白河心儀のエトワリア冒険記   作:strawberrycake

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本編と直接は関係しないようでどこか関係している、そんな物語を取り扱っていく「番外編」をこの度作成しました!

記念すべき1つ目の番外編作品は、心儀がある平行世界のエトワリアに迷い込む物語です。


※最初の方には物語の性質上ちょっと怖そうなシーンもあるのでご注意下さい
(怖いのNGな方はエトワリアでの1日が始まるシーンまで飛ばす事をオススメします)




番外編1-1 ある朝、目覚めたら…

心儀「んんぅ……?」

 

 

いつものように目を覚ますと、私はなんか変な感覚を感じた。

 

二次元であるはずの空間が無理矢理立体感されたような違和感ではなく、ちょっとだけ安心するような感覚だ。

 

 

その感覚のまま天井や周りに目をやると、そこには見慣れた光景が広がっていた。

 

 

心儀「も…元の世界に帰ってきた……!!?」

 

 

一瞬だけ疑心暗鬼になったが、辺りは確かに元の世界の自分の部屋だった。

 

 

心儀「やっと…やっと帰って来れたんだ!!」

 

 

自分の部屋の布団で目が覚めたと知った途端、私は手を叩いて喜んだ。

 

 

 

 

しかし、一つだけ不可解な事がある…

 

 

心儀「あれっ、でもあの時に確かカンナさんや召喚の館の人たちが…」

 

 

元の世界に戻れたはずなのに漂う違和感の正体が分かった所でiPhoneの時計で時刻を確認すると、ロック画面のデジタル時計は午前11時を指していた。

 

それと同時に、今までそうだったかのような現実味っぽい記憶が急に私の脳内を支配し始めた。

 

 

心儀「じゅ、11時!? め、目覚ましが鳴らなかった!!? なんで!!!!?」

 

 

私は大慌てで布団から起き上がった。

 

そう、今日は午前10時に歯医者の予約をしていたのだ。

(という記憶に支配された時には、普通の朝が訪れたかのように直前の記憶を完全に忘れていた)

 

 

心儀「うーわ…歯医者の予約を忘れてたの既に2回やらかしているのにこれでもう3回目じゃん……流石に今日は受付で土下座謝罪コースやな……(--;)」

 

 

見に覚えのないはずの致命的なミスをあたかも事実と受け入れてしまいつつ、急いで階段を降りてリビングに入ると、違和感あるはずの光景に納得してしまっている自分が居た。

 

 

 

心儀「そっか………もう家族は帰ってこないんだ………」

 

 

 

歯医者に遅れた危機感に加え、家族がもう居ないという現実と、大量に溜まりまくった家事を今日中に一人でこなさないといけないという現実を突きつけられた私は、絶望感のあまり自暴自棄に陥った。

 

 

まあいいや……何もかも捨てて旅に出るか………

 

 

 

 

そう決意した私は、最低限の荷物をまとめて家を出ようとするが…

 

 

心儀「せめて最後の心の支えとして、出発前にきららファンタジアのスタミナだけ消化しておくか…」

 

 

 

 

○文社

 

アニ○○ッ○ス

 

○リ○ム

 

ご案内ですよ

 

きららファンタジア、私のできることを…!!

 

おはよう、今日も一日、頑張ろうね!

 

心儀「もう頑張れないよ……」

 

 

いつも見慣れた画面と声に絶望のツッコミを入れつつホーム画面に映ると、普通ではあり得ない事が起きた。

 

 

ランプ「心配事ですか? 私でよければお力になりますよ!」

 

心儀「えっ、ら、ランプちゃん…!!?(アセアセ)」

 

 

なんと、「お知らせ」が表示されずにいきなりホーム画面が表示されただけではなく、設定した覚えのないランプちゃんがホーム画面のトップにセットされていたのだ!

 

 

ランプ「はっ、そ、その声は心儀様…!!!??」

 

 

そして更に、画面越しにいるはずのランプちゃんがこちらを向いて反応してきただと…!!?

