【嘘募集・嘘企画用SS】恒星《ほし》の巡り   作:白鷺 葵

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企画用データベース
データ① α世界線における、第1世代関係者一覧


<ミュウの誓約者>

名前:リース(リーフェウス・ヴァルハラ)

性別:男 実年齢:40代後半/外見年齢:20代半ば 身長:180cm

外見:癖のある爆発系の前髪を降ろし、銀縁の眼鏡をかけている。瞳の色は濃い深緑。白衣を身に纏い、中に黒いインナーとズボンを履いている。靴はローファーで色は黒。バックはリュックで、オレンジ色の2WAYレザーリュック。

イメージCV:宮本充

名前の由来:リーフェウス⇒「愛称をリースにする+名前にリーフ(葉)を入れる」縛り、ヴァルハラ⇒北欧神話における主神オーディンの宮殿。 古ノルド語ではヴァルホル(Valhöll、戦死者の館)

出身地:カントー地方マサラタウン

【概要】

由緒正しき金持ち研究者一族ヴァルハラ家の当主であり、この世界におけるレッド枠。この世界における白銀山は“彼一族の私有地”である。平行世界に関する研究を専門に行っている。ポケモン協会を裏から牛耳る大魔王であり、その名は多方面の意味で世界中に轟いている。

身内に甘いが、他人には厳しい。特に“身内に害をなす他人”には、情け容赦なく徹底応戦して潰す主義。過去に色々ありすぎた(例.父親と兄の敵討ちなど)せいでサイコパスじみた思考回路になっているが、身内がいるから最後の一線を踏み越えることなく人間でいるような状態下にある。時折メタい会話をし出すので注意が必要。

 

ミュウとの関係は「お互いがお互いのことを『自分の玩具』として扱っている」ような関係。「自分の玩具なんだから、この程度で倒れるはずがない」という不思議な信頼で成り立っているようだ。「確信犯系サイコパス同士、波長が合うのではないか」とは、この世界におけるグリーン枠の談。

痣は既に手首・足首・首筋の寸前まで来ており、ぎりぎり長袖で隠れる程度。子だくさんの既婚者で、嫁さんが大好き。

 

【手持ち】

ライキ:ピカチュウ♂

シズル:カメックス♀

フウガ:カイリュー♀

ヒノワ:ウィンディ♀

ウタネ:プクリン♀

 

☆ミュウ

無邪気系の確信犯サイコパス。常に他者を小馬鹿にした態度を崩さないが、自身の誓約者であるリースに対しては異様な執着(ヤンデレ染みたツンデレ)を見せる。

イメージCV.高山みなみ

 

 

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<デオキシスの誓約者>

名前:オーキド ソウマ

性別:女 実年齢:40代後半/外見年齢:20代 身長:179cm

外見:オレンジを帯びた茶髪をツンツンと逆立てている。黒い半袖で襟が立っているシャツを着て、紫の長ズボンを穿き、動きやすいシューズを履いている。瞳の色は青。

イメージCV:稲田徹

出身地:カントー地方マサラタウン

【概要】

カントー地方のトキワシティジムリーダーで、所謂グリーン枠に該当する人物。マサラスリー(リーフェウスの幼馴染の総称)の中では圧倒的ヒエラルキー最弱であり、誓約者内の中でも扱いは底辺レベルであるが、並大抵のトレーナーを瞬殺する程の実力を有している。リーフェウス相手に最短6時間、最長12時間粘ることのできる唯一の人間。尚、勝率はお察し。

お調子者で流行物が大好き。多方面から影響を受けやすい人間のため、マサラスリーの中でも黒歴史を量産している。根が臆病で泣き虫だったり、常に貧乏くじを引きまくる程運が悪かったりと情けない一面がよく目立つが、恐怖が一周回って開き直った後こそが真骨頂で、追い込まれれば追い込まれる程強くなる気質。

自分の弱さを誰よりも自覚している。しかし、ここぞというときは決して引かない。泥臭かろうが格好悪かろうが、何が何でも喰らいついて行く強さの持ち主である。負けず嫌いの努力家であるものの、努力は決して人前では見せない。面倒見がよく、人間としての不思議な魅力があるようで、門下生のトレーナーからは非常に慕われている。

リーフェウスのライバルを自負しており、マサラスリーの1人であることに対して強い拘りを持っている。才能に秀でたリーフェウスたちに挟まれていたことはコンプレックスであると同時に、何にも代えがたいことのようだ。2人に置いて行かれることを何よりも恐れている。尚、後述のセキナとは夫婦関係である。

 

<代表的な手持ち>

・フシギバナ♂<メガシンカ>

・ブラッキー♂

・ピジョット♂

・ギャロップ♀

(尚、すべてのポケモンが耐久戦に対応している模様。トレーナーの影響か?)

 

☆デオキシス

臆病だけど寂しがり屋な元・ヒッキー。隕石に付着してこの惑星へ来訪したが、ロケット団関係の事件に巻き込まれたことが切っ掛けで、洞窟にぼっちで引きこもっていた。

その際、ロケット団絡みの事件で洞窟近辺にやってきていたソウマの「2人に置いて行かれることだけは我慢できない。1人ぼっちになるのは嫌だ」という想いに共鳴。誓約関係を結ぶ。

基本ディフェンスフォルムでヒッキーをしているが、戦闘時はスピードフォルムでいることが多い。

 

 

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<ミュウツーの誓約者>

名前:アカサカ セキナ(業務上、夫婦別性)

性別:女 実年齢:40代後半/外見年齢:20代 身長:160cm(ハイヒール抜き)

外見:茶髪の髪を肩まで伸ばし、黒いパンツスーツでハイヒールを履いている。瞳の色は赤。黙っていればクールビューティな“デキる女”。

イメージCV:藩めぐみ

出身地:カントー地方マサラタウン

【概要】

所謂リーフ(FRRGの女主人区)枠に該当する人物であり、国際警察のエリートを突っ走る女傑。元カントーポケモン連合の女ヘッドをしていた。「警察よりも仕事をするし頼りになる」不良たちを、圧倒的なカリスマで取りまとめていた。現在はヘッドを引退してかなりの時間が経過しているが、カントーポケモン連合は健在で、セキナのことを語り継いでいる。

国際警察のコードネームは「バンチョウ」。手持ちのポケモンたちと組み手をしたり、どんな相手に対しても生身の肉体言語コミュニケーションを欠かさない。豪快で熱血漢な姉御気質で、気に入った人間を次々と舎弟にしている。舎弟の中には、犯罪組織から足を洗って真人間になった者も数多くいるようだ。男が惚れ込む漢女である。

