上里夜空は勇者になり、魔道士でもある!   作:水甲

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なんだろうか……勇者の章を書くにあたって……トラウマが再発しかけている……

これは誰かしらのイチャイチャで……

というわけでちょっと百合要素が入ります


03 失ったもの。集うもの

夕空SIDE

 

日曜日、乃木さん家の園子さんが遊びに来た。

 

「珍しいですね。こっちに遊びに来るなんて」

 

「遊びじゃなくって~ミノさんに成果を見てもらいたくって~」

 

「この間お話していた焼きそばですか?銀教官、楽しみにしてましたよ」

 

亜弥ちゃんは嬉しそうに言っていた。何というか同じ女の子なのに……亜弥ちゃんはとても可愛い……

 

「ん~ゆーちゃんから何か乙女的な反応を感じ取ったよ~」

 

「乙女的なものってなんですか?」

 

「それはね~私からは言えないよ~言ったらよっくんに怒られるからね~でもアドバイスとしては、素直になったほうがいいよ~」

 

なんだろう?これは一体何のアドバイスだろう?

 

自分の気持ちが何なのか考えていると、防人のみんなと銀教官がやってきた。

 

「よぉ、園子。久しぶり」

 

「ミノさん、成果を見てもらいにきました」

 

「乃木さん、夏凜は元気?」

 

「にぼっしーはもちろん、みんな元気だよ~」

 

芽吹さんはそれを聞いて嬉しそうにしている。基本的に勇者たちとは会ってはいけないっていう感じだったけど、この間の一件でそれはなくなった

 

「にしても園子、成果を見てもらうだけなのに作り過ぎじゃないか?」

 

「これはミノさんの分、こっちは私の分で……」

 

園子さんが持ってきた包の中に入っていた焼きそばは3つ。あとひとつは誰に食べてもらおうとしているんだろうか?

 

「あれ~?何で私3つ作っちゃったんだろうね…ミノさん……」

 

「園子はそそっか………」

 

何故か園子さんと銀教官は食べる手を止めていた。一体どうしたんだろうか?

 

「……ミノさん」

 

「園子……」

 

「「私達……何で忘れてたの?」」

 

二人は何かに気が付いた。一体どうしたんだろう?何を忘れていたの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜空SIDE

 

幼稚園で演劇を行っている中、ナレーションの樹の言葉が入った。

 

「皆が次々と魔王に屈し、気が付けば勇者は一人ぼっちでした」

 

その言葉を聞いた瞬間、友奈はなにかに気がついた。

 

「一人ぼっちになっても、それでも勇者は…」

 

友奈は何故か立ち尽くし、涙を流していた。

 

「友奈?」

 

一体どうしたんだろう?そう思っていると園子と銀の二人が慌ててやってきた。

 

「ゆーゆ」

 

「そのちゃん……私…私は、ずっと…一緒にいるよって…約束したのに…」

 

「銀、何が起きてるんだ?」

 

「夜空、お前はまだ……」

 

一体何が起きているっていうんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕らは部室に戻り、友奈、園子、銀の三人から話を聞くことになった。

 

「一体どうしたのよ?」

 

「よく聞いて、今この記憶は、嘘ってこと」

 

「えっ?」

 

嘘って……何が嘘だっていうんだ?

 

「なにかとんでもなく悪い事が起きていて、それが何だか分からないけど…私達はそれをなかった事にしてる」

 

「だから何が……」

 

僕がそう告げた瞬間、友奈は立ち上がりあることを告げた。

 

「私、思い出した…勇者部にはもう一人、とても大切な友達がいたんだよ。絶対、忘れたりなんかしちゃいけないのに…私、どうして…」

 

「私達が誰を忘れてるっていうのよ」

 

「東郷さん!!ここに、東郷美森って子がいたんだよ!」

 

友奈から告げられた名前を聞いた瞬間、僕らは東郷のことを思い出した。そうだった。僕らにはもうひとり……仲間がいたんだ

 

「えっ、どういう事…?何これ…」

 

「なんで…なんで私達の誰も東郷の記憶がないの…?」

 

「私…部長なのに…また…」

 

「でも、もう思い出した。何で…何が起こってるの…?」

 

まさかアスクが関わっているのか?でも戦った僕にはわかる。アスクがこんな姑息なことはしない。というかやったとしたら、みんなから僕のことを忘れさせて、孤独にさせたりするだろうけど……

 

僕はランディニを使って、なのはたちに連絡を取った。

 

『どうしたの?夜空さん』

 

「なのは、お前たちは……誰かを忘れていたりしないか?」

 

『……』

 

僕がそう聞いた瞬間、なのはは何故か驚いた顔をして、考え込んだ。

 

「東郷のこと……覚えてるか?」

 

『東郷……そっか……私達が忘れていたのは……空さんが言っていたことはこのことだったんだね』

 

空さんが?もしかして空さんは今回の件について何か知ってるのか?

 

『空さんも、何かが起きてるってことに気がついたみたい。もしも大きな戦いの前触れだったらと思って、私達はそっちに元六課のフォワードメンバーを送ることにしたの』

 

なのはがそう告げた瞬間、部室の扉が突然開かれた。そこにはスバル、ティアナ、エリオ、キャロ、アリシアの五人がいた

 

「話は聞いてるよ。私達……忘れてたんだね」

 

「何かの前触れってこと?」

 

「だとしたら僕らも手伝います」

 

「いいですよね。風さん」

 

「あんたら……ありがとうね。ただまずは東郷の行方を探しましょう。写真すら残っていないなんて……正直ありえなさすぎるから」

 

『はい』

 

その場にいた全員が先輩の指示の下動き出すのであった。一体何が起きてるっていうんだよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空SIDE

 

「そっか、あいつらもお前らも思い出したのか」

 

「うん、正直名前を言われるまでは思い出せなかった」

 

「というよりもなかったことにされてる」

 

「今、シグナムたちもこっちに美森ちゃんが来てないか調べてもらってるんやけど……」

 

「ただどうして空たちだけは覚えてるの?」

 

フェイトの問に僕はしばらく考え込んだ。もしかしてだけど……

 

「覚えてる理由としては僕らはあいつらとは生きてる時間が違うからじゃないのか?東郷に関しての記憶がなくなったのは夜空たちとこっちの世界の住人だけ……僕らの場合は過去の人間だから、過去に影響が出なかったからだと思う」

 

ただの憶測に過ぎないけど……ただ一体東郷はどこにいるんだ?

 

「本当に今こうして結果を待つことしかできないのは悔しいな」

 

僕が悔やむ中、雪花があることを告げた。

 

「それだったらさ……来れるようにすればいいんじゃないの?」

 

「来れるようにって……」

 

一体どうやればいいのかわからないのにか?

 

「ほら、前にスカ博士が言ってた。時空をつなげる機械がどうとか言ってたじゃん。それを使えばいいんじゃないの?」

 

そんな単純な方法で……いやでも……もしもそれが出来たら……

 

「やって見る価値はあるな。みんな、僕らは僕らで出来ることをしよう」

 

 




ここからしばらくの間は空たちの出番はなくなります。

そして夕空の百合的な話は……辛くなったらやります

男女のイチャイチャも好きだけど、百合的なイチャイチャも大好きです
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