 

 

心儀「な、何故私の名前を…!!?(滝汗)」

 

ランプ「心儀様ぁー…♡ 心儀様ぁー…♡」

 

 

ランプちゃんは私の質問に答える事はなく、私の名前を繰り返し呼びながらこちら側向かって歩いていくモーションを開始した。

 

おまけに、歩くモーションに合わせてランプちゃんが徐々に拡大していく…

 

 

心儀「な、なんだぁ!!?(超滝汗)」

 

ランプ「心儀様ぁー…♡ 心儀様ぁー…♡」

 

 

恐怖のあまり慌ててiPhoneを床に置いて距離を取ると、突然iPhoneがiPadに変形し、ランプちゃんが縦向きに表示されてそのまま拡大化していく…

 

 

ランプ「心儀様ぁー…♡ 心儀様ぁー…♡」

 

 

あまりにもホラーすぎて体操座りのまま身動きが取れなくなった私をよそに、ランプちゃんは私の名を呼び続けながら拡大化し続けていった。

 

そしてある程度拡大化したと思ったら…

 

 

(ぶくぶくっ!)ランプ「一度お会いしてみたかったんです! お会いできて光栄です!!(きらきら)」

 

 

なんと、ぬるぬる動くランプちゃんが上半身だけ画面から飛び出してきたのだ…!!!

 

 

心儀「わ、わわわ、私に…!!!!???」

 

 

信じがたい光景を目の当たりにした私は、その場で気を失った………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心儀「あれっ………???」

 

気がつくと、今度は昔住んでいた家のベッドで目を覚ました。

 

壁にかかった時計を見ると、午前6時58分を指していた。

 

 

 

 

ベッドから起き上がると、何か不思議な力に導かれるように、中庭へと歩き出した…

 

 

 

 

 

中庭の前に到着し、中庭へと続く扉を開けた途端、普段なら遠くに聞こえるはずの有線放送の午前7時の時報が大音量で聞こえてきた。

 

 

 

 

 

 

見上げると、庭の奥にはマンションが立ち並ぶはずなのに、屋上に有線スピーカーのある役場が何故か庭の奥に立っていた。

 

時報の音楽も本来なら「エーデルワイス」の旧音源が鳴るはずなのに、何故か新音源の「エーデルワイス」が鳴り響いていた。

 

 

 

 

 

 

 

朝の「エーデルワイス」と夕方の「家路」は新音源が存在するけど、昼の「イエスタデイ」は新音源が存在しない。

 

『一体昼にはどんな曲が流れるんだ?』と疑問に思ううちに「エーデルワイス」は旧音源と新音源の中間辺りのような不気味で不協和音の音楽へと変貌し、気分が悪くなった私はその場で気を失った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心儀「…ん……?」

 

 

目を覚まし、いつもとは違う、それでも今ではもう見慣れた天井が視界に入ると、私はベッドから起き上がった。

 

 

なんか不思議な夢を見てたなぁ…と思いながら部屋に備えつけられている時計に目をやると、7時半を指していた。

 

 

心儀「ちょっと早いけど、せっかくだから少し早めに出てみるかぁ…」

 

 

いつもなら8時45分、遅くとも9時に出れば始業時間に間に合うが、今日は少し早めに出発する事にした。

 

新たな環境でしばらく暮らす上で、通勤中に少しでも新たな発見があればいいな…♪

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

いつもはいきなり里へと抜けれるゲートを通って職場に向かっているものの、今日は時間もあるし、商店街を抜けて違うゲートを通って里に抜けてみようかな…

 

 

 

そう思い、広場を抜けて商店街の方向へ進もうとすると、召喚の館の近くで、忍ちゃん、アリスちゃん、カレンちゃんが会話している姿が見えた。

 

忍ちゃんが何やら大きな袋を持っていて、何してるんだろうと思って見ていると、カレンちゃんが私の姿に気がついた様子で…

 

 

カレン「シンギ! オハヨウゴジャイマース!」

 

忍「おはようございます、心儀さん。」

 

アリス「おはよう! ってカレン、社会人の前でその挨拶は流石に…」

 

 

カレンちゃんに続いて、忍ちゃんとアリスちゃんも朝の挨拶をする。

 

 

