日本に占領されたパーパルディアはあらゆる軍備を制限された物の、賠償金に関しては属領に存在した資産の放棄と各属領の要求する賠償金を100年間かけて支払う事と決定された。
また独立し、フィルアデス連合として軍事同盟を結んだ属領には日本がクワ・トイネ公国にも供与した弓が渡され、パーパルディアの軍事力を相対的に下げて行った。
教育も徹底して皇族の暴走が敗戦の原因だと教え込む事で民主政治の芽を作っていき、また自分たちのしてきた行いこそが蛮族の所業であり、文明国のあるべき姿とは他国を見下さず尊重する事だとして独立後に再び侵略を行わないようにしていった。
更にあらゆる軍事技術をフィルアデス連合加盟国とアルタラス王国に公開する事も降伏の条件に含まれていた事で、数年後にはフィルアデス連合の国力は合計すればパーパルディアの数倍に達すると見込まれている。
フィルアデス連合と日本の関係は良好と言えるもので、少なくとも悪感情は持っていなかった。これは日本軍の戦力の都合上の問題で独立した属領の統治を各国政府に任せ、また市民に対する暴行等も行わなかった事が大きい。
これにより対等に扱われていると言う思いが(パーパルディアの統治が悪かったのも相まって)広がって行った。しかもロデニウス大陸から技術者を呼ぶ仲介(費用は日本と各国で折半)をした事で国民の生活レベルが向上した事も拍車をかけている。
日本が費用の半分を持ったのはこちらが一方的に毟り取る為ではない事を主張する為である。これには反対意見もあったが近くに反日連合が生まれる危険は可能な限り排除するべきとの声が勝った。
なお独立の見返りとしてフィルアデス連合各国には各地の資源調査とその貿易が、アルタラス王国には軍の駐留が認められた。
結果的に占領を免れたフェン王国は国王が訪日し直々に感謝を述べた事で、日本人の印象を良くする事に図らずも成功した。それによりこの戦争で最も得をしたのはフェン王国と言われるようになる。
また、余談ではあるがフィルアデス連合とフェン王国、ガハラ神国は日本と相互不可侵条約を、アルタラス王国は安保条約を結んでいる。
ルディアスの自殺で次の皇帝を選ぶ必要が発生したが、順当に皇位継承権第一位のルディアスの弟、レイアスが継承して終息した。また皇族の生活費等を国家予算で賄う事が決定された事で、予算不足の為に100人以上いた皇族は半数以上が身分を剥奪される事態となる。
感想を下さったにしなさとる様のアイディアを一部取り入れさせていただきました。
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