根絶少女   作:栗山飛鳥

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●登場人物

・音無ミオ
根絶者にディフライドされている無表情・無感情の少女。高校2年生。
使用クランはもちろん「リンクジョーカー(根絶者)」
好きなライド口上は「穢れし愚者の魂を消去せよ」

・鬼塚オウガ
ケガが原因でアメフト部を引退。ミオに誘われカードファイト部に入部した高校1年生。
熱いハートの持ち主。
使用クランは「スパイクブラザーズ」
好きなライド口上は「終わりなき探求の果て、辿り着きし最終進化。荒ぶる魂を昇華させ、今こそ真の姿を現せ!」

・藤村サキ
マイペースなメガネっ娘。深い知識を持つミーハー気質な高校1年生。
使用クランは「たちかぜ」
好きなライド口上は「荒ぶる竜よ、今こそ目覚め、暁に進軍せよ!」

・小金井フウヤ
高い実力を誇るイケメンファイター。
人当たりのよい青少年だが、マジメすぎるのが玉にキズ。
使用クランは「ゴールドパラディン」
好きなライド口上は「立ち上がれ、僕の分身!」


Ex.35「天輝神雷」

●序

 

オウガ「ついに『光輝神雷』が発売されたぜ!!」

 

サキ「ち、違うよ、オウガ君! 『天輝迅雷』だよ!」

 

ミオ「おふたりとも勉強不足ですね。正しくは『光輝迅雷』です」

 

サキ「そう! それです!」

 

オウガ「さすがミオ先輩だぜ!」

 

フウヤ「『天輝神雷』だよ!!!!」

 

オウガ「ボケにマジレス……」

 

ミオ「そのようなわけで、今日のゲストは生真面目で常識人で冗談の通じない、旬を逃したゴルパラ使い、アニメで言うところのゴウキポジションの小金井フウヤさんです」

 

フウヤ「面白味の無い人間なのは認めるけど、最後のふたつは断固抗議する!!」

 

ミオ「収録クランは、エンジェルフェザー、なるかみ、ジェネシス、ゴールドパラディンです」

 

オウガ「このパック最大の特徴は、組めるデッキの幅が非常に広いことだな!」

 

サキ「VRをエースとした5デッキはもちろん、エンジェルフェザーからは『ノキエル』、ジェネシスからは『神器』『魔女』、なるかみからは『抹消者』が新たにカテゴリ化!

いずれも今弾だけで組めるようにデザインされていますが、過去弾のカードがあれば、より楽しめるようにもなっています!」

 

ミオ「そんな『光輝迅雷』のカードをさっそく見ていきましょう」

 

フウヤ「だから『天輝神雷』だって!!」

 

 

●エンジェルフェザー『黒衣の戦慄 ガウリール』

 

オウガ「まずはパッケージのエンジェルフェザーからいくぜ!」

 

サキ「エンジェルフェザーからは、『黒衣の戦慄 ガウリール』が華麗に再臨です!」

 

ミオ「ひとつめの永続スキルは、自分のターン中、ダメージゾーンに新たなカードが3枚以上置かれているなら、前列ユニットのパワーを+10000するものです」

 

サキ「ふたつめの起動スキルで2ダメージ受けることができるので、他のカードでもう1枚ダメージゾーンに置くことができれば、条件は達成ですね」

 

ミオ「その他のカードについては、あまりにも数が多いので割愛させていただきます」

 

オウガ「徹底すれば、トリガー以外はすべてそれで統一できる程度には数があるよなー。ランブロスで言う『レストできるユニット』の比じゃねえぜ」

 

サキ「エンジェルフェザー自体が手札の調整が得意なクランというのもあるし、条件を満たすのは問題無さそうだね」

 

ミオ「『黒衣の通告 ナキール』のような、ダメージゾーンに置く能力を持たない強力なカードとのバランスがデッキ構築の焦点になりそうです」

 

オウガ「で、このガウリールはどんくらい強いのかな……」

 

フウヤ「ぱっと見た感じはスサノオに近いかな。ガウリール単体でも、ドライブチェック数はスサノオの初動と同等。

他のカードでもう1回ダメージチェックを行った時点で、ソウルにG3の入ったスサノオに並び、スサノオには無い前列+10000のパンプが付与される。

さすがにアドバンテージ獲得数はスサノオが上だけど、攻撃力で言えばガウリールが二回りは上だろうね」

 

ミオ「弱点は、現環境と真っ向から対立するようなアタック回数の少なさです。果たしてドライブチェックの数は手数を補うに足るのでしょうか。要注目のカードですね」

 

サキ「惜しむらくは、せっかくのガウリールなのに相手ターンに堅くならないことかなあ……」

 

 

●『黒衣の考究 ハミエル』

 

オウガ「これまでG3のソウルブラストや手札の消費が普通だった★+1と守護者封じをカウンターコストだけで支払ったらこうなった!」

 

サキ「カウンターチャージは得意なのに、コストの消費先がイマイチ見つからなかったエンジェルフェザーにとっては朗報だよね!」

 

ミオ「はい。CB3は通常のクランでは莫大なコストですが、エンジェルフェザーでは大した消費となり得ません。

ガウリール軸であれば、2~3回の使用も見込めるでしょう」

 

