白河心儀のエトワリア冒険記 作:strawberrycake
今回のイベントシナリオについては本家「チョコレートクエスト」の物語の終盤辺りにのみ心儀が登場し、それ以外は心儀視点の物語の裏側話となります。
それでは、第11話をご覧ください!
【追記】
ランプちゃんがチョコを渡すシーンを書き忘れてたので追加しました。
バレンタインは乙女の聖戦とは言うが、男性である私にはそんなの関係ない。
派遣の仕事をしている上に、いく先の職場は男性社員ばかりだった事もあって女性社員とかからチョコをもらうなんて経験をしたことはない。
ましてや女友達なんていないからプライベートでも貰う機会はゼロ…親からのチョコはカウントのうちには入らない(多分)。
毎年そんな感じだから、今年もきっといつもと変わらないごく普通の生活を送る事になるだろう…
…と言いたいところだが、関わる人の大半が女性であるエトワリアではいつもと違ったバレンタインになるかもしれないと思うと、ドキドキが止まらない…(汗)
既に何人かのクリエメイトに信頼されている事もあるから、一体どうなる事やら…(苦笑)
でもとりあえず今は、完成したプログラムを神殿に届けるという仕事に専念する事にしようか。
お陰で今回はイベントシナリオに思いっきり介入してしまう恐れはなくなりそうで良かったなぁ…なんて考え事をしていたら、すれ違う人に話しかけられて一人妄想が止まった。
???「おはようございます、心儀様…♪」
心儀「ん…? あっ、おはようランプちゃん…! そしてマッチさんも…!」
あれ以降何度かランプちゃん達に会う機会が増えて少しずつ慣れてはきたものの、やっぱり妄想している時に話しかけるとまだ少しドキッとしちゃうな…(苦笑)
マッチ「おはよう、心儀。 こんな所で会うとは奇遇だね…? もしかしてこれから神殿に用事なのかい?」
心儀「うん。 神殿からイーグルジャンプに制作依頼があったプログラムが完成したから、それを届けにいく感じだよ。」
マッチ「心儀がイーグルジャンプに馴染めたみたいで本当によかったよ。」
心儀「まあ、色々苦労はあったけどね…(苦笑)」
ランプ「これから神殿に向かうという事は、心儀様はチョコの豆は採りに行かないのですか…?」
心儀「チョコの豆…?(すっとぼけ)」
マッチ「今は里でチョコが不足しているっていう噂を耳にしてね。」
ランプ「それでチョコの豆が欲しいというクリエメイトの皆さんと里で合流してから、豆の採れる場所まで案内しようとしているんです。」
心儀「チョコ……豆……あぁ、もうすぐバレンタインだからか!(棒)」
マッチ「そういう事。 僕も最近になって知ったんだけどね。」
心儀「バレンタインか…まあ男にとっては期待してチョコがもらえなかったら悲しいだけだから、実質毎年普通の日と変わらない一日を過ごすだけなんだよね…(汗)」
いかん、演技のつもりが本音がポロッと出てしまった…(汗)
ランプ「確かに聖典で見かけた心儀様も、一人でどこか寂しく感じる時がありましたね…私が心儀様の側に居られたらと何度も思った事があるほどです。」
心儀「気にしなくても大丈夫だよ。一人で行動する事にも慣れていたし、そう思ったほど寂しくないから…(苦笑)」
まあ本当はランプちゃんと同じように
ランプ「でも今年は大丈夫です!♪ この私ランプが心儀様の為に心を込めてチョコを作りますので、どうか受け取ってください!!(キラキラ)」
心儀「えっ、わ、私に…?!/////」
マッチ「まーた始まったよ…(汗) ほらランプ、クリエメイトのみんなが里で待ってるんだからそろそろ向かうよ…?」
ランプ「はい!♪ 心儀様〜!♪ 楽しみに待っててくださいね〜♪(キラキラ)」
(マッチとランプが里に向けて歩き去っていく)
何というか、いつも通りのランプちゃんだな〜とは思ったものの、これマジでランプちゃんからだけではなく他のクリエメイトからも何人かチョコを貰えるフラグな気がするな…(苦笑)
まあいいや、とりあえず神殿に届け物をして、神殿の人たちにプログラムの説明をし終えたら里に戻るとしますか…
☆ ☆ ☆
(神殿を出て間もなく里に到着しそうな心儀)
ふぅ…プログラムどころかそれを起動するための基礎中のキから教えないといけないのはやっぱり疲れたなぁ…まさかこんなに時間がかかるとは…(汗)
まあ、そもそもプログラムとかそういった事がまだ非常識な世界故に仕方がないことではあるのかな…(苦笑)
そして、チョコの豆を回収した組は、今頃チョコを作っている頃かな…?
