《博麗神社周辺にて》
「よし霊夢。お前さんには兎に角弾を撃ちまくって貰う。由奈に当てられたら今回は終わりだ。わかったな?」
「ええ。でも、本当にいいの?」
「あァ?何がだ?」
「その・・・今由奈が貴方に殺気を向けてるけど」
流石は霊夢ちゃん。よく私の小さくした殺気を理解できたね。どうも皆さん。由奈です。何故私が灰徒に殺気を向けてるのかというと、彼は私を的にして霊夢ちゃんに撃たせるつもりだからです。そりゃ私も灰徒の癪に触ることはしたよ。でも報復でここまでするとは思わなかったんだよ。だって今の霊夢ちゃんの弾幕のスピードと威力は灰徒の訓練で段違いに上がってるんだし。
「あの〜、灰徒?謝るからそれはやめてくれると助かr」
「知るかバァカ。ほらやっちまえ霊夢!訓練開始だ!」
灰徒がそんなこと言いながら地獄の業火を連発する。絶対根に持ってるやつだこれ。でも私も疲れてるから、そろそろ
(や〜だ〜!霊夢ちゃんと戦いたくな〜い〜!)
(そんなこと言われても・・・私も疲れたよ)
(え〜?どうしても出なきゃダメ?)
(お願い!)
(じゃあ戻ったらおっぱい揉み揉みさせて!はい決定!行ってくる!)
(うわぁ・・・)
よっしゃやったるぞ!
【何者でもない程度の能力】
まぁ、変わった瞬間髪の色が一気に変わるから確実に灰徒にキレられるわけだけど・・・今回は対策済みだ!何故って?速すぎて目で追えないから絶対バレない!霊夢ちゃんも手当たり次第撃ってるみたいだし、大丈夫大丈夫!勝ったなこれは!
「にゃーっはっはっは!これでボクの勝tぶっ!!?」
痛い!めっちゃいきなり灰徒が悪質タックルしてきた!古いけど。
「なァにがテメェの勝ちじゃバカタレ!今だ霊夢!」
「ゑ?」
ボクが見た先には、超強力になった弾幕を撃つ霊夢ちゃんの姿があったとさ。
《数分後》
「あ〜疲れた〜。灰徒も霊夢ちゃんも容赦なさすぎ〜」
「なんか、この人の性格が移ったみたいで・・・」
「確かにそうとも言える。お前さんはどうやら疲弊している時には人の影響をよく受けるらしい。注意しとかねえといずれ騙されるぞ」
はい。今ボクは見事に吹っ飛ばされて休憩中です。因みにおっぱいは揉み揉みできませんでした。ひどい!約束したのに!
(約束はしてn)
約束したのに!
(・・・じゃあ次勝ったら、その・・・させてあげるから)
よし。次は絶対勝つ。
「変なトコでやる気出してんじゃねえよ全く・・・」
なんか灰徒が言ってたけどまぁいっか。さて!ボクのバリタチテクを見せつけるためにも、次は確実に勝つとしますかな!
今日も終わったドン!(後書きもネタ切れ)