白河心儀のエトワリア冒険記 作:strawberrycake
ケーキことstrawberrycakeです。
別のきらファン小説が港町まで進んでいる中、こちらは1話から全然進んでいないと焦りつつ、なんとか2話を書き上げる事ができました!
ハーメルンの目安文字数に意外と達してない事を受け、思いつく展開を今回はどこまで書き上げようかという物語の肉付け作業に苦労してました(汗)
といった言い訳話は置いとくとして、それでは第2話をご覧ください!
【お詫び】
しばらく書かないうちに心儀の一人称を「俺」と勘違いするミスをしてしまい、申し訳ありません。
現在は「私」に修正しました。
<エトワリア 召喚の館>
きらら「今日の召喚、始めるよ!」
クレア「はい…!」
召喚士のきららが召喚に必要な鍵を召喚の扉の前で回すと、白い魔法陣が飛び出す。
その魔法陣の色は白色、青色、金色の3種類があり、それらは召喚されるクリエメイトの星の数を示している。
クリエメイトとは、簡単に言うならばきらら作品の登場人物の事を指す。
そして、数日かけて2つのきらら作品の主要キャラを呼び出し切り、今日は3つ目の作品のクリエメイトを召喚しようとしていた。
クレア「これは、ひょっとするかもです…!!」
と、文章での説明をしているうちに、魔法陣は金色に輝いていた。
きらら「一体誰が来るのでしょうか…?」
白色→青色→金色へと魔法陣が変わった時、きららファンタジアをプレイしている人なら誰もがワクワクする瞬間であろう。
そう、一番レアな☆5のクリエメイトが召喚される!!…はずなのだが。
きらら「ちょっと待って、魔法陣の様子がなんだかおかしいよ?!」
なんと、金色の魔法陣がさらに昇格演出を始め、それが終わると銀色と金色の2色を交互に点滅し始めたのである。
90年代の人なら、ポ○○ンショックのような点滅だと言えばその光景を想像しやすいだろう。
さらに、召喚の扉がゴゴゴゴと音を立てて揺れ始めた。
きらら「ま、眩しい…!!」(思わず目を瞑り)
クレア「か、かなり強い力を感じます…!!(汗)」
クレア「こ、このままでは大事な扉が壊れてしまいます…!!(滝汗)」
きらら「と、とりあえず鍵を閉めてみまs…」
(ズバーン!!→魔法陣の力が強すぎて辺り一面が真っ白になって)
クレア&きらら「きゃあ!!!」(思わず尻餅をついて)
クレア&きらら「いたたた…」
クレア「…召喚…失敗です…」
きらら「でも、何故あんな魔法陣が現れたのでしょうか…?」
クレア「普通なら、金色の魔法陣以上のものは現れないはずなのですが…」
クレア「そして、扉も壊れてしまいました…」
きらら「これでは他のクリエメイトの召喚ができませんね…」
クレア「扉の復旧にもかなり時間がかかりそうです…」
きらら「…仕方ないですね…」
(召喚の館の外扉を勢いよく開いて)
ランプ「きららさん、大変です!!!」
きらら「ランプ!?」
クレア「ランプ!? そんなに勢いよく扉を開けたら入り口の扉まで壊れちゃうよ…!!?(汗)」
きらら「一体、何があったの?」
ランプ「それが…召喚の館から飛び出した魔法陣が、里の外に飛び出していってしまったんですよ!!!(アセアセ)」
きらら「えええっ?!」
クレア「はわわわわ…た、大変な事になってしまいました…!!(滝汗) ご、ごめんなさい、私が召喚を失敗してしまったばかりに…!!(アセアセ)」
ランプ「召喚失敗?! い、一体何があったのですか?!」
きらら「それが、普通だとあり得ない魔法陣が現れたと思ったら辺りが真っ白になって…」
クレア「気がついたら召喚の扉が壊れてしまって…」
ランプ「そ、そんな…このままではお呼びするはずのクリエメイトが召喚できないままに…!!(青ざめ)」
きらら「落ち着いてランプ! とりあえず、今できることを整理しよう…!」
クレア「そうですね…まずは召喚の扉の修理しないとですが…ここまでひどく壊れてしまうと復旧にはかなり時間がかかりそうです…」
ランプ「そんなぁ…(しょんぼり)」
きらら「待って、パスを感じるよ…!!」
ランプ「ぱ、パスを…?!!」
クレア「ほ、本当ですか!?」
きらら「うん、忍さんや青葉さん達とは違うパスを感じるよ!」
ランプ「という事は、クリエメイトの誰かが里の外に…?!(滝汗)」
きらら「場所は…里の入り口の方だよ! 今すぐ行こう!!」
ランプ「はい…!!!」
(きららとランプが里の入り口へと近づき…)
ランプ「た、大変です!! クリエメイトが魔物に追われています…!!!」
きらら「早く退治しないと…!! 『コール』っ!!」
ランプ.o(あ、あのクリエメイトはもしや…!!?)