フウヤ「バトルの終了時にはソウルインしてしまうけれど、ハミエルはG3なので、同じ守護者封じのスキルを持つ『救装天使 ラメド』の条件を満たし、『起動病棟 フェザーパレス』のコストにもなる。このユニットを中心に、徹底した守護者封じの布陣を築き上げるのが、ガウリールデッキの勝ち筋になるかな」

 

オウガ「プロテクト殺しのプロテクト……!!」

 

ミオ「ダメージゾーンからスペリオルコールしつつダメージを受けられるスキルも完備されており、ガウリール軸のエースアタッカーとなることは疑いないでしょう」

 

 

●『ノキエル』

 

オウガ「アタック回数の少ないガウリールじゃ嫌だ! エンジェルフェザーだって殴りたい!!」

 

サキ「そんなオウガ君には、このノキエルデッキがオススメだよ!」

 

ミオ「まずはベースとなる『愛の狙撃手 ノキエル』から見ていきましょう」

 

サキ「ひとつめの起動能力は、CB1で山札の上からダメージゾーンに置き、ダメージゾーンから1枚を手札に戻す、エンジェルフェザーらしいシンプルな手札補充です」

 

フウヤ「本命は、アタック終了時に発動する自動能力だね。SB1と手札を1枚捨てることで、手札からノキエルにドライブ-1してスペリオルライドすることができる。『愛の狙撃手』に再ライドするだけでも、もちろん強力だけど……」

 

ミオ「狙いたいのは『聖霊熾天使 ノキエル』へのスペリオルライドです。

まず、登場時にSB1で山札から『ノキエル』をダメージゾーンに置きます。一時的にダメージは増えますが、エンド時に回復しますので安心してください」

 

フウヤ「置きたいカードはG0の『幸せの鐘 ノキエル』だね。ダメージゾーンにあって、ヴァンガードが『ノキエル』なら、前列のユニットすべてを+5000する破格のユニットだ。もちろん効果は重複するので、2枚、3枚と置かれていれば、その分だけパワーはさらに上がる」

 

サキ「そして『聖霊熾天使』のアタック時! SB1することで、ダメージゾーンにノキエルが3枚あるならリアガードを1体スタンド! ノキエルが5枚あるならリアガードを2体スタンド!!」

 

オウガ「えーと、つまり……」

 

ミオ「ヴァンガードの2回を含めた、6連続アタックが可能ということです」

 

オウガ「アクセルもびっくり!!」

 

フウヤ「過程でプロテクトも増えるので、こう見えて守りも堅い。引守護者がノキエルなので、★守護者が入れにくいのは惜しいけどね」

 

サキ「さすがにノキエルの総数を減らすのは難しいですよね……」

 

オウガ「ダメージゾーンにノキエル5枚の条件は、どれほど難しいんだろうな」

 

フウヤ「デッキに入るノキエルの最大数は20枚ある」

 

オウガ「トリガーより多い!」

 

フウヤ「『聖霊熾天使』の登場時スキルはリアガードでも使えるし、G2の『愛天使 ノキエル』も同様のスキルを持つ。未知の領域なので断言はできないけど、そう厳しい条件でも無さそうだ」

 

ミオ「むしろ、不意の治トリガーでダメージゾーンのノキエルを崩されるのが怖いですね」

 

フウヤ「攻撃的なデッキだし、いっそのこと治トリガーを入れずに、★トリガーを増やすのもいいだろうね」

 

サキ「コストにも問題が多いですよね。CBは使わないけど、その分、ソウルの負担が尋常じゃありません」

 

ミオ「あからさまなサポートカードに『スケーリング・エンジェル』もありますね。

実質、タダでソウルを増やしつつ、ドロップゾーンの好きなカードをダメージに置けるカードなので、ノキエル以外でも普通に採用されそうな優秀なユニットですが。

これでも足りない場合は『絆の光輪 ソリダルバングル』に頼ってみるのもいいでしょう」

 

オウガ「出た! オーダーカード!」

 

フウヤ「総じて、ノキエルをただ積むだけでは安定しない、トリガーから微調整が必要な構築難度の高いデッキになっていそうだね。その分、他のエンジェルフェザーには無いスピーディなゲームが楽しめる、面白いデッキだと思うよ」

 

オウガ「放て、ラブマシンガン!!」

 

 

●『黒衣の稲妻 ムンカル』

 

フウヤ「エンジェルフェザーの★守護者だね。プロテクトであるエンジェルフェザーとは、もちろん相性が抜群だ」

 

サキ「やっぱり完全ガードを1ターンで2枚増やせるノキエルに、このカードを入れないのはもったいない気もするんですよね……」

 

フウヤ「いっそのこと★16枚構築もあるかもしれないね、ノキエルは」

 

オウガ「そして、1ターンで完全ガードを2枚増やすと言えば、『団結の守護天使 ザラキエル』も忘れてもらっちゃ困るぜ!」

 

フウヤ「うん。実質ザラキエルのサポートカードと言えるくらいに相性はよさそうだね。ザラキエルが自然に投入できる、メタトロン軸や、マルクトメレク軸にとっては追い風になりそうだ」

 

 

●なるかみ 『ドラゴニック・ヴァンキッシャー“FULLBRONTO”』

 

オウガ「ヴァンキッシャーはまだまだ強くなるぜ!! 言葉の意味はよくわからんが“FULLBRONTO”轟臨!!」

 

サキ「“FULLBRONTO”は手札からバインドされた時、ヴァンキッシャーにスペリオルライドすることができます。

バトルフェイズ中にバインドできれば、ヴァンガードの連続攻撃です!」

 

