出来る限り、次のエピソードにも入っていきたいところですね。
今年の初めから投稿し始めたのに、もう夏だなんて……
「なかなかいい技術だ。これなら探知できる」
ドクターは怪盗の腕時計を手に、モニターの前へと移動している。ゴンは部屋に居た同僚や部下たちに申し訳ないと頭を下げている。
ドクターはソニックドライバーの光を腕時計に照射しながら、モニターのキーボードをいじっている。
「これで……よし、宇宙船の位置が割り出せた!」
モニターに地球全体の巨大な見取り図が表示された。そこにピコピコと光る小さな点が怪盗ドクターの宇宙船。しかし、不思議なことにその点は日本ではなく、別の場所にあった。
「あれは……アメリカか?」
「どうしてアメリカに宇宙船が? 彼女を助けるんじゃ……いや待て」
ドクターはモニターの見取り図をズームさせる。その点の場所をさらに絞るためだ。
「最後の宝石、イエローラフはアメリカの自然史博物館、だったよな?」
「ああそうだ……おい、これってまさか」
「ヤツらの宇宙船は今ニューヨークにある! 狙いはイエローラフだ!」
それに気づいた瞬間、ドクターは怪盗ドクター、彼女のもとへと急ぐ。
取調室のドアを強く開け放ち、ドクターは彼女に詰め寄る。
「君は生き残りは自分一人だと言った。だがそれは嘘だな? この状況で君無しで盗むに行くなんて考えられない。もう一人スティールフォルムの仲間がいるはずだ」
「上手く騙されてくれて良かったわ、ありがとうドクター」
彼女は先ほどまでの冷たい表情が嘘かと思えるほど、憎い笑顔をその顔に浮かべた。
「どういうことだ? まさか怪盗ドクターは……」
「ああ、一人じゃなくて二人だ。助けに来るなんてのも嘘だろう? これは最後の作戦だった、同時に二つの宝石を盗み出すという作戦! まさか同時に来るなんて予想はできない!」
「その通りよ。だから同時に狙った。きっともう盗んでいるでしょうね、だからあとはもうあなたの持つサイレンスバイオレットだけ」
「何故そこまで事を急ぐ必要が?」
「あなたが知る必要は無いわ」
「さしずめ、ジュドゥーンに居場所でも割れたってところか?」
ドクターのその言葉は図星だったようで、彼女は顔をしかめる。
「とっとと仕事を終わらせてそそくさと帰るつもりなんだろ?」
「そんなところ」
彼女はフフッとあざ笑う。
「そんなことはさせないぞ、華を誘拐した上に宝石を盗んだ。あの宝石は君たちのじゃないはずだ!」
ドクターが彼女に言い寄る途中、突然空から轟音が響いた。警察署の人々は爆発かと身構えるが、ドクターだけは窓から身を乗り出して空を見た。
「今の音は何だ!?」
「ワープドライブによる……ソニックブームってところだ!」
「ソニックブーム!?」
「怪盗ドクターの船が戻って来たってことだ!」
ドクターは窓から外を覗く。ゴンも同じようにして空を見ると、そこには黒く円錐のような形をした巨大なUFO、怪盗ドクターの宇宙船が浮かんでいた。
「イエローラフを盗んで戻って来たんだ、サイレンスバイオレットを奪うために!」
「あんなの、一体どうするんだ!? 戦車か何か持ってきて撃ち落とすか!?」
「見た目は……なかなか古いが、地球の兵器で撃ち落とせるほど脆くはないだろう」
ドクターは浮かぶUFOを観察しながらそう語る。
「それに華だって中に居るはずだ、手荒な真似はできない」
「その通り。だから私と宝石だけ取って帰るわ。もちろん地球に攻撃なんてしない」
怪盗ドクター、彼女はそう話しながらドクターの後ろに立っていた。
「またいつの間に手錠を!?」
「手癖が悪くて」
再び、外から轟音が響き渡る。船のエンジン音か、それとも何かの合図だろうか。