昔よく聞いたアニソンの中で『あなた本気でカカオ豆からチョコを作るっていうの!?』みたいなニュアンスの歌詞がある曲をバレンタインの時に今でも聞いてたりするけど、まさにその工程から作っていくんだから凄いよな…
私だったら、ホワイトデーのお返しをするとしたら市販のお菓子を買って済ませちゃいそうだもん…それかデパートにあるようなちょこっと高級感あるチョコを買って渡すかのどっちかだな…チョコだけに。(ヒュゥ〜…)
ん…ここから遠目に見える今まさに里に入ろうとしているあの魔物って、千矢ちゃん達のチョコを狙いに食堂まで迫っていく存在じゃないか…?
運悪く周囲には誰も居なさそう…今から猛ダッシュすればなんとか追い払って阻止できそうな距離でもあるから、みんなのチョコを安全に守るために一発戦いに行ってみるか…?
いや、最後に魔物と千矢ちゃんが仲良くなる描写が確かあったから変に追っ払うとシナリオの改変にも成りかねないか……うーん、どうしよ….(汗)
??「あっ、心儀じゃん! もしかして神殿から戻ってきたところ…?」
と思ってたら声をかけられて、振り返ってみると上司のコウさんが居た。
心儀「あっ、コウさんお疲れ様です! コンピュータ操作魔法の基本操作から教えるのが少々面倒だったものの、なんとか無事納品できました…!」
コウ「ご苦労様。 いやぁ…なんかごめんね? 本当は私も心儀と一緒に神殿に行こうかと思ってたんだけど、それなら一緒にチョコを作ろうってりんに誘われたのが断れなくて、結局心儀一人にお願いする事になっちまってね…(汗)」
心儀「まあ確かに、私以外のイーグルジャンプの社員はみんなチョコ作りで有給取るぐらいですもんね…(苦笑)」
コウ「まあちょうどプログラムが完成した後で、しばらく依頼がなかったというのもあるとは思うけどね。 まさかほぼ全員が同日有給っていうのは流石に私も驚いちゃったな(笑)」
本来ならコウさん一人が神殿にプログラムを届けにいくという裏シナリオだったのかな…?
それとも、ツバメちゃんが召喚される時期を考えると私の存在がいたからできた案件だったのか…
コウ「ところで、神殿に行った時に何か変わった点とかはなかった…?」
心儀「特には大丈夫でしたよ。 強いて言えば、バレンタインという慣れないイベントに戸惑う人とソワソワしている人が半々って感じでしたね(苦笑)」
コウ「やっぱり今はどこもそうか…(笑) 私もさっきりんとチョコ作ってたら私のミスで色々失敗しちゃって…こうして気晴らしに外に出たらちょうど心儀とバッタリ会ったって感じだよ。」
心儀「チョコ作り…お疲れ様です…(苦笑)」
コウ「本当に疲れるよ…(苦笑) あっ、そうだ! 心儀は昼食はまだー? もしよかったら、今日は私が奢るよ…?」
心儀「えっ、いいんですか!? ありがとうございます…!」
と、コウさんとこんな会話を交わしたのちにライネさんの食堂へと歩き始めたが、さっきまで里に入ろうとしていた魔物はもう見当たらなかった。
恐らく本家通りにストーリーが進んだと思われるけど、果たしてどこまで進んだ状態で食堂に到着するかな…?