夫であるソウマのことは弄りおちょくりパシリとして使い倒しながらも、自身の弱さを認めることができる強さを誰よりも理解しており、いざというときは己がどんなことになろうとも決して逃げない姿に惚れこんでいるようだ。リーフェウスとはソウマ弄りという共通点から、よくタッグを組んでいる模様。

 

<代表的な手持ち>

・レッカ:リザードン♂<メガシンカ/X>

・セイボ:ガルーラ♀

・サガン:バンギラス♂

・カナン:バタフリー♀

(見た目が厳つく、物理技や破壊力に富んだ面々ばかり。尚、バタフリーは愛玩枠)

 

☆ミチ:ミュウツー

言動は冷静沈着な不良だが、根っこは意地っ張りな元・ヒッキー。ミュウの細胞によって生まれ落ちた後は破壊の限りを尽くし、ハナダの洞窟に立てこもっていた。

武者修行に来ていたセキナとどったんばったんな大騒ぎを繰り広げた挙句、セキナの熱さに影響を受けて誓約関係を結ぶ。

他の人間のことを「ニンゲン」呼ばわりするが、セキナのことは「アネゴ」と呼ぶ。尚、リーフェウスやソウマのことは呼び捨てである。

ある意味「親」であるミュウとの仲は微妙。ただ、お互いにお互いが「相手が息災か否か」を気にしているようだ。

 

 

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<セレビィの誓約者>

名前:ヒノン・ヴァルハラ(旧姓:ヒノン・ヴァルキュリエ)

性別:女 実年齢:40代半ば/外見年齢:20代 身長:159cm

外見:金髪の髪を肩まで伸ばし、三つ編みに結んでいる。瞳の色は琥珀色。フリルとレースがあしらわれたドレス風ワンピースに、白いエプロンを身に着け、黒いブーツを履いている。

イメージCV:川澄綾子

出身地:カントー地方マサラタウン

【概要】

ヴァルハラ家に代々使えてきた使用人の一族であり、リーフェウスの妻。貞淑で献身的な良妻賢母。夫と子どもたちのことを心から愛しており、彼らのためなら無茶を張り通すこともしばしば。家族の幸せを第1に考えている。純朴で心優しい性格であるが、夫や家族に害をなす相手には一切容赦しない主義。

リーフェウス専属の使用人=護衛役として鍛えられており、ポケモンバトルの腕も引けを取らない。現在はヴァルハラ家の使用員たちや子どもたちを鍛えつつ、ポケモンブリーダーとしてバトルやコンテスト等へ積極的に参加しているようだ。

 

<代表的な手持ち>

・アメジスト:エーフィ♂

・マライア:ピクシー♀

・アンフィ:ピカチュウ♀<電気玉+ボルテッカー搭載>

(夫と同じコンセプトのチーム構成。名前の由来は宝石から)

 

☆ユークレース:セレビィ

穏やかで心優しい性格。穏やかで争いを好まない。ロケット団絡みの事件でヒノンと出会い、彼女に助けられたことが切っ掛けで誓約関係を結んだ。数少ない良識派。

ヴァルハラ家の庭が緑あふれる豊かな場所になっているのは、ユークレースの力による恩恵が大きい模様。本人も、ヴァルハラ家の庭を気に入っているようだ。

 

 

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<ホウオウの誓約者>

名前:レイゼイ ツカサ

性別:男 実年齢:40代前半/外見年齢:20代 身長:173cm

外見:リーフェウスとは違う方面に爆発した前髪が特徴的な黒髪。瞳の色はオレンジがかった金色。白衣を着て、動きやすいジャージ風の服装にシューズを履いている。

イメージCV:櫻井孝宏

出身地:ジョウト地方ワカバタウン

【概要】

ワカバタウンのウツギ研究所で働く研究者で、所謂ゴールドやヒビキ枠に該当する人物。リーフェウスの後輩。趣味はフィールドワークで、ホウエン地方にいるオダマキ博士やその息子で研究者をしているユウキとは仲がいい。自分の足でジョウトやカントーを回り、自分の目で街や道路等に生息するポケモンの姿を追いかけるのが大好きな活動派。

研究者業の傍ら、トージョウリーグのチャンピオンとしても積極的に活動している。穏やかで真面目な良識人で、困っている人やポケモンを放っておけないお人好し。ここ20年近くの間、「お隣さんの官能漫画家兼作家(後述)に振り回される」と「自分に好意を抱いて積極的に交際を申し込んでくるライバル的人物(同性/後述)にどう対応するか」の悩みを抱えている。

しかも、後者については、彼のことを完全に拒絶しきれていない節がある(例.「官能漫画家兼作家に服をひん剥かれているライバル(尚、絹を裂くような悲鳴を上げている。そのときの台詞は「きゃあああああああああああ!!」)を放置しておけず、官能漫画家兼作家を張り倒してライバルを救出する」等)。どこに落ち着けばいいのか必死になって思案しているようだ。

 

・セレビィ絡みの出来事で過去に飛び、幼少期のレイジ(後述)と遭遇している。

 

<代表的な手持ち>

・ミズホ:バクフーン♀

・カガヤキ:デンリュウ♀

・アサマ:キングドラ♀

(性別が全部♀。ポケモンたちから愛(Love)を向けられているが、ツカサはさらっと流している)

 

☆トレイユ:ホウオウ

舞妓さんたちによる実力試し試験に合格したことでホウオウから存在を知られ、鈴の塔でバトルしたことで見いだされて誓約関係となった。

威風堂々としているが、根は陽気で悪戯好き。性別・種族を超えてルギアと仲良し(意味深)である。

リーフェウス曰く「空と海は惹かれ合う」とのことだが……?