フウヤ「『ドラゴニック・ヴァンキッシャー』として扱う能力を持っていて、登場時に前列ユニットのパワーを+10000することができるので、ヴァンキッシャーのサポートカード、ヴァンキッシャーのパンプはすべて引き継ぐことができるね」

 

サキ「エンド時に“FULLBRONTO”はソウルのG3にライドされます。基本的にはヴァンキッシャーに戻ることになるでしょう。新たにアクセルは得られませんが、もう十分すぎます!」

 

ミオ「ドライブを-1する苦肉の策ではありますが、ヴァンキッシャーのスキルで“FULLBRONTO”をバインドすることで、メインフェイズ中にアクセルサークルを増やすことも可能です。消耗戦に陥った場合のあと一押しが必要な場面もあるかも知れません。頭の片隅に入れておくといいでしょう」

 

 

●『抹消者 ドラゴニック・ディセンダント』

 

サキ「ついに! 櫂君の主力ユニットのひとつ、ディセンダントがスタンダードに参戦です!」

 

フウヤ「カオスブレイカーも登場するし、有名どころはあらかた網羅しそうな勢いだね」

 

ミオ「ディセンダントの登場に伴い、ガントレッドバスターやチョウオウで先んじて登場していた『抹消者』名称が正式にカテゴリ化されました」

 

オウガ「そんなディセンダントのスキルは超ド派手だぜ! 抹消者にライドしたら、それらが持つ能力を全て得た状態で登場する!

『支配の仮面』や『逸材 ライジング・ノヴァ』でも実現できなかった登場時能力のコピーがついに!」

 

フウヤ「コピーしたい筆頭は、何と言っても『抹消者 ガントレッドバスター・ドラゴン』だね。

ディセンダントはアタックがヒットしなかった場合にスタンドできるから、★3でアタックできるガントレッドバスターとの相性は抜群だ。

低コストの除去スキルも併せ持つから、状況によっては、コストの重たいガントレッドバスターの除去スキルも温存できる」

 

オウガ「ガントレッドバスターとの組み合わせがシンプルに最強なんだろうけど、正直、ディセンダントはそれだけで終わってほしくない、可能性の塊なんだよな」

 

サキ「そうだね。ディセンダント単体の魅力は、G2抹消者のスキルもコピーできること!

お馴染みチョウオウからライドすればさらに除去ができるし、今弾で登場した『抹消者 プラズマカタパルト・ドラゴン』や『雷鞭の抹消者 スハイル』なら、ドローまでついてくる!」

 

オウガ「『雷砲の抹消者 コーソン』をコピーすれば、『雷銃の抹消者 オウバン』とも仲良くなれるぜ! 目指せ2枚ドロー!!」

 

ミオ「ただし、ディセンダントはコーソンとして扱われるわけではないので、オウバン側のスキルが発動しない点は注意してください」

 

サキ「なんて悲しい片想い……!」

 

オウガ「そして、ディセンダントはディセンダントに再ライドすることにより、ディセンダント自身のスキルを2度ずつ使用することができる!! 除去しまくって、アタックがヒットするまでスタンドしまくれ!」

 

サキ「引きによって変化するディセンダントのスキルは、まさしくカードゲームの醍醐味を凝縮した珠玉の逸品と言えます!

これからヴァンガードを始めるファイターや、なるかみに触れてみたいファイターには、まずディセンダントをオススメしたいですね!」

 

 

●『抹消者 スパークレイズ・ドラゴン』

 

サキ「ディセンダントの登場に併せて、スパークレインも……って、違う!?」

 

フウヤ「スパークレイズだね……」

 

ミオ「抹消者を手札に揃えつつ、アタックがヒットすればドローできるユニットです。

ディセンダントでコピーすれば、Vスタンドかドローの二者択一を強いることもできます」

 

 

●『エレキネシス・ドラゴン』

 

オウガ「その能力で手柄を立てるのは難しいんじゃねえかな!?」

 

サキ「妙に自信たっぷりなバニラって多いよね……」

 

ミオ「アグラヴェイルにソウルブラスト12でもされたのではないでしょうか」

 

フウヤ「それはもう手遅れだよ!?」

 

 

●オーダーカード 『求められし果てなき力』

 

ミオ「折り返し地点ということで、オーダーカードの紹介です」

 

オウガ「これまでにない大仰な名前のオーダーカードは、怪しいランタン!」

 

サキ「ドロップゾーンからノーマルユニットを山札の下に置いて、それがG3以上なら1枚ドロー! ……なかなか便利そう?」

 

フウヤ「ギアクロニクルや、ルアード、サヴァスのような、山札の中に特定のカードが必要なデッキなら、採用に一考の余地があるだろうね」

 

ミオ「今弾でデッキに戻したいカードは、エオスアネシス・ドラゴンでサーチできるヴァルケリオンですね」

 

サキ「過去弾ではグレドーラ軸のメガコロニーが面白そうです! 山札の中からヘルデマイズが尽きてしまうとパワーダウンしてしまうデッキですが、ヘルデマイズは大量投入もしたくないカードでした。これさえあれば、枚数が調整できるかも知れませんね。

このオーダー自体もG3なので、メガコロニーならサーチも容易ですし、マンティスのサーチを通常ドローに変換できるというだけでも価値があります!」

 

