周りからロケット団が追い払われ、一先ず危機を脱したヤマブキジム。そこからナツメさんに指示…要請?を受けて、俺はしばしの休憩を挟んで再度ケーシィとテレポート。とある場所へと降り立った。
「よっ…と」
何度やっても慣れない、テレポートの地に足が着かない感覚に不快感を感じつつ、目的の場所へちゃんと飛べたか辺りを見渡す。
暗い上に木立の中に飛んだせいで見づらいが、俺から見て左右両側に加え正面方向の三方に山肌が迫り、その山肌を割るように一筋の川が流れている。星明り以外の光源は見えず、都市部からはかなり離れた山間の小さく開けた盆地のようだ。
そして後ろを振り返ると…木々の向こうに見えた、山肌を背に聳え立つ巨大な建築物。
ハナダシティとシオンタウンを繋ぐ10番道路…イワヤマトンネルへと続く自然豊かな山道から大きく逸れ、川に沿って進んだ先にあるのが今回の目的地、【無人発電所】である。ポケモンや自然のエネルギーを利用し発電を行う巨大な発電施設だ。カントー地方の電力需要の過半を賄う超重要なインフラ設備であり、それ故に今回ロケット団の標的となってしまい襲撃を受けた。
恐らくはここを占拠することで、本命のシルフカンパニー襲撃前にカントー地方の広い範囲を混乱させようと目論んだのではないかと思われるが…俺には現時点で原作以上のことは分からん。まあ、もしかしたらシルフ襲撃の裏でもっとヤバいことやってる可能性も無きにしも非ず。
何にせよ、分かっているのはロケット団の襲撃を受けたことと、その緊急電の一報を発した直後に稼働を停止し、カントー地方の広範囲に大規模停電を引き起こしたということだけだ。
「戻れ、ケーシィ」
「ケ〜」
そんな無人発電所の目と鼻の先に、俺はテレポートした。片手で数えられるぐらいしか来たことがなく、最後に来たのも半年前で、正確にテレポート出来るか不安だったが…無事に飛べたらしい。この場所まで連れて来てくれたケーシィをボールに戻し、近くの茂みの奥に身を隠して様子を窺う。
なお、半年前に来たことがある理由は、俺が初めてここに来た時と同じで、発電・送電設備の保守点検と整備、及び施設内や周辺に住み着いた野生ポケモンの間引きである。あれ以来、クチバジムとの合同で年1回行う、トキワジムの大事な仕事になっていたそうな。
襲撃による損傷か、それとも緊急時の保護システムでも作動したのか…詳細は不明だが、状況的に発電所がロケット団の手に落ちた可能性は高い。そんな超重要インフラ設備である無人発電所を、ロケット団の魔の手から解放する…それが今回、俺に課せられた使命。
状況が状況だけに、テレポートと同時にロケット団に囲まれる…なんてパターンも今考えるとあり得たのだけど、少なくとも目の届く範囲にロケット団はおろか、人っ子1人見えない。とりあえず、最悪の事態は避けられたようだが…少し、異様な感じだ。
そして、生物の息吹が微塵も感じられないこの静けさも、違和感を増大させている。耳を澄ませてみても、聞こえてくるのは川のせせらぎとそよ風に揺れる木々のざわめき。 そして、もう1つ…
『バチッ…バチィッ……』
一定のリズムを刻んで小さく響く、電気がショートするような火花が散る音。発電施設からのものと思われる。どことなく、何かが焦げるような臭いもする。ロケット団の襲撃で、設備に損傷があった可能性は高そうだ。
慎重に様子を窺った結果、脅威が無さそうだと判断した俺は、何が起こったのか、今どうなっているのかを確かめるべく、発電所へと足を向けた。なるべく音を立てぬよう、静かに、ゆっくりと…
しかし程なくして、茂みの奥からでは確認出来なかった光景に、困惑することになった。
「……何だ、これ…」
眼前に広がっていたのは、発電所の手前、広い範囲に何十もの人らしき物とポケモンたちが倒れ伏している光景。そのどれもが起き上がる気配は無い。
そして、倒れていた人影は皆、一様に黒のユニフォームに身を包んだ集団。彼らの正体など、これだけで火を見るより明らか。
