ネタが…そろそろ尽きてしまう…ゼツボウ
ー追記ー
誤字報告ありがとうございます。
この前リズの挑発に乗ってから時が経つのは早く、もう最終日となっていた。
「ヤベーよ。アイツ見つからね」
今日も今日とて街に仕事を探しながら、ブラブラしていると、背後から声をかけられた。
「店長?やっと見つけましたよ?」
「あっ、ウェルだ」
そこにはウェルが何時もの格好で、近付いてきた。
「店長、辻整備まだやっているのですか?」
「おう。この方法ならそろそろ出てくるかな…と」
辻整備とは、俺の視認出来る範囲にいる人達が持ってる電子機器及び銃火器を次々と治して回ることである。因みに値段は少し安くしている。タダにしても良いのだが、このご時世タダは疑われるからね。
「噂はかなり出て来てますよ。私が趣味で調べていても詳しく分かる位には」
それは、良いことを聞いた。でもウェル調べか…信用ならないな。
「今回は荒く調べたので、心配しなくても大丈夫ですよ。一部の人達にはかなり好評みたいですし」
「リズといい、ウェルといい何で俺の考えてる事わかるん?」
店長が分かりやすいんですよとウェルは微笑みながら言う。そんなに分かりやすいですかそーですか。
そんな事を喋りつつ街中を徘徊していると、見知った後ろ姿が見えた。
「ヒトヨ?」
「?……あっ!店長さん!」
ヒトヨは少しキョロキョロと回りを見た後、此方を見て近付いてきた。ウェルを見て少し目を見開いた。
「店長さんのお知り合いですか?」
「あぁ、初めて会うんだっけ?こちらはウェルと言って、今はうちの店員かな」
「ウェルです。ヒトヨさんこれからよろしくお願いします」
「ヒトヨで良いですよウェルさん。こちらこそよろしく!」
ガッチリと握手を交わす二人、何か軋む音がしそうな位手に力入れてないか?と思っていると案外そうでも無かったようで、そのまま手を放した。
「ところで、店長さん。ここ数日間激安でメンテナンスをしてくれる男性が居るって噂立ってましたが、これ貴方ですよね?」
「おぉ、もうそっちにも噂流れているのか~早いな」
ここは、比較的に野良の戦術人形が多い傾向にある街なので、ここでは人形側と人間側で噂が先ず分かれて流れる性質がある。ウェルが基本的に調べるのが、人間側のルートなのでヒトヨが調べるとしたら、多分先ずは人形側のルートだろう。そう当たりをつけて返事をすると、ヒトヨは納得した顔となり
「納得~じゃあ、私の銃もお願いしようかな?」
「長物を整備するには機材と場所が悪いから、店に明日以降来てください」
俺がそうキッパリ断るとヒトヨはえぇと不満を垂れた後に
「なら、明日行くね。じゃあ私はこれにて!」
「お待ちしてます~」
ヒトヨはそう言って、走り去って行った。速いなもう見えなくなったよ。
「店長。では私もこれで」
「おう。気を付けてな」
ウェルも離れて行った。しっかしこれからどうするか制限時間までそんなにないんだよな。
「はぁ...あの特殊弾馬鹿何処にいるんだか」
「ここにいますよ。店長」
ブツブツ言いながらもまた徘徊を始めようとしたら、その呟きに対して反応があった。俺が急いで振り向くとそこにはムスッとしているテンコが立っていた。
「あっ噂をすればって奴か?」
「今朝噂を聞きつけて来ただけですよ。予想は出来てましたが」
テンコはそう言って笑った。予測通り、メンテナンス系の人が居ると確認するんだな。まぁお陰様で本題に入れる。
「テンコ実はさ、話があるんだけど」
「えぇ」
テンコはキチンと聞く体制を整えてくれた。
「うちの店員になりませんか?」
「.....ふむ」
ダメだろうか?と思っていると、彼女は
「二つ条件があります」
「お、おう」
何だろう?