☆ ☆ ☆
食堂が近づいてくると、千矢ちゃんが魔物にチョコをあげている光景が見えた。
ちゃんと本家通りに物語が進んでいるようで何よりだ…♪
まあ、物語の流れを知ってた上で魔物が止められなかったのはあれだった気もするが、コウさんに話しかけられて不可抗力だったから仕方ないか…(汗)
千矢「バレンタインってなんだかいいね。」
心儀・コウ「こんにちは。」
綾「あっ、心儀さんにコウさん…! こんにちは。」
ツバメ「こんにちは、コウさん、心儀さん!」
きらら「こんにちは、コウさん、心儀さん。」
千矢「心儀さんとコウさんだー! こんにちはー!」
椎奈「こんにちはです、心儀さん。先日はSNS部のゲーム作りを手伝って頂き、本当にありがとうございました。」
心儀「どういたしまして。寧ろ私の方がいろいろとタメになってよかったよ。」
椎奈「そしてコウさんも依頼を引き受けてくれてありがとうございました。」
コウ「いえいえ! うちの心儀が役に立ったみたいでよかったよ。」
椎奈「無事に納期も間に合って助かりました…!」
ツバメ「あっ、そうだ! ついでに2人の分のチョコも今ここで渡しちゃいません?」
きらら「そうですね。 コウさん、心儀さん、ちょっといいですか?」
心儀「は、はい…!」
思った通りの展開になってもうた…私がこんなに多くの女性からチョコをもらってもいいのだろうか…?///
そう思いながらも、その場に居合わせた5人からチョコレートを受け取った。
心儀「みんな…本当にありがとう…!!/////」
綾「なんだかんだでいつもお世話になっていますし。 こちらこそありがとうございます。」
椎奈「どういたしまして。 同じプログラマーとしてこれからも困った時はよろしくお願いしたいです。」
ツバメ「それは私も…! まだ会って間もないですが、プログラマー同士これからもよろしくお願いします!」
千矢「この前は迷路ハウスに来てくれてこちらこそありがとう! また占いに来てくれると嬉しいな♪」
きらら「どういたしまして。 心儀さんが元の世界に帰れる日まで、これからもサポートしていきますね…!」
照れながらもめちゃくちゃ嬉しい反面、ホワイトデーはたくさんチョコを作るか買わないとだな…(笑)
心儀「あっ、そういえば一つだけ…ランプちゃんに渡す予定のチョコは、マッチに渡さずに直接ランプちゃんに渡すことをオススメするよ。」
千矢「えっ、なんでー?」
心儀「それはね…」
☆ ☆ ☆
(バレンタイン当日)
カレン「シンギー! Happy Valentine's Day!」(チョコ渡し)
心儀「えっ、わ、私に!?///」(受け取り)
カレン「もちろんデース! 一生懸命作ったノデ、 食べてクダサイ!」
心儀「あ、ありがとう…!///」
クリエメイトからチョコを貰うこんな感じのやりとりが何名か続いたが、この出来事を覗いているかもしれない者に嫉妬されそうな気がするので敢えてこれ以上詳しくは語らないでおく・・・
というか、私と立場代わってもらってもいいんだよ?/////
できたらの話だけど・・・当然無理だよね…(汗)///
ということで、あとはランプちゃんがどうなったのかという事だけ最後に語っておこうと思う。
マッチ「いやー、美味しい美味しい。 チョコレートって本当に美味だね。」
心儀「確かに美味しいけど、たくさん食べるとなると飽きちゃうな…こっちの世界には長期保存魔法があって本当によかったよ(苦笑)」
ランプ「クリエメイトのみなさまからこんなにチョコをいただけるなんて…♪♪///」
ランプ「はあぁ/// はあぁ/// もうこのまま〇んでしまっても悔いはありません!!!/////」(キラキラ)
マッチ「そしてランプは今日も相変わらずか…(汗)」
きらら「あはは…(苦笑)」
ランプ「はっ…! うっかり忘れるところでした!!」
きらら「ん? ランプ、どうしたの…?」
ランプ「心儀様、私がお作りしたチョコです…! どうか受け取ってください…!!(キラキラ)」
心儀「えっ、わ、私にも!?/// 本当に!!?/////」
