成り行き任せのポケモン世界   作:バックパサー

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 登場人物について一覧でまとめて分かりやすくしました。(気力があれば)次話投稿と合わせて更新していく予定でいます。タイトル通りネタバレ・原作キャラの独自設定等が多々ありますので、初見の方や興味ない方はスルーして第1話へどうぞ。

なお、これが一番必要なのは作者の模様。


登場人物一覧(ネタバレ・独自設定注意)

 

 

~主人公~

 

【マサヒデ】(初登場…第1話)

 気付いたら子供の姿になってトキワの森に放り出されていた、転生なのか転移なのか、イマイチよく分からない元24歳社会人。なお、この件に関して悪の組織は無関係である。サカキに保護され、ロケット団の影に怯えながらも以降はサカキの元で生活を送る。なんやかんやあって懐かれたスピアーがパートナー。サカキの下でトレーニングに励み、その後サカキに教唆されて11歳でカントー地方8つのジムを制覇するべく旅立つ。道中で色々あったものの、8つのジムバッジを手にし、ポケモンリーグ大会に出場。結果はベスト16で敗退したが、天才少年トレーナーとして世に名を知らしめた。

 

元々はポケモンシリーズのヘビーユーザーであり、ポケモン廃人…とまでは行かずとも、個体値厳選や努力値振り等、その世界に片足を突っ込む程度の知識・経験はある。まんま作者である。ポケモンのタイプへの拘りは特になく、培った知識を元にポケモンに合わせて戦術を変える。また、バトルに限らず勝負事には熱くなるタイプであり、ちょいちょい不要な新知識を披露してしまうなどやらかしている。原作知識はUS・UMまである。

 

 

-所持ポケモン-(第77話時点)

スピアー  ♂ Lv66 むしのしらせ さみしがり

サンドパン ♂ Lv58 すながくれ  ようき

バンギラス ♂ Lv58 すなおこし  いじっぱり

マタドガス ♂ Lv50 ふゆう    ずぶとい

キュウコン ♀ Lv56 もらいび   おっとり

ラッタ   ♀ Lv43 こんじょう  むじゃき

ラフレシア ♀ Lv57 ようりょくそ れいせい

ハッサム  ♂ Lv55 テクニシャン せっかち

ヤドン   ♂ Lv40 マイペース  のんき

コイキング ♂ Lv22 すいすい   ようき

レアコイル ? Lv52 ???    おとなしい

ヘラクロス ♂ Lv50 こんじょう  ゆうかん

 

 

~原作キャラ~

 

【サカキ】(初登場…第7話)

 トキワシティジムリーダー兼ロケット団首領。本作においてはもう一つ、トキワコーポレーション(通称TCP)の代表取締役という表の顔も持つが、現在はジムリーダー業務(とロケット団首領としての暗躍)に注力すべく、日常的な業務は重要な渉外案件を除き、基本的に元秘書の副社長にほぼ丸投げしている。が、それでもロケット団絡みの案件もあるためなんやかんやヤマブキシティやタマムシシティにいることも多い。この副社長との間に子供がおり、それがシルバーになる。

 

ジムリーダーとしての定期のトキワの森巡回中に、スピアーを操って野生のピカチュウと戦うマサヒデを発見、保護する。その際に見たマサヒデのバトルと知識に興味を抱き、引き渡すべき親族が見つからなかったこともあって保護。自身の下で生活させ、トレーナーズスクールに通わせる傍らでスーパーマサラ式英才教育を施した。現在はマサヒデをカントー地方ポケモンジム完全制覇の旅に送り出しており、最後の壁として立ちはだかれる時が来ることを楽しみにしている一方、マサヒデが持つポケモンバトルのセンスや、彼のやらかしで得た出所不明の知識を如何に活用するか、自身に都合の良い様に利用しようかと考えを巡らせている。

 

専門とするのはじめんタイプ。ポケモンリーグやマスターズリーグでの活躍経験はないが、実力は非常に高く、現ジムリーダーでは最強との呼び声も高い。本質的に力で圧し潰すパワータイプの戦闘スタイルで、フィールドをその基盤からぶち壊したり滅茶苦茶にしてしまうような力任せの戦法を得意とする。

 

 

【オーキド博士】(初登場…第13話)

 マサラタウンに自身の研究所を構えるポケモン博士。ナナミ・グリーンの祖父。ポケモン研究における第一人者であり、かつては名うてのトレーナーでもあった。

 

