《博麗神社にて》
やっべぇ。めっちゃ頭痛い。オマケに昨日の宴会の記憶が若干飛んでる。え?ボクそんなにお酒飲んだっけ?そりゃ宴会だから飲まなきゃ損でしょみたいな感じで飲みまくったよ?でもここまで頭痛いのは初めてだし・・・あとなんか・・・うん・・・魔理沙ちゃんの服がはだけてあとちょっとで見えそうになってるし・・・よし!周囲を警戒だ!キョロキョロ・・・しめしめ。霊夢ちゃんと灰徒は朝からどっか行ったのは知っているのだよ。どこ行ったかは知らんけど。そんでもって紅魔館の子達も寝てる。準備は整ったぜ!さぁ今こそ邪魔な服を取っ払って生まれた時の姿の魔理沙ちゃんを拝m
ドオオオオオオオン!!!
「はい?」
何今の?なんか尋常じゃない音したけど。え?戦争?異変の次は戦争ですか?懲りないねえ人間って。いつでもどこでも戦争するんだから。
「オイ霊夢!確実に相手に弾を当てることを考えろ!殺し合いでは少しでも手を抜いた野郎が一番最初に死ぬ!お前らがやってるお遊びで本当にコノ世界が守れると思ってんのか!?」
うわ。この声面倒な時の灰徒のじゃん。霊夢ちゃん目をつけられちゃったかー。可哀想に。南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。
ドオオオオオオオン!!!ドオオオオオオオン!!!
二連続かよ。気合入ってるね灰徒。まぁこっちは魔理沙ちゃんの豊満なお胸を堪能するw・・・いねえ!さては忍者だな魔理沙ちゃんめ。このボクの目を盗んで逃げやがるとは。よっしゃ探してやるぜ!探しまくって捕まえておっぱい揉み揉みしてやる!
「オイ千夜住!バカなコト考えてねえでコッチ来いよ!」
神様。世界はなんて残酷なんでしょう?灰徒が美少女だったら行く気になったのにな。
「ハァ・・・霊夢。折角だからコノ阿呆に1発撃ってみろ」
「え〜?ボク標的役〜?絶対避けられると思うy」
ドオオオオオオオン!!!
「あへぇ・・・」
何今の?てっきり弾幕ごっこの弾速くしたやつだと思ったら思いっきりレールガン使ってきたんだけど。絶対灰徒の入れ知恵だ。もう許さん。
【何者でもない程度の能力】
(あとは頼んだよ。
頼まれたよ。
「それで?どうかしたの?」
「やれやれ・・・厄介ゴトは全部お前さんか。面倒な同居人だなオイ」
「いいんだよ。彼女・・・まぁ、彼かもしれないけど、兎に角あの子はそういう子だから」
「あー。クッソ・・・まぁいい。霊夢を次の異変までに少なくともこの世界で最強の存在になってもらう」
灰徒はドヤ顔で言う。ちょっと戸惑ったけど、霊夢ちゃんの目も真剣だから本当らしい。
「じゃあ、私は霊夢ちゃんに何をしてあげればいいの?」
「お前さんには霊夢の能力面を強化してもらう。俺は武器の使い方を徹底的に叩き込む。そんでもって能力と併用させて、実戦だ」
「了解したよ。じゃあまずは・・・空を飛ぶ特訓かな?」
あ。霊夢ちゃんが不満そうな顔した。ちょっと刺激が足りないけど、やっぱり基礎が出来てないとどんどん応用についていけなくなるからね。かくいう私は以前は基礎さえマスター出来なかったけど。
「ねぇ、虚さん」
霊夢ちゃんが何か言おうとしてたけど、その前に色々と話しておかないとね。
「髪の色、真っ白になってるから聞こうとしたんでしょ?こういう真っ白な髪の毛の時は由奈って呼んでほしいな」
「わかった。じゃあ、由奈。何故今から空を飛ぶ特訓なの?別に私は充分出来ると思うけど」
あーあ。言っちゃった。こういうの聞くとすぐ灰徒が調子に乗るんだから。
「ほーう?じゃあお前さんは、コイツを避けれるってんだな?」
「え?」
灰徒は手を振りかざすと。まるで迷宮のように弾幕を張り巡らし、途轍もない速さでこちらに寄せてくる。
「さぁ・・・訓練開始だ」
これを書いてたら不思議な力で何回か意識が飛びました。疲れてるんでしょうかね。