天すら羨む美貌を誇る、銀髪碧眼の麗しきファイター。高校3年生。
その完成されたプレイングは、芸術にも喩えられる。
使用クランは「バミューダ△」
好きな食べ物は「アイスクリーム」
・清水セイジ
驚異的なプレイング速度で対戦相手を圧倒する、最速のファイター。高校3年生。
使用クランは「アクアフォース」
好きな食べ物は「魚」
・葵アラシ
背は低いが豪快で危険なファイター。
天性の勘を持つ高校3年生。
使用クランは「グランブルー」
好きな食べ物は「納豆」
・柊マナ
ネガティブ思考がはかどる内向的な少女。高校1年生。
自信の無さに反して、ヴァンガードの実力は非常に高い。
使用クランは「ネオネクタール」
好きな食べ物は「雑草」
●序
ヒビキ「読者の皆! 今日も元気に ~えくすとらはじまるよ!~」
アラシ「それはいいけど、何で
セイジ「音無さんから、今月のえくすとらを代わって欲しいという相談があったので、それを了承した」
アラシ「ふーん。なんでまた。
なあ、お土産を忘れて手ぶらで帰ってきたマナは何か知ってるか?」
マナ「うう……私も何がなんだかよくわからないんです」
アラシ「……そっか。まあ何でもいいや。任されたからには、やってやろうじゃねえか」
ヒビキ「うん。マナも心配する必要はないよ。
あの子が、ミオちゃんがえくすとらを誰かに任せてまで、何かをやると決めたんだ。どんな難題だろうと、もはや解決したも同然さ」
セイジ「随分と彼女を買っているな」
アラシ「なんつってもオウガの野郎が尊敬してやまない女だからな」
セイジ「ああ。私も異論はない。あの天道先輩が誰よりも信頼している後輩だからな」
マナ「……そうですね。私も音無さんのことを信じます。レイちゃんも……!」
ヒビキ「マナが元気を取り戻したところで本題に入ろうか。
今日のテーマはリリカルモナステリオ ~新学期はじまるよ!~」
アラシ「新学期て。もう2月も末なんだが……」
ヒビキ「細かいことは気にしないよ。
バミューダ△の後継が、半年ぶりに再強化! 図らずもボクに相応しい回となったね」
マナ「G4のカイリをはじめとした既存ライドラインの強化はもちろん、新たなライドラインも2種類が追加されていますね」
アラシ「これら3種をメインに、他にも気になるカードにはバシバシツッコミを入れていくぜ!」
セイジ「それではえくすとらを開始する!」
●《Astesice×Live カイリ》
①V:このターンに登場したリアガードのパワー+5000
②V:アタック時、ソウルに「カイリ」を含むユニットがあるなら、リアガードを2枚まで手札に戻し、手札から2枚スペリオルコール
ヒビキ「カイリはより凛々しく美しく成長する! カイリがグレード4となってさらなる輝きを得たよ!」
マナ「トライアルデッキ収録だったこともあって、G3のカイリもシンプルなテキストでしたが、それに輪をかけてテキストが短くなっていますね」
セイジ「それも余計なコストや条件が省かれた故だな。カードゲーマーの不文律である『テキストが短いユニットは強い』を体現したユニットと言えよう」
アラシ「言われてみれば、DスタンのG4ってどれもテキスト短いもんな」
セイジ「そのG4の中で、カイリともっとも性質が近いのはマグノリアだ」
ヒビキ「できることはG3である前身とほとんど同じ。されどコストや条件が省かれ、トリプルドライブも得たことから、持久戦で力を発揮するようになっているよ」
セイジ「マグノリアも活躍しているようだし、こちらも期待できそうだな!」
アラシ「……解説も短いな」
セイジ「テキストが短くて強いユニットは、補足できることも少ない」
●《新世代の美 エルミニア》
①V:CB1、パワー+5000
②V:アタックしたバトル終了時、ソウルと表のダメージゾーンが合計0枚なら、手札から1枚捨てることで、全力を持つリアガードを1枚スタンド。このターン、次に使うCBが1減る。
アラシ「最初に言っておくぜ。こいつはかなりの問題児だ」
セイジ「《新世代の美 エルミニア》は、新たな能力である『全力』を持つ。
『全力』はダメージゾーンがすべて裏、もしくはソウルが0の時に発動できるスキルの総称で、ユニットによってどちらかの条件が設定されている。
リーダーであるエルミニアは例外で、その両方というわけだな」
アラシ「どっかのアルトマイルで見たような能力だが、それはいい。
常にコストを消費し続けなければならない厳しい条件に見合った効果だったらな!」
セイジ「そのスキルはと言うと……」
マナ「アタック終了時、手札を1枚捨てて、全力を持つリアガードを1枚スタンドさせます……」
アラシ「……バスティオンじゃねーか!!」
マナ「ひいっ! ごめんなさい……」
セイジ「君が謝る必要はない」
ヒビキ「アラシ。その言い方には語弊があるよ。この子はスタンドさせたユニットをパワー+10000してくれないからね」
アラシ「劣化バスティオンじゃねーか!!!!
