白河心儀のエトワリア冒険記 作:strawberrycake
あっ、ハイ…マジです……更新遅くてすみません………(汗)
そして今回もチョコレートパニック回が完結しなかったので、書けたところまでで一旦また載せます。(今回は短めです)
因みに今回のサブタイトルはテ○リ○D○のタイトル画面BGMの曲名がモチーフです。
深夜テンションで付けたサブタイでごめんなさい……2/21に合わせて用意したネタも結局当日に披露できなくて申し訳なくなってきたので、完熟マンゴーに篭ります……(汗)
いつまでもぼっち節風な前書きを続けるのもあれなので、早速本編に参りましょうか…
商店街の異変、歓声、凄まじい足音、そしてバレンタインの時期というところから私はすぐ「チョコレートパニックのイベントシナリオが発生している!」と勘づいたものの、その勘を確かなものにする為に不覚にもイベント未登場のはずのきららちゃんに澪ちゃんとりっちゃんのパス探りを咄嗟にお願いしてしまった……
きらファンプレイヤーが聞いたなら納得のいく流れではあるが、2人のパス探しをいきなりお願いした流れが少し不自然だったせいか、きららちゃんの頭の上にはてなマークが大量に出ていた。(それでも対応してくれてありがとう)
流石に「イベントシナリオとメインシナリオの範疇なら未来の出来事も知っている」なんて言えないから、例の激ホレチョコの存在を知っている辺りを説明したら、なんとかうまく誤魔化す事ができた。
エトワリアにいる1年間のうちに興味本位でエトワリアの変わったアイテムたちを神殿の図書館で調べておいて本当によかったわ……じゃなかったら間違いなく詰んでた………
そんなこんなで、「コルクならチョコの在庫について知ってるかも!」という意見からトレードショップに立ち寄ることになったが……これもうイベシナ改変は不可避じゃないか……?
まあ改変騒動は今に始まった事じゃないし……とりあえず今は静を保って行動しますか………(汗)
(トレードショップ)
きらら「こんにちは」
コルク「いらっしゃい、きらら」
コルク「…!! そして心儀も…もしかして?」
きらら「うん。 今日再びエトワリアに召喚されたんだ」
コルク「なるほど…よく戻ってきてくれた」
心儀「これからまたよろしくね、コルクちゃん」
コルク「こちらこそ、これからもよろしく」
心儀「早速本題に入るけど、コルクちゃんは激ホレチョコ*1について、何か知っていたりする…かな…?」
コルク「!? もしや、心儀もあの2人を助けるために情報収集を…!?」
心儀「えっと……なんというか恐ろしいほど効果抜群だと噂で聞いていたので、少し気になってただけで……(汗/少し棒読み気味)」
コルク「あれは絶対に食べちゃ駄目。少し前にも激ホレチョコを不意に食してしまったという澪がここに逃げ込んできたが、澪のファンが大勢詰めかけてきて大変な事になってたばかり…」
コルク「その後、澪は間一髪で裏口から逃げていったからよかったけど、あのままファンに群がられていたらどうなってたか分からない……」
コルク「特に心儀は多くのクリエメイトから慕われていると思うから、一口でも食べたら恐らく取り返しのつかない事になる………」
確かにクリエメイトに群がられる事態になったら色々と厄介な事になるな……そして万が一この世界を観測したきらら民がそんな光景を見ようものなら、大嫉妬されて間違いなく色んな意味で心儀終了のお知らせになる………(滝汗)
心儀「ひぃ……興味本位で知ろうとしてごめんなさいでした!!(汗)」
コルク「激ホレチョコの危険性を分かってくれたのなら、それで構わない」
心儀「激ホレチョコ…恐るべし……!!」
きらら「あ、あはは…(汗)」
心儀「でも……さっきの話だと澪ちゃんは永遠にファンに追いかけ回されてしまうような………(滝汗/だけど若干棒読み)」
コルク「いや、チョコの効果を無効にする方法はある」
心儀「えっ、本当!!?(若干棒ry)」
コルク「天然でとっくすチョコを摂取すれば、激ホレチョコの効果は綺麗さっぱりなくなる」
コルク「ただ生憎そのチョコの在庫は切れてしまっている…申し訳ない……」
心儀「そっか………」
コルク「入手するには、里から少し離れた山に住む木の魔物と戦わないといけない…」
コルク「本当は澪たちにも教えようと思っていたけど、想像よりも早くファンが押し寄せてきてしまった為に教えるタイミングを逃してしまった……」
きらら「という事は、そのでとっくすチョコを入手する事ができれば…!」
心儀「さっき話にあった澪ちゃんを助けられるかも…!!(棒)」
私の演技力が隠し事をしようとしている時のきららちゃん並みに大根なのが否めないが、これでやっと不自然要素を解消できる…!
これ以上知っている事を口先走らないようにする為にもコルクちゃん頼りになってしまったのが内心申し訳ないが…不意打ち開始であまりいい手が打てなくてごめん(汗)
きらら「コルク、その山までの道のりの地図ってあるかな…?」
コルク「きらら、もしかして今からその山に向かう…?」
きらら「クリエメイトが危険な目に遭っているというのに、それを放っておくなんてできないよ…!」
きらら「一刻でも早く澪さんを助けるためにも…!!」
コルク「分かった、今から地図を用意する」
あ…こうなったらもうシナリオ改変は不可避だ……
とはいえ、恐らくこれまで通りにこの世界のバタフライエフェクトは本家には影響しないと思うから、澪ちゃん、りっちゃんに加えて、私ときららちゃんも加わって木の魔物と戦う展開も、これはこれでアリかもな。
心儀「私も、その山に向かうよ…!」
きらら「えっ、いいんですか!? 再び召喚されてからまだ間もないですけど……」
心儀「クリエメイトのピンチを放っておけないのは私も同じだし、もちろんだよ!」
きらら「心儀さん…! ありがとうございます…!!」
コルク「はい、これがでとっくすチョコを実らす木の魔物が住む山までの地図」
きらら「ありがとう、コルク」
コルク「本当は私も一緒に同行したいところだけど、残念ながらこの後別の用事があってそれは厳しい…」
コルク「心儀ときららなら大丈夫だとは思うが…どうか気をつけて」
心儀「うん、気をつけるよ。 お気遣いありがとう、コルクちゃん」
きらら「それでは、早速向かいましょうか」
心儀「うん…!!」
というわけで、私ときららちゃんはイベントシナリオの最後に登場する木の魔物のいる山へ直接向かう事になったが……タイミング的に2人よりも先に到着するか、それとも2人と合流する事になるか………
まあ、行ってみないと分からないよね。
それにしても、クリエメイトに群がられなくとも、こうしてきららちゃんと2人で冒険に出かけている時点でもう既にきらら民たちに嫉妬されるんじゃないか…??
あっ、2018年イベントでも何度かこんなことあったから今更か……(汗)
(次回に続く…)
今回はここまで
構築済みのアイデアに対して筆が追いついてなくてすみませんが、気長に待っていただければ幸いです。
という事で、次回もお楽しみに!