「コイツら、全員ロケット団か…!」
これだけでも異常であり異様なのだが、拍車をかけるように、その周囲には小規模なクレーターのような窪みが無数に形成されている。そして、先程感じていた焦げ臭さも、そこから微かに臭っていた。
何れもこの惨状を生み出した張本人の仕業と見ていいかと思う。それにしても、これだけの数のロケット団員とそのポケモンたちが壊滅させられた…いったい何があったというのだろうか。とりあえず、息はあるので流石に死んではいないようだけど…
ただ、俺の役目は無人発電所をロケット団から解放する、という当初の目的は、この事態を見る限りでは図らずも達成されてしまったように思える。
ならば、そこからさらに踏み込んで発電を再開させ、現在カントー地方広域で起こっている停電を解消するところまで行けるのでは?そしてその為には、発電設備を操作出来る人と何とかしてコンタクトを取る必要がある。となると…
俺は周囲に注意を払いつつ、発電所…ではなく、そこから少し離れた場所にある監視施設を目指すことにした。ロケット団が襲撃しなかったとは考え辛いが、施設職員がいるならそちらの方の可能性は高い。
「…行きますか」
周囲の状況を再度確認してから、俺は動き出した。これだけのことをやってのけた奴が今も近くにいるかもしれないという現実が、元から高かった緊張の度合いを更に引き上げる。それに、まだロケット団の生き残りがいる可能性だって十分にあり得る。
前を見て、後ろを見て、左右を確認して…まるで、横断歩道を渡る小学生か、それ以上に警戒しながら慎重に動く。
そうして数十分かけて辿り着いた発電所監視施設。窓の幾つかからは光が漏れている。思った通り、誰かいると見てよさそう。問題は、それが施設職員なのかロケット団なのか…
これを確かめるべく、まずは敷地内へと足を踏み入れ施設の裏手へと回る。侵入者への警戒は無防備と言っていいぐらいに疎かだったので、余裕で入り込めた。本来はここから北に関係者以外の立ち入りを制限するゲートがあるので、そこで不審者とかは防ぐ算段だったんだろうが…超重要なインフラ施設なのに、ちょっと心配になるレベル。仮にロケット団が占拠しているにしても「見張りぐらいは置けよ」と言いたい。
まあ、今はそのガバガバ加減のおかげで内部の様子を窺うことが出来るのだからヨシ。1つ目の窓から見えたのは、ロケット団員が2人。何やら話し込んでいる。やはり、ここもロケット団に占拠されてしまっていた。まあ、予想の範疇ではある。
だが、人の姿が確認出来たのはそこだけで、それ以外に人の姿を見つけることが出来なかった…1階部分では。カントー最大の発電施設を管理する施設が、たかだか1階しかないハズが無かろう。この建物は3階建てで、まだ上の階があるのだ。
「スピアー…いや、ここはレアコイルだな」
「ビビ!」
「上の階に人がいないか、確かめて来て欲しい。頼めるか?」
「ビビッ!」
誰か1人ぐらいは施設職員が何処かにいるはず…そうだと信じて、レアコイルを送り出す。スピアーじゃないのは、場所的にレアコイルの方が野生ポケモンっぽく装えるかな?という小細工のような思惑だ。
そうしてフヨフヨと宙を彷徨うレアコイルを待つことしばらく。確認の途中、3階の左端から3つ目の部屋を覗いていたレアコイルが、そこで中断して戻って来た。
「ビビ!」
「お帰り。どうだ、人はいたか?」
「ビ!」
流石に言葉が分かるワケじゃないけど、何となくは分かる。この感じはいたっぽいかな?じゃあ、あとは…
「服装は?ロケット団…さっきまで戦ってた連中と一緒だった?」
「ビビビ!」
…違うか、なら職員の可能性が高いな。
「じゃあ、それ以外に人はいたか?ロケット団の連中は?」
「ビ…」
んー…他に人影は見えず、かな?まあ、発電所前であれだけの人数がやられてたんだから、こっちが手薄になっているという可能性はもなくはない。それこそ、見張りも用意出来ないぐらいに……いや、それでも流石に無いか?