マサラタウンを旅立つ新人トレーナーにポケモンを渡すなど、ジムが無いマサラタウンにおいて、ジムリーダーが行っている業務の一部をポケモン協会からの依頼で請け負っている。サカキからお使いとして預かった書類を持って訪ねてきた主人公に、新しく発見された技を実際に使って見せて欲しいと頼み、孫娘のナナミとバトルさせる。その勝負の中で見せた主人公のトレーナーとしての才能を評価し、まだ試作段階のポケモン図鑑と、ナナシマの保護施設から預かったヨーギラスを託す。

 

 

【ナナミ】(初登場…第13話)

 オーキド博士の孫で、原作主人公のライバルであるグリーンの姉。年齢は主人公の1つ上。マサラタウンのトレーナーズスクール中等部に通っている。マサヒデがオーキド博士の下を訪ねた際に居合わせ、話の流れでそのままにバトルを挑んだ。ピッピを使い、スピアーを相手にいきなりサイコキネシスをぶっ放してマサヒデの度肝を抜いたが、レベル差がありすぎたため呆気なく敗れた。

 

トレーナーズスクールでの成績は優秀。マサヒデ程ではないにしろ、年齢の割に確かな知識を持ち、トレーナーとしての才能もある。が、性根が心優しいためかポケモンを戦わせることに対して幾分か抵抗がある。マサヒデからホウエン地方で開催されているポケモンコンテストの話を聞き、興味を持つ。

 

 

【レッド】(初登場…第14話)

 ゲームでの主人公。現時点ではまだトレーナーズスクール初等部に通うただのチビッ子。まだポケモンは持っていないが、グリーンに連れられてオーキド研究所に出入りしているため、触れ合う機会はかなり多い。

 

マサヒデとナナミのバトルを観客として見守るが、マサヒデの圧勝という結果に対して色々と思うところがあった様子。性格は完全にではないものの無口で比較的素直。この邂逅が彼らにどんな影響をもたらすのか、今はまだ分からない。

 

 

【グリーン】(初登場…第14話)

 ゲームでのライバル。現時点ではまだトレーナーズスクール初等部に通うただのチビッ子。まだポケモンは持っていないが、オーキド博士の孫ということでオーキド研究所に出入りしているため、触れ合う機会はかなり多い。

 

マサヒデとナナミのバトルを観客として見守るが、マサヒデの圧勝という結果に対して色々と思うところがあった様子。性格はお調子者で比較的シスコン。この邂逅が彼らにどんな影響をもたらすのか、今はまだ分からない。

 

 

【カツラ】(初登場…第15話)

 グレンタウンジムリーダー。ほのおタイプのポケモンを専門に扱う。言葉の端々から暑苦しさを感じる熱血漢だが、元研究者であり、研究者としての知性とトレーナーとしての情熱を併せ持つ好々爺。フジ老人とは古くからの友人。

 

挑戦者たちのポケモンに対する知識を試すため、試験という形で挑戦者をふるいに掛け、点数に応じてジムトレーナーと戦わせる方式でジム戦を行う。試験を満点突破した上で、自らに一発勝利した主人公の将来に期待している旨の発言を残した。

 

 

【マチス】(初登場…第27話)

 クチバジムリーダー。元軍人で、でんきタイプのエキスパート。見た目通りカントー地方出身ではなく、ポケモン協会からの招聘を受けてクチバシティジムリーダーに就任した。挑戦者には漏れなくゴミ箱漁りを課し、新人だろうがベテランだろうが容赦なくその肉体と精神を徹底的に追い込む鬼少佐。マサヒデもボロボロになるまで追い込まれ、試合翌日に無事ノックアウトをくらった。が、肝心なポケモンたちの方はタイプ相性もあってそうでもなかった様子。

 

第48話にて再登場。でんきタイプのエキスパートとして、無人発電所の発電設備の維持・補修と、環境及び生息ポケモンの調査・調整をポケモン協会から任されている。この際に捕獲したポケモンは、クチバジムで使用する他、新人トレーナーに配ったり、電気工事の関連会社などに譲渡したりしている。クチバジムでの一戦からマサヒデの実力はある程度買っており、マサヒデが「でんきタイプが欲しい」とつい零してしまった際に、電気ポケモンの布教も兼ねて、捕獲したレアコイルを贈る。

 

 

【???】(初登場…閑話)

