正義の罪科   作:アグナ

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ふと本作を書くに当たって、序章をやってみた感想。

「あれ? オルガマリーってFGOのキャラだっけ?」



……完全にその存在を忘れていた件。

違うんだ、エルメロイⅡ世の事件簿方が印象深かったんだ。
別に見せ場がなかったからとか、噛ませ犬的ポジだったからとか、私が愉悦してたからとかそういうのは一切関係ないんだ。信じてくれ。

私の好物は四川風麻婆豆腐だけど何の関係も無いから。




境界記録帯

 オルガマリー・アニムスフィア。

 

 現代魔術師を統べる大学府『時計塔』に君臨する十二の貴族が一つ、アニムスフィアに生を受けた若き魔術師である。

 その魔術回路、魔力ともに名門の令嬢に相応しい量と質を備えており、順当に時間を積めば間違いなく一流の魔術師として一角の人物となっていたであろう。

 

 本来、彼女が表に出るべき時はもっと先のはずだった。心身ともに成熟し、アニムスフィアを継ぐに相応しい経験と風格を得て、正式に先代……即ち、父であるマリスビリー・アニムスフィアより当主の座を戴いていたはずだった。

 

 先代マリスビリーが不幸にも道半ばで亡くならなければ―――。

 

 

………

…………

……………。

 

 

 ―――ゆえに不幸にも彼女は心身ともに完成しないまま当主の座に、さらには父が進めていたカルデアという組織運用の責任者にまで召し上げられてしまった。

 

「嫌ぁ! 何なのコイツら! 何で私がこんな目に……!」

 

 炎上する冬木の地に悲鳴が響き渡る。

 必死に逃げるオルガマリーの背後には彼女を追跡するように幾つもの骸骨兵が追随する。

 彼女とて、一角の才を持つ魔術師。冷静であれば彼らの迎撃など容易いはずだが、管制室爆破から気付けば特異点に飛ばされ、炎上する都市で骸骨の兵たちに命を狙われるという度重なる状況の変化と不幸の連続に、本来の冷静さなど激情のうちに燃え尽きた。

 ゆえに此処にいるのは魔術師として未完成な、戦場では余りにも非力な一人の女性に過ぎない。

 

「なんで、なんでこんなことばっかり……助けて、誰か、レフ……助けてよ!」

 

 唯一、自分を側で支え続けてくれた最も信頼する魔術師の名を叫ぶものの、まさかその人物が、他ならないこの事態を招いた人物であるとは夢にも思うまい。

 だからこそ絶対に助けに来ないであろうその人物の名を、希望の無い戦場で必死に叫ぶ。

 しかし、それは愚策だ。

 ここは戦場、自ら叫ぶような真似をすれば必然……。

 

「ぁ……」

 

 前方―――新たな敵が姿を現す。

 追ってくる骸骨兵たちとはやや毛色の違う人型。

 本来、頭蓋に当たる部分にはまるで生物の口のようなモノが付いているのみ。特に犬歯に当たる部分などはナイフが如く鋭く尖っている。

 或いは知識ある魔術師ならば竜牙兵(スパルトイ)と呼ばれるギリシャの魔術師が使役する使い魔だと気づけたかも知れないが……。

 ともあれ、そのような予備知識はこと此処に至っては意味をなさない。

 大事なのは新手が現れたということだ。

 

「いや……いやぁ……!」

 

 さらに不幸が続く。

 冷静さを失って必死に逃げ回る余り彼女は周りの状況と言うものを把握していなかった。

 

 ―――地形的不利。

 彼女が今居る場所は本来、冬木にて新都と呼ばれた開発進む都市群と住宅街犇く深山町を繋ぐ巨大な橋……冬木大橋と呼ばれる場所。

 即ちは前後を包囲された彼女に逃げ場が無いことを意味していた。

 

 前方の竜牙兵を突破せねば深山町方面に逃れることは不可能、かといって後退するには骸骨兵たちを蹴散らさなければいけない。

 逃げるにせよ、突破するにせよ、戦わねばならない。幸い、彼女にはその魔術(しゅだん)もある。しかし、それでも彼女は余りにも致命的に……。

 