オウガ「『隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ』を山札に戻すこともできるな! ヒャッキヴォーグを軸としたデッキの安定性も上がりそうだぜ!」

 

フウヤ「他にも有効な利用方法が見つかりそうだ。一度カードプールを洗いなおしてみる必要がありそうだね」

 

 

●ゴールドパラディン 『旭日の騎士 グルグウィント』

 

サキ「太陽の騎士、グルグウィント! スタンダードの戦場に堂々凱旋!!」

 

フウヤ「グルグウィントはゴールドパラディンらしい高い展開力に加えて、ガーディアンのスペリオルコールや後列からのインターセプトを駆使した防御的なスキルが特徴的なユニットだった。

今回もその特徴が再現されている他、現在のゴールドパラディンらしい速攻力も兼ね備えている」

 

サキ「そんなグルグウィントのスキルをひとつずつ見ていきましょう。

ひとつめの永続スキルは、追加されたリアガードサークルひとつにつき、スペリオルコールされたユニットと自身のパワーを+5000します!」

 

フウヤ「相手のヴァンガードがG3という条件こそあるが、効率は抜群だ。

どのユニットがそのターンにスペリオルコールしたユニットか忘れないようにだけは注意が必要だね」

 

オウガ「もうひとつのスキルは、アタックした時か、された時、山札の上から5枚見て、2体のユニットをリアガードサークルにスペリオルコールするぜ!

アタックされた場合に発動した場合はガーディアンサークルにスペリオルコールだ!」

 

フウヤ「永続能力のパンプが乗ったアタックが2回増えるだけでも単純に強力だけど、特徴的なのはやっぱり守りにも使えるという点だろう。

相手のアクセルやフォースⅡのアタックに速攻され返して負けるという状況が少なくなる。

スタンダードのゴールドパラディンは捨て身で速攻をしかけるユニットが多かっただけに、この守備力の高さは革新的だ」

 

サキ「このあたりは、さすがグルグウィントですね!」

 

 

●『青き炎の解放者 パーシヴァル』『誓いの解放者 アグロヴァル』

 

オウガ「あれ? グルグウィントの解説はこんだけっすか?」

 

フウヤ「グルグウィントをこれ以上掘り下げる前に、どうしても紹介しておかないといけないユニットがあってね」

 

サキ「はい! 紹介しましょう! グルグウィントに続いて参戦を果たした、青き炎を纏いし解放者達です!!」

 

フウヤ「『青き炎の解放者 パーシヴァル』は登場時に手札を1枚捨てることで、アクセルを得て、アグロヴァルをスペリオルコールすることができる」

 

オウガ「しれっとアクセルサークル増やした!!」

 

フウヤ「リアガードでも使える点も含めて、現状、最も簡単にアクセルサークルを増やす手段のひとつだろうね。

グルグウィントの隣に並べることで、グルグウィントの永続パンプを+10000からスタートすることができる」

 

オウガ「おおっ!」

 

フウヤ「デッキ構築の難易度は上がるが、エイゼルとの相性もいい。

理想を言えば、相手がG1の間に、こちらはアクセルサークルを3つ並べることもエイゼルにおいては可能だ」

 

オウガ「うげげっ!」

 

フウヤ「パーシヴァルでスペリオルコールする『誓いの解放者 アグロヴァル』だが、こちらはアタックした時にリアガード1体をソウルインし、パワー+10000。バトル終了時にこのユニットを手札に戻す。アド損ではあるものの、サークルを2つ空けることができるので……」

 

オウガ「グルグウィントのスペリオルコールを上書きすることなく行える!!」

 

フウヤ「そうだ。分かってきたようだね。

ちなみにこちらは『憤怒の騎士 アグラヴェイル』との相性もいい。アグラヴェイルはアタック時に味方を全てソウルインしてしまうが、このユニットなら事前に手札に逃がすことができる。

今弾には、同じスキルをG3の『飛輪の騎士 エドマンド』も所持しているので、アグラヴェイル軸を組む場合は併せて採用するといい」

 

オウガ「なるほど。グルグウィントとパーシヴァルの相性はたしかに抜群っすね」

 

フウヤ「個人的には、パーシヴァルがグルグウィントのサブヴァンガードに収まっているのは複雑だけどね……」

 

サキ「そこはプロミネンスコアや、プロミネンスグレアに期待、でしょうか?」

 

ミオ「申し分の無い相性を誇るグルグウィントとパーシヴァルですが、CBの消費がかさむ点は注意が必要です。

パーシヴァルのスキルに、攻めと受けでグルグウィントのスキルを使うだけで、CB3を消費してしまいます。

『真実の聞き手 ディンドラン』のようなコスト回復できるユニットを多めに入れる必要がある他、展開にはソウルを消費する『戦場の嵐 サグラモール』や『フルキャバリアー・ドラゴン』を使うといいでしょう」

 

フウヤ「アタック回数を増やすだけなら、ノーコストで展開できる『風炎の騎士 ワンダーエイゼル』もいるね」

 

オウガ「アクセルでも屈指の攻撃回数はそのままに、防御力まで兼ね備えた、ヤバイ気配しかしないユニット達だぜ!!」

 

 

●『スカーフェイス・ライオン』

 

ミオ「ゴールドパラディンの★守護者ですね」

 

フウヤ「まず、これもグルグウィントとの相性は抜群だ。アタックされた時のスペリオルコールで、完全ガードがめくれたら追加で手札を1枚捨てなくてはならないが、このカードなら余計な消費は不要だ。

