《紅魔館内にて》
「「なんだアレ?」」
こっちに向かってくる飛行物体にボクと魔理沙ちゃんの考えがシンクロする。流石にフランちゃんと小悪魔ちゃんと・・・紫の子とはシンクロしなかったけど。
「小悪魔ちゃーん。アレ何?」
「あわわわ・・・おおお嬢様ですよお嬢様!大変だ・・・お嬢様がキレてる・・・」
「ふーんアレキレてんだー・・・って、今お嬢様だって!?ヤッベェ!初対面の女の子怒らせちゃった!」
とかなんとか言ってる間に、そのお嬢様から攻撃が飛んできた。・・・攻撃、だよね?
ちょっと遅すぎない?
めっちゃカラフルだしアレが弾幕とか言うヤツなんだろうけど、途轍もなく遅い。多分大砲の弾の方が速い。じゃあもう撃ち落とししていいよね。
【何者でもない程度の能力】
「攻性防壁、起動。あ、近付いたら灰になるからねー」
一応魔理沙ちゃんたちに忠告はした。あとはあの弾幕とやらを迎え撃つだけだ。まぁ、遅いから攻性防壁を前方に移動させて処理したけど。
「はぁ・・・これが弾幕ねぇ・・・もっと速いヤツ普通に知ってるよ?」
一瞬後ろを見たら魔理沙ちゃん達が全員唖然としてた。そんなに凄くはないと思う。けど、唖然としてたのはそこじゃなかった。
「神槍【スピア・ザ・グングニル】」
「あっぶな!?」
気がついたら、フランちゃんと同じくらいの美幼女がヤバそうな槍を投げつけてきた。コレは意外と速いし、なんかこっち追いかけてくる。ホーミングだろうね。
「でもまぁ、この攻性防壁の前では無力なんだなぁ!」
「そうでもないみたいよ」
「ゑ」
紫の子が突然なんか言い出したんでちょっと驚いたけど、別にどこも異常はない。手はある。足もある。腹は・・・
ウソダドンドコドーン
「いだだだだ!?刺さってる刺さってる!?」
なんかよくわからん間に攻性防壁が全部壊されて腹にぶっ刺さったらしい。めっちゃ痛い。取り敢えず引っこ抜き、その辺に投げ捨てる。
「さぁて・・・君がフランちゃんの言ってたお姉様って子かな?」
「ええそうよ。私がその子の姉であり、紅魔館の主人・・・レミリア・スカーレット!」
ほーん。紫色の髪とフランちゃんと同じような服ってのがいい。だが、ボクはこの子に対して色々とやんなきゃならないことがある。
「まぁいいや・・・まぁ、君もこの世界の住人なら、弾幕ごっこでケリをつけよっかね」
「ふざけているの?」
あ、この子マジでキレてる。多分理性も若干しか残ってないね。
「ここで、お前を殺す」
「まぁ恨まれるようなことはした覚えないけど、やってみれば?」
その言葉を皮切りに、弾幕ごっこも何も関係ない、殺し合いが始まった。
次回、遂に主人公がまともに戦います。