「君は宝石を盗むことを『金のため』と言った。どうしてその五つの宝石なんだ? 宇宙には溢れんばかりの宝石がある、ブルーティアーズやサイレンスバイオレットはそこまで貴重なものとは思えない。それに一体誰が最初にこの宝石を持ってた? なぜこの宝石がターゲットなんだ?」
「知らないわよ、貴重なモノなのよ。それに宝石は綺麗だからこそ価値がある」
そう語り、彼女は大きく腕を広げて空を仰ぐ。
「もう終わったよ。早く私を連れて行って」
「待て待て、それだけじゃない、これらにはある共通点が……」
ドクターがそう言おうとした瞬間、彼は突然青い光に包まれた。
その言葉が続くことなく、まるで煙のように消えてしまった。ゴンはそれを見て目を丸くして驚いた。
「おいドクター!? どこに消えたんだ!?」
「どうして私じゃなくて彼を……?」
怪盗ドクターは、ポケットをまさぐり、あることを考える。
「まさか……」
「うおっ!?」
暗闇の中にドクターは放り出された。その時に一瞬壁に触れた際、冷たさを感じた。ここは恐らくあの宇宙船の中だろう。
「今のはテレポートか……、だけどどうして僕なんだ?」
暗闇に目を慣らし、先に進もうと思った瞬間、突然まばゆい光に照らされた。
「手荒なテレポートで申し訳ない。まさか彼女ではなく君をテレポートしてしまうとは」
光の先から、額に三つ目の瞳のついた、緑色の肌の男が現れた。
「君は誰だ? もう一人の怪盗ドクターか?」
ドクターは手で光を隠しながら、彼に質問した。
「いや、私は怪盗ドクターのパトロンを務めているロベルクだ。もう一人の怪盗ドクターは彼だ」
ロベルク、そう名乗った彼が隣に立った一人の少年を紹介した。人間のような見た目ではあるが、彼もまたスティールフォルムのはずだ。
「なぜわざわざ二人で活動させない?」
「俺よりもアイツの方が行動派だからな。俺は非常時にしか出ない。妹は無事か?」
彼は心配そうな目をしながらも、ドクターを敵対視しながら聞いた。
「危害は何も加えてない。スティールフォルムの兄弟とはね、間違えて僕をテレポートしたのか?」
「いや、厳密にはサイレンスバイオレットを所持している者をテレポートさせた。彼女が成功させていると思ったが、まさか失敗していたとは。ここに来たということは、君が持っているんだろう?」
ロベルクは三つ目の瞳でこちらを見つめながら、手を差し伸べるように出している。
「渡せと言うのか?」
「もちろん。彼女を解放してほしければね」
そう言うと、スポットライトに当たるように、暗闇の中から華が現れた。
「ドクター!」
「華! 無事だったか!」
「無事だけど二日ぐらい椅子の上に座りっぱなしだったから、もうヘトヘト……」
「拷問を受けていたわけじゃなさそうだな、良かった」
ドクターは華の様子を見て安堵するが、一番問題なのは交換条件だと言う事だ。
「彼女を解放したければ、サイレンスバイオレットを渡してくれ。約束は破らない」
「華をそのまま攫ったのは人質にもできるからか。用意周到だな」
「お前が持っているのは分かっている」
「ああその通りだ。ほら、これがサイレンスバイオレットだ」
そう言うと、ドクターはポケットから紫色の宝石を取り出す。この場の光を集めて眩く光っており、華はそれを見て一瞬目がしぼむ。
「華の方が大事だからな。これを君に渡すことに決めたよ」
「良い判断だ。早くこっちに」
「しかし、その前に一つ聞いておきたいことがある」
そう言うと、ドクターはサイレンスバイオレットを後ろに隠すようにして彼に迫る。
「これまでに盗まれた五つの宝石について少し調べてみたんだ。ターディスで半年ほど前に地球に落ちた五つの宝石がどこから来たのか調べてみたが、太陽系近くを周回する船が撃墜された際、地球に落ちたと分かった」