 閑話に登場。クチバジムの挑戦者の1人として、マサヒデとマチスの試合を観戦していた。ジョウト地方のアサギシティ出身で、妻と子供が1人いる模様。家族を地元に残し、武者修行のためカントーにやって来たらしい。ケンタロス・ガルーラなど、ノーマルタイプのポケモンを連れているようだ。

 

 

【アポロ】(初登場…第28話)

 ロケット団幹部。表向きはTCP社の幹部としても活動している。ポケモンバトルではマサヒデと互角以上に戦える腕前を持ち、ロケット団においては諜報部門の指揮・取り纏めを担っている、全ての面において優秀な期待の若手幹部。冷静沈着で丁寧な言葉遣いをする一方で、自信家であり静かに闘志を燃やす熱くなりやすい面もある。エースポケモンはヘルガー。

 

若干11歳にして自身に迫る実力を備え、サカキにも気に入られているマサヒデには一定の評価をしている一方で、色々と思うところもあるようで、「子供に負けるわけにはいかない」と発奮材料にしている。

 

 

【アテナ】(初登場…第28話)

 ロケット団幹部。アポロ同様、TCP社の幹部としても活動している。優秀な科学者であり、表向きはTCP社の技術・製品開発部長、裏では研究・開発部門のトップとして、ロケット団における技術研究・調査・開発を取り仕切っている。サカキが評価しているのと、意外とちゃんとした試作品やポケモンに関するレポートをしてくれるので、マサヒデの能力はある程度認めてはいる。

 

 

【シルバー】(初登場…第28話)

 第二世代のライバル。サカキの実の息子で、年齢的にまだトレーナーズスクールには入学出来ない未就学児。母親のTCP社副社長の元、タマムシシティで生活している。サカキはジムリーダー兼社長(兼ロケット団首領)としても多忙を極めているため、普段は一緒にいることが中々出来ていないが、シルバーを大切にしている。

 

第52話にて再登場し、サカキから旅行中の遊び相手兼お目付け役としてマサヒデを宛がわれる。自分より一回り年上なだけのマサヒデが大人相手に互角に立ち回っていること対して、子供心に「凄い」と思っている。

 

 

【エリカ】(初登場…第31話)

 タマムシシティジムリーダー。有名な華道の家元の娘で、正真正銘のお嬢様である。とても穏やかなお嬢様然とした性格で、挑戦者を前に居眠りかましてくるようなおっとり系の和服美人。その容姿も相まって、タマムシシティでは比類なき人気を誇る、くさタイプのエキスパート。

 

この世界ではジムリーダー就任直後で、実力自体は確かなものの色々と気負って余裕が無かった。トレーナーズスクールを出たばかりのマサヒデが自分と互角に戦う姿を目の当たりにして、多少思うところがあった様子。マサヒデとの戦いを通じて精神面も改善傾向。ついでに子供たちの英才教育にも興味を持った様子。この設定が活かされるかは…まあ、たぶん活かされないと思う。

 

 

【アンズ】(初登場…第35話)

 セキチクシティジムリーダー・キョウの娘。父同様、どくタイプのポケモンを扱う。エースポケモンはモルフォン。父親の後を継いで、立派な忍者、立派なジムリーダーになることを目標としている。父同様、相手を毒状態にすることを戦法の軸とする。

 

自信と同じくキョウの指導を受けている子供たちを束ねて【セキチク忍軍】なる集団を結成し、日々修練に励んでいる。前向きで明るく負けず嫌いで喧しい、周りを引っ張る同年代のリーダータイプ。勢い余って失敗するのもご愛嬌。自分達の修練場に偶々足を踏み入れたマサヒデを急襲するも、仲間共々返り討ちにされた。以降、なんやかんやでセキチクジムに投宿することになったマサヒデをライバル視し、事あるごとに勝負を挑む。が、戦績は圧倒的に負け越している。

 

父によるマサヒデの指導に触発されて急成長しつつあり、今は状態異常全般を使いこなそうと努力している。現在はマサヒデをライバル視すると同時に、父同様いつか超えるべき壁として認識している。

 

 

【キョウ】(初登場…第35話)

 セキチクシティジムリーダー。忍者の家系の末裔。どくタイプのポケモンを専門に扱う。状態異常やバフ・デバフを使いこなし、相手を翻弄する耐久型の戦法を得意とする。妻と娘がいる。

 