 

 

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<ルギアの誓約者>

名前:マシマ レイジ

性別:男 実年齢:40代前半/外見年齢:20代 身長:172cm

外見:赤い髪を肩程度に伸ばしており、黒い長袖トレーナーと白いズボンを穿き、黒いブーツを履いている。瞳の色は灰色がかった銀色。

イメージCV:津田健次郎

出身地:不明

【概要】

ウツギ研究所にちょくちょく出入りしているポケモントレーナーで、所謂「赤髪の少年(=金銀クリスタル/HGSSライバル)」枠の該当者。ロケット団首領サカキの息子だが、リーフェウスに潰された現場を目の当たりにしたことと、敗北から逃げるように姿をくらました父親への反発から、群れる系の悪党に対して強い嫌悪と怒りを抱くようになった過去がある。

冷徹で態度も口も悪いが、根は純情可憐な乙女思考を持つ超弩級のツンデレ照れ屋。ツカサに対して一途な恋愛感情を抱いており、彼の手持ちと壮絶な凌ぎ合いを繰り広げていることが多い。特技は家事全般で、様々な資格(例.栄養士、フードコーディネーター、ハウスクリーニング、家庭料理検定、掃除能力検定、洋裁技術検定など)を所有している。

性格上、所謂クリスおよびコトネ枠の該当者(後述)によって好き放題に弄ばれることが多く、何度も貞操の危機に陥っている。その度ツカサに助けられ、更に惚れ込んでいくという循環に陥っている模様。尚、最初期は「好きすぎて目も合わせられない」=「なんだよ。人のことじろじろ見てるなよ」と突き飛ばすところから始まってしまい、非常に後悔した。

現在では、事あるごとにバラの花束を抱えて「好きです結婚を前提にして付き合ってください」と突撃するようになった。多くの人々が「あの純情は絶対に穢せない」と言って静観する程の挙動を見せる。因みに某イベントでは、「初めての(タッグ)相手はツカサだって心に決めてる。それ以外の相手とする(=タッグを組む)ならここで死ぬ」と泣き叫んだ。

 

・初恋の相手が、セレビィ絡みの事件で過去にやってきていたツカサ。ぶつかった際に一目惚れし、パニックに陥った結果が「なんだよ(以下略)」だった。

 後にウツギ研究所に盗みを入ろうと画策していたところで一方的な再会を果たし、パニックに陥った結果が「なんだよ(以下略)」だった。

 更に後で真相を知り、結果、事あるごとにバラの花束を抱えて「好きです結婚を前提にして付き合ってください」と突撃するようになった。

 

・『ラジオ塔脱衣事件』では、「ツカサがロケット団の仲間になるはずがない。なのに何故!?」とパニックになった結果、暴走した。

 後からやってきたカユキによって、何故か自分の服を破られそうになったところをツカサに救出される。

 

<代表的な手持ち>

・オーダイル♂

・マニューラ♂

・クロバット♂

(主の恋愛を生温かく見守っている)

 

☆ルギア

ロケット団絡みの事件で保護したルギアに見いだされて誓約関係になった。

威風堂々としているが、根は大人しくおっとりした性格。性別・種族を超えてホウオウと仲良し(意味深)。

リーフェウス曰く「空と海は惹かれ合う」とのことだが……?

 

 

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<アルセウスの誓約者>

名前:シジョウ カユキ

性別:女 実年齢:40代前半/外見年齢:20代 身長:155cm

外見:茶髪の髪をお団子に束ね、簪で止めている。黒の長袖パーカーと青いジーパンを穿き、茶色のジョッキーブーツを履いている。瞳の色は青みがかった水色。

イメージCV:田中美海

出身地:ジョウト地方ワカバタウン

【概要】

ワカバタウンで育て屋のオーナーをする傍ら、ハードでマニアックな官能小説+漫画を書いて/描いている有名作家兼漫画家。所謂クリスおよびコトネ枠の該当者である。常に笑顔を浮かべており、人当たりや接客態度は普通なのだが、時折挙動がおかしかったり、「わはは」や「うへへ」という奇妙な笑いを漏らしている。

異性愛同性愛異種族恋愛、純愛凌辱何でも行けるクチらしく、ネタを求めて多方面を徘徊している。どこからでも、どんな体勢からでも出てくる神出鬼没さを併せ持つ。リーフェウスとは別ベクトルのサイコパス気質。よくレイジにちょっかい(貞操の危機レベル)を出してツカサに鎮圧されているが、全くめげないし懲りない。

 

<代表的な手持ち>

・チコ:メガニウム♂<粉系技+甘い香り搭載の補助一辺倒>

・ツボミ:ウツボット♀<蔓の鞭、絡みつく>

・イル:ジバコイル<電磁波>

(主の趣味からして、そこはかとなく嫌な予感しかしない手持ち構成)

 

☆ルセ:アルセウス

カユキが書いた/描いた作品につられるようにして降臨。カユキの作品を散々読みふけった後、誓約関係を結ぶに至った。

異性愛同性愛異種族恋愛、純愛凌辱何でも行けるクチ。誓約者と共に、ネタを求めて多方面を徘徊している。

尚、誓約経緯を知った大半の人間が頭を抱えて天を仰いだ。「腐ってやがる……! 手遅れな程に……!!」と誰かが叫んだ模様。

 

 

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<レックウザの誓約者>

名前:ツワブキ ハルカ(旧姓:アユミ ハルカ)

性別:女 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:153cm

外見:髪を2つに結い、頭に赤いバンダナを巻いている。立て襟が特徴の赤いシャツと膝丈程の白いスカートが一体化したワンピースを身に纏い、7分丈のスパッツを穿いている。靴は動きやすいランニングシューズ。

イメージCV:小倉唯

出身地:ジョウト地方コガネシティ

【概要】

ホウエン地方のチャンピオン経験者で、トウカジムリーダーセンリの娘。ダイゴの妻。所謂RSE/ORASの女主人公に該当する人物。現在はチャンピオンを引退し、ポケモンブリーダーとしてバトルやコンテストに活躍する傍ら、会社の社長に就任した夫のサポートにも勤しんでいる。

無邪気で頑張り屋な性格。何事に対しても全力投球で、どんな逆境に置かれても諦めない一途な強さの持ち主。人を惹きつける不思議な魅力があり、家族や友人含んだ多くの人々がハルカの元に集まる。ダイゴと付き合い始めた頃は嫌がらせが絶えなかったが、現在ではそんな嫌がらせや噂話は一切聞こえてこない。

「誰かが裏で何かをしていた」ことがまことしやかにささやかれる程度である。以前、リーフェウスが出張で開いた「ポケモン塾」に参加していた経験があり、その際、手伝いでやってきていたツカサから教えを受けた過去がある。バトルの腕はそこから開花した模様。

エピソード・デルタに該当するような出来事では、各トレーナーからメガストーンやキーストーンを強奪したり、ダイゴを始めとした人々を馬鹿にしたり、メガシンカしないレックウザへ八つ当たりしたりしたヒガナの前でレックウザ=ビリジアンの誓約者となり、ビリジアンをメガシンカさせる。そうして、「貴女こそ、想像力が足りないよ」と一喝した。