ランプ「はい!♪ お約束通り、愛情を込めて作りました…!!♪♪(キラキラ)」
そういえば、この前すれ違った時にそう言われてたな…///
心儀「あ、ありがとう…!/// しっかり味わって食べるね…!/////」
ランプ「はい!/////(ハート)」
マッチ「ランプはもらってもあげても興奮が止まらないんだね…(汗)」
贅沢すぎて私も照れでフラフラしそうぅ…///
また全国のランプちゃんのファンから嫉妬されないといいがぁ…/////
千矢「あ、いたいた! ランプ!」
ランプ「千矢様、どうかされましたか?」
千矢「まだチョコが余ってたから配っていたんだ。 ランプにもあげるよ。」
ランプ「ええええっ!? ち、千矢様のチョコ!? これは永久保存版ですよ! 末代までの宝です!」
ランプ「空気に触れて劣化しないよう ケースに入れないと!」
マッチ「やれやれ。食べないと意味がないだろうに。」
心儀「まさかだけど、クリエメイトからもらった一つ一つのチョコに対して永久保存しようと思ってる…?」(少し引いて)
ランプ「もちろんです!!!!!(ハート大量)」
心儀「フィギュアじゃないんだから…(苦笑)」
きらら「なんだかだんだん渡しにくくなってきた気も…(汗)」
ランプ「はっ! すみません!!(汗) えっと、きららさん、どうかしましたか…?」
きらら「実は私もランプの為にチョコを作ったんだけど…受け取ってくれるかな?」
ランプ「えっ、いいんですか…?」
きらら「もちろんだよ! 一緒に旅をしてきた者同士でもあるし…」
ランプ「……ありがとうございます! きららさんからも貰えてうれしい……♪」
ランプ「大事に食べますね…!」
きらら「あれ……? クリエメイトたちと比べてあっさり…?(汗)」
心儀「いや、永久保存する方がおかしいから!(汗) 私みたいに食べ切れなくて一時的に保存するならまだ分かるけど…(苦笑)」
チョコを受け取る際に予めクリエメイトたちに忠告したことでランプちゃんの分のチョコがマッチに食べられてしまう出来事を阻止することができたものの、それはそれでツッコミどころのある別ベクトルなオチが出来てしまったな…(汗)
バタフライ効果を敏感に気にする私だけど、これぐらいだったらまあいいよね…?(苦笑)
というかそもそも私自身がランプちゃんからチョコを貰っちゃう展開があってびっくりしたしぃ…/////
こうして「チョコレートクエスト」は私が終盤で少し関わる以外は本家通りに物語が進むといった感じで無事終了した。
もしかしたら僅かに途中の会話が変化していたのかもしれないけど、私自身は直接様子を見れた訳じゃないのでそこまでは分かりません…←
(※後書きネタ不足により今回は載せようかどうか迷っていたネタをお送りします)
(※面白くないと説教されたら、後日ひっそりとネタを置き換えるかもしれません)
心儀「えっ、マジでこれやるんですか?(アセアセ)」
コウ「青葉と心儀にこのパロディをやって欲しいとケーキから依頼が来てさー…(汗)」
青葉「私なんて、怒られる役ですよ…?(汗)」
心儀「うーむ…これでもし受けなかったら、作者を説教しなきゃだな…(汗)←」
青葉「と、とりあえずやりましょうか…(苦笑)」
『3年J組 白河先生!』
心儀「漢字テストだゴルァ!!」
『風薫海渡空翔』
心儀「青葉ァ! 社会人だったら読めるだろこんぐらい!!」
青葉「よ、読めません…(汗)」
心儀「『かぜかおるうみわたるそらかける』だぁ!!」
青葉「そんな無茶なああぁ…(アセアセ)」
『SINGI 春なのに 黒光り憂鬱〜!』
コウ「…というかこのネタ古くない…?(汗)」
(※この後書きはメタフィクションです)
(※よって普段の心儀はこんなに激怒する事はありません。ご安心ください)
(※まんがタイムオールスターRPG きららファンタジアがお伝えしました)
(※なお、この作品は二次創作であり、きらファン本家とは何の関わりもありませんのでご了承ください)
(※誰も最後の断り書きが長いというツッコミを入れない件について…)
(※まあいいや、次回もお楽しみに!)