何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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中々超えれない3000字の壁とサブタイトルが最近の悩みです。

どうも筆者です。

4日連続投稿出来てる…!

この頃お気に入りの数が徐々に増えてって驚きが隠せないです。ありがとうございます!
これからもほのぼの店長達の物語をよろしくお願いします!

それから、不定期更新タグは今のところつけずにおきます。

ではまったりしていってね!

ー追記ー
誤字報告ありがとうございます

2019/07/28
またまた誤字報告ありがとうございますっ!


第十一話:人が増えると良い事がある

目が覚める。それと同時に時計のアラームが鳴った。

 

「さてと、じゃあ今日も仕事を頑張りますかね」

 

何時もの通り朝の支度をすまし、そのまま店内へ向かう。

 

「おはよう。皆」

 

入ってすぐに挨拶をする。これも何時も通りである。まぁ最近変わったのは、一人従業員が増えた事か。

 

「おはよう。店長」

「店長。おはようございます!」

「おはようございます店長。もう開店準備は万端です」

 

三人三様の返事が返ってきた。上からリズ、クー、ウェルである。

 

「じゃあ、開店するか」

「了解です」

 

俺の言葉にすぐ反応したウェル。取り敢えずはここの店番をリズと交代で任せる事にした。

さてと、今日の予定を確認しようとしたら、電話が鳴った。

 

「はい。こちらアイテムショップアクロスです」

 

リズがすぐさま応じる。こんなに早い電話も久々だな。この店でこういった時は緊急性がある事が多い。リズの顔を見つめていると、少し顔をしかめた。

 

「何か嫌な気がしますね」

「だな」

「ですね」

 

ウェルは特に気にした感じではないがそう言い、商品棚の微調整を始める。クーもそれを見て別の商品棚の微調整に向かって行った。手持ち無沙汰になったからって仕事をするのはいかがな物か?まぁ有難いけどね。そんな事を思っていると、通話が終わったようだ。

リズは受話器を置いて、こちらを見た。

 

「店長。karさんが今日オフだから銃のメンテナンスを頼みに来るってさ」

「カラビーナさんが?何時頃?」

 

リズにそう聞き返すと彼女は

 

「今から」

「...ゑ?」

 

今すぐにでも来たいほどですか。何か不備があったのだろうか?俺はそんなことを思いながら、待つことにした。

 

 

カランカラン

 

「失礼しますわ」

「「「「いらっしゃいませ」」」」

 

あれから、凄く心配していたらカラビーナさんが来てしまった。ここまで来たら、覚悟を決めよう。

 

「カラビーナさんおはようございます」

「えぇ。店長さんおはようございますわ」

 

カラビーナさんは特に怒った感じではない。まぁ挨拶だからかな?

 

「あら?一人店員さんが増えたのですね」

「あ、はい」

 

カラビーナさんはそう言うと、ウェルの方に歩いていき手を伸ばしながら

 

「初めまして。モーゼルkar98kと申しますわ」

「ウェルと言います。よろしくお願いします」

 

そうして、ウェルとカラビーナさんは握手した。その後俺の目の前に立ち

 

「さてと、では本題に入りますわ」

「はい」

 

正直怖いな……やっぱり気軽に受けすぎたか?内心ビクビクしながらカラビーナさんの言葉待つ。彼女は暫く言葉を探してから口を開いた。

 

「一体どんな魔法を使ったのですか?」

「……はい?」

 

魔法とな…何を言っているんだ?俺の反応がとぼけているように感じたのかカラビーナさんは少しムッとして

 

「とぼけないで下さいませ!」

「いや、とぼけるもなにも…具合が悪かった訳では無さそうですね?」

 

確認すると、頷くカラビーナさん。良かったー、カラビーナさんの動きを見たときの癖に会うように組み立ててたから、上手くいってなかったら正直立ち直れなかった。これは、訳を聞くのが大変だと思っていると静かに話を聞いていたウェルが何か気が付いたらしい。

 

「あぁ…命中精度と装填どちらかが異常に良くなりましたね?」

「!その通りですわ!命中精度は良くなるし、装填はこれまでより楽に速く行える様になりましたわ!」

 

カラビーナさんの返事に、成る程成る程とウェルは頷き

 

「分かる分かる。じゃあその後ちょっと自身でメンテしたら、調子が何時もと同じに戻った……違いますか?」「ウェルの言う通りですわ。何がどうなっていたのか、不思議でたまりませんでしたの」

 

だから、今日急いで来たのですわと続ける。ウェルは俺の方を向いて

 

「店長。karさんの銃の整備をやってくれますか?」

「お、おう……カラビーナさんもそれでよろしいのですか?」

「えぇ。よろしくお願いしますわ」

「分かりました。では出来るまで少々お待ち下さい」

 

結局魔法だの何だのは分からなかったが、本人が整備をご所望そうなので、俺はkar98kを受け取りメンテ室に向かう事にした。

 

 

「さてと……この前やったばかりだけど、一応バラシからやるか~」

 

分からない事は後回しにして、分解を始める。まずは銃剣を外してー

 

 

「♪~♪~」

 

 

暫くした後、分解は容易に出来た。ウェルの言葉から察すると、どうやら自身でメンテをしたとか言ってたか

 

「♪~ん?あぁ」

 

分かった。駆動部の付近にガンオイルが若干多いかったのか。まぁ普通に運用は可能だが、それだけだ。最高パフォーマンスを出すには邪魔になるんだよな。

 

「分かったなら、後は簡単~♪」

 

よーしっなんとなく理由も分かったし、このままガンオイルを一度拭き取って適量吹き付けて組み上げればー

 

「よしっ、完璧!じゃあ次は銃剣…の方を」

 

よし、研ぎ直して組み合わせて。完成だ。

 

「おっとと、銃剣に付けるカバーを忘れてた」

 

じゃあ戻りますかね。しかし魔法とは一体なんの意味だったのだろうか?整備の腕の事か?