 

<代表的な手持ち>

・シアン:ラグラージ♂<メガシンカ>

・グラファイト:オオスバメ♂

・バーミリオン:キュウコン♀

(名前の由来は「洋風の色の名前」から。息子のポケモンは彼/彼女たちの子どもである)

 

☆ビリジアン:レックウザ

基本、争いや諍いを好まないのんびり屋。人の営みを成層圏からウォッチングするのが趣味で、人の絆を踏み躙る輩が大嫌い。

ヒガナの言うことを聞かなかったのは、エネルギー切れ以前に、その部分に抵触するような真似=メガストーンやキーストーンの強奪をしたから。

 

 

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<ジラーチの誓約者>

名前:ツワブキ ダイゴ

性別:男 実年齢:40代後半(リーフェウスと同じ年)/外見年齢:20代 身長:178cm

イメージCV:西凜太朗

【概要】

ホウエン地方のチャンピオン経験者で、デポンコーポレーションの現社長。ショウマの父でもある。現在は自由に石収集に行けないフラストレーションと戦いつつ、社長としての務めを果たしている。リーフェウスやシロナとは留学先が一緒=イッシュ地方だったため、その関係でリーフェウスの師匠(後述)に師事していた経験があるようだ。

師匠に付けられた仇名=チャンピオン時の2つ名が『鋼の意志/石を持つ男(スティーブン・ストーン)』だったため、リーフェウスからはスティーブンの愛称で呼ばれることが多い。本人はぶつくさ言うものの、本当はその名前を気に入っているらしく、馬鹿にされると怒りを見せるようだ。尚、「本気で怒ると静かに激高する」タイプである。

穏やかで冷静沈着な性格だが、根っこの方は割と直情的で沸点は低め。鋼の如き理性と常識を有しているものの、それが崩れると、何をしでかすか分からない危うさを持っている。特に旧友たち(リーフェウス、シロナ、ミクリなど)に対しては、割と手(=やや暴力的な面)が出てしまいがち。父ムクゲやリーフェウスからはしょっちゅう弄ばれているようだ。

 

☆ジラーチ

ホウエンリーグに殿堂入りした直後、リーフェウスやシロナと一緒にトラブルに巻き込まれた。そのとき、保護したジラーチと誓約関係を結ぶ。

ただ、この事実を知っている人間は4人(父・ムクゲ、リーフェウス、シロナ)のみ。

 

 

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<ギラティナの誓約者>

名前:スズナリ シオン

性別:女 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:160cm

外見:青みを帯びた黒髪を肩まで伸ばし、コーラルピンクのコート風ワンピースと白いマフラーを身に纏っている。ピンク色のブーツを履いている。

イメージCV:ゆかな

出身地:シンオウ地方フタバタウン

【概要】

シンオウ地方のチャンピオンを務める女性。所謂DPPtの女主人公枠に該当する人物。良くも悪くも素直な性格で、思ったことは躊躇うことなく言い放つタイプ。感情の起伏は薄い方が、自分の意見はしっかり主張できる強さを持っているようだ。好奇心旺盛なタイプで、様々な出来事に首を突っ込んでは巻き込まれている。

ライバル枠(後述)と先輩枠(後述)から好意を寄せられているが、そっち方面に関しては極端に疎い。マフラーを引っ張り合って窒息寸前になっている2人を見ては「何してるんだあいつら」というドライな感想しか抱かないあたり、2名が報われる可能性は低いと思われる。

ハンサムに対して「モブA」というあだ名をつけた張本人。以来、ハンサムは誓約者から誰1人としてコードネームで呼んでもらえなくなってしまった模様。

 

<代表的な手持ち>

・エルリック:エンペルト♂

・アーサー:レントラー♂

・ミーティア:ミミロップ♀

・クロエ:ドンガラス♂

 

☆プラチナ:ギラティナ

ギンガ団が暴れていたとき、反転世界で遭遇した。湖のポケモンたちから彼女のことを聞いていたことから興味を持ち、誓約関係となった。

主とよく似た性格で、素直で好奇心旺盛なタイプ。ディアルガとパルキアから好意を持たれているようだが、ギラティナは一切興味が無さそうである。

 

 

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<ディアルガの誓約者>

名前:ホトハラ ヒヅキ

性別:男 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:176cm

外見:特徴的な金髪の髪に、オレンジと白のツートンカラーのトレンチコートを身に纏う。首元には緑色のマフラーを巻き、コートの下にはとっくり型のセーターを着ている。

イメージCV:森久保祥太郎

出身地:シンオウ地方フタバタウン

【概要】

シンオウ地方のバトルフロンティアでタワータイクーンを務める男性。所謂DPPtのライバル枠に該当する人物。明るく元気な熱血漢だが、トラブルメイカー気質で人の話を聞かないところが玉に傷。昔からの口癖である「罰金」は未だに直っていないらしく、よく口走っては周囲から苦笑されてしまう。そういう部分も含めて慕われているようだ。

幼馴染であるシオンに対して好意を抱いているらしく、「彼女とのポケモンバトルに勝ったら告白する」と決めているようだ。尚、勝率はお察し。ナナカマド博士の助手だった人物(後述)とはシオンを巡るライバル同士であり、事あるごとにマフラーを引っ張り合って窒息しかかっている。

 

☆ディアルガ

ギンガ団が暴れていたとき、テンガン山で遭遇した。その後、すったもんだの末に誓約関係を結ぶ。

主とよく似た性格で、明るく元気で意地っ張りなタイプ。ギラティナに好意を寄せているようだが、報われる気配が一切ない。

 

 

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<パルキアの誓約者>

名前:ミズシロ トモヤ

性別:男 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:176cm

外見:黒髪のベリーショートに、白衣を身に纏う。動きやすいトレーナーに身を包んでいる。

イメージCV:鳥海浩輔

出身地:シンオウ地方マサゴタウン

【概要】

マサゴタウンにあるポケモン研究所の所長をしている青年。所謂DPPtにおけるナナカマド博士の助手枠に該当する人物だが、代替わり(ナナカマド博士の死去等)によって所長の座に収まった。ナナカマド博士存命時から「研究所を乗っ取る」と豪語しており、ある意味でその野望は果たされたことになる。

尚、ナナカマド博士が亡くなった後、研究所がポケモン協会の傀儡的な存在に乗っ取られかかったことがあり、トモヤはありとあらゆる手段を講じて撃退した模様。他にも、ナナカマド博士の孫にあたる少年が悪党関係の事件に巻き込まれて天涯孤独になった際、助手として引き取っている。

