最終話のあとがきで「根絶少女の総まとめを行う」と書いたのですが、すみません。
思ったよりも面白くなりそうになかったので、お蔵入りになりました。
やっぱり自分の作品を解説するのは苦手です。
というか作中にすべて載せたつもりなので、今さら語ることなんてありません。
※あとがきも書くことなくて悩むタイプ
お詫びと言ってはなんですが、考えてはいたけど書く機会のなかった小話を一本お送りさせて頂きます。
時間軸は2年生編の6月~7月あたりになります。
お楽しみ頂ければ幸いです。
サキ「『ごん、お前だったのか。いつもくりをくれたのは』……」
ミオ「…………」
サキ「『兵十は、火なわじゅうをばたりと取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました』……おしまい。……どうですか?」
ミオ「……泣けませんね」
アリサ「おっはよー! 遅れてごめんね。……何やってんの?」
サキ「あ、アリサさん。おはようございます。ちょっとミオさんと賭けをしてまして。
ミオさんを泣かせることができれば、今日の帰りにファミレスで一品おごってもらえるという約束で、どうにかオウガ君とふたりで泣かせようとがんばっているのですが……」
オウガ「うわあああああ! ごんんんん!! ごんんんんんんっ!!!」
アリサ「代わりにこっちが泣いちゃったわけね」
サキ「泣いた
アリサ「泣かせる手段に『ごんぎつね』の朗読を選ぶのも古典的というか何というかだけど。
けど、惜しいところはいってるかな。そこからミオちゃんを泣かせたければ、簡単だよ」
ミオ「む。アリサさんも参加するのは卑怯ですよ」
アリサ「『ごんぎつね』の登場人物を、兵十をドロヲンに。ごんをファルヲンにして、もういっかい朗読してみて」
サキ「……はい?」
――5分後
サキ「『ファルヲン、お前だったのか。いつもパワーライズ・エリクサーをくれたのは』……」
ミオ「…………」
サキ「『ドロヲンは、火なわじゅうをばたりと取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました』……おしまい」
ミオ「うわああああああん! ファルヲンさん! ファルヲンさあああああん!!」
オウガ「めっちゃ泣いてる!!」
サキ「いや、私達が泣けないんですけど! むしろ、笑いをこらえるのに大変だったんですけど!」
アリサ「登場するアイテムまでしれっとアレンジしてた人が言うセリフじゃないわねー」
ミオ「……ぐすん。私の負けです。いいお話でした」
サキ「キャストが変わっただけで、お話は同じなんですけどね」
オウガ(……ま、先輩の珍しい表情が見れただけでよしとするか)
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ミオを漢字で書くと「澪」
「零」に「さんずい」を付けることで、涙を流すことのできる虚無。
という祈りを込めて名付けました。
対となるレイは「零」であり、虚無そのものです。
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最後に新作「ヴァンガードゴシック」の予告を……。
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夢破れた少年「
彼女はリュートに「自分は吸血鬼だ」と名乗った。
――「やあ、少年。今宵は月が綺麗だね」
鮮烈な出会いを鮮血が彩る。
ヴァンガード×ゴシックホラー?
4月29日 開幕!!
●今後の予定
4月上旬:「群雄凱旋」のレビュー
4月29日:新作「ヴァンガードゴシック」第1話公開
5月3日:新作「ヴァンガードゴシック」第2話公開
5月中旬:「フェスティバルコレクション2022」のレビュー
5月下旬:「Pクランコレクション2022」のレビュー(根絶少女のえくすとら)
6月1日:新作「ヴァンガードゴシック」第3話
6月下旬:「Vクランコレクション」のレビュー(根絶少女のえくすとら)
まず、予告していたとおり、Dスタンをテーマにした新作「ヴァンガードゴシック」を4月29日に1話、5月3日に2話と続けて公開します!
せっかくなのでゴールデンウィークに読んでもらいやすくしました。
4月上旬の「群雄凱旋」と5月中旬の「フェスティバルコレクション2022」のレビューは、根絶少女でもない、ヴァンガードゴシックでもない、まったく別のキャラクターで続けさせていただきます!
というのも、ヴァンガードゴシックは1年で完結する予定なので、割とすぐ終わっちゃうんですよね。
仮に小説を書かなくなっても、パック談義は続けていきたいなと思っているので、長年続けられる形にしたいと思います。
5月下旬と6月下旬のPコレ、Vコレは根絶少女のえくすとら扱いとなります。
この2回で全キャラクターを登場させて、根絶少女は正式に完結とさせて頂きます。
今後も根絶少女、そしてヴァンガードゴシックをお楽しみ頂ければ幸いです。