ありがとうございます!
暫くは、2~3日に一回になるかもです。すみません。
さて、今回は……!ヒトヨさんが来店ですね~
では、まったりしていってね!
4月23日12時45分追記ー
話数をミスを治しました。申し訳ないです。
-追記-
銃の名称をミスしておりました。報告者様ありがとうございます!
今日はヒトヨが来る日だ。アイツは開店直後に来ることが多いので、早起きをした。そのままいつものように、店内へのドアを開け挨拶をする。
「ねみぃ…っと、おはよー」
「あら、今日は早いじゃんおはよう」
そこには何やら飲んでノンビリしているリズが座っていた。クーはまだ帰って来てないか。
「今日はヒトヨが来るから、早起きしたの。アイツの整備は寝ぼけた状態じゃ出来ないからね」
「そのメンテナンスに対する情熱を他に役立てれないの?」
俺の言葉に鋭く突っ込みを入れるリズ。俺は彼女の方を見て
「でも、キチンと経営出来てるだろ?」
「…はぁ、そう言う訳じゃないんだけど」
店長だし、仕方がないかとリズは何か諦めた顔となっている。どういう訳だ?
「そう言えばテンコは?」
「メンテ室には居ないしまだ部屋じゃない?」
まぁ、まだまだ開店時間まで時間はあるしな。そんな事を考えていると、入り口が開いた。
「あ!店長!おはようございます!」
「おーう。おはよー」
俺は荷物を両手で溢れる位に持っているクーの側によって行き、その荷物の半分を持つ…ってこれ、かなり重いぞ?
「ありがとうございます!」
「今日は良い仕入れだな」
「私も、付き添いましたから」
後から予想していなかった人物が出てきた。
「ウェル!何故に?」
「ちょっと調べ物してまして、その帰りに会った感じです」
成る程なー、本当にウェルって情報集めるの趣味にしてるよね。此方としてはありがたい限りである。
「なんか、面倒な噂流れてた?」
俺が持っていた商品を並べながら聞くと、彼女は少し悩んだあとに特に無かったと言った。
「なら良かった」
「そうですね」
そんな事を考えてこの商品が入っている木箱の中身を取り出し続けていると、何やら透明な四角い箱に中心にコアらしき物がー
「おいおいおいっ!?」
こいつは、汎用コアじゃないか!戦術人形のダミーに必須の!これは……色々と商品化出来ない奴じゃんか。
「クー。これは何処で拾ったの?…まだ結構な数あるけど」
俺は至って普通にそう聞いた。すると彼女は笑顔で
「戦場からです!」
「……敵とは会わなかったな?」
「大丈夫です!」
まぁ、それなら良いが…と言うことはIOP制の戦術人形が大量に…ん!?
「……クー何処まで行った?」
「あっ、…えへっ♪」
実はここの地域は滅多な事がない限り、鉄血が来ることは無いのだ。出てくるとしたらもう少し別の所で、そこまで行くと確かに鉄血兵の残骸やIOP制の人形が結構な比率で落ちてはあるが、危険なのだ。
「……二度と行くなよ?」
「うぅ、はい」
「「「………」」」
クーを叱っていると何やら視線を感じた為、そちらを見るとそこにはニヤニヤしている三人組がいた。
「…店長が言える事じゃないよね?」
「ですね。最低でも、あそこで私も会った事ありましたし」
「反面教師にしろ、ということでは?」
上からリズ、テンコ、ウェル。ヤメテっもう店長のライフはオーバーキルだよっ!
「ーまぁ、コアは最悪使えるといっちゃ使えるから良しとするか」
「あっ、話をずらしました!」
今度はクーに突っ込まれる。なんか徐々にクーまでリズ達に染まってきてないか?そんな事を思っていると、テンコがニコニコしながら近付いてきた。
「店長。これメンテ室に入れておきますね?」
「あぁ、任せた。俺も…残りの奴を持って行こうかな」
テンコは汎用コアの入った片方の木箱を持ち、メンテ室へと足早に向かって行った。俺も後に続く為に木箱を持ち上げて
「ーあ、そうだった。クー、今日これから休みにしていいよ~」
「へっ!?良いんですか!」
大袈裟に喜ぶクーに頷く事で返事をし、そのままメンテ室へと足を進めた。
メンテ室に入ると、荷物を置いたのかテンコは一人弾丸を作っていた。
「おぉ……マジか」
「えぇマジです」
一発一発丁寧に作成された彼女の弾。それがいくつもの並べられて行く。
「ん?これってコンテンダーの弾じゃなくね?」
「ですね。これはクーの弾ですよ」
あぁ。だからそんなに太い弾なのか....