「それがどうした?」
ロベルクは神妙な面持ちで彼を見る。
「その船は厳重に守られた、いわば宝石を守るための護送船だった。不思議だろう? いくら価値があるとはいえ、宇宙のあちこちにある宝石をわざわざ厳重に守るだなんておかしい話だ。しかも大量の宝石じゃない、たった五つだけの宝石のためだけに!」
「何が言いたい?」
もう一人の怪盗ドクターも彼を見つめている。
「地球に落ちた五つの宝石はただの宝石なんかじゃない、強大なエネルギー源だ。ブルーティアーズは惑星ミッドナイトの放射線をたっぷり溜め込んでる。そしてサイレンスバイオレットはその内に時間を歪ませるほどのヴォルテックスエネルギーを持ってる。宝石の姿をしているが、これらは紛れもない兵器だ」
そう言うと、ドクターは笑いながらサイレンスバイオレットをひらひらと躍らせるように見せつける。
「お前たちは護送船を襲撃し、これらを奪おうとした。しかし失敗し、地球に落ちてしまった。それらを拾い集めに行ったが、まさか地球人がそれらを貴重なものとして保護し始めたのは予想外。そこで半年ほどの準備をかけて奪い始めたってわけだ」
「もしそれが本当だとしてどうするつもりだ? 渡さず、彼女を取り戻さないのか?」
「まさか。渡すよ」
そう言うと、ドクターはロベルクにサイレンスバイオレットを投げ渡した。
「それじゃ、彼女を返してもらおうか」
「ああ、もちろん」
ロベルクが指を鳴らすと、椅子に縛られていた華の縄がほどかれた。そのまま華は立ち上がってドクターの元へ駆け寄った。
「ドクター!」
「華!」
二人は再会を祝すように、強く抱き合った。
「ちょ、痛いって」
「正直、最初は君が死んだかと」
「いつものことでしょ。ほら、私は無事! でもあれ以上座ってたらエコノミークラス症候群になってたかも」
ロベルクは手に入れたサイレンスバイオレットを眺めながら、恍惚とした表情を浮かべた。
「ロベルクさん、これでようやく仕事も終わり、ですね」
少年の怪盗ドクターは、彼を見つめながらそう呟いた。
「でもいいの? さっきの見る限り、怪盗ドクターが盗んでた宝石って危ないものなんでしょ?」
「もちろんだ」
「ならどうして渡したの?」
「君を解放するためだ。まず第一のプランはそれだ。第二のプランは……」
ドクターが目を向けたのは、ロベルクではなく少年の怪盗ドクターだった。
「ロベルクさん、早く彼らを返してファイラをここに戻しましょう。もう全部終わったんですから」
「ああそうだな。彼らを早く……返すとしよう」
しかし、変わらずロベルクは宝石を眺めるだけだ。
「君は五つの宝石に護送船のことを知ってたか?」
ドクターは少年に声をかける。
「知るわけないだろ、全部ロベルクさんの案だ」
「なるほど、君たちは彼の都合のいい道具って訳か」
「道具だと!?」
少年はその言葉に激昂し、ドクターに迫るが、ロベルクはそれを腕で制止した。
「三つ目に緑の肌。お前はベティーラ星のモルフォースだろう」
ドクターはそう呟くと、ロベルクは突然冷徹な目をドクターに向けた。
「それ何?」
「宇宙のヤクザってところさ。1000年生きる種族で、宇宙のあちこちに縄張りを広げてる。目的のためなら手段を選ばない冷徹な連中だ」
「だからどうしたと言うんだ?」
「お前の姿を見た瞬間に気づいたよ。少なくとも宝石は、ただ金のためだけじゃないってことを」
ロベルクの顔はだんだんと暗い顔へと変わっていく。暗くて分かりにくいこの空間でもそれがよく分かる。
「依頼人がこれを欲しがっていてね。時間はかかったが、ようやく手に入れた」
「子供の影に隠れて泥棒家業とは。一体誰がそれを欲しがってる? 報酬は?」