ふっざけんなよ!? 何でDスタンがはじまって1年が経とうかという時に、スタートデッキへ逆戻りしてんだよ!!
当のバスティオンは、たった1年の間にG4になって、トリプルドライブして、リアガードすべてスタンドさせとるわ!!」
ヒビキ「エルミニアには次に使うカウンターコストを減らす素敵な効果もあるんだけど……」
セイジ「適用はバトルフェイズ中になるので、コスト軽減を生かせるユニットは限られる」
アラシ「ていうか、ぶっちゃけ全力ユニットにロクな候補がいねえ。ほぼほぼ《ベイジングファウンテン テルエス》一択じゃねーかな?」
セイジ「さて、そんな厳しい能力のエルミニアだが、全力の条件を満たすのもなかなか骨が折れる」
アラシ「マジかよ」
セイジ「まずはカウンターコスト。こちらについては、エルミニアが1ターンに1回制限の無い、CB1で自身を+5000する能力を持っているので、確実に条件を満たすことが可能だ。
もっとも、ヴァンガードに+5000するためだけにCB1を支払うのは下策であることは心に留めておきたい」
アラシ「コストってのは、もっと目に見えるアドバンテージに使うのが基本だぜ?
アルトマイルが強かったのは自分のスキルでコストを消費しながら、さらにコストを消費できるユニットを拾ってこれるところだったからな?」
セイジ「問題はソウル0枚だ。こちらに関してはエルミニアが一切触れられない領域である」
アラシ「だからと言って、ソウルブラストを持つユニットを入れすぎると、いざソウル0を達成した瞬間、そいつらが軒並みバニラになる。
カウンターコストを消費するユニットとソウルを消費するユニットのバランスが重要で、構築にかなりの神経を使うタイプのユニットだ。バスティオンなのに」
マナ「バスティオンは、適当にレアリティの高いG3を積んでいるだけで、それなりのデッキにはなってくれましたからねぇ……」
ヒビキ「フッ。気難しい子ほど、挑戦しがいがあるものさ」
アラシ「仮に完璧な全力デッキを組めたとしても、せいぜい1弾のパックが出た時点でのバスティオンと同じくらいの強さに留まりそうなのが泣けるね。
バスティオンは良くも悪くもDスタンの成功例で、踏襲したくなるのもわかるんだが、正直、模倣すらできてねえ」
セイジ「腐ってもバスティオンなので、速攻を仕掛けることができればあるいは……と言ったところか」
●《みゃーみゃーあんさんぶる ナラ》
①R:登場した時、CB1でソウルから1枚選び、ユニットのいないRにコール。その後、ソウル1枚につき、手札を1枚捨てる
②R:G3以上のVにアタックした時、ソウル0枚ならこのユニットのパワー+5000
アラシ「エルミニアがバスティオンならば、RRRのこっちはモロにオールデン!
登場した時にアドを稼ぎ、アタックした時にパワーを伸ばしてくぜ!