助手とはしょっちゅう殴り合いを繰り広げており、期せずしてナナカマドと助手時代の自分の関係を再現しているようだ。表面上は気さくな好青年だが、内面は超がつく程の腹黒。相手を煽るのが得意で、「相手が突然殴りかかってきた。自分は被害者である」と装うのがセオリー。なんやかんや言いつつも面倒見はいいので、それなりにうまくやっているようだ。

シオンに対して好意を抱いているらしく、ヒヅキとはライバル同士。事あるごとにマフラーを引っ張り合って窒息しかかっている。尚、報われる可能性は限りなく0に近いようで、よく助手から揶揄られて殴り合いに発展しているようだ。研究者であると同時に、ポケモン捕獲のプロでもある。

 

<代表的な手持ち>

・ヒーコ:ゴウカザル♀

・フータ:フワンテ♂<空を飛ぶ要員>

・コータ:コロトック♂<峰打ち要員>

(メスは「名前の最初の文字+ーコ」、オスは「名前の最初の文字+ータ」と名付けている)

 

☆パルキア

ギンガ団が暴れていたとき、テンガン山で遭遇した。その後、すったもんだの末に誓約関係を結ぶ。

主とよく似た性格で、人のよさそうな顔をした腹黒。ギラティナに好意を寄せているようだが、報われる気配が一切ない。

 

 

<クレセリアの誓約者>

名前:ユズリハ シロナ

性別:女 実年齢:40代後半(リーフェウスより1つ年上)/外見年齢:20代 身長:160cm

イメージCV:櫻井智

【概要】

シンオウ神話に関する研究を続けている女性。元シンオウリーグのチャンピオン経験者。クールな顔をして理不尽なボケを連発してくるタイプで、人を振り回して遊ぶことが大好き。重度の遺跡マニアだが、遺跡を荒らす連中を見ると容赦しない。

 

☆クレセリア

シンオウリーグに殿堂入りした直後、リーフェウスやダイゴと一緒にトラブルに巻き込まれた。そのとき、保護したクレセリアと一時的な誓約関係を結ぶ。

ただ、この事実を知っている人間は家族と親しい間柄の関係者(リーフェウス、ダイゴ)のみ。

 

 

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<レシラムの誓約者>

名前:ユーリィ・フォルトゥナート

性別:女 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:159cm

外見:茶髪の髪をポニーテールに結っている。黒いノースリーブのシャツを着て、中には白いキャミソールを着ている。白いミニスカートを穿き、7分丈の黒いスパッツを穿いている。靴は動きやすい白のシューズ。

イメージCV:内田真礼

出身地:イッシュ地方カノコタウン

【概要】

リーフェウスの師匠ジュドー・フォルトゥナートの1人娘であり、所謂BW女主人公に該当する人物。ポケモンリーグチャンピオンになった後は、行方知れずになったNの帰りを待ちながら旅を続けていた。その後、BW2の時間軸でNと再会し、一緒に行動を共にしていたようだ。その後は色々あったがNと結婚し、家族みんなで暮らしている。

身寄りのない子どもたちや傷ついたポケモンたちを保護する孤児院を経営しており、頼れる肝っ玉院長として有名。明朗快活で大らかな気質を持っており、人の気持ちに寄り添える優しい心の持ち主である。ポケモンバトルの腕前は父親譲りであり、現在は孤児院の子どもたちにポケモンとの付き合い方を教えているようだ。時々、夫婦揃ってふらりと旅に出る模様。

 

<代表的な手持ち>

・ジュドー:デスカーン♂<父親。死後、何故か色違いデスマスになっていた。現在は色違いデスカーン>

・ブラン:ダイケンキ♀

・グロム:ゼブライカ♂

(名前の由来は、ジュドー以外がロシア語)

 

☆アゴーニ:レシラム

真実を司る白いポケモン。大分早い段階でユーリィを見出しており、彼女のトレーナーとしての才能が開花するまでずっと待っていた。

真面目で物静かな性格。威風堂々とした佇まいをしているが、しょっちゅうフォルトゥナート夫妻に振り回されている模様。

 

 

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<ゼクロムの誓約者>

名前:N・フォルトゥナート(本名にして旧姓:ナチュラル・ハルモニア・グロピウス)

性別:男性 実年齢:40代前半/外見年齢:20代 身長:180cm

外見:髪を切った。長さは丁度首くらい。BW時代の服の上に白衣を着ている。

イメージCV:中村悠一

【概要】

ユーリィの夫。すったもんだの末にユーリィと結婚し、フォルトゥナート家に婿入りした。現在はポケモンドクターとして活動しており、孤児院を活動拠点にしている。時折、夫婦揃ってふらりと旅に出る模様。相変らずポケモンとおしゃべりできるようで、しょっちゅうポケモンを助けるために駆け回っているようだ。

割と早い段階でユーリィに惹かれていたが、人間関係の大事故に直面したことでユーリィと距離を取ろうと試みた時期がある。しかし2年が限界だったらしく、最終的にはイッシュ地方にとんぼ返りし、BW2の時間軸で再会。行動を共にしていた。相手のことが大好き過ぎて空回りするタイプ。

 

☆ゼクロム

理想を司る黒いポケモン。大分早い段階でNを見出しており、彼の訪れを待ち続けていた。

無邪気でやんちゃな性格。威風堂々とした佇まいをしているが、しょっちゅうフォルトゥナート夫妻に振り回されている模様。

 

 

***

 

 

<ビクティニの元誓約者>

名前:ジュドー・フォルトゥナート

性別:男 実年齢:60代

イメージCV:江原正士

出身地:イッシュ地方ホワイトフォレスト

【概要】

リーフェウスの師匠であり、ユーリィの父親。明朗快活で陽気な性格。正義感と好奇心が強い熱血漢であり、自分から厄介事に首を突っ込んでは様々なトラブルに巻き込まれているトラブルメイカー。バトルの才能は天下一品で、死ぬ直前まで負けなしを誇っていた。唯一の敗北は、自分の死因となったゲーチスとの1戦(不意打ち)のみ。

ゲーチスによって殺害された際、「娘のウエディングドレスを見るまで死ねない」と強い未練を抱いたことから、死亡する際の経緯や記憶の一切合切と引き換えになる形で色違いデスマスになった。その結果、「自分の葬式で自分の遺体が荼毘に付される」現場を複雑な気持ちで眺める羽目になった。死亡時の記録は徐々に戻っていき、最後のN戦で完全に思い出す。