「ある富豪だよ。星をいくつも買ってる。報酬はこの仕事から解放され、穏やかに過ごすことだ」
「星をいくつも買うほどの富豪、ただの趣味のために五つの宝石を欲しがってるわけじゃない……そうか!」
ドクターは頭を叩いてロベルクの方に迫る。
「言った通り、五つの宝石は兵器だ、五つ集まることで強力な武器になる! 依頼人は星をいくつも買ってそれらを利用するつもりだ、放射線、ヴォルテックスエネルギーの詰まった宝石……、それらを使えば宇宙のほとんどを破壊できるほどのエネルギーにできる! つまりお前の依頼人の企みは……宇宙の支配ってところだ。もし宝石を保護するためなら、わざわざ裏社会の人間に頼んだりしないはずだ!」
ドクターの言葉を聞き、ロベルクは手を叩いて賞賛する。
「その通り。俺はその支配からは逃れ、死ぬまで平穏な生活を手に入れられる。600年もこの仕事を続けて、さすがに疲れてきたんだよ」
「平穏な暮らしのために、わざわざ子供を使うだなんて趣味の悪いヤツだ。しかも絶滅寸前の種族を」
「ロベルクさんを悪く言うんじゃない!」
その言葉に怒ったのは、ロベルクではなく、もう一人の怪盗ドクターである少年であった。
「故郷を失って、盗むことしかできない俺たちに道を示してくれたのはロベルクさんなんだ! ヤクザとかなんでも、恩人なんだよ!」
その言葉に、ドクターはつい言葉を失ってしまう。
「さすがだベルス。お前はいい子に育ったな」
「子供に泥棒させるのが良い子だと?」
「泥棒は元からだ、彼らの技術を見込んで拾った」
「利用するためだろう? スティールフォルムなんて都合がいい存在だ、お前のビジネスなら尚更だ」
「そういえばドクター、怪盗ドクターはエンタメとかなんとかって……」
「そうだ、宇宙の悪趣味な連中に向けた興行。それが怪盗ドクターの正体だ」
「興行?」
「よく悪趣味な富豪が貧民の命がけのゲームを楽しんだりするだろう? それみたいなものだ。怪盗としていろんな場所から華麗に盗む、そういうエンターテインメントだ。それを宇宙で放映してる。前に噂で聞いたことはあったが、裏がこうだとは」
「それの何が悪い?」
「実際に盗むんだ、犯罪だから悪いに決まってるだろ!? しかも子供を利用して!」
「俺たちは別に利用されているなんて……」
「君はまだ子供だから分かってないだけだ、星を失った孤児の能力を利用して犯罪ビジネス、いくら恩人であったとしても君たちのためにはならない」
その言葉にベルスは何も言えなくなってしまう。
「だ、だけど……、俺たちは……」
「本当にいい子だベルス。こんなに上手く育ってくれて本当に助かる。だが……」
ロベルクは彼の事を見ながら、ゆっくりと壁に取り付けられた装置に手を掛ける。
「まさか……やめろ!」
「仕事は終わりだ」
それに気づいたドクターが制止しようとするが、間に合わず装置のレバーを下ろされてしまう。
その瞬間、青い光が辺りを包み込んだ。
警察署の中では、空に浮かんだ宇宙船を厳重に警戒していた。
突然消えたドクター、そして残された怪盗ドクター。彼女は取調室に閉じ込められていた。
「全く、アイツはどこに消えたんだ……」
「……ロベルクさん、ベルス……」
そう呟く彼女の前に、突然眩く青い光が現れた。
そこから現れたのはドクターと華、そしてもう一人の怪盗ドクターだった。ドクターは現れた場所が悪かったのか、ゴンにぶつかって現れ、彼はその衝撃で机に頭を打って気絶してしまった。
「ああっ! マズい戻された!」
戻って来て早々、ドクターは机を殴っていら立ちをぶつけた。
「どういうこと!?」
「宝石が全て手に入ったから用済みになったのさ。だから彼も含めてここに追い出された」