もう1枚のカードも含めて、ガード値40000以上は見込めることを考慮すれば、結果は完全ガードと変わらない場面が大半だろうしね」

 

サキ「それ以外でもゴールドパラディンは攻撃的なデッキが多く、反面、手札の消費が激しいことが多いです。

攻撃力をさらに水増しでき、1枚で相手のアタックを捌ける★守護者は、ゴールドパラディン全体と相性がよさそうですね!」

 

 

●『恩威の騎士 ベレンガリア』

 

ムドウ「美人だ」

 

オウガ「なんか呼んでない人がきた!!」

 

ミオ「フウヤさん。先輩の管理くらいちゃんとしておいていただけませんか?」

 

フウヤ「もう先輩じゃないよ!」

 

サキ「それはそれで薄情な気もしますけど……」

 

フウヤ「そもそも後輩が先輩を管理しないといけないルールもないからね!?」

 

ムドウ「ベレンガリアはスペリオルコール時に、

・カウンターブラスト1でソウルチャージ1

・ソウルブラスト1でカウンターチャージ1

のいずれかを行う。

前述した通り、グルグウィントはカウンターコストを消費しがちなので、今弾ではカウンターチャージ要員としての運用が主になる。

一方、アグラヴェイルのソウルブラストを積極的に狙いに行く場合はソウルチャージが有効に働く。

今後、カウンターコストを重視するヴァンガードが登場しても、ソウルを重視するヴァンガードが登場しても活躍が見込める、末永く愛されるリアガードとなるだろう。

こんなところか。

では、さらばだ」

 

オウガ「解説だけ真面目にやって帰っていった!」

 

 

●ジェネシス 『神界獣 フェンリル』『破壊神獣 ヴァナルガンド』

 

オウガ「解き放て! 滅びを告げる狼の顎!!」

 

サキ「神をも喰らう美しき獣、フェンリルもスタンダードに解放されました!」

 

オウガ「いやー、それにしてもこのライド口上はかっこいいよな!」

 

ミオ「作者の好きな口上、ベスト5に入る口上らしいですしね」

 

オウガ「一番ではないんだ!?」

 

フウヤ「そんなフェンリルは、それぞれが密接に絡み合った3つのスキルを持つ。

深い関わりを持つ『破壊神獣 ヴァナルガンド』と一緒に見ていこう」

 

サキ「はい! 効果をひとつひとつ解説していくとこんがらがりそうなので、動きの解説もしていきますね!

まず、ひとつめの能力はソウルブラストしたグレードに応じた万能サーチです!

状況に応じて柔軟にカードを持ってこれるのが魅力のスキルですが、手札に『破壊神獣 ヴァナルガンド』が無い場合、よほどのことが無い限りはヴァナルガンドを確保するようにしてください」

 

オウガ「ヴァナルガンドをコールしたら、さっそくヴァナルガンドのスキル発動だ! 相手ユニットを1体退却させるぜ!」

 

サキ「バトルフェイズに入ったら、まずはヴァナルガンドでアタック!

バトル終了時、ヴァナルガンドソウルインすることで、山札の上から3枚見て、1枚を山札の上、1枚を山札の下、1枚をソウルに置きます。

これで、続くフェンリルのアタックでは、高確率でトリガーが引けますね」

 

サキ「いよいよフェンリルでアタック! みっつめのスキルでアタック時にSB1することでパワー+10000することができます。これ単体だと地味なスキルですが……」

 

オウガ「それに応じてふたつめのスキルも発動だぜ! ソウルブラストしたカードをCB1でスペリオルコールすることができる! このスキルで再度ヴァナルガンドをコールして1体退却だぜ!」

 

サキ「最後にもう一度ヴァナルガンドでアタックして、ヴァナルガンドをソウルインしつつ山札の上にトリガーを置きましょう。引トリガーや治トリガーを置くことができれば、対戦相手にとっては、かなり苦しい展開になりますよ!」

 

フウヤ「自分のターンが返ってきたら、ヴァナルガンドをソウルブラストすることで、山札からヴァナルガンドを手札に加え、同じ動きを繰り返すことができる。

2つのユニットと3つのスキルが綿密に絡み合い、フェンリルらしさも失っていない、とてもよくできているカードデザインだと思うよ」

 

サキ「面白いのは、決まった動きをするだけでなく、応用も効くことですよね。

ひとつめ万能サーチは、例えば相手がヴァルケリオンなど大技を狙っている場合は、完全ガードをサーチして機先を制する動きもできますし」

 

オウガ「ふたつめとみっつめのスキルでは、『星夜の強弓 ウリクセス』でもヴァナルガンドと同じように連続アタックができるぜ!

除去やデッキトップ操作こそ無くなるが、こちらの方が単純に手札が増えるので、相手に除去が効きにくい場合は、こちらを中心に回してみてもいいかもな!」

 

フウヤ「ヴァナルガンドにも、別の使い道が用意されているよ。

ヴァナルガンドにライドした場合、発動する除去スキルは相手リアガードすべてを選択することができるようになる」

 

オウガ「相手がアクセルで、速攻をしかけられた場合なんかは、いいカウンターパンチになってくれそうだぜ!」

 

サキ「フェンリルとしてはクレバーに戦い、ヴァナルガンドに変貌しては大暴れという、惑星クレイ物語におけるフェンリルの活躍も再現されてますね!