もう、笑えるくらいにオールデン!」
セイジ「とは言え、オールデンと比較すると物足りない部分が多い。
まずアドバンテージを稼げる①の部分がソウルからのスペリオルコールなので、エルミニアの性質上、呼び出せるユニットはライドラインのユニットに限られる。
特に終盤以降は、リアガードではバニラでしかないエルミニアしか呼べなくなるのは辛いところだ」
アラシ「グレードが違うから仕方ないけど、②のパワーもオールデンより控えめなんだよな。
ご丁寧に相手がG3でないとパンプしてくれないから、単体でのガード要求値は5000⇒10000止まり。
バスティオンの効果込みで10000⇒25000にまで跳ね上がったオールデンとは雲泥の差だぜ」
マナ「バスティオンの効果を込みにするなら、相手がG2なら、オールデンは15000⇒30000要求でしたからね……」
アラシ「改めて見るとえげつないなバスティオン……」
セイジ「バスティオンとして戦っても劣化にしかならないのはアラシの言う通りなので、こちらはG2の間に展開できる速攻性を強みにすべきだろうか」
●《ベイジングファウンテン テルエス》
①R:ヴァンガードにアタックした時、ソウルが0枚ならCB1することで、そのバトル中「アタックがヒットした時、1枚引く」を得る。他のユニット1枚のパワーをターン終了時まで+5000。
セイジ「エルミニアのスキルでスタンドさせる筆頭候補だ」
アラシ「相手にガード強要させつつ、他をパンプ! これが2回!
これをスタンドさせることさえできれば、エルミニアはそこそこ強いかもな。
ていうかこれを引くことが大前提! 実質、エルミニアの本体みたいなもん!」
マナ「ビクトールとドスレッジの関係みたいなものですね」
●《堅実な瞳 リリアナ》
①R:このユニットがアタックした時、ソウル0枚ならCB1することで、そのバトル中、パワー+10000
セイジ「エルミニアのスキルでスタンドさせる次点候補だ」
アラシ「ガード要求値は、単体で15000⇒15000とそこそこ。テルエスは相手をダメージ5まで追い詰めた時点でお役御免なので、最終的にはこっちをスタンドさせたいね」
セイジ「欲を言うなら、『そのバトル中』ではなく『ターン終了時まで』として欲しかったところだが」
アラシ「欲どころか、当然の権利としてそうあって然るべきだったと思うけどな」
●《MiMish フォルティア》
①V/R:このユニットと同じ縦列に他のユニットがいるなら、そのユニットとこのユニットは友達になる
②アタックしたバトル終了時、他の友達が5枚以上なら、CB1、手札から1枚捨てることで、このユニットをスタンドさせ、パワー+5000、ドライブ-1
ヒビキ「もうひとつの新たなライドライン、フォルティアが新能力『フレンド』を引っ提げて登場だよ!」
セイジ「その能力とは?」
ヒビキ「『フレンド』能力を持つユニットと同じ縦列にユニットがいる場合、それらのユニットは“友達”になるのさ」
アラシ「……あ? それって」
ヒビキ「フォルティア関連のユニットは、“友達”状態を参照するスキルを持つ。フォルティアの場合は“友達”が5枚あるならスタンドできるのさ!」
アラシ「
ヒビキ「ボクに怒鳴られてもね……」
アラシ「VクランコレクションVol.3・Vol.4の頃から思ってたけど、この際だから言わせてもらうぞ!?
最近、『今の環境で何がどのように強いのか』と『昔にどんなカードがあったのか』が分かっていない、ヴァンガードはじめて半年の初心者が考えたのかってカードが多すぎる!
情緒的な言い方をするなら、10年続いたヴァンガードというゲームに対する愛情もリスペクトも感じられない!!