「ー彼女に要望受けたのか?」
「いえ、友情の証にですよ?」
どんな、物騒な友情の証だよ?俺は思わずそう呟いてしまった。するとテンコは目を細めて
「私をここまで特殊弾の沼に引きずり込んだのは店長でしたよね?」
「そうだったか?初めからこんな感じじゃなかったか?」
俺はメンテと銃の改造がメインだよ。そう続けるとテンコは目を更に目を細めて、こちらを見つめてきた。
「リズの弾を私の技術を盗んで、銃身改造で徹甲弾を装備出来る様にしたのは誰でしたっけ?」
「あれはそこまでの事じゃないだろ?弾頭を変更しただけの物だぞ?」
ん?でもこれから一緒に作成できるから、更に火力上げれるんじゃないか?
「「なぁ(あの)」」
俺とテンコの声が被った。この感じは同じ事を考えていたな?じゃあその事について詳しく話そうとしたらメンテ室の扉が開いた。
「店長。白熱しているところ悪いんだけどさ、お客さんだよ」
「...あっヒトヨかな?」
何かうまい感じにテンションが上がってきたのに...お客様なら致し方ない。俺はテンコに後でまた話そうと言って店内に戻った。
「あ!店長!おはようございます!約束通り来ましたよ!」
俺が店内に戻ると、そこにはウェルの紅茶を飲みながら談笑しているヒトヨが座っていた。彼女は俺に気が付くと元気よく銃を掲げながら声を掛けてきた。ウェルの方を見ると
「開店と同時に入ってきましたよ」
との事だった。やっぱりか、まぁ良いけどさ。俺は何時もの席に座りつつ話を始める。
「..銃本体のメンテナンスでよろしいですか?」
「うん!よろしく!」
そう言って、セーフティを掛けてある彼女の体の一部の『M14』を受け取った。
「OKOK。じゃあ直ぐにやってくるよ」
「ありがとう!じゃあここで待ってますね!」
ヒトヨは、そう言うと紅茶を掲げながら談笑に戻った。なんかクーに似た何かを感じるよ。そう思いつつ俺はメンテ室に戻った。
「おかえりなさい。M14ですか」
テンコはもう作業が終わっていたようで、ドアの音で振り向き俺の持っている銃を一目で言い当てた。まぁ分かりやすい構造しているからな。
「今からメンテはじめるから邪魔しないでな」
「了解。根を詰めだしたら止めますので、それだけは理解してくださいね」
あぁ、そういえばそんな事リズに言われていたな。一応頷いてメンテを始める。
あれからテンコの視線を感じつつ作業を続けていると止められる前に終わらせれた。
「ふぅ、終わったぁ」
背を伸ばす。すると後ろからカードリッジが一マガジン置かれた。
「これは?」
「徹甲榴弾」
ふむふむ...徹甲榴弾かぁ...相手の装甲を抜いた後に内部で榴弾が炸裂するって弾だったかな?あれ?そんな物必要な敵が相手に居たっけ?
「鉄血のハイエンドは内部も頑丈なので丁度いいですよ」
「あぁ~!成程一発与えれば結構ダメージ入りそうだもんな...って、過剰攻撃力だよ!」
俺が突っ込むとテンコは微笑んだ。
「このご時世ですので。これくらいどうって事ないですよ」
「はぁ...まぁ受け取れば渡すよ」
それで良いですとテンコは言って、席に戻り片付けを始める。
「さてと...行きますか」
「出来きたぞ。ヒトヨ」
「わぁ~!ありがとうございますぅ!」
俺が店内に入りヒトヨに声を掛けると、彼女は席から立ちあがり銃を受け取った。
「それと、これはテンコからのお試し兼お守りだとよ」
「えっ?これは....?」
困惑顔のヒトヨ。そうだよな普通に考えて安全性を考えるよな。
「大丈夫。この1マガジン位なら耐えれるよ」
テンコはそう作るようにしているからな。俺はそう思いつつただと続ける
「ただ、無理に受け取らなくても良いよ。テンコの気まぐれだから」
「いいえ、受けっておきます。私野良ですし」
即答した彼女は、もし使い切った時は買わせて下さいと言った。俺は頷く。
「じゃあ。お勘定ですが」
「はいっ!じゃあありがとうございました~!また来ますね!」
ヒトヨはピッタリの値段を財布から出して、ルンルンと店を後にした。
「「またのお越しをお待ちしております」」
「っ!またな~」
一テンポ遅れたので焦って何時もの癖で言ってしまう。ヒトヨは一瞬驚いたのか顔に出ていたが直ぐに何時もの笑顔に戻り
「では!」
そう言って彼女は入り口から消えていった。
次回からちょっとほのぼのから、遠ざかります。また戻りますが
こんなご時世なので、許して下さいませ。
……ここで一旦区切りがあるのでそろそろ設定集とか上げようかな…?
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