何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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UAが1000を突破しました!
この作品がこんなに読まれるとは思ってもいませんでした!
ありがとうございます!

そして、何気に久々の連日投稿です。いい加減不定期更新タグを付けようか悩んでおります。

今回は何時もより更にほのぼのや少しイチャつく予定です!

では、まったりしていってね!

ー追記ー
誤字報告ありがとうございます


第十話:再開と新たな店員

とっくの昔に店は閉め、夕飯をリズ達と食べて二人とも寝ている時間。俺は店の外……更には屋根の上へと登っていた。

 

「……ふぅ」

 

息を吐く。白く上へと上がっていく。

 

「何だかんだ毎月半ばになるとここに来るな」

 

ボソッと呟いた言葉は夜空にすわれー

 

「何黄昏ているんですか?」

「っ!?」

 

る事なく懐かしい声と共に帰って来た。そして肌色のフード付きの上着が俺の身体を包む。驚いたが俺は腰に付けていた銃を掴み振り向いた。

 

「無いっ!?」

「ふふっ、やっぱり大切に持っていたのですね?」

 

そこに立っていたのは、全身黒で統一された服、しかしジャケットは肩にかけてあるだけの女性が立っていた。

 

「うぇ、ウェル…?」

 

目の前には、昔離ればなれになった相棒の姿がー

 

 

 

 

「……はっ!」

「おっとと…」

 

目を開け飛び起きようとすると、身体を押さえられた。そちらを見ると、そこにはリズの姿が……ん?

 

「……リズ?」

「うん。おはよう店長。いやおはようにしては早すぎるかな?」

 

そう言うリズ。場所は変わらず屋上である。あれれ?

 

「俺寝てた?」

「うん。うなされてた」

 

そっか…いや待てよリズの奴寝てなかったか?

 

「あれ?リズ寝てなかった?」

「うん。店長が出ていく前までは寝てたね」

 

少し責める様に言うリズ。

 

「寝てたのか……」

「ふーん、前より良くなってるじゃん」

 

前は、泣きついて来たもんねとリズはニヤニヤしながら続ける。

 

「流石にそこまでじゃない」

「……少しはマシになったね」

 

ボソッとリズは何かを呟いたが聞き取れなかった。聞き返そうとしたが、頑なにはぐらかされてしまったので諦める。

 

「さて、じゃあ部屋に戻ろう」

「ダーメ♪」

 

起き上がろうとしたら、リズはまた俺を押さえ付けた。いい加減恥ずかしくなってきたのだが!?

 

「今日はそのまま寝て良いよ」

「いやいや、それじゃあリズが寝れないだろ?」

「人形だから一晩位大丈夫」

 

そういう問題だけじゃ無いんだがな。こうなったリズは梃子でも動かないからなぁ。俺は諦めてそのまま、彼女の膝に頭を戻す。

 

「大丈夫。クーは上がってこないよ」

「それは良かった」

 

そこから特に話す内容も無いので、夜空を眺める。

 

「「………」」

 

リズは、俺を見ながら何時もより少し優しい顔になっていた。

 

「…そう言えば店長」

「何だ?」

 

クーに、過去話したみたいだねとリズが言う。俺は頬を掻きながら頷く。

 

「じゃあ、これからはもう少し伸び伸びとやれるのかな?」

「期待してくれて良いぞ」

 

ドライブする暇が少なかったからな。リズは嬉しそうな顔をした。

 

「ふぁぁぁぁ…じゃあお休み」

「うん。お休み店長」

 

そう言って俺は意識を手放した。

 

ーーーーーーーーーー

 

可愛い寝息が出てきたのを確認して、私は肌色のフード付きの上着を掛ける。そしてここからは死角になってる方に声を掛ける。

 

「ーーーいい加減出てきたら?」

「ありがとうございます」

 

そうして出てきた金髪の女性。私は少し睨みつけた。

 

「何で隠れた?」

「っ!……それは」

「今更合流すると迷惑が掛かるとでも思ってる?」

 

それとも、愛想尽かされてるとでも思ってる?そう続けると彼女はあからさまにビクついた。

 

「図星だね」

「…はい」

 

ショボくれてる彼女を無視する。

 

「店長は、貴女がいない間に逞しくなったよ」

 

面倒事はキチンと拒否するようになったしね。そう続けると彼女はそうですかと反応した後

 

「なら、私は余計に彼の足枷に…」

「心配するまでもないよ」

 