尚、自分が死ぬ寸前でビクティニを逃がしており、人間としての死をきっかけにビクティニとの誓約関係は切れた扱いになっている……はずなのだが、ビクティニはジュドーをパートナーとして認識しており、時々現れては楽しそうに談笑しているようだ。妻と娘が大好きで、婿入りした義息子も孫も可愛くて仕方がない。

ハンサムとは同郷の幼馴染であり、彼のことを本名のツネカズと呼ぶ。ハンサムから「コードネームで呼べ」と指示されても無視して執拗にツネカズ呼びをし続ける。彼もまた、ハンサムをコードネームで呼ばない人間の1人。

 

☆ビクティニ

誓約者に勝利を約束すると言われるポケモン。幼い頃のジュドーと誓約関係を結んでから、彼がゲーチスに殺害されるまでずっと一緒だった。

危うくゲーチスに掴りそうになったが、死ぬ間際のジュドーによって逃がされる。以後も彼のことをパートナーと認識し、見守り続けている。

 

 

***

 

 

<キュレムの誓約者>

名前:アストレイア・スペランツァ(愛称:アスト)

性別:男性 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:171cm

外見:茶髪で、横に広がるタイプのくせ毛が特徴。服装はBW2時に着ていたものと同じだが、帽子(バイザー?)を取ったのと、服の色が黒と青基調のものに変わっている。

イメージCV:石川界人

出身地:イッシュ地方ヒオウギシティ

【概要】

所謂BW2の男主人公枠に該当する人物で、リーフェウスの弟子1号。BW2開始前にカントー地方のマサラタウンに遊学しており、リーフェウスに才能を見出されたことがきっかけで弟子となった。その後は故郷のヒオウギシティへ戻り、BW2本編へと突入する。現在は当時の夢だったポケモンGメンになり、イッシュ地方を駆け回っている。

数少ない良識人枠で、師匠の行う荒事に対して淡々とツッコミを入れるタイプの苦労人。1年間と言えども、リーフェウスの規格外/ぶっ飛び具合を目の当たりにしてきた結果、大抵のことに動じなくなってしまった。どんな時でも冷静な思考回路と分析力を保つことができる。趣味は人間観察だが、師匠のことはいくら観察してもよく分からないままなのが弱点。

平穏な時間を愛しており、穏やかな時間をぶち壊して踏み躙るような悪党が大嫌いである。正義を気取っているつもりはないが、平穏な営みを踏み躙ろうとする連中に対しては一切容赦しない。その際に見せる苛烈さや取りうる手段は、関係者曰く「リーフェウスと瓜二つ」とのこと。イッシュ地方の現役チャンピオンでもある。

 

<代表的な手持ち>

・ダージリン:ジャローダ♂

・アッサム:シャンデラ♀

・ニルギリ:スワンナ♀

・ディンブラ:ルカリオ♂

(名前の由来は紅茶の茶葉。尚、アストは無糖派コーヒー党である)

 

☆ラプサン:キュレム

最初はゲーチスによって無理矢理使役されていたが、アストやNたちの尽力によって解放された。その際、キュレムはアストを誓約者として見出し、誓約関係となる。

気まぐれでのんびり屋な性格。戦うことより昼寝が大好き。平穏な時間を何よりも愛しており、それを邪魔されることが一番嫌い。

 

 

***

 

 

<ゲノセクトの誓約者>

BW:ゲーチス

BW2:ゲーチス⇒アクロマ

BW時はゲーチスが所有し、生まれたばかりで自我がない状態のゲノセクトを使役していた。BW2はアクロマに貸し出していた模様。後にアクロマがプラズマ団の解散を行おうとした際、ゲーチスがゲノセクトを強奪。無理矢理使役していたキュレムがアストと誓約関係になったことも相まって、アストやNたちに襲い掛かって来る。

しかし、イッシュ地方の誓約者たちによってゲーチスとゲノセクトは撃破される。その際、自我が芽生えたゲノセクトはアクロマを誓約相手として見出し、ゲーチスの目の前で誓約関係を結ぶ。結果、ゲーチスは完全に精神をやられてしまい、そのまま行方不明になった。

その後、アクロマはゲノセクト含んだ手持ちと各地を放浪。ポケモンの力を引き出す研究を独自に続けていく中、カロス地方やアローラ地方に立ち寄る。アローラ地方で発生したレインボーロケット団事件では、異世界のゲーチス相手に「私は貴方のことが大嫌いなんです」と叫んで、彼を元の世界へ送り返す装置を起動させる活躍を見せた。

現在も研究を続けており、各地を放浪している。リーフェウスとは(ベクトルや規模の違いはあれど)「ゲーチスが嫌い」という一念で結びついており、定期的に連絡を取り合っているようだ。Nとも連絡を取り合っているようだが、リースと比較すると控えめである。曰く「夫婦の邪魔をすると、十中八九、倍返し以上のレベルで研究を邪魔されるから」とのこと。

 

 

***

 

 

<イベルタルの誓約者>

名前:ミカエル・ドノヴァン(愛称:ミカ)

性別:男性 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:170cm

外見:茶髪のミディアムパーマに、黒い中折れハットを被っている。帽子の上には白いワイドフレームサングラスが乗っている。赤いチェック柄シャツを着て、黒いチノパンを穿き、茶色のショートブーツを履いている。茶色のコーティングジップバックを肩にかけている。

イメージCV:花江夏樹

出身地:イッシュ地方ライモンシティ

【概要】

所謂XYのカルム枠に該当する人物であり、カロスリーグの現役チャンピオン。イッシュ地方で開催されたリーフェウスの講義に出席した際に見いだされ、リーフェウスの弟子2号として暫くカントー地方に留学した経験がある。母がサイホーンレーサーとして世界を飛び回っており、長らく1人暮らし紛いな生活をしていたため、生活能力は高い方。

現役チャンピオンであると同時に、売れっ子の作家でもある。処女作はカロスを旅したときに書いたノンフィクション小説だが、それを皮切りにして様々なトラブルに巻き込まれることとなった。本人の夢と認識している肩書は旅行作家なのに、いつの間にかノンフィクション系の社会派小説ばかり執筆・書き上げていることに悩んでいるようだ。

