら止められるぞ」
●『寸断怪人 キルトラーシュ』
アリサ「ヴァンガード限定のスキルで! ギフトすら無く! CB2使って! ヴァンガードである自身をレストして!!
ここまでやって、できることが相手リアガード全員のスタンド封じだけて!
せめて相手のヴァンガードもスタンド封じできてトントンでしょ!?
ヴァンガード史上最弱のヴァンガードすらあるわよ!?」
ムドウ「しかしメガコロニーには『マシニング・オーナメンタル』という、さらなる最弱候補が」
アリサ「そうだった!!」
ムドウ「スキルが弱ければ、使わなければいいだけの話だしな。
ギフト無しの実質バニラなキルトラーシュ。ギフトはあるがすべてのリアガードを強制でレストするオーナメンタル。
お前はどちらを選ぶ?」
アリサ「どっちも嫌ぁ!!」
●『乱打怪人 オルドジュエル』
アリサ「なんでまた12000バニラ!? ★2バニラや、15000ガードG2とかなら、普通に欲しかったのに!」
●『断頭怪人 クリムゾンカッター』
アリサ「何でその見た目と名前とフレーバーで、上がるのはガード値なの!?」
ムドウ「暗黒繭は、相手のバトルフェイズまで残っている保証は無いしな。ガード値の高くなるG2は欲しかったところだが、これはさすがに使いにくすぎる」
アリサ「コストまで払うなら、せめて選択したユニットを退却させて欲しかったなー。そしたら、守りの要として活躍してくれただろうにねー」
●『クラッグアーム・クラッシャー』
アリサ「コンセプトは分かるけど、モルシロロと比較すると悲しくなるわね」
ムドウ「そのモルシロロをなりふり構わずサーチするためのカードとも取れなくもないが。厳しいか」
●『タービュラント・シグナル』
アリサ「前回のテーマであるデッキデスと、今回のテーマである暗黒繭を混ぜたらこうなった!!」
サキ「CB1と自身の退却をコストに、相手の山札の上から1枚をドロップゾーンに置き、そのグレードの数だけ暗黒繭を生成します!
運が悪ければアド損しただけ。運がよければグレドーラすら凌駕する効率で暗黒繭をばらまくのは、まさしくギャンブルと言えるかも知れません」
アリサ「ああー! 使ってみたいー! 絶対に楽しそうー!」
ムドウ「そして、使ってみて後悔するタイプのカードだな」
オウガ「けど、G2が落ちるだけでもほぼグレドーラ相当! 悪くないカードなんじゃないかと俺は見てるぜ!
パワーは及第点の8000あるし、スキルは起動能力でいつでも発動できる。本当に
●終
ミオ「本日は皆さんにお知らせがあります。アリサさんがカードファイト部を引退されるとともに、今回をもって『えくすとら』も卒業します」
サキ「お疲れ様でした、アリサさん! これ、皆で買った花束です」
アリサ「えっ? あ、ありがと。ユキの時はこんなことしなかったのに……」
ミオ「あの時は私もこういうことには慣れていませんでしたから。これはオウガさんの発案ですよ」
オウガ「部長! いえ、アリサ先輩!! これまでお世話になりました!!」
アリサ「オウガ君……。もう、泣かせないでよ……」
ムドウ(じーっ……)
こっきゅん(じーっ……)
アリサ「あいつらが見てるんだから!!」
オウガ「すんません!」
アリサ「くっ。こいつらにだけは、こんな顔、見られたくなかったのに……」
オウガ「ていうか、こっきゅんいつの間に……」
こっきゅん「別れと死は同義。死あるところに我あり。別れあるところに我あり。さらばだ、天道アリサ」
アリサ「不吉なこと言うな!」
ミオ「では、読者のみなさんにも最後の挨拶をどうぞ」
アリサ「この流れで!?
……えっとぉ。1年半もの間、あたしのメガコロウンチクに付き合ってくれてありがとうございました。
あたしはここで卒業だけど、根絶少女はまだまだ折り返し地点。
これからも応援よろしくお願いします。
なんて、らしくなかったかな?
それじゃ、まったねー。
今度は皆とカードショップで会えたらいいな」
えくすとら、2度目のメガコロ回です。
今回もメガコロマシマシでお送りさせて頂きました。
デッキログでは、私の全メガコロデッキを公開してみたいと思います。
まだまだ調整途上で恥ずかしいですが、メガコロに興味ある方は参考にして頂ければ幸いです。
【デッキログ】
グレドーラ軸:QAWG
コレオ軸:5QKY
マシニング:6ZUJ