 

「…いや、まさかな」

 

そんな事言われた事ないし、気のせいだろう。俺はそう完結してメンテ室を後にした。

 

 

「お待たせしました…終わりました」

 

俺が店内に戻ると、そこは紅茶の良い匂いが漂ってきた。カウンターを見ると、カラビーナさんと店員が全員でまったり何かを話ながら、ティータイムをしていた。

 

「あっ店長!お疲れ様でふ!」

「ありがとうな、クー。でも口の中食べ終わってから話そうな?」

 

始めの気が付いたのはクーで、スコーンを頬張りながら俺を労ってくれた。それと同時に他の面々も気が付いたようだ。

 

「店長、お疲れ様」

「店長、お疲れ様です。紅茶飲みますか?」

「店長さん、お疲れ様です」

 

上からリズ、ウェル、カラビーナさんである。まぁ暇されているよりか良いのかな?俺はウェルに紅茶を頼みカラビーナさんに銃を渡す。

 

「終わりました。確認の方をお願いします」

「……いえ、大丈夫です」

 

カラビーナさんは俺から受け取った銃を持ち、そう断言する。いやいや、整備したの人間なんでもっと疑いましょうよ!

 

「烙印システムの応用で、銃の調子はよく分かるのですわ。重りが外れた感覚ですので大丈夫ですわ」

 

そう言って銃をカウンターに立て掛ける。そして自身の財布を取り出し

 

「いくらですか?」

「えーと、4万ですかね?」

 

この前と変わらないし、良いかなと思いそう言う。彼女は分かりましたわと言って金をカウンターに置く。それを俺が受け取ろうとしたら、リズがそれよりも早く受け取り確認した。

 

「4万クレジット丁度です。ありがとうございます。明細書は必要ですか?」

「大丈夫ですわ」

 

カラビーナさんは、カップに残っていた紅茶を飲み干し自身の銃を持ち立ち上がった。

 

「あ、紅茶代は……?」

「「「あっ」」」

 

俺とリズ、クーはその言葉で完全に思い出す。でもこの紅茶はウェル個人のだよな?そういうことでウェルの方を見て確認すると彼女はカラビーナさんに微笑み

 

「結構ですよ。お得意様ですから」

「分かりましたわ。ではまた」

「「「「またのおこしをお待ちしております」」」」

 

カラビーナさんは俺達の言葉を背にして出口に向かって行くが、ふと何かを思い出してこちらを向いた。

 

「店長さん、今度はゆっくりさせて頂きますわ」

「えっ?あ、はいお待ちしております」

 

カラビーナさんはそう言って店を後にした。

……どういう意味だ?俺は閉まって行く出入口を見ながら首を傾げる。すると俺を見る視線を感じた。そちらを見るとそこには店員達が此方を見ていた。

 

「店長からきっと整備のコツを聞きたいんじゃない?」

「あぁ、成る程」

 

リズが何時もの様に俺の思っていた事に対して自身の予想を言ってくる。俺はもう半ば気にせず、何時もの席に座り紅茶を飲む。

 

「店長!今度店お休みを作りませんか?」

「あー、そうだね。ウェルの歓迎会やらんとだからね」

 

クーの意見に俺は丁度良いかも、と同意した。

 

「店員も増えたし、メンテナンスも隠さずやり始めるかな?」

「後1人増えれば私は文句言わないよ」

 

リズの方を向きながら言うと、彼女はそう言った。しかし後1人か

 

「楽勝だな」

「ふーん?じゃあ、今週中ね」

 

そう返すと彼女は更に、条件を追加した。

えっ、今週中?あと2日しかないんだが!?顔に出ていたのか、リズはニヤッとした。

 

「あれ?もしかして、怖じけずいちゃった?」

「っ!ヤッテヤロージャネーカコノヤロー!」

 

そんなやり取りをしているとウェルがふふっと笑った後に口を開いた。

 

「店長も、リズを弄ったらこうなるって分かってるのに懲りませんね?」

「うるせいやいっ!」

 

あー、どうしよアイツまだこの付近に要るといいんだけど。

俺はウェル達と話ながらそんな事を思っていた。

 

 

 

 




んー?店長がスカウトする娘は一体誰でしょうかね?

感想・評価お待ちしております。作者の励み及び執筆速度の上昇につながります。

では、また次回でお会いしましょう!

UA5000突破記念ほのぼのアンケート。30話はどんな内容が良いですか?(期限5/19終日)

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