物静かではあるが、真面目なしっかり者。豊かな感性を持っており、文学関係の高い能力適正と教養を誇る。不本意ではあるものの、リーフェウスに師事した経験が活きたためか、カロス図鑑所有者5人組の中では精神年齢が著しく高い。旅をしていた頃は、同時期に旅立った図鑑所有者たちの纏め役を担っており、彼等の悩み相談に乗っていた程。

ゼルネアスとイベルタルの異種族リア獣のキャッキャウフフを目の当たりにした際、「もう二度と、この2匹が引き裂かれるようなことはあってはならない」という気持ちを強くしている。AZとフラエッテの境遇と顛末には納得しているが、ゼルネアスとイベルタルが苦しむ原因になったことに関しては別問題だと認識しているようだ。

立場的にはイベルタルの誓約者だが、ゼルネアスとイベルタルの関係上、「《ゼルネアスを保護している》イベルタルの誓約者」という扱いになっている。ゼルネアス曰く「イベルタルと一緒にいられるんだったら、誰かに所有されることになっても別に気にしない」らしい。

 

・処女作では、カロスで図鑑を貰ってから殿堂入りするまでのノンフィクション小説を書いた。勿論、フレア団やフラダリ、AZとフラエッテ、ゼルネアスとイベルタルの顛末も記述されている。特にAZに対しては辛辣なコメントが多かった様子。結果、ミカエルの小説を本屋で立ち読みした大男が膝から崩れ落ちている。

 フラダリのことを語る際、ミカエルは師リーフェウスの「自らが抱いた理想に焼かれて死んだ男」や「死因は“理想によって焼死”」という発言を引用している。尚、フラダリは死亡宣告が成されたものの、現在も『行方不明』状態にある。多くの人々が「すでに死んでいる」と認識しているようだ。

 

・他にも、レインボーロケット団事件が発生した際には、旅行小説を書くためにエーテル財団を見学しに来ており、保護区に居合わせていた誓約者たちと一緒に巻き込まれている。

 

 

<代表的な手持ち>

・ルアク:マフォクシー♂

・マンデリン:フシギバナ♀<メガシンカ>

・アラビカ:ギルガルド♂

(名前の由来はコーヒー豆の品種や銘柄。尚、ミカエルはミルクティー派紅茶党である)

 

☆イベルタル

意地っ張りで寂しがり屋だが、根は一途で健気な頑張り屋。自身の持つ「命を奪う力」を誰よりも疎んで嫌っており、迫害されたことも相まって、自ら孤独を選んでいた過去がある。

そのとき、対になる能力を持ったゼルネアスが姿を現し、「じゃあ、俺がずっと一緒にいるよ」と寄り添ってくれたことから関係が始まった。

後にAZがゼルネアスに力を使うよう迫る現場を目撃したイベルタルは、自分が身代わりになるとAZに打診。自ら進んで最終兵器のエネルギーとなった。

以後はずっと眠り続けていたが、フレア団とミカエルの最終決戦時に覚醒。自分の力を恐れず手を差し伸べたミカエルにゼルネアスの姿を重ねたことから、誓約者として見出す。

声や口調から、周囲はイベルタルのことを女性として認識しているようだ。尚、イメージCVは斎賀みつき。

 

★ゼルネアス

ミカエルは誓約者ではないが、《ゼルネアスを保護している》体で所有している。イベルタルと一緒にいられればそれでいいと考えているため、ボールに入ることに不満はない。

ヒャッコクで行われたフレア団およびフラダリの演説時に出現し、「最終兵器の道具にされかかったイベルタルを助けるために」一時的な手持ちに加わった。

図太く能天気な性格で、大抵の細かいことは気にしない。但し、最愛であるイベルタル関連のことになると一切妥協しないタイプ。彼女の為なら文字通り何でもする。

声や口調から、周囲はゼルネアスのことを男性として認識しているようだ。尚、イメージCVは花江夏樹(=ミカエルと声が同じだが、声の高さや調子、雰囲気等が違う)。

 

 

***

 

 

<ネクロズマ(黄昏の鬣)の誓約者>

名前:ヒマリ・エーテル(旧姓:コウヅキ ヒマリ)

性別:女 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:154cm

外見:髪型は前髪を下ろしたボブで、頭にはオレンジのマリンカチューシャをつけている。オレンジのレイヤードホルターネックに、黒の七分丈パンツを穿いている。首からは高価な一眼レフカメラを下げている。黒のニーハイソックスに、オレンジのオペラシューズを履く。バックはベージュのスポーティナイロンバック。

イメージCV:瀬戸麻沙美

出身地:カントー地方トキワシティ

【概要】

所謂SMおよびUSUMにおけるミヅキおよびコウミ枠の該当者であり、アローラリーグの現役チャンピオン。グラジオの妻。カメラマンとしても積極的に活動しており、写真関係の大会では数多の賞を受賞しているようだ。各地でも定期的に個展が開かれており、高い評価を得ている模様。

ソウマとリーフェウスに見い出されたことから、双方に師事していた。本人は故郷からの旅立ちを望んでいたが、母に振り回された(アローラ地方に惚れこんだ母が、勝手に移住の手続きを済ませてしまった)せいで断念せざるを得なくなった過去がある。最初は愚痴を零していたが、師匠2人に背中を押されて旅立った。

多くの人々が「太陽のようだ」と例える程、陽気で活動的な性格。好奇心旺盛で熱中しやすく、興味があることに対しては常に全力投球するため、夢中になりすぎてしまうところが玉に傷。人――特に、心に闇を抱える人間――を惹きつけるような不思議な魅力があるようで、多くの仲間や友人たちに囲まれている。

リーフェウス曰く、「被写体――他者に対し、とことん真摯に向かい合う姿勢も、相手が輝く瞬間を本人以上に探し続ける姿も、人を惹きつける魅力の1つではないか」とのこと。師匠2名もまた、ヒマリの在り方に救いを感じていた該当者だったのかもしれない。

アローラでの事件が解決した後はチャンピオン業に奔走。落ち着いた後、嘗て抱いていた夢である「カントー地方での旅」を叶えるために船に乗り、そこで武者修行のために船に乗り込んだグラジオと居合わせる。結局2人でカントーを巡ることになったようだ。

 

<代表的な手持ち>

・カリーナ:アシレーヌ♀

・プレセベ:エンニュート♀

・ステファン:キテルグマ♂

・ハッブル:ピカチュウ♂<電気玉+ボルテッカー搭載>

(名前の由来:星雲・星団・銀河の名前)

 