元々はマスターズリーグを主戦場とするトップトレーナーの1人だったが、父親の死を契機に地元へと戻り、ジムリーダーに就任した。就任後はジムリーダーとしての業務に加え、サファリゾーンの環境維持・調査、トレーナー・セキチク忍者双方の後進の育成に精力的に取り組んでいる。

 

マサヒデがバトルの中で"どくづき"見せたことで、その伝授と引き換えに1カ月超に及ぶ指導を行うこととなった。マサヒデのバトルセンスや知識を非常に高く評価している。それに触発されて修練に今まで以上に打ち込むようになったアンズに対しても、言葉にはしないが内心非常に喜んでいる。

 

 

【フジ】(初登場…第47話)

 第18話にて名前のみ登場。シオンタウンにて行き場のないポケモンを引き取って育てるポケモンハウスを運営している。

 

若い頃はグレンポケモン研究所の所長を務めるなど高名な研究者で、ミュウの発見とミュウツー誕生に深く関わっていた。ミュウツーに対する強化実験を繰り返し、その影響で凶暴化したミュウツーの有り余る力を制御出来なくなり、最終的に暴走を招いた。ポケモン屋敷が半壊し、巻き込まれた同僚たちが全員死亡するという大惨事の中で奇跡的に生き残った後は、ミュウを最果ての孤島に逃がした上で職を辞し、グレンタウンも離れてシオンタウンに居を移した。私費でポケモンハウスを設立し、後悔の念に苛まれながらも、せめてもの罪滅ぼしになれば…とポケモン保護の活動を続けている。グレンタウンにあるポケモン屋敷のかつての主。

 

 

【ラムダ】(初登場…第52話)

 ロケット団幹部。TCP社の社員として活動しており、商談のためにあちこち飛び回っている。原作同様に変装の達人だが、同時に語学も堪能な設定。そのスキルを活かして、表向きにTCP社員として活動する裏では、エージェントとして他企業へのスパイ行為を行うなどしている。

 

旅行中にマサヒデのお目付け役をサカキから押し付けられる。

 

 

【ジャキラ】(初登場…第52話)

 オーレ地方に根を張る悪の組織・シャドーの幹部。他4人の幹部を束ねる最高幹部であり、ボスであるワルダックに代わって、表立って組織の指揮を執っている。

 

本作ではロケット団の取引相手として、社員の慰安旅行兼商談のオマケとして連れてこられたマサヒデの前にシャドーを代表して姿を見せる。シャドー戦闘員・ロッソとのバトルを見学し、その能力を評価した。

 

 

【ボルグ】(初登場…第52話)

 オーレ地方に根を張る悪の組織・シャドーの4人の幹部の1人。ダークポケモン研究所の所長であり、ダークポケモンの研究・生産を担当している。

 

本作ではロケット団の取引相手として、社員の慰安旅行兼商談のオマケとして連れてこられたマサヒデの前に姿を見せる。研究所の案内を担当し、研究成果の実戦の延長線として、マサヒデのストライクをハッサムに進化させた。

 

 

【ロッソ】(初登場…第53話)

 オーレ地方に根を張る悪の組織・シャドーの戦闘員。原作においてはDマグマラシを所持しており、選択次第でゲーム序盤で主人公と戦うことになる。

 

シャドーが造った装置で進化したマサヒデのハッサム。その試運転の相手として、ジャキラの指名を受けて戦う。

 

 

【ミラーボ】(初登場…第55話)

 オーレ地方に根を張る悪の組織・シャドーの4人の幹部の1人。破落戸の街・パイラタウンを支配しており、原作では一番最初に主人公の前に立ちはだかる。ド派手な見た目に専用BGMを持ち、クアドラプルンパッパで存在感は抜群。その代わりにか、他の幹部が準伝説を貰えてるのに対して、彼に与えられたのはウソッキー。

 

サカキの命令でパイラコロシアムに参戦したマサヒデの前に、シャドーを代表して決勝戦の相手として立ちはだかった。原作同様、クアドラプルンパッパによる雨パ戦法を披露。サカキの指示でエース格のポケモンたちが使えなかったこと、不慣れなダブルバトルだったことなど、幾つかの事情はあったが、マサヒデを散々に苦しめ勝利した。

 

 

【ナツメ】(初登場…第59話)