ともかく、偵察の結果を受けて俺は再び監視施設の正面近くに移動。建物の角に身を潜めた。相変わらず見張りはいない。そのままの状態で数分待ってみたが、施設職員もロケット団も、人の出入りは一度たりともなかった。
内も外も動きがない…となれば、これはもう行くしかないか。
「…出て来てくれ、みんな」
突入のため、ポケモンたちをボールから出していく。スピアー、サンドパン、ヘラクロス、ラフレシア、レアコイル…あ、バンギラスは安定のお留守番である。屋内で暴れさせるのはちょっと…ネ。
作戦は実にシンプル。まずはヘラクロスで入口をブチ貫き、全員で雪崩れ込んでそのまま制圧。3階に囚われている施設職員らしき人達を救出し、発電所の機能を回復させる。
…まあ、要は思考停止の脳筋突撃だ。
「では…ヘラクロス、やれ!」
「ヘラァァッ!」
『ドゴンッ!』
「突入--ッ!」
俺の号令でまずはヘラクロスがドアを吹っ飛ばした。そこからスピアーとサンドパン、次いでヘラクロスが内部に飛び込み、それに続いて俺とラフレシア・レアコイルの後衛組が進入する。
「な、何者…」
「スピィッ!」
「ぐふ…あが…ッ!?」
「…ナイスだ、スピアー」
入ってすぐの所にいたロケット団員1名をスピアーが一刺し。ロケット団員は刺されてからポケモンを出そうとはしたが、程なく僅かな痙攣を起こしてから床に沈んだ。スピアーの毒が回ったな。
かなりブッスリ逝ってたようにも見えたが…やらせといてなんだけど、殺しは止めてくれよ?
「行け行け!このままガンガン突き進むぞ!」
「スピィ!」「キュイ!」「ヘラァ!」
「らっふ~!」「ビビビ!」
とは言うものの、今の俺にロケット団の安否を確かめている暇はない。入口のロケット団を無力化し、3階の一室を目指してそのまま一気に奥へと突進。まずは上の階へ続く階段を目指す。過去に何度かお邪魔したことがあるので、内部構造はある程度頭の中に入ってる。
「何だ!何が…ッ!?」
「ヘラクロスッ!」
「ヘラァッ!」
「げふぅぅーーッ!?」
一直線に向かった階段の下で、上の階から降りてきた1人と鉢合わせたが…こっちはヘラクロスがブッ飛ばしてノックアウト。2回転ぐらいしながら飛んでった。
「うわぁっ!?」
「し、侵入者…ッ!?オコリザル、いけッ!」
「ムッキーー!」
「ド、ドガース、奴らを止めろ!」
「どがー!」
追加でさらに2人。階段の上に陣取られている上、ブッ飛ばした団員を見ていたか、こちらはポケモンを繰り出してきた。
「ヘラクロス、オコリザルを押さえろ!」
「ヘラッ!」
「レアコイルはドガースを潰せ!“10まんボルト”!」
「ビビビーッ!」
屋内でドガースはちと厄介だから、真っ先に潰す。そのために…
「ヘラァーーッ!」
「ムッキ…キィィ……!?」
まずはヘラクロスで邪魔な前衛を抑え込んで…
「ビビーーッ!!」
「ど、どがぁぁぁーー!?
レアコイルの射線を通す!