☆コールサック:ネクロズマ・黄昏の鬣

無邪気で控えめな性格。本来は争いを好まぬ物静かな気質なのだが、自分の力を奪われた苦しみでのたうち回っていたら畏怖されるようになってしまった。

USUM相当の事件では大半の面々から敵対視されていたが、そんな中でも自分の悲鳴を正しく聞き取り、何とかする方法を模索したヒマリの姿に心を打たれる。

ヒマリが集めてきたZクリスタルの光によって苦しみから解放されたことから、彼女を誓約者として見出し、誓約関係を結ぶに至った。

 

 

***

 

 

<ウツロイドの誓約者(元・宿主)>

名前:ルザミーネ・エーテル

性別:女 実年齢:60代/外見年齢:20代後半~30代前半

【概要】

先代のエーテル財団代表にして、リーリエとグラジオの母親。現在は財団の経営関連をグラジオに任せつつ、ポケモン保護の活動に力を入れているようだ。一時期ウツロイドの神経毒で言動が過激化していたが、ヒマリやほしぐもちゃん=ソルガレオの活躍で解放。丁度マーレインを訪ねていたマサキの協力により、神経毒から回復した。

その後も、USUMに該当する事件によってネクロズマが来襲した際に瞬殺されたり、レインボーロケット団事件で人質に取られたりと散々な目に合いながらも不屈の精神で乗り越えた。最終的には自分を乗っ取りかけたウツロイドと正式な誓約関係を結び、迷い込んでしまったUBの保護と元の世界への送還のために出来ることを模索し合っている。

 

☆ウツロイド

最初は原作通りルザミーネを宿主にしていたが、最後は彼女と誓約関係を結ぶ。神経毒で暴走させたといえど、ルザミーネのことは信頼できる相手とみなしていた模様。

 

 

***

 

 

<ソルガレオの誓約者>

名前:リーリエ・エーテル

性別:女性 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:151cm

外見:がんばリーリエスタイルだが、服装が白基調のノースリーブタートルネックとクロップドパンツに変わっている。バーネット博士の影響。

【概要】

ククイ博士の助手をしている研究者。グラジオの妹。ククイの研究所に住み込みで生活しており、定期的にアローラ全土をフィールドワークしているようだ。メレメレ島の島キングとは「近々入籍するのでは」と噂になっているが、その真相は本人と関係者たち以外知らない。

アローラ全土を巻き込んだとある事件がきっかけで、研究者兼ポケモントレーナーとしての道を選択。その際、自分が保護していたほしぐもちゃん=ソルガレオと誓約関係を結んだ。その後、USUMに該当する事件によってほしぐもちゃんが融合拉致されたが、ヒマリの活躍で事なきを得る。

アローラ地方に来ていたアクロマからの話を聞いたリーリエは、ヒマリへ「何かあったらほしぐもちゃんを貸し出す」と約束をしている。実際、財団がレインボーロケット団に占拠された際、ほしぐもちゃんを貸すことでネクロズマを黄昏の鬣の姿へ融合させ、多数の窮地を脱した模様。

 

<代表的な手持ち>

・ピッピ♀<特性:フレンドガード>

・アブリボン♀

・キュウコン♀<アローラの姿/雪降らし+オーロラベール搭載>

(アニメや本編、バトルツリーの手持ちを参照)

 

☆ほしぐも:ソルガレオ

原作とは違い、リーリエの手持ちになっている。時折、入りたそう/寂しそうな表情でリーリエの鞄を見つめているようだ。コスモッグ時代の名残なのかもしれない。

 

 

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<シルヴァディ(最優良個体)の誓約者>

名前:グラジオ・エーテル

性別:男性 実年齢:30代半ば/外見年齢:20代 身長:173cm

外見:髪を肩程度にまで伸ばし、下の方で束ねている。髪留めのデザインはルザミーネとお揃い。立て襟の白い半袖ジャケットを羽織っており、胸元には財団のマークが刺繍されている。インナーは黒い長袖で、シルヴァディに破かれた服にチャックをつけたものである。ズボンは白で、靴は黒。

【概要】

エーテル財団の代表。ヒマリの夫。ルザミーネと同じくポケモン保護活動に取り組んでおり、時には海外の方にも積極的に視察へ向かうこともあるようだ。冷静沈着であまり感情を表に出さないタイプだが、根は愛情深く家族思いの優しい性格である。そのため、時々自分の立場と板挟みになって苦悩することも。

手先は器用だが、人間としてはかなり不器用。妻に多くのこと(例.UB保護活動時の餌役など)を任せてしまうことを気に病んでいる。ポケモンバトルでヒマリに勝てたことが一度もないこと、母子共々「グラジオ/お父さんが情けないのはもう知ってるし、慣れたから大丈夫」と言うことが辛い。

ヒマリが初のアローラリーグチャンピオンになった後は財団に残っており、ルザミーネが回復するまで代表代理をしていた。ルザミーネの回復後、ヒマリの故郷であるカントーへの武者修行を計画している最中にUSUMに該当する事件が発生。事件解決後、更にレインボーロケット団事件が発生しており、実家が異世界の悪党どもに占拠される瞬間を目の当たりにする。

期せずして実家が「異世界の悪党どもによるアジト」にされた際、下っ端相手に大立ち回りを演じるレベルで憤慨していた。因みに、他にも何名かの誓約者が現場に居合わせた模様。事件解決後は再び後始末に奔走しており、カントー地方への武者修行に行ったのは年単位後。おまけに、その船の中でヒマリと遭遇し、一緒にカントーを巡ることとなった。

 

☆シルヴァディ(最優良個体)

エーテル財団がビーストキラーとして生み出したタイプ:ヌルたちの中で、1番能力が高かった=参考にしていたアルセウスに近い数値を叩き出していた個体。

そのため、タイプ:ヌルたちの中では1番過酷な実験を受けており、かなり疲弊していた。その痛々しい姿を目の当たりにしたグラジオによって、財団から連れ出される。

以後はグラジオを主として認め、寄り添い、お互いの孤独を分け合っていた。シルヴァディに進化した際、能力の高さから伝説相当の力を発揮。グラジオと誓約関係を結ぶ。

実際、同時期に生み出された他の個体と比べて戦闘能力が一回り高く、トレーナーを誓約者として見出す程の力を備えたシルヴァディは【グラジオのシルヴァディ】のみである。

甘えん坊な性格なのか、よく主にじゃれついては彼の服を破く。幼い子どもの面倒を見ていたこともあるが、その際、目が座ったグラジオから厳命を受けていたようだ。


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