何でも屋アクロス   作:無課金系指揮官

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続ほのぼのじゃないお話です。

おや?店長が覚悟を決めた様ですね。これは一雨来そうだ。

ではゆっくりしていってね!


第十五話:戦闘準備

あの言い争いの後、俺はガレージに向かっていた。理由はハッキリしている。俺は指揮官の様に細かい指揮は出来ないし、戦闘中じゃあメンテが必要になることはない。

 

「ーでも何も出来ないのは嫌だからな」

 

耳につけた無線機からは敵の量や作戦等々が聞こえてくる。そう思っているとガレージに着いた。そこにはリズの車や、装甲車が置いてある。取り敢えず装甲車のエンジンを始動しておく。

 

「店長!あっ、ありがとうございます!」

「気にするな~」

 

俺はそのまま、ガレージを開ける。暫くすると、テンコとリズ、ウェルが全てのダミーと共に来た。

 

「店長。行ってくるね」

「ああ」

 

リズがいつも買い出しに行く感じに言ってきたのでついつい何時もの通りに返した。あっと思った時には装甲車に入った。次に来たのはウェルだった。

 

「店長。行ってきます」

「...うん、行ってらっしゃい」

 

もう何時もの通りが良いかな?

 

「店長。行ってきますね」

「弾薬の貯蔵は...十分そうだね」

 

テンコは、ダミーは普通の格好だが、話しかけてきたテンコは何時もの格好に更に弾を付けたスカートを付けてきた。俺の返事になっていない返しに彼女は笑いもう一度行ってきますといったのちに装甲車に乗った。そして発進しようとしていた。俺は無線機のマイクをオンにした

 

「生きて帰ってこい!!」

()()()()()》》

 

もうこうなったら、何もやれることは無い。俺は、ガレージの防弾壁を閉め店内に戻った。すると、丁度電話が鳴っていた。

 

「アイテムショップ・メンテショップアクロスです。すみませんがー」

《坊や、状況はリズから聞いたから別に言わなくても大丈夫よ》

 

また言葉の途中で遮られたが、この声はニーアさんであった。でも鉄血が攻めてくることは知らないはず。そう思いながら質問をした。

 

「ニーアさん。なら何故電話を?」

《鉄血が攻め込んで来るんでしょ?》

 

ニーアさんが言った事に一旦驚きつつも彼女は情報がを何処からか集めたのだろうと思いそのまま対応する。

 

「えぇ、そうですね」

《坊やの所の店員が今加勢に向かったのでしょう?》

 

俺は黙った。ニーアさんはそんな俺に何時もの言い方のまま続ける。

 

《まぁ、実際はリズから聞いたのだけどね》

「成程。ではこちらに避難したいのですか?」

 

うちにはガレージの中にシェルターが一応あるので、匿う事は出来るなと考えているとニーアさんは否定した。

 

《違うわ。そう言えば昔坊やが酔った時に、面白いものがあると言っていたじゃない?》

「つっ!?えぇ、まぁありますね」

 

覚えていたのか。まぁ仕方がないので正直に答えた。すると彼女は

 

《じゃあ、あの時話していた事は覚えてる?》

「えっ....あっ」

 

でもあの作戦とも呼べないやつはニーアさんの危険が、そう思っていると俺の心中を察したのかニーアさんが話す。

 

《ねぇ坊や。私も野良の端くれなのよ。でも私はもう走って戦えないのだから...》

 

そう言うニーアさんの声音は覚悟を感じた。俺は溜息を吐いた。こういった事はどっかの指揮官がやるべき事だろうに。そう思いつつ

 

「ニーアさんはダミー居ますか?」

《ええ一人だけよ》

 

なら丁度いいかな『あれ』も3人乗りだし。まぁ一人で動かせるようにしてはあるけどね。運べるし、確かヒトヨから強いって聞いているし。

 

「今どこにいますか?」

《丁度今店前に着いたわ》

 

俺は、一応、ハンドガンを持ちドアの前に向かう。そして一気に開いた。

 

「..すみません、一応非常事態なので」

「構わないわ、入っていいかしら?」

 

ニーアさんとそのダミーは片手に自身の銃であるDP-28を持っていた。力持ちだな。そう思いつつ扉を閉める。

 

「ニーアさん。じゃあ向かいますね付いてきて下さい」

「えぇ」

 

ニーアさんを連れガレージに戻り、そのまま奥にある分厚い鉄の扉があった。俺はそれを開ける。その中にあるのは今の時代にしては骨董品に等しいが、装甲車より生存性がよいだろう。俺がとある老人から譲りうけた唯一の武器。

 

「よぉ...約30年ぶりの出番だぞ」

 

俺はそう言いつつ、その動く要塞に手を触れる。それは、装甲車にしては余計な物が付いている。

それは、まずはキャタピラの両端に保護のための装甲版が這ってある事、そして車体上部には120mmの砲身が括り付けられている。そう

 