言い切る前に被せて言う。すると彼女は驚いていた。

 

「さっきの会話で分かるでしょ?貴女なら」

「ー今がラストチャンスですか」

 

分かっているようでなにより。

 

「あまり足踏みしてると、奪っちゃうよ?」

「貴女に出来るのですか?ドライブ馬鹿」

「んー?なに?それは私に対する挑発?買うよ?」

 

彼を揺らさないように銃を抜き取り彼女に向ける。対して彼女は構えすらしていない。

 

「抜く気すら無いの?」

「えぇ、仲間に銃口向けるのは御法度ですから」

 

そう言って私の左隣に座り込む彼女。そして少し微笑み

 

「……ふふっ、リズも成長してるのですね」

「当たり前。ここかなり治安悪かったんだよ?」

 

それをここまでにしたのは、私と店長とテンコなのだから。

 

「……あの特殊弾馬鹿……追い付くのはやすぎます」

「ふふっ、闇や戦場を駆けるのは得意でも、普通に追いかけるのは苦手なんだね」

「…!殿だったのですから仕方がないです!」

 

あー、そんな大声出すと起きちゃう。急いで店長の耳を塞ぐ。…うん、良く寝てる。

 

「危ないなぁ~あまり叫ぶと起きちゃうよ?」

「そうでしたね。忘れてました」

 

そう言いつつ彼の頭をなで始める。

 

「…さてと」

「行くの?」

 

暫く撫でた後、彼女は立ち上がった。そう聞くと彼女は頭を横にふった。

 

「違います。荷物を取りに帰るだけです」

「了解。じゃあ部屋の支度をしとくね」

 

よろしくお願いします。と彼女言ってこの場を後にした。

 

 

ーーーーーーーーーー

眩しい……何でだ?

 

「んんっ……?あっ」

 

そうか、昨日そのまま寝たんだと思い出す。それと同時に頭に感じていた感触が少し違うのに気が付く。そちらを向くと、そこには、紺と黄色の服を着た金髪の女性が此方を見て微笑んで居た。

 

「ウェル……生きてたのか」

「えぇ、お陰様で。約束通り追い付きましたよ?」

 

そう言う彼女。涙は出さない。何故なら

 

「昨日…殴っただろ?」

「…すみませんでした。いざ会うと、迷ってしまって」

 

リズが駆けつけたから、特に問題無かったのか。ってあれ?

 

「リズは?」

「彼女なら、もう下で作業しに行ってます」

 

成る程、じゃあ手伝いに行かなきゃな。あ、でもその前に

 

「なぁ、ウェル……」

「お受けします。いえ、させてください」

 

おいっまだ要件言ってないんだが?そう思いつつ目の前に居る彼女を睨み付けると彼女は

 

「[店員として働いてくれ]ですよね?」

 

と言い当ててきた。

 

「当たり。そもそもこんな形じゃあ格好付けることも出来ないな」

 

そう言って起き上がろうとすると。押さえ付けられた。

 

「ちょっ…!」

「まぁまぁ……そんなの似合わないですよ。店長?」

 

そう言い切られた。まぁたかが辺境の小さな店の店長だから気張らなくていいか。そんな事を考えているとウェルが質問してきた。

 

 

「所で店長。仕事の雰囲気はどんな感じですか?」

「基本まったりだよ」

 

ただのアイテムショップだからね。と続けると彼女は一言

 

「メンテナンスショップではないのですね」

「それは良く言われる。そっちも隠しメニューで小さいけど受けてるよ」

「メンテナンスをメインすると店長が仕事しかしなくなるからですか」

 

うっ、色々省いたけど充分に伝わったようだ。そんな事を話していると、下からリズの声がきこえてきた。

 

「二人ともいい加減に手伝って!」

「あいよー!……さてと」

 

俺は漸く膝枕から脱して立ち上がる。

 

「クーに紹介とウェルの仕事を考えないとな」

「どんな仕事でも、やり遂げますよ」

 

それは頼もしいな。俺はウェルの言葉にそう思いながら屋根を降りた。

 

「ウェル。これからよろしくな」

「えぇ。こちらこそ」

 

 

 

 

 




甘く…なったかな?
私の現在の力量ではこれが限界でした。

とある銃種と仲良すぎじゃないか?この店長。

そろそろ、登場人物多くなってきましたね。私に捌ききれるのだろうか(自業自得)

感想・評価お待ちしております。作者の励み及び執筆速度の上昇につながります。

では、また次回お会いしましょう!

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