 ヤマブキジムリーダー。使用するポケモンはエスパータイプ。第50話にてちょっとだけ出ている。彼女自身もエスパー少女の異名で知られ、未来予知、相手の思考を読み取る、テレパシーでポケモンに指示するなど、割と何でも出来る本物の超能力者。ただし、完全な未来予知は出来ないし、思考読み取りもテレパシーも一定距離内である必要があるなど、万能なワケではない。バトルの実力そのものもハイレベルであり、エースであるフーディンとのコンビネーションは脅威的の一言。そこに自身の超能力も合わさることでとんでもないことになっているが、バトル自体があまり好きではない。が、その気になれば最上位クラスには行けるだけのポテンシャルはある。

 

幼い頃から超能力に才能を発揮しており、元々は自身の持つ超能力を制御するためにエスパー道場に入門した。そこからまたたく間に道場最強の座に登り詰め、当時若干14歳ながらエスパージムの代表として戦い、完全な形ではないもののエスパージムのポケモンリーグ公認を勝ち取った。現在はジムトレーナーたちが引き起こしたトラブルによって、一時的ではあるが、特例で格闘道場と一緒に公認ジムリーダーとして挑戦者たちを迎え撃っている。一見感情の起伏に乏しい様に見えるが、それは常に心を落ち着かせることで、超能力の効果を安定させるため…らしい。無口なのも相手の心を読めるので会話をする必要がなかったため。表情の変化も乏しいものの、感情は自体は豊かな方である。

 

マサヒデが観戦に訪れた際、未来予知能力によっていずれ自分に挑戦することを察していた。超能力で思考が垂れ流し状態になってしまった結果、現状マサヒデの秘密と世界の秘密を知る唯一の人物となる。

 

 

【タケシ】(初登場…第73話)

 岩タイプのエキスパート。原作におけるニビジムリーダーだが、登場時点では翌年からの就任が決まっていただけで、まだジムリーダーではない。『強くて硬い【いし】の男』がキャッチコピーで知られ、真面目で硬派な性格から、周囲からの信頼が厚い。

 

シロガネ山で成り行きで止む無く捕獲したバンギラスの処遇を巡って困っていたマサヒデに、その預託先としてポケモン協会から紹介される。そのバンギラスや、砂嵐を用いた戦い方等、岩タイプのポケモンに絡む話題で意気投合し、友人となる。第76話でマサヒデが入院した際は、見舞いにも訪れている。

 

なお、この時預けられたバンギラスは、その後紆余曲折を経て正式にタケシのポケモンとなった。

 

 

【カスミ】(初登場…第76話)

 ハナダジムリーダー。水タイプのエキスパートで、キャッチコピーは『お転婆人魚』。タケシよりも一足早くジムリーダーに就任した。

 

マサヒデがケンタロスに襲われた際、全てが終わったタイミングで登場。元々ジムリーダーの職務として、このケンタロスを追いかけており、ジムリーダーとして初の大きな仕事であったため張り切っていたが、後手に回っている内に、手柄のほとんどをマサヒデに掻っ攫われてしまった。戦闘には一切関与出来なかったが、負傷したマサヒデを病院に搬送したり、戦闘後の後始末をしたり、話の裏側ではジムリーダーとして色々と動いていた。

 

なお、退院後に酷い目(バンギラス無双)に遭わされたため、マサヒデのことは若干敵視している。

 

 

 

 

 

~オリジナルキャラ~

 

【ルート】(初登場…第8話)

 TCP社員。旧社屋であるトキワ支社の社員寮の管理を任されている管理人。マサヒデがサカキから与えられた部屋はこの社員寮の一室であり、サカキに保護されてからの3年間、日常的にマサヒデが世話になっていた。

 

物腰は柔らかく穏やかな人となりで面倒見も良い。主人公はサカキを警戒して大人しくしていることが多かったため、あまり手の掛からない子だという認識を持っている。が、部屋を散らかしっぱなしにするのを許さず、掃除洗濯は自分でやらせ、忘れたりサボったりするとイイ笑顔ですぐ片付けるように迫るなど、雇用主に似たのか主に生活面で割とスパルタな一面も。トキワシティ時代のマサヒデの小遣い管理も任されており、お小遣いも必要に応じて必要な分しか渡さず、不必要な支出は基本的に一切認めない。このため、マサヒデは常にやりたいことも出来ない状況で3年間を過ごすことに…

 

なお、主人公の奇行・珍言を含む言動の数々は彼を通してサカキに筒抜けとなっている。

 

 

【ユーイチ】(初登場…第10話)