「イヤァァァ! 助けて、助けてよ……!」

 

 未熟。

 支えなく、自負無く、未完のまま矢面に立たされた女性が手段があるからと言って戦えるはずなど無く、彼女の命運は此処に尽きる―――。

 

 別に、外因が存在しなければ。

 

雨が如く(アッ)()風が如くに撒き散らす(ザーリヤート)ッ!」

 

 穿つ二閃のナイフ。

 それは骸骨兵と竜牙兵のそれぞれ陣営の下に矢が如く落ちてきた。

 

 さらに奇怪な現象が起こる。

 ナイフは両陣営の頭上空間に突き刺さった次の瞬間、真っ黒な球体状の針の筵と化した。

 まるでハリネズミのように、中空へ刺さったナイフが転じて千の針と成ったのだ。そしてその悉くが中心点より広がり両陣営の兵たちを串刺しにした。

 

「ぁ……この、魔術……」

 

 あまりにも不条理な現象。

 あまりにも奇怪な現象。

 

 しかし幸い、彼女にはその正体とそれを行使する事が可能な人物に心当たりがあった。

 魔術の名は虚数。『無いが在る』とされるただ有するだけで『時計塔』でホルマリン漬けにされかねない『封印指定』級の魔術属性。

 そしてそんなレアな能力を有するものなど世界広しと言えどそうはいない。まして、この状況で虚数魔術を行使できる人間など限られる。

 

「ハッ、ハッ―――フゥ……何とか間に合った!」

 

「イサク……ラフマーン……なんで、貴方が此処に……」

 

「……まあ色々と事情がありまして。とはいえ、兎にも角にも無事なようでよかったですよ、所長」

 

 無残にも串刺しにされた骸骨兵の影から現れた褐色肌に黒髪の魔術師……稀少な虚数属性の魔術を操るオルガマリーの父が直々に呼び寄せたというAチーム最後の合流者。

 

 『外法狩り(スケープゴート)』イサク・ラフマーンが、安堵の微笑とともに現れたのだった―――――。

 

 

 

「―――なんて、格好がつけられればいいんですけど、ねッ!」

 

「え? きゃッ………!!」

 

 だが、助かったことへの安堵や予期せぬ再会に言葉を交わす暇も無く、問答無用とばかりにオルガマリーを横抱きにイサクは魔力で強化した肉体の性能に任せて全力で駆け出した。

 

「ちょ、ちょっと何するのよラフマーンッ!! こんな……降ろしなさい!」

 

「いや、できればこっちも情報交換とかその他諸々落ち着いて話したいこととか幾らでもあるんだけど……格好良く助けに来るつもりがミイラ取りがミイラになったというべきか、ともかく危機は全く脱せてない。ていうか、主にオレのせいで悪化した」

 

「何を言って―――」

 

 困ったという表情で不明瞭な言葉を口ずさむイサクに助かったは良いが、今に至るまでの諸々のストレスで普段以上に短気なオルガマリーは問いたださんと語気を荒げる。

 

 だが、その言葉は最後まで続かない。

 何故ならば……。

 

「チッ、腐っても英霊(・・)。それもライダーのクラスとエンカウントするとは我ながら運が無い……」

 

「―――おや、増えましたね。とはいえ、やるべき事には変わりはありません。単に殺すべき獲物が一匹から二匹になったというだけのこと……鬼ごっこは終わりですか? 若き魔術師?」

 

 イサクを追いかけるようにして現れた新たな人影。

 それはフードを深々と被った長身の女性だ。

 僅かに窺える顔立ちはやや陰気な影を帯びているものの、豊満な肢体と端正な顔立ちはそれこそ、その辺のハリウッド女優に勝らぬとも劣らぬ美形である。

 