「一つ目は、キチンと給料払ってください」
「ああ。渡すよ」
まぁ、普通に考えてそうだよな。俺は頷きながらそう思った。
「二つ目は仕事場はメンテ室で」
「うん。うん?」
メンテ室で仕事か。銃弾作成かなと思いつつ返事をすると、テンコはニコッと笑い
「では、よろしくお願いします」
「おう。こちらこそ」
じゃあ用事も済んだし、帰るとしますかね。っと忘れることろだった。
「仕事は明日からでよろしく。こっちも準備があるから」
俺がそう言うと、テンコは暫く悩んだ後自分も手伝うと言ってきた。
「良いのか?」
「えぇ。先に店で待ってて下さい」
荷物を持って直ぐ向かいますのでとテンコは言って、走り去って行った。
「これってテンコより早く帰らないといけないよな?」
人形と徒競走とか、かなう気がしないのだが。
「まぁ。急いで帰れば大丈夫かな?」
俺は足早に自身の店に向かって歩き出した。
「ーあ店長。遅いですよ」
「ー知ってた」
店に着くと店前にて、テンコが待っていた。やっぱり俺より早かったな。俺はそう思いながらテンコを連れて店内に入っていった。
「ただいま~新しい店員スカウト成功したぜ」
挨拶と共に報告をカウンターの席に座っていたリズに報告する。彼女は俺の後ろをチラッと確認した。
「おかえり。やっぱりテンコね」
「えぇ、予想通りでしたか?リズ」
テンコの言葉にうんと頷くリズ。なんかそんな話してたのかな?そんな事を考えていると、クーがプライベートエリアから現れた。
「あ!店長お帰りなさい!テンコさんも!」
「えぇ、今日からよろしくねクー」
うん。クーですら気が付いていたのか。これ紹介いるのだろうか?
「この感じだと改めて説明はいらなそうだけど、今日からテンコも一緒に働いて貰います。よろしく」
「改めまして、テンコです。よろしくお願いします」
「「こちらこそ、店長の管理よろしくお願いします」」
「えぇ、任せて下さい」
ん?なんか嫌なワードが聞こえて来たぞ?
「店長の管理って...そこまで信用ないか?」
「メンテナンスし始めると、根詰めるのは何処の誰だっけ?」
「うっ」
リズの言葉に何も言い返せない。気が付いたら半日経ってたとか普通にあったからな。それのストッパー役をテンコがやってくれるのか。
「テンコ。じゃあメンテ室を片付けしよか」
「ですね」
「あっ!その前に部屋に荷物を!」
クーがメンテ室に向かっていたテンコをそう言って止めた。そっち優先で良いよと言って、俺は先にメンテ室に入った。
「案外直ぐに終わりましたね」
あれから一時間程立つ頃には、二人が仕事出来る様に模様替えが終わった。
「だね。テンコありがとうな」
「いえいえ、明日からの仕事場ですから」
そう言ってテンコは自身の椅子に腰を下ろした。俺も自分の椅子に座る。
「ふぅ...明日ヒトヨが来るから、それの準備もしておこうかな~」
「……」
何か見られている気もするけど、気のせいだと割り切り準備を進める。と言っても工具を何時もの定位置に出すだけなんだが…すると後ろから何かが差し出された。
「これは…!」
「戦闘後の破壊された人形から拾ったものなのですが、これ直せたら売れそうじゃないですか?」
置かれたものは、AR系特にM4シリーズに付けれるアンダーバレルショットガンであった。コッキング部分が少し歪んでるかな?直すのは
「簡単に直せるかな。商品に使えるかは微妙では在るけど」
「付けれる種類の問題ですか。店長は使えないのですか?」
テンコがそんな事を聞いてくる。俺が使うって
「俺は、銃のメンテナンスが出来るだけだよ。使うことは出来なくはないけど、相手に当たらないかな」
「射撃が苦手なのは変わらなかったのですね」
このご時世で色々あったけど、アサルトライフルなんて握って撃った経験何て数える位しかない。そう思いながらも修理を開始する。やっぱり、コッキング付近にダメージが出てるか。
「交換っ交換~♪」
「…はぁ、相変わらずのハイスピードですね。本当に人間ですか?」
そうか?内部構造は単純だぞ?一目見りゃ分かるからね。そんな事を思っていると整備が終わった。
「よし、出来た。後は動作試験だな」
「何処でしますか?」
何処でするか、か…ここでやるのはちょっと怖いな。
「外行こうぜー外」
「はい」
この後、はそのまま外で動作試験をやっていたら閉店時間に差し掛かっていたので、今日はここまでになった。
次回は、ちょっと短くなります。ご了承下さい。
ほのぼのさせれてるかこの頃心配です。大丈夫ですよね?
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では、また次回お会いしましょう!
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