白河心儀のエトワリア冒険記 作:strawberrycake
という事で、現在連載中の「白河心儀のエトワリア冒険」からクリスマス回(エトワリアのブラッククリスマス)を、特別に先にお送りしようと思います。
このストーリーで永○ゆ○のん先生が書き下ろした暗黒冬将軍がクリエメイトのみんなと仲良くする様子を見た事が、この小説の執筆きっかけという事もあり、れるとりの完結記念も兼ねての先行公開です。
それでは、本編をご覧ください!
そして、このエトワリアにも白い雪が降る・・・・・
と、思わせて降っているのは黒色の雪・・・
普通だったらめちゃくちゃ驚くはずだが、私は今更驚いたりはしない。
異世界だから
ここ1年でこの世界のエトワリアを、ここまで何とか本家通りのストーリーにうまく軌道修正できてきたのだから、今回もうまくいくだろうと言う自信はあるが、もし万が一予想外の展開になったと思うと今でもちょっと怖い。
5月に起きたあの出来事はやはりトラウマだからなぁ…一番なのはイベントシナリオに関わりそうな時間帯にイベントシナリオのキーとなるクリエメイトと出会わない事だけど、今回もまた何らかの形でイベントシナリオの本編に入り込んでしまいそう…(汗)
って、いかんいかん、とりあえず今はきんいろ大使館の6人のクリスマスコンサートとパーティーの準備をry
???「あっ、心儀さんだ。」
あっ…思ったそばから早速会っちゃいましたぁ…(汗)
心儀「こんばんは、トオルちゃん、ひふみさん。」
流石にポーカーフェイスは慣れたけど、やはりドキッとするのは今でも変わらない…(苦笑)
トオル「さっき里から出ていったゆのたちを知りませんか…?」
ひふみ「あれから結構時間が経つけど、なかなか帰って来なくて・・・」
普段だったら諦めてイベントシナリオの中に入りこんでもいいのだが、今日は別の用事があるからそうも言ってられない…
心儀「ごめん、私も今さっき外に出たばかりだから見てないよ…」
今回は少しだけ運命から逃れられるように足掻いてみたがどうだ…?
トオル「そっか…それなら仕方ないですね。」
ひふみ「もし見かけたら教えてね。 私たち、もう少し待ってみるから。」
心儀「分かった、見たら伝えるね…!」
よし…なんとかうまくいきそうだ。
心儀「じゃあ、私はクリスマスコンサートの準備があるからそろそろ広場n…」
雪だるま「ひふみ……見つけたの、ひふみ!」
ひふみ「ひゃうっ……!」
心儀「えっ!?(汗)」
トオル「雪だるま……ですね。」
やば…モタモタしているうちに雪だるま君が来てしまった!?(アセアセ)
雪だるま「ゆのたちから聞いてたけど、たしかに ひふみなら私たちを助けてくれる気がする!」
ひふみ「ゆのちゃんを知ってるの……?」
雪だるま「うん。ゆのが集合時間に間に合わなかったのは、 私たちのせいなの。ごめんなさい。」
雪だるま「それで、ひふみにも力を貸してほしくて。」
あーこれ、もう断れない雰囲気に~~~!(汗)
トオル「やっぱり緊急事態みたいだね。 私はトオル。一緒に話、聞かせてもらっていい?」
雪だるま「もちろん。今、ゆのたちは この黒い雪をどうにかしようとしてくれてるの。」
トオル「それ……今、降ってきてるこの雪のことだよね?」
雪だるま「うん。私たちの村もこの黒い雪に困らされていて ……しかも黒い雪だるままで襲ってきて大変なの。」
心儀「そ、それは大変だな…(汗/棒)」
ああん、こうなったらもうなるようになれっ!!(アセアセ)
ひふみ「も、もしかして……その黒い雪だるまって、 あの子たちみたいな感じ、なのかな?」
黒雪だるま「――! ――!」
雪だるま「ど、どうしてここに!? もしかして、後をつけられてたの……?」
トオル「っ……ひふみさんたちの力が借りたいってことは、 私たちに何かできるんだよね。」
雪だるま「うん! この筆と絵の具を使って! そうすれば、この黒い雪に対抗できるの!」
ひふみ「えっ、ええっ!?」
心儀「ええっ!?」(ガチトーン)
待って、私エゴコロないぞ!?(滝汗)
こんなことならキャラ班たちに絵についての知識を教わっておけばよかった・・・イベントシナリオでどう展開していくかの未来は分かっていたはずなのに・・・><
☆ ☆ ☆
綾「遅いわね、心儀さん…」
忍「また何かあったのでしょうか…」