 最もその美貌に浸る余裕があるものなど、そうは居まい。

 何せ、妙齢のその美女は、今にも射殺さんとばかりに殺気立ち、両手には鎌のような奇怪な形の武器……ハルペーと呼ばれるものを構えている。

 

 隙の無い立ち振る舞いだ。間違いなく素人ではあるまい、否、そこいらの達人とてこれ程の威を放つことはないだろう。

 まして、肌に伝わってくる緊張は、さながら標準装備のままに戦車と向き合っているかの如き錯覚を得るほど……隔絶した実力差だ。

 

 イサクは知っている。

 オルガマリーもまた嫌がおうにも気付いてしまう。

 

 彼女こそ、人類史に名だたる最高クラスの存在。

 遥か過去に存在しながら人類史に今尚その名を刻む存在。

 魔術世界における最高位の使い魔―――!

 

「さ、サーヴァントですって……!?」

 

 ―――サーヴァント、クラス・騎乗兵(ライダー)

 唇を舌で濡らしながら獲物を前にした蛇のように戦慄するオルガマリーに彼女は笑いかけた。

 

「フッ、そうです。私はサーヴァント。クラスはライダー……さあ、どうしますか? 貴方の抱える女性はまさに諦めたというご様子ですが……?」

 

「なんの、まだまだッ!」

 

 その遭遇に絶望的な声を上げるオルガマリーと反して、イサクはライダーの挑発に獰猛な笑みを返す。

 そして跳ねるような勢いで走り出し、ライダーから逃れんと疾走する。

 

「ふふ、活きの良い獲物ほど仕留め甲斐があるというもの……貴方の勇気に免じて、貴方は、優しく殺してあげます」

 

「悪いが此処でくたばっていられる余裕は―――」

 

 イサクを背後から追跡しだしたライダーの軽口に、イサクは片手でオルガマリーを抱き寄せ、開いた片手に一つの鉄塊―――手榴弾を構えながら……。

 

「―――ない!」

 

 投擲。

 目測過たず、ライダーに目掛けて低い放物線を描いて飛ぶ手榴弾。

 だが、その凶器を目の前にライダーは回避も防御もせずただただ笑みを深めるのみ。

 

「悪あがきですね。そのような攻撃がサーヴァントであるこの私に効かぬと、先ほど貴方は経験したでしょう」

 

 今は魔力を用いて実体化しているものの、サーヴァントは基本、霊体である。

 傷つけるには魔力を用いた攻撃、魔術を用いるか、魔眼や超能力といったその枠に類する異能。もしくは同じ霊体で当たる等、方法は限られる。

 

 物理的な攻撃。近代兵装ではサーヴァントを倒すことは愚か、傷つけることすら不可能。それは接敵から様々な方法でライダーを振り切ろうとしてきたイサクならば分かっているはずだ。

 

 しかし、此処に来て手榴弾。

 通じぬ一手を打つとは最早、万策尽きたということだろう。

 その真実を思い、ライダーは余裕の笑みを浮かべて、

 

「さて、それはどうかな……?」

 

 

 その余裕こそを―――イサクは笑った。

 

 

「なっ―――ガ……!」

 

 光が視界を染め上げる。

 爆発の熱量とともにライダーを直撃する衝撃波。

 ありえないことにその攻撃はライダーに通用していた。

 

 直撃とはいえ、サーヴァント。

 極めて強力な魔力によって構成される肉体はたかだが爆発程度ではさしたるダメージを負わない。

 

 だが、傷付かない肉体に反して致命的だったのは五感だ。

 視覚、聴覚といった感覚器官。

 イサクとオルガマリーを追跡する上で何よりも重要な情報器官の全てが、手榴弾の爆発とともに丸ごと乱される。

 その衝撃は感覚器官をミキサーされるような気持ち悪さの如く。

 

 ―――よってこの僅かな隙にライダーはイサクらを見失う。

 格下の鼠は、この瞬間、猫の視覚に入り込んだのだ。

 微かに機能する感覚器官が遠ざかる彼らの気配と声を拾う。

 

