《紅魔館内にて》
よぉ。灰徒だ。折角千夜住の野郎が正気に戻ったんだしアイツにナレーションやらせようと思ったら「気分が乗らない」だの「今回は譲る」だのと言ってその辺の負傷者の回復に行きやがった。まぁ正しい判断ではあるだろう。だが俺は気に食わねえ。こんな弱いヤツらなんざいくら回復させようが俺の知ってるヤツらなら一瞬で塵さえ残らず消えるってのに、何故ここまで慈悲をかける?とうとうアノ野郎も平和ボケして、挙句の果てにゃ暴走とは笑わせるぜ。ただ俺にとって重要なのは、何故コノ世界のヤツら、特に・・・霊夢とか言うのノが千夜住を信頼し、受け入れているのか、だ。場合によっちゃデリケートな話になるだろうから、ソノ辺は注意しとくか。さて、お前さん方にベラベラ喋るのはもう飽きた。丁度
「オイ千夜住」
「ゲッ・・・な、何かなー?」
「・・・お前ソノ様子だと良からんコトを考えてたらしいな」
「なっ!!?ち、違うよー?べ、別にぐっすり寝てる魔理沙ちゃんにあんなことやこんなことしようなんてこれっぽっちも思ってないよー?」
「隠すの下手クソか平和ボケ頭がよ。さっさと代われ。あと早い内にコンナ悪趣味な場所から出るぞ」
「あいあーい」
「あとソコの羽根生えたガキ連れてきたら殺すからな」
「ひっど!?」
はい。みんなの虚ちゃんです。全く灰徒ってば酷いよね!よりによってフランちゃん連れてきたら殺すだってさ!鬼!悪魔!人でなし!まぁ背中に触手生えてる時点で人間じゃないけどね。あ。折角だからいじり倒したろ。
「でもさぁ?灰徒こそこんなに美少女がいるんだからあんなことやこんなことしたくない?」
「したかねえよ」
おーキレてるキレてる。面白いしもうちょい。
「へー?そんなこと言ってる割には背中のイチモツ(?)は随分元気だねー?あ、元からかー!そっかそっか灰徒って只のムッツリで実は24時間発j」
ぐさっ
「・・・」
「・・・ぎゃああああああ刺さってる刺さってる!?灰徒悪かったよ!謝るから!謝るから触手でお腹に穴開けるのはNGだyいだだだだ!?」
「・・・」
「なんか言ってよ!?何!?リョナラーなの!?女の子の身体グッチャグチャにして楽しんじゃう系のリョナラーなの!?」
「あぁもう五月蝿え野郎ダァ!ああそうだよ!俺はお前みてえな小生意気なクソ野郎を嬲り殺しにして悲鳴を聞くのが楽しみなのさ!だから鳴けゴルァ!」
うわぁ・・・ついに灰徒が壊れた。多分彼ボク以上にヘンタイさんだよ?まぁボクは元から純粋無垢だけどね!さあて、灰徒の性癖には驚いたけど、ボクとは趣味が合わないみたいなんで触手をさっさと切っちゃおう。丁度新しい能力も使いたいし。
【何者でもない程度の能力】
ああ。ボクの身体が真っ白になっていく。触手も驚いて引っ込んでいく。やがてボクの身体が全部白くなった時、ボクは空中に魔法陣を描き、そこから一振りの剣を取り出す。
「テメェ・・・やりやがったな」
「勿論。じゃあ行くよ」
ボクは剣を取ってゆっくり灰徒の所へ歩く。灰徒はなんかよくわからない物でガードしようとしてるけど、無駄だね。
「《真・斬鉄剣》」
「・・・参った。降参だ。今その剣を振るったらどうなるか俺でも察しがつく。だからやめてくれ。
「・・・よく気づいたね」
「へっ。今はそれよりやることあんだろ?だからとっととその剣仕舞って、寝てな」
「ok」
ボク・・・否、私は剣を放り投げると、剣は光となって消えた。そして私は意識を手放す。そして
「さて!なんか無駄にシリアスな雰囲気は置いといて!早く帰ろっと!」
「あれ・・・虚?私って何やってたっんだ?」
「あ!魔理沙ちゃーん!おはよー!」
「お、おはよう?」
うん。みんなも起きたし、さっさと帰ろう。とその前に。
「フランちゃん」
「ふああ・・・なあに?」
「ちゃんとお姉さんに
「・・・うん!」
いやあ。紫さんにどう説明したものか。あの人には能力使って人に云々って言っちゃったからな・・・どうしよ。
「ねー灰徒ー」
「・・・面倒事には関わんねえぞ」
「ここに灰徒くんの性癖暴露シーンを録音したボイスレコーダーがありまーす」
「・・・で?何事だよ?」
「よーしわかってくれたね灰徒君!いい子いい子!頭撫で撫でしてあげm」
「早くしねえとボイスレコーダーぶっ壊すぞ」
「ボクが暴走した事内緒にしといて」
「・・・ソレって
「まあねー」
「・・・いいだろう」
やったぜ。こうしてボクらは後に紅霧異変と呼ばれる異変を解決したのでした。え?ボクがもっと一大事にしたって?知らないね。
さああと二週間でテストだ(狂乱)