「10式戦車さんよ」

「本当に動くのかしら?」

「ちょっと待ってて」

 

頷いて、まずはニーアさんに自身がつけていた無線機を渡す。彼女が付けるのを確認したのち俺は車体に上り、その上部にある、キャノピーから車内に入る。

 

「エンジン始動。通信器具起動。よしっ動くな?」

 

俺は、動作を確認しつつ無線機のヘッドセットを付ける。マイクはミュートにしてっと。

エンジンの出力は安定。サスペンション動作確認...うん正常だ。

 

砲塔関連...は外に出てからだな。

 

レーダー系の動作確認、うん魔改造したIMF認証をIOPを味方にしてっと。よし正常。

 

一応こんなものかな?調子はまぁまぁな気がするけど文句は言えないね。

 

「さてと。ニーアさん、乗ってきて下さい!」

「えぇ、分かったわ。よっと」

 

俺はキャノピーから頭だけ出して、ニーアさんに声を掛ける。彼女達は直ぐに乗り込み座席に座る。

 

「行けるわ。操縦関係は?」

「何も触らなくて大丈夫です。こっちで全部できます。じゃあ10式戦車改出る!」

 

俺は、アクセル全開で発進した。

 

 

ガレージから無事に出てまずレーダーを見る。うんまだレーダーに反応が無いな。なら狙撃場所に移動しながら砲塔関係の確認をしよう。

 

「じゃあ、手摺につかまっててください」

「えぇ、分かったわ」

 

返事を聞きつつ、俺は戦車を走らせる。

砲塔旋回機能...正常

自動装填装置...正常

 

「よしっ撃てそうだな」

 

じゃあ、こっからは移動に集中しよう。

 

「じゃあ、飛ばしますね」

「えっ、ちょ、まっ...」

 

ニーアさんが何か言おうとしていたが、そのまま俺はアクセルを更に吹かした。

 

「イヤッハー!」

「いやぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

ーーーーーーーーー指令室

 

自分が付けた無線機から、次々と情報が流れていく。その中から必要な物だけをかき出しながら、俺は息を吐いた。

外では、部下が頑張って走り回っているんだ。こっちは斥候部隊の指揮だけなのだからこれくらいで疲れているわけにはいかない。

 

「ふぅ....」

《大丈夫ですか?》

 

斥候部隊の隊長を買って出てくれた、MP5に大丈夫だと伝え

 

「相手にバレないうちに帰投してくれ」

《了解しました!》

 

指示を出し、俺は今のうちに現状を整理しようとすると、それを白い手を止めた。俺はその手の主を向くと、そこには呆れ顔のkarが立っていた。

 

「指揮官、まだ猶予は少しありますわ。少し休んで下さいませ」

「kar....わかったよ。避難状況は?」

 

そっち関係を頼んでいたkarが返ってきたという事は終わったのだろうけど。その予想は当たっていた。

 

「アクロスの面々以外の方々は、我々が知っている人数はシェルターに入りましたわ」

「ありがとう」

 

これで、ある程度街の中での作戦行動も可能になったか。俺は安心して肩に入っていた力を抜いた。あとは

 

「ーアイツらは逃げきったかな?」

「きっと大丈夫ですわ。彼らを信じましょう?」

 

そうだなと俺は言った。そして頭に入っているだけの情報の整理を始める

 

(機械鉄血兵が50、SMG型が100、RF型が80、それに迫撃砲型が40。ハイエンドは無しか)

 

迫撃砲型を優先して落とさなければ、と目を伏せて考えていると俺の目の前にマグカップが現れた。

 

「考えているようでしたのでせめて飲んで気分転換したほうがよろしいですわ」

「ありがとう」

 

バレバレか、まぁ俺が指揮官になって5年程副官を頼んでいるだけあるな。俺はそう思いつつコーヒーを飲んだ。

 

「ゲリラ戦を挑むしかなさそうだな。こっちの戦力は良くて2部隊無い。しかもそのうち一つは司令部の守護に回わすしかないな」

「こちらに迫撃砲があればよかったのですが」

 

無いものねだりをしても意味がない。

 

「死力は尽くそう。一応本部の救援は要請したしな」

「二日は耐えて見せますわ」

 

そう言って胸を張るkarをみて何か出来ると思えた。俺は無線機にて全戦術人形につなぐ

 

「MP5が帰投後部隊を再編!作戦行動を始めるぞ!」

【了解!】

 

さてと、そう簡単にこの街をくれてやると思うなよ?鉄血ども。

 




店長は車長だった!?(困惑)
まぁ、相手に近付かれたヤバいですから。彼自身の戦闘能力は無い!

コラボ関係は活動報告にて詳細を掲載しております!

感想・評価お待ちしております。作者の励み及び執筆速度の上昇につながります。

では、また次回お会いしましょう!

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