開発スタッフのフェンリル愛がひしひしと伝わる超大作と言えるでしょう!」

 

 

●『聖天竜 エオスアネシス・ドラゴン』

 

サキ「星詠もVRのユニットをもらって強化されています! 星詠の欲しかった要素が凝縮された全部盛りです!」

 

フウヤ「ヴァンガードでは、ヴァンガードサークルにフォースマーカーが5つあれば、V裏が星域になるいつものスキルだ。ここには特に目新しい点はないが」

 

サキ「登場時、CB1で星神をサーチしつつ、フォースをヴァンガードサークルに置くことができます! リアガードでもこのスキルは発動するので、ヴァンガードとして、アストライオス・ドラゴンや、創天ウラヌスより優先される要素はほとんどありません。リアガード専用のユニットと見てよさそうです」

 

オウガ「RR(リアガードレア)……?」

 

サキ「さらに! ガーディアンサークルでは、手札から星詠か星神を捨てることで、完全ガードと同じ効果を発揮します!」

 

オウガ「GR(ガーディアンレア)……!?」

 

ミオ「手札がG3やG5でかさむ星詠デッキでは嬉しい効果ですね」

 

フウヤ「効果こそ完全ガードだけど、守護者属性は当然ながら無い。守護者封じに耐性があるという、独自の強みも持ち合わせるようになったね」

 

サキ「G3なので、『神界獣 スコル』で不確定ながらサーチまでできちゃいます!」

 

 

●『宇宙の神器 CEO ユグドラシル』『運命の神器 ノルン』

 

サキ「ついに登場、神器!

ひさびさに登場、神装ゲージ!」

 

ミオ「ひとつめのスキルは、神装ゲージを持つユニットすべてにブーストを与え、ユグドラシルがヴァンガードなら神装ゲージを持つユニットは、相手のカードの影響を受けなくなります」

 

オウガ「影響を受けないって!? それって完全無敵なんすか!? 例外とかは!?」

 

ミオ「…………」

 

サキ「…………」

 

フウヤ「…………」

 

オウガ「へ? みんな、どうしたんすか?」

 

ミオ「オウガさん。それをきちんと説明するとなると、今日これまでに行った解説の倍以上の文字数を必要としますが、それでもよろしいですか?」

 

オウガ「マジかよ!! 簡単そうな効果なのに!!」

 

サキ「うーん。ざっくりと説明するなら、ルールに干渉するスキル以外はおおむね大丈夫って感じかな。

例としては、『インターセプトできない』『後列からアタックできる』みたいなやつね。

神装ゲージがあっても、インターセプトはできないままだし、後列からは普通にアタックされちゃう」

 

オウガ「ん? んんん、なる、ほど?」

 

ミオ「詳しくは公式ホームページのQ&Aを読んでください」

 

オウガ「15件!?」

 

フウヤ「細かいルールの穴はあれど、神装ゲージを持つユニットはかなり安定して維持できるものと見て間違いは無い。

妨害や除去に特化したメガコロニーやなるかみに対しては、絶対的な解答となるだろうね」

 

ミオ「ユグドラシルふたつめのスキルは、山札から『運命の神器 ノルン』をスペリオルコールし、リアガード2体にソウルから神装ゲージを付与します。

この系統のスキルにしては珍しく、起動能力で、リアガードでも使うことができます。

盤面はすぐに『運命の神器 ノルン』で埋め尽くされることでしょう」

 

オウガ「なんかやだな!?」

 

ミオ「その『運命の神器 ノルン』は、CB1でドローしつつ、リアガードに神装ゲージを置くことができます。アドを稼ぎつつソウルチャージ2までしてくれる便利なユニットですが、本領はもうひとつのスキルにあります」

 

フウヤ「神器をブーストしたバトル中、手札1枚とこのユニットの神装ゲージを1枚捨てることで、ブーストしたユニットをパワー+10000、ドライブ-1した状態でスタンドさせることができる。

ドライブ-1としてある点からも分かる通り、この能力にヴァンガード、リアガードの制限はない」

 

オウガ「ヴァンガードをスタンドもできるし、アドを顧みなければリアガードもスタンドさせて神器を総攻撃させることもできるってことすね!」

 

サキ「過去弾に出たアルテミスも、神器名称は持たないものの、神装ゲージに関わるスキルを持っています。

神器内でギミックが完結しており、除去に強い分、代用ユニットもあまり必要はありませんが、神装ゲージを利用した除去や、パンプ能力を所持しているので、採用すると戦略に広がりが生まれます。

特に『黄昏の狩人 アルテミス』は神装ゲージ1枚につきパワーが+10000されるので、神器デッキなら破格のパワーに上昇する可能性だってあります。

アタック回数より、アタックの質を重視するなら面白い選択肢になってくれそうですよ!」

 

フウヤ「2月に発売するクランセレクションには『叡智の神器 アンジェリカ』の収録が確定している。これらのカードと、どのようにシナジーしていくのか楽しみだね」

 

 

●『杭の戒め スヴィティ』

 

ミオ「ジェネシスの★守護者ですね」

 

オウガ「エオスアネシス・ドラゴンは完全ガードの役目を果たしてくれるってんなら、星詠はこっちのがいいんじゃね?」

 

サキ「けど、エオスアネシスじゃ足りないくらい手札にガード値0がたまりそうなデッキなんだよね、星詠は。

エオスアネシスはできる限りコールしたいユニットであることも考慮すると、引守護者も十分選択肢に残りそうかも」

 