穂乃花「他のクリエメイトたちを助けようとして、また何かに巻き込まれているのかな…」
忍「そ、それなら尚更、心儀さんを助けに行かないt…」
綾「待って、シノ! こんな異常すぎる悪天候で動いたら危ないわ…!」
アリス「シンギを信じてみようよ。 今まで起きたエトワリアの騒動の数々を解決していることもあるし。」
忍「うぅ…アリスがそこまで言うのであれば…!」
カレン「ナラバ、ここは戦士カレンの出番デスネー!」
忍「か、カレン!?」
綾「まさか、このあり得ない雪が降り続ける中に里の外へ出るつもりなの!?」
カレン「シンギとはエトワリアに来て間もない頃に出会った大切なクリエメイトデース!」
カレン「シンギがピンチな時に放っておくことはできないデース!!」
穂乃花「で、でもカレンちゃんの身に万が一何かあったら…!(アセアセ)」
忍「そうですよ!(汗) カレンがどうしても行くなら私も行きます…!!(アセアセ)」
カレン「心配ご無用デス! 今の私には倒せない敵などアリマセン!」
アリス「流石に今回は無理しちゃダメだよ、カレン!(汗)」
カレン「ちょっと様子を見てくるだけデス! では行ってきマス!」(シュタタタ)
綾「あっ、ちょっと!!……もう…」
穂乃花「カレンちゃん…(涙)」
アリス「カレン…(超心配)」
忍「行ってしまいましたね…」
陽子「おーい、温かい飲み物買ってきたぞー?」
陽子「ってええっ!? (みんなの)その表情何があった!?(アセアセ)」
☆ ☆ ☆
心儀「うぅ…なんでこんなにも黒雪だるま以外の障害物も多いんだ…(汗)」
トオル「これだけ黒雪を白い雪に変えても、なかなかキリがないですね…」
結局予定は破綻、雪だるま君からお願いされた後にトオルちゃんとひふみちゃんから『仲間のピンチを放っておけないよね?』という眼差し(と私が勝手に思っている)を受けてからは結局断れず、雪だるま君と一緒にゆのちゃんたちの元へと向かうことになった。
やっぱりエトワリアは現実世界以上に物事がうまくは進まないものなんだなぁ…今に始まったことではないけど、ごめんきんいろ大使館のみんなぁ…(汗)
そんで今はひふみちゃんが黒い雪を白く塗り替え、私は行く手を阻む障害物を動かしたり剣を使って居合切りで切り裂いたりして先を急いでいた。
今思えば、この障害物を取り除く作業を本家ではトオルちゃん一人でやってたと思うと、凄いな…(苦笑)
ひふみ「忙しかったと思うのに来てくれて……ありがとう。」
心儀「どういたしまして。 まあ、仲間のピンチと知ったらね…(汗)」
本当は私抜きでも解決する問題というのは本家のイベントシナリオを通じて知っているけど、状況を知ってから自分の用事を優先してクリエメイト達からの印象悪くなってしまうのもね…
まあ、展開知っててイベントシナリオに巻き込まれる運命から逃れようとひっそり心の中で足掻いた時点であれかもしれないけどな…(アセアセ)
トオル「あれっ、あそこにいるのはゆの達かな…?」
って、考え事しているうちにそれらしき人達の集まりが…!
トオル「やっと見つけた!」
ひふみ「よかった、みんな無事で……。」
雪だるま「みんなー、ひふみたちを連れてきたよー!」
ゆの「あっ、戻ってきた…って、えっ、心儀さん!?」
心儀「広場に向かう途中で偶然合流して、事情を聞いて駆けつけたよ…!!」
まあ、犠牲になった予定もあるけどね…(汗)
☆ ☆ ☆
ゆのちゃん達と合流した私達は、早速詳しい事情を聞いた。
トオル「じゃあ、この黒い雪を止ませるには その子をどうにかしないといけないんですね。」
ひふみ「……まだ降り続いちゃってるもんね。」
ゆの「でも、ちゃんと話を聞いてくれなくて……。」
琉姫「私の声のかけ方も良くなかったのかも しれないけど……。」
メリー「そんなことないわ。 あれはアイツがワガママなのよ。」
心儀「かなり厄介な相手だねぇ…(汗)」
メリー「ただ、今は悔やんでも仕方ないわ。 先のことを考えた方が 前向きよ。これから、どうするのか。」
琉姫「これから……。」
ゆの「えっと、私と琉姫ちゃんとひふみさんの力があれば 黒い雪は塗り替えていくことができるんだよね。」
トオル「そうですね。皆さんに合流するまでも、 ひふみさんが塗り替えてくれたので。」
心儀「はいっ…!」