大当たり(ビンゴ)だ! 対霊仕様の霊障爆弾! やっぱり一定数の効果は見込めたかッ!」

 

 慎ましい勝ち鬨を上げながらイサクは全力で離脱する。

 そう、手榴弾と見えたその正体はイサクが魔術によって自作した霊体に対してダメージを与える霊障爆弾と呼ばれるもの。

 雑霊風情ならば一撃で散らすことも出来ただろうが、最高位の使い魔が相手では流石に目立った傷を与えることはできないだろう。

 

 しかし、足止めならば話は別だ。

 霊体を直接害するその攻撃ならば或いは、と見立ては見事に的中。

 

 そして鉄火事場を歩き回ってきた百戦錬磨のイサクがその隙を見逃すはずなど無く、僅かな足止めを以ってしてライダーからあっという間に逃亡する。

 使用するは虚数魔術を用いた空間の湾曲。

 これならば機動力で圧倒的に勝るライダーとて追跡は困難。

 よってイサクらはライダーの知覚範囲外に逃げ果せる。

 

 ただ一人残された、獲物を逃がした蛇は静かに、しかし確かな怒りを言葉に乗せて……。

 

「おのれ……ッ!」

 

 見事、逃げ切った鼠を思い、身を震わせた。

 

 

 

 

「何とか逃げ切ったか……」

 

 深山町……住宅が所狭しと並ぶ閑静な町。

 その中でも特に異質な武家屋敷染みた大きな家に身を潜めながらイサクは追跡者の気配がないことに、安堵とともに胸を撫で下ろした。

 

「とりあえずは安全地帯だ……で、今にも色々言いたげな所長殿。言いたい事があるならば遠慮なくどうぞ」

 

「言いたい事だらけよッ!」

 

 キィンと耳鳴りがするほどのオルガマリーの声にイサクは思わず反射的に耳を塞ぐ。

 

 ―――因みに余談だが、この武家屋敷は魔術師が済んでいたらしく、壊れた結界が残っていた―――ので、それを再利用して結界を再構築したために防音程度はバッチリである。

 

「私の、私のカルデアはどうなったの!? なんで私が特異点に居るのよ! それに何でアンタだけが此処に居るのよ! 他のメンバーは―――」

 

「カルデアは爆破されましたよ。管制室と発電施設、どちらも壊滅的と入って良い被害です。お蔭でオレ以外は全員凍結処理をしなければ命が潰えるほどの重症でした」

 

「なッ―――そん、な……」

 

 イサクの無情な報告にオルガマリーは膝から崩れ落ちるようにして呆然と座り込む。

 そんなオルガマリーに若干の憐れみを覚えながらもイサクは次いで口を開く。

 

「傷心のところに申し訳ないが、事は緊急を要します。現在、壊滅的被害を受けたカルデアでドクター……ロマニが復旧作業を行なっていますが……。言ったようにマスター陣は勿論のこと、カルデア職員の方にも大きな被害が出ていますから」

 

 レイシフトをするに当たって、通常レイシフト先での管制室からのバックアップは必須だ。

 レイシフト先での存在証明は勿論のこと、不測の事態の際には強制的にカルデアからの操作で緊急離脱(ベイルアウト)を行なうし、まして調査地はまだ見ぬ謎の特異点。

 何が起こっても不思議ではない以上、万全を整えるのは当然だ。

 

 しかし、今回はその万全を整えたが故に、不幸にもカルデア職員はマスターたちと同じく中央管制室でマスターたちのバックアップ、ひいてはモニタリングを行なっていた。

 詰まる所、中央管制室を崩壊させるほどの爆発は彼らの命をもまた、奪い去っていた。

 

 ゆえに現在のカルデアは上が全滅したせいで一時的に最高責任者の立場となったロマニが辛うじて復旧に努めて保っている。

 

「そういう事情ですので、所長の生存は正直にありがたい。オレはこのまま特異点Fの修復行動に当たります。ファーストオーダーが実行可能なマスターは実質オレだけですし、何よりもう一つ、カルデアスの灯が消えてしまっているという最悪の事態が発生していますから。多少の無茶をしてでもその原因と考えられるこの特異点での作戦行動は必須です」