フウヤ「ジェネシスはそこそこドローもできるけど、現環境は完全ガードが無いと受けきれないアタックも増えてきた。★守護者を採用する場合は、環境もよく見ておくべきだろうね」

 

ミオ「『永久の女神 イワナガヒメ』がパワー73000でアタックできるようにもなりましたね」

 

オウガ「ほんとだ!!」

 

 

●『白虹の魔女 ピレスラ』

 

サキ「シャドウパラディンに先んじて、ジェネシスの『魔女』が、『魔術師』も巻き込み、ついにスタンダード参戦です!!」

 

ミオ「ひとつめのスキルは、ソウルブラスト13で『魔術師』『魔女』すべてのパワーを+10000し、ピレスラ自身の★に+1します」

 

オウガ「いきなりの大技!!」

 

ミオ「このスキルは『魔術師』『魔女』をコールした回数だけ安くなります。実際はソウルブラスト6~7くらいの感覚で使えるでしょう」

 

オウガ「それでも重い!」

 

ミオ「もうひとつのスキルはCB1で、ユニットを1枚手札に戻します。『魔女』『魔術師』は登場時能力を持つものが多いため、それらのスキルを再利用できますし、ひとつめのスキルの補助にもなります」

 

オウガ「……え? これだけっすか?」

 

ミオ「はい」

 

オウガ「そこそこパワーが出せるとは言え、さすがにこれだけだと厳しくないすか?」

 

ミオ「そうですね。これだけだと厳しいですね」

 

オウガ「お、何だか含みのある言い方」

 

ミオ「あくまでこれはメインヴァンガードを務めるG3ユニットというだけで、『魔術師』『魔女』の本命とも言えるユニットは別にあります。次はそのユニットを見ていきましょう」

 

 

●『源泉の魔女 フィクシス』

 

ミオ「登場時にCB1で山札の上から4枚を見て、『魔術師』『魔女』を手札に加え、残りは望む順番で山札の下に置きます。

一部のトリガー以外のユニットは『魔術師』『魔女』で統一できるので、めくる枚数は4枚と言えど、失敗する可能性は低いでしょう。

そして、このスキルは自分と相手のヴァンガードのグレードが同じなら、SB1で支払うことができます」

 

オウガ「アビサルオウル!!」

 

ミオ「シャドウパラディンにおいてはソウルも限りあるコストのひとつでしたが、ジェネシスにおいてはSB1などタダ同然です。

フィクシスをコールしてアドを稼ぎ、フィクシスを手札に戻し、またフィクシスでアドを稼ぎ、そうして拾ってきたフィクシスでまたまたアドを稼ぐ。

これが新たな『魔女』の戦い方となるでしょう」

 

オウガ「爆アド!!」

 

ミオ「それだけではありません。フィクシスは4枚のうちからノーマルユニットを1枚抜き出し、残りをデッキの一番下に戻しています。これがどういうことかわかりますか?」

 

オウガ「?」

 

サキ「あっ! ツクヨミ!!」

 

ミオ「正解です。山札の下に置いたカードを記憶しておけば、ゲーム終盤にはドローするカードやトリガーを自在にコントロールすることが可能になります。

ソウルチャージを得意とするジェネシスならば、デッキを掘り進めることも難しくはありません。

フィクシスで得た手札アドバンテージと、フィクシスで得た情報アドバンテージの有効活用こそ、魔女の真骨頂です」

 

オウガ「フィクシス以外、何もしてねえ!」

 

ミオ「では、フィクシス以外で使えそうな『魔術師』や『魔女』も、過去弾のものも含めてチェックしていきましょうか」

 

サキ「過去弾も!? な、なんだか妙に『魔術師』『魔女』だけ手厚いですね……」

 

ミオ「作者の趣味です」

 

 

●『白憐の魔術師 レヴォルタ』

 

ミオ「これは今弾に収録されている『魔術師』ですね。

CB1で山札の上から3枚見て、1枚を手札に加え、残りをソウルに置きます」

 

オウガ「ず、ずいぶんと盛られたスキルっすね。別に『魔術師』軸じゃなくても使えそうな」

 

ミオ「はい。その影響か、ヴァンガードで使えてもルール的には問題の無いスキルですが、リアガード限定のスキルになっています。

ソウルはフィクシスに。カウンターコストはこのカードに使っていくのが理想でしょうか」

 

サキ「キーカードであるフィクシスを手札に引き込むのにも使えそうですね!」

 

 

●『白筆の魔女 アーティク』

 

ミオ「こちらはPRカードの魔女ですね。

登場時、山札の上から2枚見て、1枚をソウルに、1枚を山札の上に置くことができます。

トリガーの安定化はもとより、トリガー位置が把握できているゾーンに入ってからも微調整に役立ちます。

自身とヴァンガードを+5000するパンプ能力も、素の状態ではパワーが低いピレスラの補助となってくれるでしょう」

 

サキ「パンプはターン1回ですけど、+5000はターン終了まで継続するので、2回アタックできるユグドラシルとも相性がよさそうですね!」

 

 

●『猫の魔女 クミン』

 

ミオ「CB1と自身のレストで、ユニットをバウンスできるカードです。

バウンスするカードの筆頭はもちろんフィクシスですが、ピレスラとコストやできることが被っているのがネックです。

レストを必要とする点も、全体を強化できるピレスラとやや噛み合いません」

 