ドクターは共に現れた怪盗ドクターに目を向けた。
「そんな、ただのミスだ! ロベルクさんが俺たちを捨てるわけがない!」
「ベルス、どうしてここに?」
怪盗ドクターは、ベルスと呼ばれたもう一人の怪盗ドクターの元へ駆け寄る。
「分からない、ロベルクさんがこいつらを帰すのに失敗して俺まで。大丈夫だ、きっと戻れる!」
彼は妹である彼女の肩を持って勇気づけようとする。
「残念だがそれはない。君たちは彼に捨てられたんだ」
「そんないい加減なことを!」
「いい加減じゃない! もし戻すならとっくに気付いて戻してる、そこの彼女も含めて!」
ドクターは置いてけぼりにされていた、女性の怪盗ドクターの方を見つめた。
「10年だ、俺たちはロベルクさんに拾われて10年も一緒だったんだ! そう簡単に捨てるはずない、俺たちはロベルクさんにとって必要なんだ!」
「モルフォースは1000年生きる、10年なんて彼らにとってはたった数か月だ」
「たった、数か月……?」
ベルスはその言葉に黙りこくってしまった。口を開けない彼の代わりに、もう一人の怪盗ドクターが静かに口を開く。
「私、船に戻されなかった時に気づいたの。ロベルクさんは、私じゃなくて宝石の方が大切だった。だから宝石を持っている人間をテレポートさせたんだって」
「そんなこと言うなよファイラ、ただその時の優先順位が……」
「拠り所が無いから、きっと利用したんだよ、その人」
華はその場に口を出した。
「悪い人にとって、弱い子供って利用しやすいんだと思う。あなたから身の上話聞いて思ったんだ。宇宙最大の戦争の被害者なら、きっと利用しやすいと思ったはず」
「ああ、だから悪い事でも何でも使える。時間をかけて世話すれば親のように思う。そこを利用したんだ」
「そんな……」
ベルスは地面に野垂れ込んだ。
「だが君たちはまだ子供だ、未来がある。だからそんな呪縛からは逃れられる。悪党なんかに利用されちゃいけない!」
その言葉に、二人は落ち込みながらもうなずいた。
「ところで、二人は“怪盗ドクター”っていうのが本名なわけじゃないでしょ? ドクターが三人なんて面倒で呼ぶの大変だし、名前教えてよ」
華は二人を励ますようにそれを聞いた。
「俺は……ベルス」
「私はファイラ」
「よろしくね、ベルスにファイラ。それでドクター、第二のプランって何?」
「第二のプラン?」
「うん、最初に言ってたでしょ、宝石を渡して私を解放するのが第一のプラン。その次は?」
ドクターは目をぱちぱちとさせながら、ベルスの方を見つめる。
「あー、それは……、君に反旗を翻して、宝石を取り戻させようって作戦だったんだけど、まさかあんな早く帰されるとは思ってなかったから……」
「えぇ!?」
「いや大丈夫だ、まだ終わったわけじゃない! ヤツは逃げたが、宇宙船の情報は取得できてる。ターディスを使えば追える!」
そう言うと、ドクターは部屋から出て行こうとする。
「君たちはどうする? ここで逮捕されてるか?」
ベルスとファイラは、拳を強く握りしめ、意志を強く持ちながら言い放った。
「もし俺たちの事を利用していたなら、ロベルクさん自身の口からそれを聞きたい」
「うん、私も。自分の目で見ないと」
「よし、それじゃあついてこい!」
4人はそのまま警察署に置いてあるターディスの元へと向かって行った。
「いたたた……、今のは何だよ」
ドクターのせいで気絶していたゴンが目を覚ました。辺りを見渡すと、怪盗ドクターがそこから消えていた。
「くそっ、逃げられた! おい、ついてこい!」
彼は外に居た他の警官を連れて怪盗ドクターを追うため、取調室から走って行った。
次回のチラ見せ
「僕はドクター。唯一無二のドクターだ」