日本国召喚 二次   作:Zzzzzzzzzzzzzzzzz

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三十二話

 

アルタラス島西方100㎞

 

 ミリシアル帝国アルタラス王国攻略部隊旗艦『アルファ』

 

「日本時間12時を過ぎました、宣戦布告は完了した筈です」

「よし、空母艦隊に攻撃開始を通達しろ」

 

 旗艦より攻撃開始の連絡を受けた空母6隻は次々と戦闘機を発艦させて行く。そして上空で編隊を組むとアルタラス島に向かって飛んで行った。

 

 日本からミリシアル帝国の宣戦布告と戦時体制の発令を知らされた在アルタラス日本空軍とアルタラス王国空軍は戦闘機を離陸させて周囲の偵察と迎撃に向かう。数十分前に哨戒機から大規模な複数の艦隊が接近している事を知らされていた為、空対空ミサイルを装備させて地上待機させていたのだ。

 

 そしてアルタラス空軍が発進させていた暁雲のレーダーが低空を飛行する敵機編隊を発見し、アルタラス空軍と日本空軍の戦闘機はデータリンクで編隊を確認するとミサイルを発射する。しかし離陸した戦闘機の数が少なく撃墜出来た機数は30機程度であり、150機程が未だ健在であった。ミサイルを撃ち尽くした戦闘機は格闘戦を仕掛ける為に近付くも多数の直掩機に阻まれ数機を撃墜するも多勢に無勢で撤退を余儀なくされた。

 

 そこに陸軍防空部隊と空軍の基地防空隊が発射した地対空ミサイルが到達し、再び30機程度を撃墜する。しかし残った約120機のうち爆装していた機体からの空爆で滑走路は破壊されたが、配備された機体は全て空中退避していた為に後方の基地へ着陸する事が出来た。

 

 その後に訪れた二次攻撃隊は陸軍基地を爆撃するが幸いにも防空壕への退避が間に合い破壊された車両は無かった。しかし制空権を奪われてしまい動かす事が出来ず、水平線上に現れたアルファ級戦艦6隻の艦砲射撃で海岸線が耕されてった。

 

「圧倒的だな」

「陸軍から通信です、間もなく上陸するので砲撃を中止して欲しいと」

「そうか、では全艦に通達しろ三斉射で砲撃を終了する」

「10時方向から煙が上がりました! 誘導弾です!」

「何! 迎撃開始!」

「間に合いません! アウレに命中します!」

「アウレより通信です『損傷軽微なり、戦闘継続可能』」

「そうか、良かった」

「12時方向から大型機の編隊が接近、距離400㎞!」

「距離150㎞で誘導魔光弾にて迎撃せよ」

「敵大型機、間も無く距離200㎞に接近します。敵機誘導弾発射を確認!」

 

 

 本土爆撃とミリシアル帝国の宣戦布告を知った在ロデニウス大陸日本軍総司令がロデニウス大陸に展開していた深山12機全機にABSMを搭載して出撃待機させていた、そしてアルタラス王国へ上陸が行われているとの報告を受けると全機を出撃、戦艦を主目標とした攻撃を開始した。

 事前に各国駐留軍司令部には宣戦布告乃至先制攻撃が行われた場合、本土司令部の指示を受けずに攻撃を行う権限を与えていた為に行えた荒業である。

 発射されたABSMは48発で戦艦には3発、周辺の輸送艦に1発ずつ命中した。戦艦は損傷を受けたほか、輸送艦は命中した全ての艦が撃沈となり、積載する兵器や兵士を海の底へ送る事となった。

 その直後、空母艦隊から通信が入る。

 

「空母艦隊護衛のアーグより通信! 『敵の誘導弾により空母全艦が沈没!』」

 

 

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