エルミニアとか、どう見てもアルトマイル+バスティオンだし、そのうえアルトマイルが何故強かったか、バスティオンが何故強かったかが理解できていないので、もしくは下手に差別化しようとしたばかりに、ひどいスペックになってる」
セイジ「気持ちは分かるが、とりあえずフォルティアに話を戻そう。
フォルティアは友達が5枚いなければスタンドできないので、必ず盤面を埋める必要があり、そのうちの2枚は『フレンド』持ちでなくてはならない。
難しすぎる条件でも無いが、除去を得意とするデッキが相手だと苦戦は必至だろう」
ヒビキ「ユージンや極光戦姫は天敵だろうね」
セイジ「ちなみに友達が監獄に入れられた時点で、そのユニットとは友達ではなくなる」
アラシ「薄情なやつらだな、おい」
セイジ「監獄に賄賂を握らせて脱獄できればまた友達になれる」
アラシ「現金なやつらだな、おい!」
マナ「VスタンドのコストはCB1と、手札1枚です。ドライブは-1。今後しばらくは、これがDスタンにおけるVスタンドの
アラシ「同じ手札1枚捨ててるのに、リアガードを1枚スタンドさせるだけのエルミニアと、Vがスタンドするフォルティア……」
●《共に駆ける光芒 オフィリア》
①R:Vの「煌く光彩 ウィリスタ」がアタックしたバトル終了時、このターンプレイしたかソウルブラストしたカードにより、以下のすべてを行う
・「揺るぎなき緋」―このユニットのパワー+15000
・「果てしなき蒼」―CB1、中央後列のリアガードを山札の下に置くことで、このユニットをスタンド。山札をシャッフル。
マナ「しんてぃれーと・れいず……」
アラシ「名前が無駄にかっこいいな」
セイジ「今一つパッとしなかったウィリスタに途轍もない新戦力が追加された。
条件を満たせば、デッキの総数とトリガー率を増やしつつ、単体パワー28000で追撃が可能だ。
その条件も、宝石のプレイとソウルブラスト、両方を含めてくれているので非常に緩い。事前にオティリエを引いておく必要すらない」
アラシ「至れり尽くせり……というか、もはやヤケクソな強化だな」
ヒビキ「もともとインターセプトを完全に封じるウィリスタは、アタック回数さえ増やすことさえできれば……という素養はあった。蕾が花開く瞬間は、いつ見ても美しいね」
アラシ「ま、このカードを引いて来れなきゃ、いつものウィリスタなんだけどな。
とは言え、どこぞの全力と違って、引きまくり、展開しまくるウィリスタは、特定のカードを引き込むこと自体は得意なユニットだ。
この1枚で、かなり強くなったんじゃねーかな?」
●《秘めたる宝 フェナエル》
①R:このユニットが登場した時、「アレスティエル」を含むヴァンガードがいるなら、SB1することでバインドゾーンから1枚手札に加える。加えたら、手札から1枚選びバインド。
②R:黒翼―このユニットがヴァンガードにアタックした時、CB1することで、G3以上のヴァンガードのパワーを、そのターン中-5000
アラシ「イケメン!!」
ヒビキ「今弾は男装の麗人的なユニットが多いよね」
アラシ「
セイジ「アレスティエルのRRR枠は、黒翼、白翼、どちらでも使える可能性を秘めたユニットだ」
マナ「黒翼ユニットではありますが、エルケエルのような枠ですね」
セイジ「登場した時、バインドゾーンと手札を入れ替えることができるので、バインドゾーンを好きな色の翼に変えることができる。
このスキルでエルケエルを置くことができれば、任意のタイミングで、相手がG2以下であっても、両方の色を適用させることが可能だ。
ヒビキ「黒翼軸、白翼軸はもちろん、両方のいいとこどりしたデッキも現実味を帯びてきたかもね」
アラシ「とは言え、こいつ自身はG2であることに違いはねえ。
白翼軸では、バインドされたフェナエルの尻拭いのために、もう1枚のフェナエルを出動させなきゃならんパターンも多いかもな」
●《彼方を目指して ピアエル》
①黒翼―「アレスティエル」を含むヴァンガードがいるなら、このユニットは後列からG3以上のヴァンガードにアタックできる