☆☆☆
おかしい・・・
目の前に街が見えるはずなのに、あともう少し走ればいいはずなのに、全力で走るわりにはちっとも前に進めてない気がする・・・
星が足りなくてあるエリアが無限階段になる某ゲームのような光景は、夢ではあるあるな光景かもしれないけど、ヤケにリアルな感覚でこれが続くとなると気が滅入ってしまう事は想像つくだろう。
それとも私の感覚がスローに思えてしまっているのだろうか・・・?
人間、死が間近に迫ると世界がスローに見えるとよく聞くが、その感覚なのだろうか・・・?
いずれにしても、いつまでたっても街にたどり着けない感覚を味わううちに、私はネガティブ思考へと陥っていた。
このまま私は魔物に襲われてしまうのだろうか…
いつの日だっただろう。
あれは確か1年ほど前…私はソフトウエア関連の案件を引き受けていた。
しかしながら、案件の仕事で企業に外勤中に、自分が所属していたチームの仲間の些細なミスにより私が1ヶ月間苦労して作り上げたものが一瞬にして無の産物へと変わった…
そのトラウマ以来ソフトウエアの仕事が怖くなって、得意だったプログラミング以外の仕事の案件を引き受けては、失敗して職場をコロコロ変えるようになってしまったんだっけ…?
そして、やっと軌道に乗り始めた矢先にインフルエンザにかかって、おまけにこんな世界に連れてこられて…
あっ、体力の限界…
魔物に追いつかれる…
結構最後の最期まで、冴えない社会人だったなぁ…大学生まではなんとかうまく軌道修正できてたと思ったのに…
もう少しだけ、楽しい人生を味わいたかったな…
でも、これも私に課せられた運命なんだ…きっと…
ロクな社会人になれなかったけど、ここまで育ててきてくれてありがとう…お父さん、お母さん、そして私を支えてくれた人たち…
さよなら…
私の人生………………
心儀「…あれ…死んでない…?」
気がつくと、後ろから私を追い続けていた魔物は消え去っており、私は地面に横たわっていた。
よかった…助かったんだ…!!
とりあえず、誰だか知らないが、助けてくれたお礼を言わないといけないなって思い、顔を上げた途端に、私は冷静さを完全に失った…
きらら「よかった…(ホッ) あれっ、この方はあまり見かけないような…」
えっ、ちょっ、まって!!
色々待って…まって…冗談だろう?!
私がこんな世界に居て言い訳ないだろ!!??
なんでこんな事になってるの!!!
どうするのこれ…うかつにも私がこの世界をゲームとして知ってる事が口から出てしまったらやb…
ランプ「きららさん!!! この方はレア中のレアなクリエメイトですよ…!!!!!」
ランプ「12月から1月にかけて期間限定で観測される世界に居る心儀様ですよ!!!!!!!!!」
心儀「ええええええええ!!!!!」
そう、心儀が迷い込んだのは、きららファンタジアの世界だったのだ…!!
きららファンタジアのキャラと遭遇してしまい、そしてクリエメイトとして召喚されてしまった心儀は、この後里でどのように過ごすのだろうか…?
第3話に続く!
第2話も読んでくださり、ありがとうございます!
今回はキャラとの会話に質を置いてみました!
うまくきらファンのキャラを動かせていればいいのですが…(汗)
最悪の場合はキャラを増やしたり、もう少し物語を進めたりも考えましたが、こんな感じで意外と文字数の確保ができそうなので、しばらくはこのスタイルで進めていこうと思います!
第3話、次投稿はいつになるかは分かりませんがお楽しみに!