 

「カルデアスの灯が……? そんな異変、まさかこの場所が人類史に点在する致命的な滅亡の選択点だとでも?」

 

「そちらに関してはオレの領域外ですよ。寧ろ、貴女に教えてもらいたいほどです……とにかくそういう事情ですので所長にはこの特異点に関して知っていることを―――」

 

 イサクはこと、見識に関しては自らの上を行くであろうオルガマリーに知恵を乞う。

 オルガマリーはカルデア所長と責任者と言うこともあるが、それ以前に星を読み、未来を観測する、世界でも屈指の星読みの名家に生まれた才媛だ。

 

 この状況に対しても適切な読みと知識があるだろうとイサクは考えた。

 だが、その言葉は中途で途切れさせられる。

 何故ならば先ほどのイサクの言葉を思い出したように、オルガマリーがハッとした様子で勢い良くイサクを問い詰めたからだ。 

 

「……ってちょっと! なんでロマニの奴が最高責任者なのよ! レフ……そうよ! レフはどうしたのよ!?」

 

 レフ・ライノール。

 地球環境モデル『カルデアス』と併用して使うために開発された近未来観測レンズ『シバ』……他ならぬその『シバ』を作った技師こそレフ・ライノールという人物であった。

 

 カルデアでも古参の職員が一人で、マリスビリー亡き後、未熟なままにアニムスフィア家の当主、カルデア所長という二枚看板を背負わされたオルガマリーを側で支え続けてきた人物でもある。

 その信頼はオルガマリーの反応の通り。

 カルデアにおいてオルガマリーが最も信頼する人物である、しかし……。

 

「―――所長、落ち着いて聞いて下さい。レフ教授は……」

 

 そう、現場に居合わせ、辛うじて危機を脱したイサクだからこそ、以前から彼にある疑惑を持っていたイサクだからこそ気付いた残酷な真実―――レフ・ライノール、その人物こそがカルデア爆破の主犯であると。

 

 右腕同然に信用していたであろうものの裏切り。

 その真実をイサクはやや躊躇いながらもオルガマリーに伝えようとして……。

 

 ―――ふと、命の危険に気付いた。

 

「―――殺気ッ!?」

 

 身も凍るような鋭い殺気。

 急ごしらえとはいえ、ここには結界を張り巡らせている。

 骸骨兵や竜牙兵では感知できないはずだ。

 つまり……考えられる原因は、

 

「さっきのライダー(やつ)か……!」

 

 サーヴァント。

 人類史に名を刻んだ最高位の使い魔ならば、現代魔術師の簡素な結界など見破れるだろう。

 まして直前まで逃走劇を繰り広げていたのだ。追いつかれても不思議ではない。

 

「ちょ、ちょっとどうしたのよ、いきなり!」

 

「何者かにバレました! 恐らくは先ほどのサーヴァントです。今すぐ此処を……!」

 

 イサクの想定は確かに当たっていた―――サーヴァント。

 歴史に刻まれた英雄、偉人が英霊という形で現実に現れる現象。

 

 イサクとオルガマリーの命を照準するものは確かにそこに名を連ねる者。

 しかし、それは―――ライダーではなかった(・・・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

「―――I am(我が) the bone(骨子は) of my sword(捻れ狂う)

 

 

「………………ぇ?」

 

 辺りに響き渡った呪文。

 それを聞いたイサクはあらゆる行動を忘却して硬直する。

 何もかもが致命的だった。

 

 ―――瞬間、武家屋敷は区画ごと吹き飛ばす爆発に飲まれ微塵と化した。




序章もようやく中盤辺り。次回ぐらいに本格的な戦闘かな?

まあ最も、私がエタらなければだけどね!
本気で頑張るしかないなッ!(本気おじさん並感)

次回も頑張って、

???「メタルゥ、ノヴァ!」
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