セイジ「アレスティエル、その黒翼軸を強化するカードをもう1枚。
黒翼なら後列からアタックできる、単純明快にして超強力なユニットだ」
アラシ「黒翼はブーストできるG2がもっと欲しいなーと思っていた矢先に、その理想を遥かに飛び越えるユニットを出してきやがった……」
ヒビキ「このユニットが並べば並ぶほどアタック回数も増えていく。パワーが低いという弱点も、弱体化を得意とする黒翼軸であれば、大した問題にはならない」
アラシ「ウィリスタと言い、カードパワーが足りないと思ったら、とりあえずアタック回数を増やしとけという風潮は、Vスタンがいっきにインフレした頃を思い出すよなぁ」
●《Sweet×Sweet》
①ノーマルオーダー:CB1で山札の上から5枚見て、ユニットを1枚選びRにスペリオルコール
アラシ「ゾルガ軸ですらまだもらえていないRRRのオーダー!!」
ヒビキ「手札は増えないものの、デッキの安定性を大きく底上げしてくれるカードだね。
G2オーダーなので、1ターン早くG3を展開して、速攻を仕掛けることすら可能だよ」
セイジ「デッキの安定性を底上げするオーダーであれば、リリカルには既に《揺るぎなき緋》がある。こちらはソウルを増やすことができるので、デッキタイプによって使い分けていきたいな」
マナ「欠点も《揺るぎなき緋》と同じですね。リリカルには専用のオーダーを有するライドラインが多いので、このカードを使っている余裕があまりありません」
アラシ「ウィリスタは当然として、クラリッサの《目指せ! 最強のアイドル》、ロロネロルの歌、といった具合にな」
セイジ「フェルティローザもオーダーを投入しにくいデッキタイプであり、白翼軸アレスティエルもG2であるこのカードは入れにくい」
ヒビキ「反面、今弾の新規ライドラインは特別なオーダーを必要としない。それぞれ特定のカードを引き込んでこそ輝くデッキなので、そういう意味でも噛み合っているね」
マナ「そして少女達の背後に映り込む謎の幽霊達……」
アラシ「心霊写真!?」
セイジ「妙に多いゴーストの生徒といい、この学園はやはり何かあるな」
こっきゅん「うむ」
●《風の中の音 デュケイラ》
①R:このユニットと同じ縦列にフレンド能力を持つユニットが登場した時、友達が3枚以上ならCB1することで1枚引く
セイジ「友達を参照する能力を持ちながら、本人はフレンドを持たないユニットだ」
ヒビキ「友達が欲しいけど、自分から話しかける勇気が持てない。ふふふ、恥ずかしがりやさんなんだね」
アラシ「とんでもない妄想ブッこんできたな」
●《食べ過ぎ注意! アイリーン》
①R:このユニットがリアガードをブーストした時、山札の上から1枚見て、山札の上か下に置く
セイジ「今弾の何かを飲食しているカードは13枚だ」
ヒビキ「食べ過ぎ注意!」
セイジ「なお、食べ物が映り込んでいるだけ(《Sweet×Sweet》等)のカードや、食べ物を手にしているだけ(《笑顔を共に ジーズヤ》等)のカードは除外している。人によってはもっと多く感じるかも知れないな」
アラシ「でた! えくすとら名物、何の役にも立たない情報!」
マナ「何の役にも立たない……まるで私みたいですね。ふふふ……」
アラシ「何がすごいって、こんな何かを食ってるだけの小娘が、オラクルと同じことをやってるってことなんだよな」
●《紡ぎ重ねる追走曲 ディートリンデ》
①R:Rに登場した時、SB1することで、Vに「宵闇月の輪舞曲 フェルティローザ」がいるなら、ドロップから〈ゴースト〉をスペリオルコール
②R:アタックしたバトル終了時、このカードを山札の下に置く
ヒビキ「相変わらずカード名が詩的で美しい、フェルティローザサポートのゴーストだね」
アラシ「効果はゴーストらしい……というかグランブルーらしいスペリオルコール!
メインフェイズにコールして盤面を構築できるのはもちろん、フェルティローザでバトルフェイズにスペリオルコールすることで、一気に前列の空きサークルを埋めることができる!
