日本国召喚 二次   作:Zzzzzzzzzzzzzzzzz

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二十話

 中央暦1647年12月18日

 

 この日、世界に激震が走った。ミリシアル帝国が第一文明圏の全ての国家に対し宣戦布告を行ったのだ。

 

 

 東京の首相官邸では会議が行われており、ミリシアル帝国の目的が何かを話し合っていた。

 

 

「ミリシアルの目的は何だか分かったか?」

「恐らくはミリシエント大陸の統一かと、それ以外の目的が思いつきません」

「だが今までは融和政策を取っていたのだろう? 簡単に変わる物か?」

「彼の国は絶対君主制を採用しているので君主が変われば方針もたちまち変わります、ミリシアル9世の粛清はこの侵攻に反対する者に対して行われていたのでしょう」

「となると、大陸を統一したら如何する? まさかそこで終わる訳はあるまい」

「まずアルタラス王国の占領に動く可能性はあります、あの国は良質な魔石が大量に産出される上に距離も近いですから」

「よし、アルタラス王国の民間人をロデニウス大陸に避難させる計画を立案してくれ、万が一の時に備えてな」

「はい、分かりました幸いアルタラス王国に渡航している民間人は少ないので時間はかからないかと」

「対戦艦兵器の目途は付いたか? それが無ければ潜水艦に頼るしか無くなってしまう」

「ABSM(Anti-BattleShip-Missile:対戦艦ミサイル)は完成しています。総重量2.9t、速度マッハ2.0、射程は計画より伸びて140㎞です」

「また深山、連山を投下母機とした空中発射型も完成しました。更に烈風、紫電、飛燕、鍾馗に搭載可能な軽量型の開発も進めています」

「成程、手は多いに越した事は無いからな」

「戦艦ですが船体の建造は25%程度、兵装も両用砲、対空機銃は既存の物を流用しますがやはり主砲は新規開発になります。現在開発が完了しているのは30㎝砲ですが、来年には36㎝砲が完成します。3年後には竣工と就役が可能でしょう」

 

 

 呉海軍工廠第三ドック、ここでは日本が再び保有する戦艦の建造が行われており、それをこの艦の艦長になる事が決定している武田雄二中将が見学に訪れていた。

 

「これが日本が再び建造する戦艦か」

「はい、排水量6万トン以上、30㎝以上の砲を3連装3基の計9門を装備します」

「30㎝以上?」

「設計上は40㎝まで可能ですが、砲の開発が追い付いて無いんです。防御力と速力は十分ありますが砲力は少々不安になりかねないですね」

「そうか・・・」

「この艦の機関は空母同様に核融合炉を搭載しています、かつての重油ボイラー使用艦と違い煙突が無いのでその場所に高角砲や対空機銃を設置出来ます」

「ミサイルは載せないのか?」

「誘爆の危険性を考えて艦隊防空は護衛の駆逐艦、巡洋艦に任せる事になりました」

「それもそうだな」

 

 




対戦艦ミサイルの重量を修正しました。
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