メリー「雪だるまたちも心配ないわね。 村の黒い雪も元に戻せるわけだし。」
ひふみ「が、がんばるよ。」
琉姫「……でもやっぱり、あの子を どうにかしてあげないといけないんですよね。」
ゆの「この雪を、じゃなくて?」
琉姫「その、黒い雪が降り続けるのも困るんですけど ……あの子のこと、なんだか放っておけなくて。」
メリー「放っておけない……あの子ってさっきのワガママ娘のことよね。」
琉姫「ええ……その、なんだか、あの子の気持ち…… ちょっと、わかるような気がして。」
ゆの「そうなの?」
琉姫「私も……クリスマスってちょっと嫌いだったので。」
ゆの「えっ……えええええええええええええっ!?」
心儀(咄嗟にひっそりと耳を塞ぎ)
画面越しに聞いた声がリアルで聞くとなると声めちゃくちゃデケェ!!!(汗)
声優さんがすぐ隣で叫ぶとこんな感じになるのだろうか…(苦笑)
琉姫「そ、そんなに驚きますか!?」
ゆの「だ、だってクリスマスは琉姫ちゃんの、えーっ!?」
心儀「と、とりあえず落ち着いてゆのちゃん!(汗)」
ゆの「あっ…驚きすぎちゃったらつい…ごめんなさい(苦笑)」
トオル「どうして、嫌いだったの?」
琉姫「……………………いないから。」
琉姫「相手が……………………いないから。」
ひふみ「えっと、それは……。」
琉姫「しょ、しょうがないの! 仕事でクリスマスカップルの話はよく描くし……!」
琉姫「だからなおさら、羨ましいの!」
トオル「えーっと……まあ、うん?」
琉姫「ああっ! こんなに可愛いトオルちゃんに 呆れられてるっ……。」
トオル「か、かわっ!?」
メリー「つまり、さっきのアイツもクリスマスを一緒に 過ごす恋人がいないからスネてるってこと?」
琉姫「たぶん、そうなんだけど、そうじゃなくて……。」
琉姫「それでも……私にはみんながいるじゃない?」
琉姫「だから、 もうクリスマスもそんなに嫌じゃなくなったの。」
琉姫「ただ……あの子はたぶん、1人だから。」
ひふみ「……そっか。それは、寂しいね。」
ゆの「たしかに放っておけないかな。」
メリー「なら、そうね……。」
メリー「アタシたちは今日中にアイツを見つけ出して、 黒い雪を降り止ませて、パーティーをする。」
メリー「ゲストが1人くらい増えたって問題ないわよね?」
ゆの「あはは、そうだね。」
心儀「もちろん、問題ないよ。」
まあ1人加わる前提で心づもりしてたからな…(笑)
雪だるまA「私たちも手伝うよ。村を助けてもらったお礼も しないといけないから。」
琉姫「いいの?」
雪だるまB「もちろん! それにひふみを見てると すごく仲間だーって思えるの。」
ひふみ「……えっ?」
トオル「その格好のことじゃないですか。」
メリー「たしかに今日のひふみ、すっごく雪だるまだわ。」
雪だるまA「さあ、みんなで行こう! 爆乳♥姫子に続くんだ!」
トオル「ば、爆乳♥姫子……? ひふみさん、そんな名前を持ってたんですか……?」
ひふみ「し、知らないよ……?」
心儀「き、気にしたら負けだ!!(アセアセ)」
琉姫「もういやあああああっ!!」
琉姫ちゃんの悲しい叫びが辺りに響き渡る…
私はもちろん、かおす先生につい厳しくしちゃうランプ編集長と一緒に仕事をしていた故に既に知ってたけど、クリエメイトが嫌がる事は避けたいから人には話してこなかった。
でも今回ばかりは雪だるま君がペンネームを気に入っちゃってるからなぁ… 琉姫ちゃん、どうか強く生きて…(苦笑)
(後編へ続く)
心儀「♪クリスマスキャロルが~ 流れる頃には~♪」
心儀「♪君と僕の答えも~ きっと出ているだろう~♪」
心儀「こんな感じで私が挿入歌として稲〇潤〇さんの曲を歌うの、どうかな?」
夏帆「いいね! じゃあそれでいこうよ!」
カレン「シンギが立てる企画なら信頼できマース!」
「わいわいがやがや…」
マッチ「心儀のおかげで演目が早く決まったのはいいけど…」
マッチ「その分、細部までこだわり始めて…本当に大丈夫かなぁ…(汗)」
「わいわいがやがや。あーでもないこーでもない。」
to be continue after two years...?
という事でクリスマス・イブには前編をお送りしました。
後編はクリスマス当日のどこかで公開する予定なので、お楽しみに…!