フェルティローザに任せても強いカードをスペコしてくれるとは限らないし、最悪、スペコしてくれないことすらあるので、基本的にはディートリンデに任せた方が安全だな!」
セイジ「ただし! フェルティローザ軸のメインアタッカーは何かとデッキに戻りたがる。エレオノーレやイングリットなど、ここぞという時に欲しいカードがドロップに落ちていないこともある点だけは注意するように」
マナ「すでに前列が埋まっている場合も、より強いユニットに上書きしたり、後列にブーストをコールすることでガード要求値を底上げしたりできますね。私と違って便利なカードです」
ヒビキ「特に相性のいいカードは《胸に募る慕情 フロレンツィア》だ。
手札以外から登場した時にガード制限をかけることのできるユニットだけど、ディートリンデでドロップゾーンからコールした時にも、もちろんスキルは発動する。
メインフェイズ中にスキルを生かす手段ができたことで、大幅に使い勝手が上がったと言えるだろうね」
アラシ「俺は《結い上げた憧憬 ハイルヴィヒ》を推すぜ。
ディートリンデのスキルでコールしても、バトルフェイズ中ならもちろんスキルが発動する。
消費したソウルは、即座にハイルヴィヒが補ってくれるので、実質タダで1ドローだ!
ディートリンデのコストでソウルのハイルヴィヒを落としつつ、ハイルヴィヒを蘇生させて、またソウルに戻ってもらうムーブも楽しそうだな!」
ヒビキ「フェルティローザ本体はもちろん、既存カードとの相性も抜群な期待の1枚!
これまでソウルはエレオノーレにつぎ込めばよかったけど、このカードの登場で、そうもいかなくなった。
けど、やりくりする価値はあると言えるだろうね!」
●《永遠に別たぬ夜明曲 イレーネ》
①R:このユニットがゴーストのリアガードをブーストした時、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。バトル終了時、ブーストされたリアガードを山札の下に置いてよい
ヒビキ「フェルティローザサポートをもう1枚!」
アラシ「このカードがあれば、どんなカードであれ盤面から離すことで、前列が空いた状況を整えることができる!
使い減りもしないので、イングリットとエレオノーレに頼りきりだった現状からついに脱却! 安定性の大幅な向上が見込めるぜ」
セイジ「そればかりか、効果は悪くないが盤面から離すことができないので使いにくかった《胸に募る慕情 フロレンツィア》のようなカードも採用しやすくなった。
この1枚の追加で、フェルティローザはデッキ構築を1から見直す必要が出てきたな」
アラシ「『山札の下に置いてよい』なので、ユニットを残したい場合はそのままにしておくこともでき、フェルティローザ関係者とは思えないくらいに融通も効く。
変わったところでは、エレオノーレがデッキトップに戻るより先に、デッキボトムに戻すこともできるぜ。意外とデッキトップに置きたくない状況もあるカードだったので、こういう小技が使えるのも助かるな」
ヒビキ「今弾にはソウルを増やせる《幽魂の抱擁 ベティーナ》も追加されている他、連続ブーストができるエルネスタや、お姉様にお呼ばれされても単体13000でアタックできるヘルミーナなど、G1は激戦区になってきている。
それぞれ向いている方向性も違うので、安定性を伸ばすか、ソウルを増やしてじっくり戦えるようにするか、パワーに特化するか。コンセプトを定めて採用枚数を決めていきたいね」
●《清爽の歌姫 ベランジェール》
アラシ「覚醒する天輪に続いて、今回も登場した謎レアリティの謎ヒール!! 本当に何の枠なんだ、これ?」
●終
セイジ「これで私達の仕事は終わりだな」
ヒビキ「あとはミオちゃん達にすべてを託すだけだね」
アラシ「下手こくんじゃねーぞ、くくく」
マナ「物語の完結まで、どうか応援頂ければ幸いです」
アラシ「そんじゃ、まったなー!」
「リリカルモナステリオ ~新学期はじまるよ!~」のえくすとらをお送り致しました。
衝撃的な終わり方をした2月本編ですが、もちろんあれで完結ではありません。
3月の本編は3月1日に公開予定です。
それでは次回、3月の本編、最終回にてお会いしましょう!