とある元陸軍大将より
第一連合艦隊 旗艦『日本武尊』 艦橋
「陸軍さんも急かしますな」
「しょうがないだろう、久しぶりの出番なんだからな。さて我々も動くか」
「そうですね」
「僚艦に打電『我に続け』これより北上しワシントンD・Cを攻撃する。機関最大!」
数日後 ホワイトハウス
「大統領、偵察機より『日本の艦隊が大西洋に出現、北上している模様』との通報が・・・
早く避難を」
「分かった、日本艦隊の目標はやはりここか?」
「そのようです」
「(大同盟との連絡が取れなくなってから一か月以上、そろそろ年貢の納め時…か)」
シカゴ米本土攻前線司令部
「海軍と空軍が動き出したそうだ、空軍は攻撃機などで背後からワシントンD・Cに攻撃するそうだ。今の我々はアパラチア山脈以西のほとんどを抑えている。だが今の我々がワシントンD・Cに行くには山脈を越えなければいけない、そこであえて山脈を越えず迂回しようと思う」
「ということはアトランタ、シャーロット、ワシントンD・Cという経路で行くのですな」
「そうだ、たぶん途中で海軍と合流できるかもしれん。その時は艦上機と艦砲の支援を受けながら進撃することになるだろう」
「もし米軍が山脈を越えてきたらどうしますか?」
「その点は問題ない。すでに後方より増援が来ているからな」
「そうですか、それなら安心です」
「ああ、だが海軍がはげしく暴れればそれどころではないかもしれないがな」
それから一時間後 大西洋上
接敵まであと3万
旗艦『日本武尊』CIC
「電探に感あり敵艦隊です」
「対艦戦闘用意!イージス起動、超防御重力場展開!」
「主砲旋回、弾種徹甲弾。目標敵艦隊一番艦! 距離1万より発砲開始」
「特殊弾頭弾用VLSハッチ解放!目標敵艦隊中央艦、射程に入り次第発射その後、急速回頭余波を食らうな!」
『アラハバキ』CIC
「対艦戦闘用意、超兵器機関作動!」
「超兵器機関無事作動しました」
「艦首ドリル回転開始、両舷ソー回転開始」
「超防御重力場展開、特殊推進装置作動」
特殊推進装置によって速度が急激に上がる
「くっ やはりなかなか慣れないな」
接敵まであと一万五千
『リバイアサン』CIC
「主砲旋回砲撃用意!弾種特殊徹甲弾装填 敵艦隊側面より砲撃する。取舵10 特殊推進装置作動!」
旗艦『日本武尊』CIC
「敵艦隊ミサイル発射!」
「かまうな、イージスが撃ち落とす」
「敵艦隊距離一万」
「よし、撃ち方始め」
『リバイアサン』CIC
「『日本武尊』発砲開始」
「まだだ、まだ打つな、敵艦隊の側面から砲撃するのだ」
「敵ミサイル全弾迎撃完了」
「敵艦隊側面に到達」
「よし、主砲撃てー」
旗艦『日本武尊』CIC
「特殊弾頭弾の射程に入りました」
「僚艦に打電『我これより特殊弾頭弾を使用する、十分に距離をとれ』以上だ。特殊弾頭弾発射」
「特殊弾頭弾発射!」
「弾着まで30秒、装填完了まであと20秒」
「初弾全弾遠」
「主砲下げ角2 撃てー」
『アラハバキ』CIC
「旗艦より入電『我これより特殊弾頭弾を使用する、十分に距離をとれ』以上です」
「そうか、面舵いっぱい! 巻き添えになるなよ!」
『リバイアサン』 CIC
「初弾 |挟 叉(きょうさ)!」
「旗艦より入電『我これより特殊弾頭弾を使用する、十分に距離をとれ』以上です」
「主砲一掃射ののち取舵20」
「全主砲旋回、目標敵艦隊。照準そのまま、撃てー」
「取舵20!」
「とーりかーじ」
『アラハバキ』 CIC
「弾着まであと10秒・・・5、4、3、2、弾着今!」
「敵巡洋艦三隻撃沈!」
「旗艦より入電『貴艦はリバイアサンとともに敵残存艦を撃破せよ。我等これより米本土攻撃に移る』以上です」
「取舵いっぱい!ドリルにより敵艦を撃破する」
駆逐艦『キング』艦橋
「なんだあれは・・・」
「一発で離れたところの二隻も食らいやがった」
「それにあんなにでかいのに速すぎるだろう」
『無理だこんなのに勝てない』
彼らの意識はここで途絶える。
次、目を覚ましたらそこは『アラハバキ』の医務室であった。