心儀「おはよう、カレンちゃん、忍ちゃん、アリスちゃん。 いやぁ…ゴジャイマスの方がカレンちゃんらしくていいんじゃないかな…?(笑)」

 

アリス「シンギまで…!?」

 

忍「やっぱり心儀さんもそう思いますよね! それにゴジャイマスの方が正しい日本語でもありますし♪」

 

カレン「その通りデース!!」

 

アリス「正しくないよ!!?(汗)」

 

 

やっぱりきんモザキャラたちと会話していると癒されるなぁ…と思いつつ、しばらく日常的な会話を続けた。

 

最初は色々考えたりしながらきんモザキャラたちと会話をしていたけれど、今ではこんな感じにすっかり親しく会話できるようになっている自分がいるのがなんだか不思議だな…

 

不覚にもクリエメイトたちと過ごす中で色々慣れて、ここまで話しても大丈夫だと分かってきたからかもしれないけど…

 

 

しかし、その慣れている感覚を一気に崩してくる存在がもうすぐ現れるとは、この時の私は思いもしなかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして日常的な会話が途切れた所で、忍ちゃんに袋の中身の事について聞いてみる事に。

 

 

心儀「ところで、その袋の中に入っているキラキラした飾り?は何に使うの…?」

 

忍「いい質問ですね…!♪ 実は明日、月末の金髪曜日にちなんでプレミアム金髪デーというパーティーを召喚の館で開こうと思っているんです!(キラキラ)」

 

心儀「き、金髪曜日…??」

 

 

色々とツッコミどころが多すぎるが、それを言うならプレミアムフライデーじゃないのか…?(汗)

 

 

アリス「金髪曜日じゃなくて金曜日だよ! もう…シノは金髪の事になると本当に何考えだすか分からないよ…(汗)」

 

 

 

心儀「えっと…何をするパーティーなのかな…?(汗)」

 

 

一応パーティーの詳細を聞いてみるか…

 

 

忍「最近エトワリアでも金髪少女が増えてきたじゃないですか♪ そこでエトワリア中の金髪少女を召喚の館に集めて、召喚の館をきんいろに飾って、きららちゃんとクレアちゃんの力を集結させれば、きっと金髪少女のクリエメイトが次々と召喚されるはずです…!!♪♡♡」

 

カレン「パーティーというよりかは儀式のような感じデスネー…」

 

 

うん…なんというか忍ちゃんらしいけど、完全に忍得じゃねぇか…(汗)

 

 

心儀「な、なるほど…でも、どうやって金髪少女を召喚の館に集めるの…?」

 

心儀「みんなそれぞれ予定とか合わせたりとか大変なんじゃ…」

 

忍「大丈夫ですよ! ソラ様とランプちゃんの承認付きですので♪」

 

 

おい! 何やっているんだよ2人とも…(苦笑)

 

とはいえクリエメイト大好きなあの2人なら納得の承認といったところか…

 

 

 

クレア「皆さん、おはようございます。」

 

アリス「おはよう、クレア。」

 

カレン「クレア、おはようゴジャイマース!!」

 

アリス「もう、カレンたら…(汗)」

 

忍「おはようございます、クレアちゃん!♪」

 

心儀「おはよう、クレアちゃん。」

 

 

きんモザキャラの3人と会話しているうちに、クレアちゃんが召喚の館にやってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらくの間、クレアちゃんも加わって召喚の館の前で4人とプレミアム金髪デーの事について会話していたが…

 

 

心儀「あっ、いけない! 流石にそろそろ会社に行かないと遅刻しちゃうから、そろそろ行くね…!(汗)」

 

 

そろそろ会社に向かうと4人に伝えたその時…

 

 

????「おはようクレアちゃん。その男は誰かな?」

 

心儀「!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外編1-2に続く・・・

 

 

 

 




最後でデジャヴと思った読者サン、その勘は当たっているかもしれませんよ…?


実はひっそりと、あるきらファンの二次創作作品とコラボしていますが、何の作品とコラボしているのかは番外編1-2で明かす事にしましょう…


次回をお楽しみに!


(もしかしたら後日、プレミアム金髪フライデーについての5人の会話を書いて挿入するかも…?)
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