日本国召喚 二次   作:Zzzzzzzzzzzzzzzzz

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二十三話

 

 中央暦1656年11月1日 神聖ミリシアル帝国 ルーンポリス アルビオン城

 

 

「皆そろったようだな。これより、文明圏統一の為の会議を始める!」

「まずは海軍から、アルファ級魔導戦艦24隻、ベータ級航空魔導母艦12隻は既に就役済みです。ガンマ級魔導巡洋艦が48隻、対潜兵器と魚雷を装備したデルタ級魔導駆逐艦も250隻就役しており潜水艦への備えも万全です。ベータ級に搭載する戦闘機も新型のエルペシオ5、ジグラント4を配備完了です」

「陸軍は新型戦車のアルエイダ7を既に1200両以上も生産しており十分な数が用意出来ています」

「空軍はエルペシオ5、ジグラント4への更新を完了しました、爆撃機は160機のデグレイド2を配備完了しております」

「よろしい、まずはどう動くのだ?」

「最初は第二文明圏に侵攻しますが、まずはマギカライヒ共同体を対象とします」

「ならば大陸の南から上陸するのか、だが海上輸送が脅かされる可能性は無いのか?」

「専用に建造したイプシ級駆逐艦に護衛させます。列強でもないたかが文明国に我が国の軍艦が負ける事はありません。ですが別に問題があります」

「何だと?」

「去年の夏にアルタラス王国で、同盟関係に無い戦時国家への魔石輸出を禁止する法律が成立しました。これにより宣戦布告を行うと国内で魔石を調達しなければなりません」

「対策はどうする、確保出来るのか?」

「近年の技術革新で新たに発見された鉱山がありますし、これまで廃鉱になった鉱山もいくつか採掘が再開されましたので量は問題ありません。しかしコストがかかりますし質もアルタラス王国産の魔石より劣ります」

「ですが精製には支障ありませんので大丈夫です」

「そうか、では計画通りに進めよ。先の話になるがムー、日本、グラ・バルカスの兵器は魔信探知機では発見出来んのだろ? それについてはどうだ」

「旧エモール王国領で発見した魔法帝国の遺跡から発掘した大量の魔導電磁レーダーを分解して解析した結果、開発に成功しました。現在艦載型を急ピッチで各艦へ搭載を進めています」

「ならば問題は無いな。宣戦布告の手順はどうする?」

「来年6月9日のルーンポリス時間正午に宣戦布告を行います。その30分後にマギカライヒ共同体東部のノーマンディー海岸に上陸開始、橋頭保を築きます。その後空母搭載機の支援と共に内陸部へ侵攻、占領を行います」

 

 

 

===============--

 

 大日本帝国国防省 情報統括局

 

「局長、これを見て下さい」

「どうした?」

「この衛星写真、ミリシアル帝国の南西部に縦4500m、横1800m程と思われる物体があるのですが」

「これは確か人工島と言う結論が出ていなかったか?」

「今のは先月の写真で、こちらが3日前の写真です」

「移動している? しかも形が変わっているな」

「さらに拡大した物がこれです、それぞれ縦1500m、横450m程になる12個の物体に分かれています」

「つまり船だと言うか!」

「はい、しかも連結や分離が可能と思われます」

「どうやら西に向かっているな、と言う事はムー大陸周辺でまた連結するのか?」

「これほどの物はもはや船では無く移動基地です。サイズからして戦闘機なら運用可能でしょう」

「となると上陸戦の橋頭保として使える可能性がある訳か」

「そうです連結の形状が自在ならば爆撃機の運用も考えられます」

「これは脅威的だな、今後も重点的に情報を集めろ」

「分りました」

 

 

 

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