「どが……」
「なぁ!?一撃!?」
「ヘラァァァァッ!!」
「ムキャァッ!?」
「オコリザル!?」
目論み通りに電撃の光線がドガースを撃ち抜き、それに合わせてヘラクロスがオコリザルとの殴り合いを制した。2体揃ってのダブルKOだ。
「くそ、使えん奴らめ…!」
「急いで連絡…」
「おっと、させないよ。スピアー!ヘラクロス!」
「スピィ!」「ヘァ!」
「うっ…」
「ぐ、コ、コイツ…放せ…ッ」
肝心なロケット団員どもは逃げようとしていたので、スピアーとヘラクロスに拘束するよう指示。片やスピアーにぶっとい針を突き付けられ、片やヘラクロスにガッチリホールド。逃走は許さなかった。
「て、てめぇ、何者だ!俺たちが誰だか分かっているのか!?」
「ええ、よーく分かってますよ…それはそうとして、あんたらに聞きたいことがあるんですが…」
「ハッ!てめえなんかに教えてやることなんざ…」
「…そうですか。では、レアコイル頼んだ。くれぐれも威力には注意してくれ」
「ビビ!ビーーーッ!」
「あばばばばぁばっばああばばああッ!!?」
ちょーっとお話聞きたいなー?とか思ったら、意地を張られたので…あんまりこういう手は良くないとは思うんだが、ちょいとばかし痛い思いをしてもらうことにした。
もちろん、死なないよう加減は頼んだ。が…
「あ、あが…」
『ビクン…ビクンッ……』
「……やり過ぎだよ、レアコイル」
「……ビ」
…それでも、ちょーっとばかし強くやり過ぎてしまったようだ。死んでは……いないな。うん、とりあえず死んでないからヨシ(良くない)!
「…さて」
「ひぃぃぃぃ!?」
「あー…俺が聞きたいことを答えてくれるなら、手荒な真似はしませんよ。で、今ここにいるお前らの仲間は何人?」
「ろ、6人!6人だ!俺たち3人と1階に1人、あ、後は3階に2人いる!」
ふむ…これが嘘でないのなら、残るロケット団はあと2人。予想通り、ここに残っているロケット団員は少なかった、と言うことになる。
ただ、発電所前の惨状を加味しても少なすぎる気もする。
「少な過ぎる。他の連中はどうしたんです?まさか、嘘じゃないだろうな?」
「し、し、知らねぇよ!大勢で発電所を破壊しに行ったっきり、連絡も着かねえし、誰一人帰って来やしねえ!」
「…そうかい、ありがとう。じゃあ…ラフレシア」
「らふ~」
「ぅ………zzz」
まあ、聞きたいことは大体聞けたので、夢の世界へと案内してやった。4人目にして一番穏当な結果になったな。
とりあえず、証言を信じるのなら残りは2人。完全に信用はしないが、事前の見立てとは一致する。作戦に変更はなしだ。
その後…
『バンッ!』
「「ッ!?」」
「サンドパン、やれ!」
「キュイィィィッ!」
「がぁッ!?」
「ブッ…!?」
「仕上げだ!ラフレシア!」
「らふーっ!」
「「………zzz…」」
「皆さん、大丈夫ですか!?」
「あ、貴方は…トキワジムの…!」
「助かった…!」
勢いそのままに3階まで駆け上がった俺達は、残るロケット団員2名もほぼ不意打ち気味に無力化し、施設を奪還。囚われていた職員の皆さんも、無事救出に成功したのだった。
そして同時に、俺は心の中でワタルさんに謝罪する。スピアーにはブッスリ逝かせたし、ヘラクロスには思いっきり殴り飛ばさせたし、レアコイルには電気撃たせたし…これ、ワタルさんほどのインパクトはないけど、やってることは『生身の人間に向かって“はかいこうせん”を撃たせた』のと同じじゃん?