 トキワトレーナーズスクール初等部の学生。主人公の転入先のクラスメートであり、初めての対人戦の対戦相手。パートナーとなったガーディを使い、貧弱な技構成だった主人公のサンドを追い詰めるも、主人公の機転(という名のやらかし)によって逆転負けを喫する。以降もガーディと共に学校生活を送り、そこそこ良い成績を残して中等部へ進学した。

 

 

【セドナ】(初登場…第12話)

 TCP社において、サカキの秘書を務める女性。開発部門の事務・管理を担当している。サカキの秘書は複数人存在し、それぞれが専門とする部門の管理を分割して受け持つ。

 

マサヒデが旅に出た際にサカキからの指示で主人公をテスターとし、テストしてもらう試作の道具を渡すためサカキに付き添って主人公と面会する。試作品の実戦テストに関するサポートや報告を、多忙なサカキに代わって担当。それらが終わって以降も、サカキが多忙な場合にマサヒデとサカキを繋ぐ窓口となっている。

 

 

【アサマ】(初登場…第18話)

 ポケモン研究所の研究員。TCP社と協力関係にあり、支援を受けながらポケモンに関する研究を行っている。トレーナーズスクール高等部を卒業したエリートで、かつてはトップトレーナーを目指していたが、挫折し夢破れ、研究者に転身した過去がある。研究所長だった頃のフジ老人を知っている。

 

 

【アズマ】(初登場…第18話)

 ポケモン研究所の研究員。アサマの部下。『ポケモン屋敷』へ向かうことになったマサヒデに同行、機材を運搬しながらベースキャンプまでの道案内を務める。相棒はガーディ。

 

 

【ハクラ】(初登場…第話)

 TCPクチバ支社の支社長。他地方への商品の配送や他地方から船で陸揚げされた物資の運搬など、輸送面を担当するTCP社の重役。サカキの裏の顔やロケット団の実態についても知っている立場の人物。マサヒデに試作品『きあいのハチガネ』のテストを依頼するが、これには他地方の企業から密かに盗み出した新素材に関するデータが記録された媒体が仕込んであった。当然、承知の上でマサヒデに押し付けている。全てはサカキの掌の上である。

 

 

【アキト】(初登場…第21話)

 クチバTCPカップにおけるマサヒデの1回戦の相手。クチバシティ出身。スピアーの圧倒的レベル差の前に敗れる。

 

 

【ハルキ】(初登場…第21話)

 クチバTCPカップ2回戦の相手。マサヒデが初戦で見せたスピアーを警戒してヒトカゲで挑むが、それを読まれヨーギラスの有り余るパワーに押し潰される。

 

 

【アヤコ】(初登場…第22話)

 クチバTCPカップ準決勝の対戦相手。水タイプを好んで使うクチバシティ出身の少女。高レベルのヤドランを投入するが、自らの実力不足から制御不能に。指示を無視して好き勝手された挙げ句、スピアーに一発反撃を入れただけで敗れた。しかし、この時のダメージが原因でスピアーは決勝戦に使用出来なくなった。なお、試合後に方々からお叱りを受けた。

 

 

【ダイスケ】(初登場…第23話)

 クチバTCPカップ決勝の対戦相手。クチバシティ出身。元からクチバシティ出身トレーナーの有望株で、大会前の予想では優勝候補筆頭格だった。決勝ではカイロスを使用。序盤の防戦から形勢をひっくり返し、サンドを破ってマサヒデに勝利。TCPカップ優勝者となった。

 

 

【ハマダ】(初登場…第23話)

 TCPカップの実況を担当していた地元のテレビアナウンサー。

 

 

【トーマ】(初登場…第23話)

 クチバシティ出身のマスターズリーグで活躍するトップトレーナー。TCPカップではマチスと共に解説を担当する。

 

 

【ハットリ】(初登場…第35話)

 セキチクジムにてキョウに師事する少年。アンズ率いるセキチク忍軍の一員。語尾に「ござる」を付けて喋ることから、マサヒデは「ござる君」と呼んでいる。何気にマサヒデにとっては、スクール以外では同年代の同性で初の友人と言っていい存在であったり。

 

 

【ダンゾウ】(初登場…第39話)

 セキチクジムに所属するトレーナー。キョウがジムリーダーに就任した当初から所属するベテランであり、サファリゾーンでの一件の際は緊急時の指揮を任せられるなど、キョウからの信任も厚い。

 

 

【マナカ】(初登場…第47話)

 シオンタウンにてマサヒデが出会った女性。フジ老人が運営するポケモンハウスのスタッフとして働いている。


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