 

●『蛙の魔女 メリッサ』

 

ミオ「『魔女』の切り札とも言うべき、相手リアガードをめちゃくちゃにしてしまうカードです。

デッキに1枚挿しておくと思わぬところで活躍してくれるかも知れませんね。

変わったところでは、相手のデッキ切れを加速させることもできますが、そもそも『魔術師』『魔女』自体がデッキ切れし易いデッキなので、その使い方ができる場面は少ないでしょう」

 

こっきゅん「呼んだか?」

 

ミオ「呼んでません」

 

こっきゅん「……そうか」

 

ミオ「ピレスラでメリッサを使いまわす、デッキデスに特化したデッキを組んでみるのも一興かも知れません」

 

 

●『純白の魔女 ソルティ』

 

ミオ「『魔女』の完全ガードです。

フィクシスで完全ガードを手札に加えることができるようになるので、採用しておきたいカードですね」

 

 

●『気魂の魔術師 クルート』

 

ミオ「ピレスラのSB13を狙う場合は必須カードとなります。

ユニットの数に応じてソウルチャージしてくれるユニットで、アドバンテージ獲得能力に優れた『魔術師』『魔女』ならば、ソウルチャージ6は容易です。

ピレスラのコスト軽減は、盤面が埋まってしまう後半になるほど使いにくくなるので、ピレスラにライドした時点でこのユニットを含めて6回以上コールし、まずはSB13を使っておきたいところですね」

 

オウガ「そうなると、イマジナリーギフトはガード強要できるフォースⅡの方がよさそうっすね」

 

ミオ「そうですね。

弱点はやはりデッキ切れでしょうか。『魔術師』や『魔女』がドローやソウルチャージを頻繁に行うので、状況によっては2度目の使用すら危ぶまれます」

 

こっきゅん「呼んだか?」

 

ミオ「呼んでません」

 

こっきゅん「…………」

 

サキ「ひ、ひさしぶりの登場ですし、少しくらい構ってあげても」

 

オウガ「いちいち対応してたアリサ先輩は、人が好いんだか、スルー能力が無かったんだか」

 

ミオ「いずれにしろ、これを活用する場合は、★とパンプとトリガー予知を最大限に駆使して、ピレスラにライドしてから2ターンでゲームを終わらせることを意識した構築・プレイングで臨むべきでしょう」

 

 

●『黎明の魔術師 アシュワ』『晩熟の魔術師 パルメット』

 

ミオ「本来は星詠のサポートカードですね。

『魔術師』にはそう言ったカードも多いですが、この2枚はピレスラ軸にも転用できる優秀なユニットです」

 

サキ「パルメットでアシュワをブーストしてあげると、パルメットで1ドロー、アシュワはソウルインしてフォースをヴァンガードに置くことができるんですね」

 

ミオ「はい。再ライドを繰り返している余裕の無いピレスラ軸でギフトを獲得できるのは、この上ない助けとなります。

カードを集めることに特化した『魔術師』『魔女』であれば、2枚を揃えるのは星詠より容易ですしね」

 

 

●『白妙の魔術師 コルツ』

 

ミオ「『魔術師』の10000バニラです。

『魔女』や『魔術師』で必須と呼べるG2はレヴォルタしかありません。

フィクシスは『魔女』や『魔術師』を手札に加えるので、こういったガード値が高いだけのユニットも採用に値するでしょう」

 

オウガ「来たぞ、手柄を立てる絶好の機会が!」

 

 

●『大鍋の魔女 ローリエ』

 

ミオ「『魔女』の治トリガーです。基本的にフィクシスのスキルでトリガーを抜くのは悪手ですが、手札に20000ガードを確保することで生存できるゲームもあるかも知れません。

選択肢を増やすという意味でも、トリガーを『魔女』にしておいて損はありません」

 

 

●『白帝の魔女 プレゼモ』

 

ミオ「今弾で登場した『魔女』の引トリガーです。

アドバンテージ獲得能力に優れ、デッキ切れが深刻な『魔術師』『魔女』において、残念ながら引トリガーを採用する余地はありません」

 

 

●終

 

ミオ「『天輝神雷』のえくすとらはここまでとなります」

 

フウヤ「だから『光輝迅雷』だって!!」

 

ミオ「今月発売されたのは『天輝神雷』で正しいはずですが?」

 

フウヤ「……図ったな、ミオちゃん!!」

 

ミオ「実のところ、書いてる作者がこんがらがってきているので、本日はこれにて終了としましょうか」

 

サキ「それではまた次回のえくすとらでお会いしましょう」

 

オウガ「またなー!!」




光輝迅雷もとい天輝神雷のえくすとらをお送りいたしました。
私の好きなライド口上はズィールの
「天頂に恐怖、天底に絶望。宇宙に仇なす双頭の悪魔よ、その二つの狂気をもって銀河を喰らい尽くせ!」
です。
基本的にシンプルな口上の方が好きなのですが、ズィールはカッコいい要素しかない。

次に好きなのは、バスカークの
「七つの海に君臨せよ、暴虐の王!」
です。
ZEROで久々に聞いて、めっちゃ燃えました。

次回は「DAIGO スペシャルエキスパンションセットV」のえくすとらを予定しております。
こちらは11月28日前後にお送りできる見込みです。
お楽しみにして頂ければ幸いです。

【おまけのデッキログ】
???:C5QL
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