とりあえず、俺もうワタルさんのことバカに出来ねぇわ…
ーーーーーーーーーーーーーーー
「マサヒデさん、本当に助かりました。ありがとうございます」
「ロケット団が雪崩れ込んで来て、一時はどうなるかと…」
解放した発電所の職員は全員が3階の1室に押し込められていた。監禁期間はほぼ丸1日に及んでいたが、大きなケガや体調不良もない様子で、一先ず胸を撫で下ろした。
「いえ、皆さんが御無事で何よりです。それで…皆さんは今の状況、理解しておられますか?」
「閉じ込められていましたので、正確には分かりませんが…ロケット団がここを襲う理由など限られます。大方、電力供給が止まっているのでしょう?」
「ええ。カントー地方の広い地域で停電が起こっているようです。発電所が襲撃を受けたとの一報を受けてすぐに停電が起きた、と僕も聞いています」
「なるほど。となりますと、私どものやるべきことは停電状態の解消ですね…おい!動ける者はすぐに発電・送電設備やシステムに異常がないかをチェックするんだ!」
「「「はいっ!」」」
所長さんの指示を受けて、解放された職員の皆さんは異常の確認をするべく動き出した。俺も発電所の現状を知るべく、彼らと一緒に発電所の状況をリアルタイムで監視出来るモニターの所へと向かう。
「これは……またずいぶんと滅茶苦茶やってくれたな…」
モニターを見つめた職員の1人が、苦い表情でそう零した。モニター上には発電所の全体図らしき大枠があり、その内側に様々なよく分からない名称と、それに付随したランプが灯っている。ランプの多くは青色だが、一部のランプは赤く光っているのが見て取れた。
専門的な知識は1mmたりとも持ち合わせてないので何が何やらサッパリだが、そんな俺でもそれが示すところは何となく理解出来る。
「そんなに酷いんですか?」
「ええ、複数個所で設備にトラブルが生じています。そして、エラーを吐いている箇所から見て、ロケット団によって物理的に損壊された可能性は高いです」
「そうですか…復旧の目途は立ちそうですか?」
「…今ハッキリとしたことは申し上げられないですね。実際にどうなっているかを確認してからでないと…」
まあ、それはそうだ。そうすると、職員の人に発電所へ向かってもらうことになるが…その選択肢を取る上で、発電所前の惨状の原因が不明なままなのは懸念事項だ。
「ですが、発電所もロケット団が占拠しているでしょうし、この状況では…」
「それなんですが…実は、皆さんを救出する前に発電所の様子を見たのですが、ロケット団の連中、壊滅状態かもしれません。発電所の前で倒れていたんです、何十人も」
「何と!?そんなことが…」
「ただ、何があったのかまでは分かりません。そちらに何か、心当たりはありませんか?」
「…いえ、ないですね。そんなことが出来るような設備はありませんから。強いて言うなら、無計画に設備破壊したせいで感電したとか、発電所に住み着いている野生ポケモンにやられたとか…ありそうな可能性はそれぐらいでしょうか…」
…少なくとも、アレが意図して引き起こされたものではないことだけは分かったが、それ以外は何も分からず仕舞いか。所長の挙げた可能性以外では、別の第三者…それこそあの人数のロケット団を相手出来るだけのトレーナーか何かが介入したというのも考えられるが…考えられるだけで、可能性はほぼないだろうな。
ホント、何だろうな?強いトレーナーでないとすると、強い野生ポケモン…
……強い野生ポケモン?
「…まさかな」
「どうかしましたか?」
「…いえ、なんでもありません」
今めっちゃロケット団壊滅させられそうな野生ポケモンに心当たりが出来たわ。
さっきはもういなかったし、ロケット団相手に暴れ回って満足していなくなったんじゃないか?それに、この心当たりが外れてる可能性だってあるワケだし……そう思いたい。
「とりあえず、発電所の現状については凡そ把握しました。急ぎ、実際に確認してですね」
「分かりました、僕も同行します。ロケット団を壊滅させた相手が野生ポケモンだった場合、付近にまだいる可能性がありますし、ロケット団の生き残りもいるかもしれません」
「ありがたい、よろしくお願いします」
何にせよ、発電所のトラブルは復旧させなくてはならない。状況に僅かな不安を覚えつつも、救出した発電所スタッフを伴って、俺は再び発電所へと向かった。
コメントで、前回から連続で行くのはタフだね〜というコメントがありましたが、テレポート前にキチンと小休止はしている…ハズです。タブンネ。そして、無人発電所で強い野生ポケモン…後は分かるな?